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つくったやつ:上のサムネから再生できます

https://www.youtube.com/watch?v=HfS8bbsBH1s 

本家:HIMEHINA『愛包ダンスホール』MV

https://www.youtube.com/watch?v=bnofYmfKLeo 

お手本:【あくシオ】 愛包ダンスホール 【ホロライブMMD】

https://www.youtube.com/watch?v=RFL9Vy4Sdz4 

Models:湊あくあ、紫咲シオン (https://www.mmd.hololive.tv) ©2016 cover Corp.

Motion:Studio LaRa Camera:みみみ様 Stage:ムムム様 Logo&MV:幽世55番街様 

ほか様々お借りしております。練習で作った動画ですのでそのうち消します。

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今更初めてMMDをさわってみた日記です。ホロのイラスト待ってた方にはごめんなさい!番外編です。


・さわる前

MMD、「少し前のもの」という印象を持っていました。そもそも見るのにハマったこともなかったし、やってみようと思うこともありませんでした。

今回触ろうと思ったきっかけは、Youtubeで流れてきたShortsのMMD動画を見て、これなら自分でもすぐ作れるんじゃないかと失礼な感想を抱いたことです。

カメラも動いてなければ質感もそこまで凝ったものではないのにも関わらず魅力的でした。

モデルとモーションと音源が魅力的なだけでは?そしてモデルとモーションと音源はそれぞれ公式から配布されているものでは?なら自分でもできるのでは?やってみよう、といった流れです。


・さわってみて

さわってみるとめちゃくちゃ楽しい。細部に凝りだしたら無限に時間が溶ける。とりあえずお手本を決めて何にも凝らないで最終アウトプットまで持っていくことを意識しました。


MMDインストールして、モデルとモーションと音源読み込んで、書き出して、歌詞とかつけて完成。

1/3がMMD、1/3が動画編集ソフト、1/3が音ズレの原因探りみたいな時間配分でした。動画編集ソフトも今更初めてちゃんとさわりました。MMDも動画編集も楽しいけど時間は溶ける。

音ズレ、WindowsPCだとぴったり再生されるのにiPhoneだと1秒以下の音ズレしてて頭を抱えていたんですが、PCにAirpods繋いで作業してたことが原因でした。ずれているのはiPhoneではなくWindows側でした。分かった瞬間に脱力して目分量で直したのでまだ微妙にずれているかもしれません。こういう映像の気持ちよさって音と映像のタイミングがすごく大事な気がします。そういう意味だともっとちゃんと音合わせしたほうがよかった。

かくしてMMDインストールした初日に動画アウトプットまで漕ぎつけました。こんなにすぐにできるとは。


やってみて感じたのは2点。

1つめはただ他人のモーション等を借りて使っているだけだと思っていた(失礼ですみません)動画が意外と細かく調整されていたことに気がつけたこと。モデルやカメラワークの微調整など。もちろんそのままの人もたくさんいますが。手の入れ具合は見てる側からはあまり分からないけど、やっぱり多少でも調整入ってる人の動画のほうが魅力的に感じるものが当然多い気がします。

AIイラストもボタンを押すだけで綺麗な絵が出てくると思っている人もいると思います。けど実際は調整が必要で、どれくらい調整するかは人によって違います。見てる側はどこに手を入れているか正直あまりよく分からない気がします。細部にこだわり過ぎても見てる側はあまり分からなかったりします。でも魅力的に感じるものは細かい手入れしてる人が多いような。AIイラストもMMDもとにかくいろんな作品の人気キャラで投稿しまくる人いますが、似たようなタイプに思えます。


2点目は配布している大元の人たちの凄さ。

生成AIだと広範囲にちょっとずつお借りしているようなものなので、特定の何かに感謝しずらい、というのはあると思っています。MMDだと完全にそのままお借りしてそのまま使ったり、ちょっといじくって使ったりするので感謝しやすいし感謝せずにはいられないような感じがします。もちろん全部自力でやる人はまた違うでしょうし、そもそもソフトの開発者にももっと感謝しないといけないのでしょうけれど。(生成AIを使って他人を傷つける人間があたかも生成AIユーザーの大半のように言う人もいますが、あまり良心を痛めずに他人を傷つけることができるので実際そのようなユーザーは多いのかもしれません。特定の誰かに感謝せずに気軽に使えるというか。この先もっとクリーンなイラスト生成AIができたとき、有名イラストレーターとかが自身のスタイルで生成できるモデルを公開しはじめたら、MMDみたいになるかもしれません。一方でMMDでも善意で配布されたデータで危ういことをする人も現実にはいるので、グレーゾーンで使われることも含めてある程度寛容さを持って公開していることにも凄さを感じます。)

クオリティに関わらず配布しているだけで凄いことですが、クオリティの高さもすごい。今回使わせていただいたモーションも綺麗すぎて、これが配布されてることに驚きます。そして自分でほんの少しいじってみて少しだけ分かる本家MVとかの凄さ…

ホロライブ、バーチャルアイドルグループがアイドルのMMDモデルを配布してるのも面白いなあと思ってます。昔は雲の上の存在だったアイドル、握手会みたいなものが流行り始め、次はファンが自分で歌番組作れるようになってるのが面白い。バーチャルキムタクがYoutubeで色んなステージに出てたら面白そう。


・生成AIイラストとMMD

そもそもMMDがYoutubeで流れてくるようになったのは支援者の海外ニキから「最近MMDにはまっている」ってメッセージをもらって「今???」となりながらいくつか送られてきたものを見てたからです。

MMDは今となっては古い技術だと思ってたけど、今さわっても楽しいしMMDならではの良さはあるように感じます。自分はまったく詳しくないのでなんとも言えないけど、好きな人はずっと好きなんでしょう。

見ているとMMDっぽさを活かす人も、MMDっぽさを消してよりリアルにする人もいて、どっちも素敵です。AIイラストも同じでAIっぽさ消す人が多いけど、自分はできたらAIっぽさを活かせたらいいなとは思っています。といいつつもなんだかんだで不気味さは消しちゃってますが。指なんて何本あってもいいはずなのに。

この先AIイラストがどうなっていくのかわからないけど、MMDみたいに古いと感じる人もいるジャンルのものになる可能性もあると思っています。特に自分はひとつの道具を長く使いたいタイプなので生成AI部分では去年から基本的に同じことを続けているし(上で書いたような調整作業はちょっとずつ変わり続けてますが)、たぶんこの先もそんなに変わらないような気はしています。


つらつら書いていたらだいぶ長くなってしまいました。

まとまりないですが、ここまで読んでくださったかたいたらありがとうございました!


Here's a journal about my first time trying out MMD (MikuMikuDance). Apologies to those waiting for my Hololive illustrations – this is a bit of a side story.


**Before Trying MMD**

I had the impression that MMD was a bit outdated. I was never really hooked on watching it and never thought of trying it myself. What prompted me to try it was a MMD video I saw on YouTube Shorts. Despite its simplicity in camera movement and textures, it was captivating. I thought, “Maybe I can do this too.” The models, motions, and sounds seemed to be available from official sources. Why not give it a try?


**After Trying MMD**

It turned out to be incredibly fun. Diving into the details could consume endless time. I decided to pick a reference and aim for a final output without getting too intricate. I installed MMD, loaded models, motions, and sound, exported it, added lyrics, and voila. The time spent was divided into thirds: one-third on MMD, one-third on video editing (which I also tried for the first time), and one-third on fixing audio sync issues. The sync was perfect on a Windows PC but slightly off on an iPhone. It turned out the issue was using Airpods connected to the PC. Correcting the audio visually, it might still be slightly off. The synchronization of audio and visuals is crucial for the appeal of a video.


I managed to produce a video on my first day of installing MMD. Two main things struck me:

1. I realized that videos I thought were just using someone else’s motions were actually finely tuned, including model adjustments and camera work. While some creators use them as-is, even slight modifications can make a video more attractive.

2. The greatness of the original creators who distribute their works. For AI-generated art, it's like borrowing a little from a wide range, so it's hard to feel gratitude towards something specific. But with MMD, it's easier to appreciate and feel grateful as you're directly borrowing and perhaps tweaking their work.


Distributing high-quality works is impressive. The motion I used was so beautifully crafted that I was surprised it was available for free. Adjusting it slightly made me realize the excellence of the original MVs. It's interesting how Hololive and other virtual idol groups distribute their idol MMD models. Idols, once untouchable, now allow fans to create their own music shows. Imagine a virtual Kimutaku on YouTube performing on various stages.


**AI Art and MMD**

The reason I started noticing MMD on YouTube was due to messages from overseas supporters saying they were into MMD. I thought MMD was old technology, but it's still enjoyable, and MMD has its unique charm. There are creators who make MMD videos look more realistic and others who embrace its distinct style. With AI art, many try to remove the AI look, but I think it's nice to embrace it, although I end up removing the eeriness, like correcting fingers.


AI art might become like MMD, perceived as old by some. Especially since I like to stick with tools for a long time, I’ve been essentially doing the same with AI since last year, with gradual changes in adjustments. This turned out to be a long ramble. Thank you to anyone who read this far!

Files

あくシオで『 愛包ダンスホール』

本家:HIMEHINA『愛包ダンスホール』MV https://www.youtube.com/watch?v=bnofYmfKLeo お手本:【あくシオ】 愛包ダンスホール 【ホロライブMMD】 https://www.youtube.com/watch?v=RFL9Vy4Sdz4 Models:湊あくあ、紫咲シオン ©2016 cover Corp. Motion:Studio LaRa Camera:みみみ様 Stage:ムムム様 Logo&MV:幽世55番街様

Comments

I am a hero too

Why is there no English translation?

肥・久延毘古

マジメな話にオフザケみたいなコメントをするのは気が引けるのですが……どうしても「指が何本でも」な異形生成の件に一言いいたくなってしまって、ご容赦願えれば幸いです。 多指や多乳はそれはそれで面白いと思うのですが(特に多指は釈迦やダライ・ラマ等の仏教における聖者の証でもありますしAIが何を学習した結果なのか逆に興味が湧きます!)、ただ……よく見かける女性キャラの3穴に関しては、 「いやいや、801穴はいらんやろ。残しておくなら残しておくて活用しろや(切実」 とモヤモヤしてしまう事もあります😅

yidall

AIは数をあまり重要視してないんだと思っています。6本指を学習したのではなく、指を学習して、それを増やしてるイメージです。 異形はなかなかお見せできないのですが、私が使ってるモデルだとたまにお尻に乳首生やしたりしてて楽しそうです笑