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忍びとは、諜報や裏工作を得意とする集団。

とりわけくノ一は戦闘による制圧よりも、"身体を張った"諜報活動を最大の武器としている。

色気を使ったハニートラップ――房中術と呼ばれることもある――を身に着けるためにも、くノ一たちは日々性技を研鑽しなくてはならない。

里の女性にとってセックスは必修課程であり、その訓練もまた重要な役割であった。


くノ一たちの訓練の相手役は頭領や兄弟子たちが行うこともあるが、このたび三人の忍者がその役に任じられることとなった。


ブドウ三兄弟とも呼ばれる若者たちである。

いずれも戦闘能力はからっきしで貧弱だが、その性欲は人一倍強く、それぞれが特殊能力を身に着けているため、晴れて性指導の指南役に抜擢されることとなった。

「ピオーネ兄さんは誰が当たったんだい?」

「ああ、俺はスイカちゃん。大当たりだな。」

「良かったじゃん!兄さん、巨乳好きだもんねぇ。…デラウェア兄さんは?」

「……フランだ」

「ええーー!!フランさんなの!?ちくしょーー!羨ましい!!」

「お前は誰が割り当てられたんだ?マスカット」

「僕はミカンだよ……。あんなガキンチョなんてさあ…。選んだ頭領を恨むよ…」

「お前こそ羨ましい……あんなに可愛いミカンちゃんを……」

「デラウェア兄さんはロリコンだからね、でも僕はフランさんがよかったなぁ。あの人のことを考えると……胸が痛くなるんだ。」

「お前の精力は強いからな。確かミカンはまだ初潮が来てないはずだ。万一にも妊娠したりしないよう、頭領の配慮だろ」

「そりゃあ、デラウェア兄さんは種無しだからいいけどさぁ。」

「…種無しで悪かったな。」

「頭領の決めたことだぞ。諦めろ、マスカット。」


「お願い!一生のお願いだから!デラウェア兄さん、変わってくれ!兄さんだってミカンちゃん好きなんだろう?」

「まあ、そのほうがいいといえばいいが……。どうするつもりだ。」

「服を交換すればどうせバレないさ!ね、いいだろ?」

「ま、いいぞ。装束汚すなよ。」

「やったー!」

「ったく、お前ら若頭にぶん殴られても知らんからな。勝手にしろ。俺はスイカを楽しんでくるぜ。」




「き、気持ちいいです!!な、中で出していいですかっ!?フランさん!」

「……それは、だめでござる」

「な……なんで!?」

「だって、おぬし、マスカット殿であろう?」

「…そ、そんな、僕はデラウェアで…」

「ふふふ、下手な嘘はやめるでござる。身体を重ねた相手がどんな人ぐらい、わからなくてはくノ一失格でござる。それが房中術でござるよ。」

「最初から…わかっていたのか…。」

「はじめはそれも頭領の作戦の一つかと思ったでござるが…マスカット殿の独断でござったか。デラウェア殿は種無しでも、おぬしはそうではないでござる。このまま出されてしまっては……」

「フランさんとの間に子ができるならむしろ本望!」

「オーララ!何をするでござるか!」

「ラストスパート!いかせて貰います!!」

「はぁ……っん…はっ♡」




「こっぴどく怒られたようでござるね」

「ははは…若頭はやっぱり厳しい人だ。」

「ナップルでござるか。アヤツもなんだかんだで面倒見がいいのでござるな。」

「ええ…僕らにとっては怖い人ですけどね……。でも仕方ないです」

「これでも食べて元気を出すでござる」

「フランさんも……怒ってないのですか?」

「なんででござるか?気持ちよかったでござるよ」

「でも勝手に中出ししちゃったし」

「あのくらいで孕んでいたらくノ一は務まらないでござる。」

「はは、やっぱり強い人だなぁ……フランさんは。」


「でも可能性は……ゼロではないでござるが…」


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