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※今回の作品はもらるぎあさんの許可を得てキャラを使わせてもらっています。
 各キャラの簡単なプロフィールは記載していますが、詳細を知りたい方はもらるぎあさんのページへどうぞ!リンクは張っておきます
Twitter→https://twitter.com/moralgear
pixiv→https://www.pixiv.net/users/3090898/artworks
https://twitter.com/moralgear/status/899271637366743042?s=20
https://twitter.com/moralgear/status/1030402999800061952?s=20
●心音シホ:身長139㎝、13歳
 【ビックリ】すると巨大化する体質

●星川入江:身長160㎝、14歳
 【水分】で巨大化する体質。
 炭酸だとさらに巨大化の効果が格段に増加し、ミルクだとおぱいが膨乳して大きくなるなど摂取する水分によって効果が異なる。ちなみに水分が足りないと幼い身体になってしまうこともある。

●稲垣るる:身長147㎝、14歳
 【電気】で巨大化する体質。
 昔は幼児体系だったが最近は少し成長している。
https://twitter.com/moralgear/status/1171041935575764992?s=20

●リリスティア・イリアステル(通称リリス):身長152㎝(縮小時)
 【精気】を食べて成長する体質。
 普段は人間と変わらないサイズまで縮小魔法を重ね掛けして生活しているが、精気を食べるほどに身体が大きくなっていくので縮小魔法を解除したらとんでもなく大きな本来の身体に戻ってしまう。最後に確認された時は身長数百~数千メートルだったがなかなか本来の大きさに戻る機会が少ないため本人も現在の大きさはあまり把握出来ていないことが多い。

●大木なこ:身長250㎝











世界を揺るがす出来事はほんの些細な・・・・何気ない一言から始まった・・・・・

シホ「ねぇ私たちってどのくらい大きくなれるのかな?」

入江「え?シホちゃん大きくなりたいの!?あれだけ毎日大きくなってるのに・・・今日だって体育の時間に急に大きくなって運動場がシホの足でいっぱいになって体育どころじゃなくなったじゃない!私の教室からでも良く見えてるんだからね」

るる「まぁでも実際気になるよね~♪私は基本的に電気で巨大化しちゃう体質だからせいぜい街より大きくなるか、大きくても大陸サイズくらいで地球より大きくなるなんてことはまれだからね。あ!でもでも冬場は静電気でちょくちょく2~3mくらいになって天井にぶつかりやすいのは地味に困っちゃうかな~!ちなみに2人はどこまで大きくなったことあるんだっけ?」

入江「私はやっぱり水分で大きくなっちゃう体質だからるるとは真逆で湿気の多い梅雨の時期なんて湿度だけで3m以上になる日がほとんどよ。酷いときなんて除湿器使ってもしばらく5mより小さくなれない日が続いたりしたんだから!あといつも傘持ってきてるけど急な夕立で間に合わなかったり、横降りで身体が濡れちゃうとすぐに傘からはみ出して後はもう・・・・街より大きくなるなんて日常茶飯事だし、大陸サイズになるのも珍しくないかな?地球より大きくなっちゃうのも何度もあったし・・・」

シホ「私は2人みたいに自分で大きくなるのを予防できないからビックリすると一気に大きくなっちゃうことが多いな~!毎日必ずビルより大きくなっちゃうし、数日おきに街より大きくなっちゃうし、大陸サイズは毎週のように、地球より大きくなっちゃうのも1~2ヶ月に1回くらいはあるかも?」

学校からの帰り道、3人の少女たちはそれぞれのあるあるネタを当たり前のように語り合っていたが一般人にとっては非日常である。彼女たちが巨大化することが多すぎて慣れてしまい日常となっているだけなのだ。いや、もっとも今ではこの街の住人は巨大化する女の子が現れるのは天気の変化くらいにしか感じないほどに慣れきっていたという点では日常といっても差し支えないのかもしれない。巨大な女の子が現れるのを見て悲鳴を上げたり逃げたりするものなどもはや存在せず、『今日は昨日より大きくなったね』とか『毎日大きくなって元気がいいね』とか気さくに声をかけられる始末だ。

入江「どこまで大きくなれるかって話だったよね?私もシホちゃんも今まで銀河よりも大きくなることあったなぁ・・・」

シホ「ちっちゃな銀河って掌の中でキラキラしてて可愛いかったよね~♪」

入江「そりゃ奇麗なのは間違いないんだけどさ・・・シホちゃんが銀河を包み込んでるの見るとそのままうっかり潰しちゃったり、おっぱいが揺れたときに巻き込んで消滅させちゃったりしないか心配でヒヤヒヤするんだからね!」

シホ「あと宇宙よりも大きくなったりとかも何度かなかったっけ?」

入江「あれは・・・・なこさんとかはるさんとか香さんとかリリィさんとか・・・今までに色々な人と関わって別の世界で巨大化したあげく宇宙より大きくなったりしちゃってたなぁ」

入江はふと過去の出来事を思い出してしまう。宇宙より巨大化できるポテンシャルを持つ身体なのだから異世界からやってきた人たちと関わるくらい驚くほどのことではないのかもしれないが・・・彼女たちと出会うと興味本位で入江たちから見た異世界、彼女たちの世界に連れていかれ宇宙より大きくなったり、大きくさせられたりして時には宇宙なんかよりも遥かに巨大化させられたこともあった。しかしあれは異世界の出来事。帰ってきたときには何もかも元通りだったし何なら帰ってきた直後は頭の中がふわふわとして夢でも見せられていたんじゃないかと今でも時々思ってしまうくらいだ。宇宙よりも大きくなるなんてことはいくら巨大化が多い自分たちにとっても規格外のサイズなのだ。

シホ「でもさ、私たちって周りを気にしなかったらあのくらい大きくなれるってことでしょ?いつか思いっきりおっきくなったり、皆で巨大化合戦するのとか面白そう~♪」

るる「むむっ!シホからそんな提案があるなんて意外じゃない!それ面白そうだから私もやってみたいかも~♪なんてね・・・」

そんなことをすれば世界が大変なことになるので実際にはできないのだから笑い話で終わる・・・はずだった。

なこ「いいねいいね~!それとっても面白そう~♪私そういう女の子たちが巨大化を競い合うの見るの夢だったんだ~♪私が直接大きくしてあげてもいいんだけど、自分の意思で大きくなるってまた違う魅力があるもんね!」

3人は声のした方を向くと見上げるような大きな身体、具体的には身長250㎝もある大きな女の子。チューブトップビキニのような布面積の極端に少ない扇情的な恰好をした痴女・・・もとい女神様がいつの間にかそこに現れていた。

シホ「あ!なこちゃん久しぶり~!」

入江「ちょっとシホちゃん!?相手は女神様なんだからもうちょっと丁寧に話さないとダメだよ!」

るる「なこはそんな細かいことを気にしないタイプだから大丈夫だよね?やっほ~!私はあんまり絡んだことなかったけど分かるかな?」

なこ「改めてみんな久しぶり~!るるちゃんでしょ?そういえばあんまり絡んだことなかったね。私は大木なこ!世界を創造した女神だけど気軽に話してくれて大丈夫だよ~♪」

入江「えっと・・・なこさんはそういうタイプでしたね、お久しぶりです。」

入江の心配もよそになこはあっけらかんとしている。見た目こそ大人以上の思わず見惚れてしまうような素晴らしい身体と美しい顔立ちをしているけれど、無邪気な笑顔と言動はシホよりも幼く見えることもしばしばだ。

なこ「そうそう!さっきの話だけど次元の向こう側から面白そうな会話が聞こえてきちゃったから思わずこっちに来ちゃった♪」

るる「お隣さんの壁が薄いから会話の内容が聞こえてきたくらいの感覚で世界を行き来できちゃうのって改めてすごいのね」

なこ「まぁこのくらいはね、・・・で今から巨大化合戦をやってもらいたいから一緒に来てね♪」

シホ「いいの?一回やってみたかったんだよね~♪いくいく~!」

入江「シホちゃんもそんな軽いノリで決めないで!!私は別に今のところは行くメリットがないので・・・私は別に巨大化を楽しむのはあまりしないし・・・」

るる「え~!入江ノリ悪いよ~!ここはみんなで行くところでしょ~?」

なこ「じゃあ巨大化合戦で一番になった人には私がどんな願いでも叶えてあげるっていうご褒美はどうかな?やる気出るんじゃない?」

入江「それはちょっと魅力的かも・・・でも・・・」

どんな願いでも叶うというと嘘っぽく聞こえてしまうが目の前にいるなこは行動や言動こそ子供のように無邪気だが、その力は本物だというのは今までに何度も見てきて十分に実感している。本当にどんな願いだってたやすく叶えてしまうのは間違いないので優勝賞品としてはこの上ない極上の代物だろう。


リリス「話は聞かせてもらいましたよ!願いが叶うなんてレアイベントなら私も参加させてもらいますよ!」

入江が参加を迷っているとどこからともなく空から降りてきたのはリリスことリリスティア。彼女とも面識回数は少ないのであまり多くは知らないのだが、サキュバスであり精気をエネルギーとしてドンドン成長し、大きすぎる身体を小さく縮めて普通の生活を送っているということは思い出せる。


なこ「リリスちゃんも来ると思ってたよ!それじゃあ皆準備はいいかな?」

入江「えっと心の準備がまだ・・・」

リリス「あらあら、そんな悠長なことを言っていると私が世界中の精気を食べつくしちゃって、おまけに願い事も手に入れいちゃいますよ?私が優勝したら世界を私のものにしてしまうかも・・・」

入江「もうっ!行きますよ!えっと、これは私利私欲のためじゃなくて世界を守るため・・・なんだからね!」

なこ「じゃあ決まりだね!いっくよ~!」

そしてなこの合図とともに皆の姿は消え去り、競争の場となる異世界へと飛ばされた。

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