『天気の子』ネタバーレバレ感想会 (Pixiv Fanbox)

サムネ画像は『君の名は。』の奥寺先輩ですが！

『天気の子』を最高に好きな方は回れ右したほうがいいかも知れない系解釈感想文です。そう、あくまで私の感想ですよね！？

というわけで、お休み中に新海誠作品『天気の子』（2019.7公開）を観ました

前作『君の名は。』の大ヒットからの新作なので各所大注目だった記憶がおぼろげに…なんせコロナ前の夏のことって皆さん覚えてますか？

……多分私が参加した最後のコミケがあったのだろうか…いや、参加したんだっけ…んん…？？という塩梅。

人の記憶ははかない

『君の名は』は、新海誠作品を一般向けにまるくまるくした映画だというのは共通の認識ってことであってますでしょか。

まあ私は主人公の先輩CV長澤まさみに私の好きな匂いがプンプンするぜぇ！って盛り上がっていましたね（やっぱえっちだ）

ついでに全体的な感想でもこんなでないたぁーー！！って前後で興奮して呟いてるね

劇場で体感したのと今回の『天気の子』はおうちBlu-rayという差も大きいというのも、前提としておくとして

（前置きが長い）

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一旦見終わっての感想（※ここからネタバレ）

「…ん？うん。んんん？」

ヒロイン弟のよくできたショタ君とか若さゆえの暴走とか伏線回収とかよくできてた、けども…あれ？！なんかもっとガツンとくるのを期待し　すぎた　！？

「エロゲのtrueエンド感すごいよ」と勧められたのをすっかり頭からスッポーンと抜けていたので、警察にお尋ね者になるあたりから「ほほう…これはバッドエンドな、やつ？なーほーね？」なんて途中で勝手に妄想しはじめてたんだけど、物語はその先を行った上で主人公くんは更に罪を重ねてtrueエンドに向かって文字通り走り出すんだよね

その「あーあー！やっちまったなぁ！」の高揚感とかはさすが

時は過ぎて3年後、地元に帰らされ保護観察処分の中で高校卒業。年齢詐称してたせいで年上だと思っていたヒロインJKと再会して。めでたしめでたし。

なんだ、とってもうまくまとまっている

けどなんだ！この「あれ？！」感は、とエンドロールが流れてる間ずっと顎に手あててムムムム…ってなっていた

で、ピコーン💡そうだ「trueエンド」！

「ノーマル」も「バッド」も存在したってわけね！と

「え？バッドエンド…？」と言われて私も「え？」なんですけど

ほら、それこそ好感度低いとかスチル回収できてないところとかあったりしたらよ？

お尋ね者になって、ヒナさんはあの場所にいるんだァーッて半狂乱になって、発砲。須賀さんアシストで警官振り切ってヒナが倒れているところを発見、鳥居くぐって二人は雲の上で再会。やっとヒロインの手と手を取り合う（ここまで本編と同じ）

【ここからバッドエンド】

翌朝、ニュース映像

テロップは「廃墟の屋上に少年らの遺体発見」

記者会見で警察は説明責任をと詰め寄られつつ事件事故の両面から捜査を続けていくなどと云々

「独自の情報によると転落死とも言われており、ビルの屋上で発見という不可解な状況に専門家は――」

場面変わって取調室で「そうか会えたんだな」と独り言つ須賀さん、テレビ見て泣く夏美おねーさん、児童養護施設に保護されて口を閉ざす凪くんパイセン。

でも空の上の陽のあたる場所でふたりきり幸せな眠りにつくのでした

めでたしめでたし

メリーバッドエンド！　

ってー、話なのかと結構本気で思ってた

ありそうじゃん…

そんな世界線もあたかも知れない

ヒナさんが能力を失うことで振り続けた空は雨が止んだけど、それも天気の巫女になったというのも思春期の少年達の思い込みや、重なり過ぎた偶然で片付けられて、知らない人達はあの年は雨ばーっか降ってたよねって年々忘れられていく。当然日本沈没することもなく二人と関わってしまった人達だけの記憶に生きる

数年経って倍賞千恵子が孫（瀧君の子）に、おばあちゃんあのお話してーってせがまれて聞かせるのは「これはすこしだけ、むかしのはなし。あるところに天気の子と呼ばれた女の子がいました」

〈ED入り〉

いかがだったでしょうか？

なにかいかがか

即興でこんな話思いつく程度なのできっと公開当時は似たようなの漫画にしてる人もいたんじゃないかな

（まあ…今となっては「雨が振り続けて日本沈没」に比べてもずっと恐ろしい様に世界がかんぺきに変わってしまったので、わざわざこんなメリバ厨も減っておろうかと思います。物語の中くらい幸せであれ論）（ああだから私の創作へのやる気も起きないのかどうなのか。多分全然関係ないけどこの妄想は捗った）

あとソースは不明ですが、新海誠氏は「ヒナと主人公は付き合っても分かれるでしょうね」なる言葉をインタビューで答えたとかいないとか

納得😌

以上久しぶりに二次妄想が捗った話でした！

こういうやつですわしゃ