マドンナファイトif【ボクシング編】 (Pixiv Fanbox)
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どうもこんばんわ!たこやきちゃんです!
すっかり寒くなってきた中、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
僕は暖房も、ヒートテックも使わずに、寒さに耐性が付かないかと思ってまだ頑張ってます。
さて、前回のアンケートの結果を見たところ、支援者さんのうち30~40%が、日本国外からの支援者さんだったのでちょっとビックリでございました!
多少の間違いは有るとは思うものの閉じたところでのアンケートだから信憑性はけっこう高いと思っております。
翻訳ソフトで見やすいようにテキストを打ち込んでいるのも良かったのかな。
今後もこの形での投稿を続けてまいりたいと思いますよ。
さて、今回の対戦はボクシング対決。
以前おこなったマドンナプロレスの対決が、ボクシングだったらどうなったのか、というもしもルートの闘いということでございます!
以前作成した二人の戦いのオリジナルストーリーはこちら↓
https://takoyaki.fanbox.cc/posts/1138979
この試合はPixivリクエストの依頼をなかなかのボリュームでいただき、また全面的信頼のもと好きに作っていいとの事でしたのでこのように成りました。
皆様も楽しんでいただければ嬉しいところでございます!
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あらすじ
高校の同級生だった長谷川レオナと柳島みずほ。
10年後、ふたりは再開した。
謎の組織が運営する地下格闘技の対戦相手として。
闘いの種目はボクシング。
人気も少ない裏路地の奥にある闇試合場
ここに設置されたリングを対角線上に挟み、二人の美女が向かい合っていた。
『さあ、ボクシングへと変更となった試合の競技内容ですが、双方ともこの試合に向けてしっかりと調整してきた様子。
お互いに相手を見据える眼差しに、ピリッとした緊張感が宿っております。
競技変更に伴い試合会場が変更になった連絡が、一部のお客様へ届いていなかった為、こちらに来られなかった方もいるようですね。』
『そんな残念な事件もあるものの、ソレを吹き飛ばす盛り上がりを見せる試合会場!
それもそのはず次の試合は本日のメインイベント!
とびきりの美女二人の闘いだ!』
『まずは赤コーナー!長谷川レオナ選手!
身長167cm、体重は秘密だ!
粕田市中央病院勤務の美人看護士が今宵のリングに華麗に登場!
スポーティなコスチュームに身を包んだ姿もまた魅力的だ!』
『対するは柳島みずほ選手!
身長165cm、こちらも体重は秘密だ!
市内にピアノ教室を開いている女性音楽家!
ピンクを基調にまとめたコスチュームに女性らしさを感じさせます!』
『さあ、そんなふたりの美女がリングの上で向かい合う!
すでに会場の中も緊張感が高まってきております!
本日の試合はノーレフェリー完全KOルール!
片方が完全にノックアウトするまでラウンドが続くデスマッチです!
完膚無きまでに決着が付くまで終わらない過酷な試合!
果たして試合が終わった時に立っているのはどちらの選手なのかなか!?
拳を構える両者、さあ時間いっぱい。
試合開始のゴングを待ちます!』
カーン!
『そしてここでゴングが鳴った!
まずは仕掛けていくのは長谷川レオナ!
軽快なステップで柳島を翻弄する!』
ズダダダン!
『そして左の連打~!
雨あられと降り注ぐ左の猛打!
柳島はガードを固めるしか無いか!』
ズドォ!
長谷川「がふぅ!?」
ドグッ!!
『しかしここで左のボディブロウから打ち下ろしの右!
見事なコンビネーションを叩き込んだのは柳島みずほ!!」
『早速クリーンヒットをもらってしまった長谷川!
ロープにもたれかかってうつろな表情!
これは効いてしまっているぞ!いきなりのピンチ!!』
『3!・・4!
・・6!・・7!
しかしなんとかファイティングポーズを取った!』
ダッ!
『ダメージは大きい長谷川に対し、ここはチャンスと前に出る柳島!一気に距離を詰める!』
長谷川「このっ!!」バッ!
グン!
ズバッ!!
がしぃ!
『長谷川の迎撃を掻い潜って接近戦を仕掛けていった柳島!
しかし、ここで長谷川がクリンチで柳島の動きを止める!』
ぶん!「え!?」
バコォ!
『うわあーっ!クリンチからロープへ押し付けてからの強烈な左フック!!
通常ではひどい反則ですが、このリングでの闘いはスポーツではありません!
ボクシングからよほどに逸脱しない限りは全て許される地下闘技!
それがこの舞台であります!』
『頭が完全に揺らされた柳島!
平衡感覚を失ったか?ふらふらとして動きが鈍っている!
そこを狙って距離を詰める長谷川!
まるで獲物を狙い定める豹のように柳島に近づいていく!』
ズダダダン!!
ドムゥ!! 「ごふぅ!」
ドスゥ! ドスゥ!
『凄まじい猛打!
左右のパンチの連打から、ボディ!ボディ!ボディ!
コーナーを背にして逃げ場のない柳島を滅多打ちだあ!』
バシィ!!
柳島「ぅああっ!」
ぐぐぐっ
ドボォ! 「げふぅ!!」
『追い詰められた柳島が苦し紛れにクリンチを狙うが、長谷川に押しのけられて逆に強烈なボディが炸裂!
さらに左右の連打が柳島の脇腹をえぐっていく!
辛い!これはつらい状況だ柳島!
呼吸困難の地獄の苦しみ!追い詰められたこの状況に!
ガードが!ガードが下がる!』
バクン!!
「ふぐうっ・・・!」
カーン!
「ゴング!ここでゴングだ!これはラウンド終了のゴングだ
『ゴングに救われた柳島だが、ダメージの深さは絶望的か!
明らかなクリーンヒットを何発ももらってしまった柳島!
フラフラの状態で目も虚ろだ!ここから奇跡の逆転を見せることはできるのか!』
『対する赤コーナーの長谷川は落ち着いた表情で反対コーナーの柳島を見つめている!
試合開始直後のダメージもすでに抜けている様子!』
カーン!
『さあ!第2ラウンド開始のゴング!
かろうじてファイティングポーズを取っている柳島に、悠然と近づいていく長谷川!
対象的な両者の様子!柳島ここを耐えきり勝機を見つけられるか!?』
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第2ラウンドからの試合は長谷川が圧倒的に攻める展開となった。
足取りもふらつきまともな動きができないほどダメージを負った柳島を素早いフットワークで追い詰める長谷川。
第2ラウンド・第3ラウンドと柳島には全く見せ場がないまま試合が続き、長谷川はラウンドごとにますますボロボロとなっていった。
~そして第3ラウンド後半~
ドッスゥ!
「がはっ!」
ズルズルズル
『ダウン!柳島ダウンだー!
すがるように長谷川にしがみつくもずるずるとその場に崩れ落ちた柳島!
4度目のダウンだー!
1!・・・・2!・・・3!
立てるか?立てるか柳島!』
『8!・・・9!・・・10!・・・・
あーっと!カウント10を経過しても立ち上がれない柳島!
これはついに限界が来たか!』
長谷川「あら?いつまで寝てるつもり?
これくらいで終わらすつもりなんて私には無いわよ?」
ガッ! ぐぐっ!
柳島「んあっ?」
『そう!この試合のルールは、片方を完全にノックアウトするまでラウンドが続くデスマッチ!
つまりは対戦相手である長谷川が、柳島を戦闘不能だと認める時にこの試合は決着となります!つまりまだこの試合は終わっておりません!
さあ!このまま試合は続きます!』
長谷川「ふふ、そう来なくっちゃ♪」
柳島「・・ぁあ・・!」
~第7ラウンド~
長谷川「ほらほらほらぁ!!」
ドボッ!ドム!・・ドム!
「えふっ!げふっ!・・ぐえぇ・・!」
『もはや完全にサンドバック状態の柳島!倒れても引き起こされて続く試合にもはや意識も怪しい状態!まさに立っているのが精一杯の状況!
そんな柳島を!執拗に!徹底的に攻め立てます長谷川レオナ!
試合を終わらせようと思えば終わらせられる状況ですが、長谷川のこの執着はどこから来るのか!?』
柳島「・・ぅええっ・・・」
ボタボタボタ・・
バコオン!!
グシャ
カンカンカーン!
『ああーっと!
ここで長谷川が相手のノックアウトを認めて試合終了のゴングだあ!
実に7ラウンドと1分40秒!
結局は一方的な蹂躙劇となった本日の試合ですが、勝者は長谷川レオナだあ!」
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以上、ちょっと一方的な試合になってしまいましたがいかがでしたでしょうか!
楽しんでいただけたなら幸いでございます!
可能であれば、ぜひいいねボタンをお願いいたします。
次回作へのやる気が増し増しになります!
さらによかったらコメントもぜひ!
次回は団地妻プロレスを投稿したいとおもっております!
それではまた!
さいなら、さいなら、さいなら!