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『死にたくなったら電話して』李龍徳

2014年デビュー作の文庫化

この帯の推薦文書いてる「にゃんたこ」さんが少し前に絶賛してて、読んでみたいな〜と思ってたところに文庫化(帯書いてしまった)報告が上がってきたので早速買ったの


引き込まれ具合がもうすごい、電子ドラッグ(紙)。

にゃんたこさんは「大学時代にこの本に出会ってたらヤバかった。(中略)…大学生さんは是非読んでくださいね(笑)」と動画を締めてたけどほんとそのとおり

youtube post: Ef_xKMhU4i8

※50秒くらいから本作の紹介はじまる


こんなのに大学時代に出会ってたら人生ぶっ壊れる…

主人公への共感なのかヒロインの魔女のような魅力のせいか、物語にどんどん飲み込まれていく感覚。一気に読みたいけど、読み進めるのが怖いような、もったいないような。


昨夜はこの量なら「今日読み切っちゃうのかな?」と思って読み進めてたけど、「や、やっぱり最終回は明日以降にとっておこう」って、RPG終盤で手を止めてエンディング迎えない現象になる程度に世界にどっぷりになってたってわけ…


主人公の描写で、まさに最近も感じていた「私の悪いところ」をさらけ出されていく感じもあったし、ヒロインと主人公達に見えてるこの世界への嫌悪感が吐き出されていくことの恍惚感だったり、幸い今はそんなアレはないけどうつ病キマってた時に思っていたことがありありとそのまま書き起こされているような感覚


ふう〜〜

先が読めそうで読めないストーリーで、ラストはどう捉えたら…としばらく考え込んでしまって、自分なりに納得してみた。

うむ。

で、文庫版の星野智幸さんの解説のラストで唸ってた。

そうなんだよなぁ

RPGのように今まで浸かって、浸かり続けていたかった世界だけど、結局「この地続きのディストピア」にまた放り出されてしまった。


えらい本やった…

私のような人間にはとても合いすぎていました。ただ、取り扱い注意、ほんとドラッグ。


にゃんたこさん

上の動画でもわかるように読書家で酒クズ、生配信はえぺばっかりだけど、「無言で切った玉ねぎをiPhoneで鍋に投下して作った料理を横に黒柴座らせて酒キメる動画と関係ないテロップで語られるにゃんたこ文学」動画が最高のYouTuberです

声初めて聞いたときも顔見たときもびびった。天は何物もあたえる…でもまさにさぁ、

にゃんたこさんはこの物語の人物なんじゃないかってくらいシナジーある



本当にどうでもいいけど、単行本やKindleで買わなかったのは文庫サイズの紙じゃないと小説読めない病になってしまったからです

でも李龍徳さんの他の本や、上の動画でこの本と並んで紹介されてた本も読んでみたいな…読めるかなぁ…


漫画は電書でばかすか買ってしまっている。ヤバイ。サブスクは2社だけ、好きな漫画が19日に一気に配信されてくるヤバイ

漫画描かなくなって漫画読むようになった迷でした

(YouTube)


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