【人妻ミックスボクシング】VS高槻さん【導入編】 (Patreon)
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カツカツ
ザッ
「・・・ここか」
「ついに来てしまった・・・」
彼の名は鈴木トシロー。31歳既婚。
団地住まいのしがないサラリーマンだ。
会社では激務に苦しみ、休日も携帯電話が鳴り止まない。
妻との関係もうまく行っておらず、家に帰っても心の休まる時間はない。
心の奥底に溜め込んだストレスや憤り。それらを発散する場所を求めていた彼は、興味深い話を小耳に挟んだ。
駅向こうの飲み屋街の外れに、変わった店があり、そこでは美女とミックスボクシングで本気の対戦が出来るらしいと。
___________
(しかし、誤算だった。まさか顔見知りが居るとは・・!)
「あれ?もしかして〇〇さんのご主人じゃない?」
「ははは。どうも・・・」
噂のその店に到着し、通されたマッチングルームと言われる部屋で顔を合わせた、対戦相手と思しき女性。彼女は同じ団地に住んでいる高槻千歳さんっだったのだ。
(これは不味い!僕がこんな所でミックスボクシングに興じているなんていう情報が、高槻さんから奥様方ネットワークに流れでもしたら、確実に女房の耳にも入ってしまう!ピンチだ!どうにかしなければ・・・
しかしそれにしても・・・)
チラチラ
(高槻千歳さん。団地一の美人だと噂では聞いていたけど、本当にすごい色っぽい人だな・・・)
「そんなに心配しなくても、誰かに言ったりしませんよ?」
「それよりせっかくこういう形で出会えたんだし、楽しみましょうよ♪」
「え?あ、その・・」
「あなたも楽しむ為に来たんでしょう?」 ギュ
「!・・・あ・・・・はい」
__________
~20分後~
鈴木トシロー(すずきとしろー)31歳
高槻千歳(たかつきちとせ)33歳
(試合コスチュームがまさかビキニとは・・・これはもう、見てるだけでもドキドキものだなぁ)
ファサ
「ねえ鈴木さん、ちょっと提案が有るんだけど」
「え?なんですか?」
「ただ試合するだけじゃ面白くないから、賭けをしません?
たとえば・・・
この試合で勝った方は、負けた相手をを好きにできる。
なんていうのはいかがかしら?」
「・・・相手を・・・好きに・・・ですか」
チラリ
ドン!
ドン!
ゴクリッ
「そ、そのルールでやりましょう!」
「ふふ。即決ね♪それじゃ、始めましょうか♪」
こうして鈴木トシロー、初めてのミックスボクシングの試合が幕を開けることになった!
次回、試合編!ご期待ください!
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