OLプロレス片桐さん対丹羽さん (Pixiv Fanbox)
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どうもこんばんわ、たこやきでございます!
本日はOLプロレス。前回の社員旅行でOLプロレスの続きとして
勝者の片桐さんと、敗者の佐久間さんの先輩の社員さんとの闘いという事にいたしました!
大人な美人同士の闘いというのもいい物ですよね。
それではOLプロレス片桐さんVS丹羽さん お楽しみくださいませ!
※2/7 ご指摘をいただき、抜け落ちていた技画像2枚を追加しました。
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~登場人物とあらすじ~
丹羽穂垂(にわほたる)
先日社員旅行中のプロレス試合で惨敗した新卒の佐久間さんの先輩OLである。
同じ総務課の可愛い新人に期待している為、この間の試合でノリノリで佐久間さんをいじめていた片桐さんに文句をつけに行くのであった。
丹羽
「ねえ、片桐さん・・・この間の社員旅行のプロレス。どういうつもり?」
片桐
「はい?わたしは試合を求められたから一生懸命闘っただけですけど?」
丹羽
「一生懸命って・・・どう見てもうちの佐久間をなぶりものにしてただけよね?」
片桐
「・・・そんな言いがかりで絡まないでくれる? 私も忙しいの」
丹羽
「貴方が忙しいのとか知った事じゃないのよ?
わたし、ちょっと我慢出来なくてさ・・・
業務試合を申請させて貰うわね。
私が勝ったら、全社会議の場で佐久間に謝罪してもらうわ。」
「・・・当然、土下座でね」
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ここで説明しよう!
[業務試合]とは
ビジネス上での、社員間・部署間・会社間の話し合いで解決出来ない問題を
プロレス等の格闘技試合で決着をつける制度である。
立会人兼ギャラリーとして会社の関係者達が見守る中闘うのだ。
さらに、社員ごとにポイントが割り振られている。
敗北してポイントを失う事が、会社での地位にも直結する、厳しいビジネス社会での生き残りを賭けた、過酷な制度なのだ!
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片桐
「あらあら・・
とても後輩思いなんですね、丹羽さん。
私に負けたら管理職から降格ですよ?
本当にいいんですか?」
丹羽
「当然でしょ?
負けるのは貴方なんだから」
片桐
「ふふ、すごい自信
試合が終わった後の顔が見ものだわ・・・」
丹羽
「試合が終わった時は、貴方が土下座して私達に謝るのよ?
ちゃんと覚えておいてよね?」
こうして二人の美人OLの対決が決定した
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数日後
『さあ!やってまいりました!金曜日のアフターファイブのエキサイトタイム!
この試合は先々週の社員旅行で屈辱の敗北を喫した佐久間社員の弔い合戦!
経理課の片桐さんに挑戦上を叩きつけたのは、総務課の丹羽さん。
総務課と経理課を代表する美人対決に会場に詰めかけた男性社員達も色めきたったおります!』
『では相対する艶やかな二人の選手の紹介だ!』
『温泉旅館での試合のリベンジならばぜひ浴衣で入場して欲しいという会長からのリクエストの為
浴衣を羽織っての入場だ!』
スル
『ミステリアスな眼差しの経理課のマドンナは
数字にも試合にも非常に強いとの噂だ!』
『するりと落とした浴衣の下から現れたのは真っ赤なリングコスチューム
どこか煽情的な雰囲気に、会場の男性社員からもため息がもれます!』
『赤コーナー!片桐ありさ!』
ワアアア!
『そして青コーナーは、総務部がほこるクール美女の登場だ
浴衣を羽織って佇む姿はまさに大和なでしこという風情であります!』
スル
『浴衣を脱いだその下から現れる抜群のプロポーション
青を基調にしたコスチュームはその凛々しさを際立たせております!』
『総務課を代表する長身美女は、クールな表情と裏腹に、かわいい後輩の仇を討つ為に熱い魂をたぎらせております!』
『青コーナー!丹羽穂垂!』
『さあ!青と赤に彩られた、二人の美女の闘いが!
今夜この時この場所で繰り広げられようとしております!』
カーン!
『そして鳴り響く闘いのゴング!艶やかなる激闘が今始まったぁ!』
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試合開始8分
『そしてなんて事だああっ!
経理の片桐ありさ、大ピンチだあ!
丹羽のフェイスロックがガッチリ決まっている!
なんとかロープにたどり着きたい片桐!
必死でロープを這おうとするが、そのたびにリング中央に引き戻されてしまっております!』
片桐「うぁあああっ!」
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試合開始11分
『さらに膝立ち式足の脚四の字固め!
片桐の顔が苦痛に歪む!
試合は丹羽が試合する展開だ!
片桐なすすべなしかあ!?』
ギシギシギシ 「あぁっ!!」
片桐「はうぁああ・・・」
丹羽「なによ?これくらいで音を上げてるの?まだまだ許してあげないわよ?」
『何とかロープに逃れた片桐!
仕切り直しから意地のエルボーアタック!』
片桐「このぉ!」
ドカッ
バコォ!
片桐「がっ!?」
『ああ〜!
エルボーでよろめいた丹羽ですが
すぐさまジャンピングニーで返した!』
『意地を感じさせる膝蹴りで!
片桐の反撃を許しません!』
『リングに膝をついてよつんばいの片桐の
髪を掴んで無理矢理引き起こす丹羽!』
『下を向かせて抱え込んだ!ここから!』
ダアン!
『高く高く抱え上げてからの!
投げっぱなしのパワーボムだあ!
マットに体が打ち付けられる衝突音が
会場に響き渡る!』
『リング中央ピクリともしない片桐から
フォールに行った丹羽!』
グリン!
片桐
「はあ・・はあ・・
残念・・脇が甘いわねっ」
丹羽「えっ!?」
グン
ミシミシ・・
メギィッ!!
丹羽「!」
「うああああっ!」
片桐
「ぎゃあぎゃあ煩いわね・・
早く立ちなさいよ・・」
『フォールに行った丹羽を丸め込み
電光石火の腕絡みで左腕を破壊だあ!
嫌な音がした丹羽の左腕!
これは流れの変わり目となるのかぁ!?』
グワ
ズダアアン!
丹羽
「ゲフゥ!」
『片桐のブレーンバスターが炸裂!
リングマットに強かに体を打ち付けられた丹羽!
体をのけ反らせて痛みに悶えているぞ!』
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試合開始から20分
『試合はもはや片桐の独壇場と成り果てたか!?
さらに投げる!蹴る!極める!
片桐の攻勢が止まらない!
もはやまともに立ち上がれない丹羽!
しかし、残された意地が!
後輩のためにも負けられないという執念が!
丹羽穂垂の最後の戦意を支えているのか!?
しかし、勝敗の女神は無情の存在なのか?
いや、それ以前に非情なる美しき対戦相手が
丹羽の奮闘をあざ笑うように近づいて来る!』
『そして!』
『ネックシザースだあ!』
『もはや使い物にならないほど痛めた左腕を捻りこみながらのネックシザーズ!』
丹羽「ぅああああああああっ!!」
『丹羽が激痛に絶叫を上げるっ!
これはまさに絶体絶命の状況だ!』
『左腕の激痛と呼吸を圧迫される二重の責め苦!
これにはここまで、耐えに耐え続けた丹羽も力尽きるか?』
ギチギチギチギチギチギチ
片桐
「ほらほら・・
早く抜け出さないと・・
・・・・カタキ取れずに終わっちゃうわよ?」
丹羽「っは・・・っふ・・ふ・・・」
丹羽「あ・・」
パタ
カンカンカンカンカーン!
『ああーっと!
ここでついに丹羽が意識を失ったあ!
中盤から盛り返した片桐が、最後はその実力を、丹羽に徹底的に見せつける圧倒的勝利!』
『後輩の仇討ちが懸かった一戦も結果は無惨なる返り討ちとなりました今回の業務試合!
堂々たる逆転勝利で
経理課の片桐ありさが
総務課の丹羽穂垂を下しましたあ!』