バーチャルモーションキャプチャー v0.16 リリースしました (Pixiv Fanbox)

また早朝になりましたが、バーチャルモーションキャプチャーの新しいバージョンをリリースしました。 ・キャリブレーション時VRoidテカテカ 前回までで何度か直しているこのVRoidのモデルを読み込むと テカテカになってしまう現象なのですが、 キャリブレーションをするとテカテカに戻ってしまうバグがありました。 今まで誰からも報告が無かったので、実害なかったのかな・・・と思っています。 最近なもなきさん(@Nam0naki_)のモデルをVRoidでつくってあげて、ママになってしまったのですが、 その時にVRoidのモデルを自分でテストするのにバーチャルモーションキャプチャーを使ったら発覚しました。 ・膝が内側に曲がる テストでいつも使っているアリシア・ソリッドちゃんのモデルでは起こらないのですが、 特定のモデル（VRoidも含む）でしゃがんだ時に足が内側に曲がってしまい、 膝がクロスしてしまっていました。 腰のボーンから正面に1mのところに見えない目標をおいて、 膝をそっちに向かって曲げることでどんなモデルでも膝がクロスしないようになりました。 ・映像左右反転 要望があって入れた機能です。画面に表示されているモデルが左右反転で表示されます。 VRゲーム中は見ないので関係ないのですが、最近トラッカーで普通のゲーム実況も撮れるようになったところで 自分の動きが鏡映しになっていないと、コントロールしづらいという現象が発生しました。 Vtuberさんの生放送とかでも、自分の動きはミラーで表示して頭が混乱しないように配慮されていたりします。 その機能を追加しました。 配信にはミラーじゃない映像を乗せたい場合は、OBSでミラーすると良いと思います。 ・トラッカー4つ以上 トラッカーが3つまでしか認識しないバグがありました。 SteamVRの仕様上、ベースステーション・HMD・コントローラー・トラッカーすべて合わせて16個まで認識するので、 一気に制限をなくして16個まで全部認識するようになりました。 ※最近SteamVRがアップデートされて、トラッカーが勝手にコントローラーとして認識されるバグがあります。VRを見ると新しい設定画面が表示されていて無視してる方も多いかと思いますが、 もし手にトラッカーをつけてキャリブレーションしたい場合、必ずトラッカーとして認識させる必要があるので注意してください。 コントローラーとして認識していると、オフセットがずれて全く合わなくなります。 ・頭だけ動かしたときにSpringBoneが動いてない これも今まで全く気付いていなかったのですが、英語圏の方に教えてもらいました。体を動かしたときは髪の毛等の揺れ物が揺れているのですが、 体は動かさずに頭だけ動かしたときに揺れ物が全く動いていませんでした。 これはDeatさん(ヨメミ3Dをつくった人)が発見したバグです。 VRMのSpringBoneを動かすスクリプトの実行順を、Final IKより後にする必要がありました。 ・English version 今回とにかくこれに時間がかかりました。 最近よく英語で問い合わせをくれる方がいて、 その方が自分で作った3Dモデルを使ってVtuberをやったり、 他のVtuberにモデルを提供したりしているそうで、 英語圏での利用頻度がこれから少しずつ増えそうな感じです。 単純に作業量としてすべての日本語が書いてある部分を英語と入れ替え可能にしたり、全文翻訳したりしたために多くなりました。 今回のバージョンアップは以上です。 引き続きアップデートしていくので、よろしくおねがいします～！