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※2020/7/18 未加工分の画像加工が完了+追加画像を数点差し込みました。


久々にお嬢様お嬢様しているキャラクターが「よろしくてよ?」とかお嬢様言葉を使いながらプロレスしてほしいと思っていたら気づいたら団体戦を作ってしまっておりましたたこやきです!こんばんわ!


今回はお嬢様高校とギャル高校の団体戦。

ダイジェストではございますが楽しんでいただければ幸いでございます!

20時投稿と言いつつ、前半部の画像加工が終りませんでした!

そのため、前半部の一部の画像がプレーンのままですが、追ってすべての画像を加工してまいります!※7/18加工も完了しました


そんな状況ではございますが、ぜひご覧いただければ幸いです!ではどうぞ!




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夏の高校生女子選抜プロレス大会。地区大会の準決勝では、名門校である姫宮女子学院三津浜学園高校の試合が、今行われようとしていた。



姫宮女子学院高等部   三津浜学園高校


高輪 まみ(1年)   福浦 理乃(1年)

神谷 沙奈絵(2年)  金沢 文(2年)

芝 彩音(3年)    本郷 真理子(3年)

白銀 麗子(3年)   根岸 亞里亞(3年)





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姫宮女子学院


良家の令嬢が多く通う、歴史あるお嬢様学校である。

文武両道を旨とする教育方針から、女子プロレスにも力を入れている。

夏の全国大会はこの2年連続出場を果たしている強豪校である。

昨年の全国大会にレギュラーとして参加した白銀麗子・芝彩音の二人は姫宮の二枚看板として全国にも名が響いている。

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三津浜学園高校


自由・自立をモットーとする教育方針を近年打ち出して以降、それが仇となったか風紀は乱れ、学力も低下しつつある。

しかし、プロレスに関しては一昨年より本格的に力を入れ始めている。

公式戦の出場記録が少ないが、練習試合では他県の全国区のチーム相手にも勝率は低くない。今大会のダークホースだろう。








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先鋒戦

高輪 まみ(姫宮・1年) VS 福浦 理乃(三津浜・1年)



先鋒戦は一年生対決。

体格に勝る三津浜の福浦が力押しで序盤のペースを掴む。




しかし試合開始10分。

守りを固めて機を伺っていた高輪がボディスラムで流れを止める。

そこから徐々に高輪が盛り返す。


小柄だが多少のダメージにくじけぬタフネスと、後半に攻め手を緩ませないスタミナを見せた高輪。



スタミナ不足の露呈した福浦を圧倒し、最後は片エビ固めで切って落とした。

先鋒戦

高輪 まみ○ VS ●福浦 理乃

21分16秒 片エビ固め(ギブアップ)


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次鋒戦

神谷 沙奈絵(姫宮・2年) VS 金沢 文(三津浜・2年)



次鋒戦は来年度以降にそれぞれのチーム

を引っ張っていくであろう二年生の次期エース対決となった。


序盤、神谷のキレのある打撃が冴え渡る。

打撃を主体とした華麗なコンビネーションに翻弄されて手も足も出ない金沢。




しかし、ロープ際でもみあいったままリング外へ転落してから状況が一変する。

延々と続いた神谷の攻勢が途切れたことで、金沢がラフファイトに走る。


倒れた神谷の頭部にサッカーボールキックをあびせ、続けざまに鉄柱に何度も神谷の頭を叩きつける。


意識の怪しい神谷に対して、場外10カウントを無視して一方的な攻撃を加え続ける金沢。


最後は場外の長机に向けて頭から叩きつける投げっぱなしのパワーボム。


さすがに度を超えた反則技にレフェリーが割って入る。

金沢は反則負けおよび厳重注意を受け、試合出場の休止処分などのペナルティが課されることになった。

次鋒戦

神谷 沙奈絵○ VS ●金沢 文

18分31秒 テーブルなど凶器使用による反則負け



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副将戦

芝 彩音(姫宮・3年) VS 本郷 真理子(三津浜3年)


副将戦は姫宮女学院の2枚看板の一角、芝の登場という事で会場からの注目もにわかに高まった。

まずはリング中央の力比べは互角に見えたが、切り返してのフライングメイヤーからグラウンドでの攻勢に入り。芝が序盤のペースを掴む。

しかし負けじと本郷もしぶとく耐えながら反撃を繰り出す。




互角の勝負を繰り広げる二人であったが、先程退場した三津浜の金沢がリング内に椅子を投入。

背中に椅子を投げつけられよろめく芝。


本郷がその隙を突き、高高度からのスプラッシュマウンテンが炸裂する。



さらにパイプ椅子で足を挟んでのダブルニードロップ。

芝の足首からめぎっという異音が響く。

もはや試合続行不可能に見える芝に対し、本郷は容赦なく足四の字固めを仕掛ける。

響き渡る悲鳴。


審判が試合を止めに入るも、芝の足首の状況は非常に悪く、すぐさま病院へ運ばれることになった。

次鋒戦に続き副将戦も三津浜の反則負け。

そしてここで3敗となり、三津浜の準決勝敗退が確定した。



副将戦

芝 彩音○ VS ●本郷 真理子

15分13秒 凶器仕様による反則負け









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大将戦

白銀 麗子(3年) VS 根岸 亞里亞(3年)



大荒れとなってしまった準決勝も大将戦となった。

姫宮女学院の大将は、2枚看板のもう一枚、その可憐な容姿から白雪姫とあだ名される白金麗子の登場となった。人気選手である白銀の登場に、会場のちゅうもくが集まった。


対する三津浜の大将は根岸亞里亞。

すでに準決勝敗退が決まっている為、もはや消化試合であるものの、姫宮女子学院に一矢報いたいところ。


度重なるチームメイトのラフファイトがあったために、審判から厳重注意を受けた上でのリングインとなった根岸。


そんな注意にも動揺した様子もなくリングに上がる。

試合はスタートからスピード感のある攻防で始まる。

正面からの組み合いで始まり、至近距離での優位の取り合い。



お互いに流れを決めるような大技を狙いながらも、至近距離の固め技で相手のスタミナを奪いあう。


全国区の試合巧者と言われている白銀に対して、一歩も譲らぬ根岸の技術に会場もざわめいていた。

まさに両者譲らぬ技巧派。

目まぐるしく攻め手が入れ替わる技の応酬が続く。





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試合開始から6分


技と技のせめぎ合いはグラウンドへと移行する。

相手の腕と足の取り合い、背後や優位なポジションを取りあいながらの攻防が続いた。



しかし、足4の字を切り返し、白銀のSTFが極まる。

バンバン!

白銀のこの技が極まると根岸はあっけなくタップアウト。

高度な技が飛び交う試合展開に名勝負の予感を感じさせたものの、試合のラストはあっけない幕切れとなった。


大将戦

白銀 麗子○ VS ●根岸 亞里亞

9分18秒 STF(ギブアップ)



結果は4戦全勝で姫宮女子学院の勝利。しかし反則が相次いだこの団体戦の後味は、ひどく悪いものであった。

後日、問題を起こした選手へは、公式戦への出場停止などの処分が行われる事となった。


度重なる反則攻撃でポイントを失い自滅した三津浜を下し、決勝へ駒を進めた姫宮女子学院。

しかし、姫宮女子学院は、反則攻撃によって2名の負傷者が出ており、決勝戦へ向けたチーム状況は最悪の状態となってしまっていた。。

主力2名を負傷してしまっていた姫宮は、決勝戦で当たった常川高校にあえなく敗れてしまう。


こうして、姫宮女子学院の夏は幕を閉じたのである。









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試合から2週間後


しかし、この夏の大会の結末にも、その原因になった三津浜高校の試合ぶりにも納得が出来ない生徒がいた。


姫宮女子学院の一年生レギュラーだった高輪まみである。


彼女は三津浜高校の本郷らが、繁華街の地下プロレス会場でファイトマネーを荒稼ぎしていると言う噂を耳にする。

あれだけの事をしておいて、今ものうのうと地下プロレスなどに興じている。

それが許せなかった。

敬愛する先輩、神谷の仇を討つとまでは言わないが、一言言ってやらねば気持ちに整理がつかない。






そうして彼女は繁華街の路地裏にある地下プロレス会場に乗り込んだのである。










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この日の放課後


先日の試合で大将を務めた白銀麗子は一年の生徒から相談を受ける。

高輪まみが三津浜高校の選手に抗議するために繁華街の地下プロレス会場に向かったことを。





危険な空気を感じ取った白金は高輪の後を追って繁華街に向かった。

会場に到着した時、既に高輪が三津浜高校の本郷と向かい合い、今にも試合が開始するというところであった。




「その試合待っていただきます!」


制服を脱ぎ、既に下に着込んでいたリングコスチューム姿となった白銀麗子がリングに向かう。






本郷

「なにアンタ?大事な試合直前に乱入なんて、お嬢様学校のわりに随分お行儀が悪いんじゃない?」


白銀

「・・・・。

 そちらの方・・・ たしか・・・本郷さんでしたわね。

無作法は承知の上で、この試合、私が変わって戦わせていただきます!」


本郷

「はあ?アンタが?


ふふ・・・

この小さいのに、負けたら土下座して謝れって言われてたんだけど・・・

アンタも負けたら相手の学校の前でリングコスチュームで一日土下座な♪

これでいいなら受けてやってもいいよ?」


白銀

「・・・!

 ・・・構いません。」





高輪

「し、白金先輩!それは!」







「あら?・・・代わる必要なんてないわよ?」



根岸

「わたしが加われば、ニ対二でちょうどいいし・・・

 私と白銀さんも加えてタッグマッチといきましょ?」

「・・そちらの子も闘わなきゃ収まらないって顔をしてるし、私も白銀さんに全然敵わなかったのが悔しくて・・・

・・ぜひ再挑戦させて欲しかったのよ・・・


名門校さんが、そちらから挑戦状を叩きつけておいて、やっぱり逃げるなんて事、無いわよね?」

「・・・!」




「白銀先輩・・」




「・・・わかりました」



「姫宮女子学院、白銀麗子と高輪まみが、このタッグマッチ謹んでお受けいたしますわ!」







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かくして、三津浜高校の2選手相手に、一年生の高輪とともにタッグマッチを闘うことになった白銀麗子。

はたしてこの地下リングでの闘いを制し、チームメイトの無念を晴らす事が出来るのか!?

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【お嬢様高校対ギャル高校タッグデスマッチ編】は7月31日(金)20時より試合開始!

皆様ぜひお楽しみに!


また、ぜひいいねボタンコメントもしてくれたら嬉しいです。

いいね成分・コメント成分を摂取する事により、次回作品へのモチベーションが高まりますっ。ぜひよろしく。

それではまた次回!

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Comments

Anonymous

やはりギャルvs清楚の構図はいいですね… 今回も素晴らしいです…

たこやきちゃん

ギャルと清楚なお嬢様はお互いを高め合うベストバランス。また次回の試合ではより本格的にやりあってもらうつもりですのでお楽しみに!

Anonymous

白銀麗子はで優しいの大人先輩、彼女の魅力に惹かれて、どうしようもないです

たこやきちゃん

後輩思いの先輩お姉さまキャラとか最高ですよね!白銀さんを気に入っていただければ私も嬉しいです!これから本格的に活躍ですのでお楽しみに!

f.k

血気盛んな後輩のために、根岸の提案を承諾した白銀麗子。ギャルたち 「高輪まみを餌に先輩達を地下リングに誘い出すために、故意に噂を流したのかな?」 と思ったり。

ぼまいえ

素晴らしいストーリー! ワタクシ的には狂乱ファイトで神谷さんをぶっ壊した金沢さんがどっかで絡んでくるんじゃないかと期待しています!

たこやきちゃん

コメントありがとうございますっ! 色々な仮定をもって持って見ていただければ世界が広がりより楽しいですねっ! 後輩と母校の名誉を守るため、厳し目な闘いに挑む白銀麗子さんを是非応援くださいませ!

たこやきちゃん

はたしてそんな狂乱戦士の再登場はあるのか!?白熱のタッグデスマッチ決着編は7/31金曜夜8時から! 次回も力を入れて作りますので、ぜひお楽しみに!

Anonymous

これはエロい!!おおお〜みんなめちゃくちゃ可愛いくて最高ですね😍次回も楽しみにしております😍今月も豪華で最高ですね😍

Anonymous

先鋒戦の白星・黒星、逆では?

たこやきちゃん

ちょい役の選手も思いがけずかわいい感じに出来たりして、頑張った時にいいキャラ出来るとは限らない不思議ですね!次回はハードな試合になりそうです。お楽しみに!

lolipop

3年生二人と試合するのは…先輩と後輩が心配です。 それにしても、久しぶりにタッグですね?たこやきちゃんさんのタッグマッチはいつも面白いですから今回も期待です!

たこやきちゃん

レギュラーとはいえ一年生である高輪さんも含めたタッグチームで、強者二人と渡り合えるのか。お楽しみに! タッグは大変ですが、期日内で出来る限りのものに仕上げたいと思っております!お楽しみに!