#130【通常画質＆余談】踊り子美香ちゃん編集 (Pixiv Fanbox)

　作業環境を変更して４Kディスプレイを導入したクロカミンです。

　せっかく４Kにしたので超高画質を描いてみようと意気込んで踊り子美香ちゃんを描きました。

　上の画像は通常画質です。

　別にいつも投稿している高解像度版（3000×4000）、

　さらに描写原寸の超高解像度（6000×8000）も投稿しますのでよろしければ。

　さて余談。

　せっかく購入してセッティングした４Kディスプレイ、一枚描き上げたのですが、しばらくはHD画質で運用しようと思います。「いやいや無駄じゃん！」って方が多いかと思いますが、実際に運用してみると私の場合様々な不具合が発生してしまうのです。

　まず、私は今まで２７インチディスプレイを３枚使って環境構築をしています。

　中央ディスプレイ全画面を描写可能なウインドウ、

　左モニターにカラーパレットやレイヤー情報など、

　右モニターに参考画像や過去の自分のイラストを表示しています。

↓作業環境。赤枠が各モニター、青枠はペンタブの移動範囲。

　これは3枚すべてのモニターサイズ（２７インチ）と解像度（1980×1080）が一致しているので実物の見た目もシステム的にも誤差はありません。

　ここで高解像度を描く私としては４Kモニターがあった方が精密なイラストが描きやすいと思い、モニターサイズ27インチの４Kディスプレイを購入、中央ディスプレイを変更しました。

　贅沢な事を言えば、全てのディスプレイを４Kにすれば問題はあまり無かったのですがさすがに経費的に財布にブラックホールが発生しかねないので1枚です。

　するとモニターサイズが同一なので実際の見た目的には上の画像と同じですが……

　システム的にはこうなります。

　簡単な不具合から挙げると、マウスカーソルやペンタブがモニター間で変な移動をします。これはモニター解像度の違いから生じるものです。正直なところこの不具合は４Kモニター購入前から想定していたもので慣れれば大丈夫と思っていました。

　ですが不具合の本質は他にありました。

　例えば右クリックから出るシステムメニュー。

　メイン画面を開いている解像度に位置が依存するらしく、サブディスプレイで右クリックしても変な場所からシステムメニューが飛び出すor表示位置が描写範囲外でそもそも見えない事態に。

　具体的にはレイヤーを複製したり統合しようとサブディスプレイで右クリックしてもシステムメニューが見切れる事態に。操作できなーーい！

　さらにはカーソルを合わせた時のヒント表示も解像度依存なので迷子、Ｗｉｎｄｏｗｓのシステムメニューやウインドウの表示幅なども迷子迷子。

　こうなるとメリットよりもデメリットが多すぎて扱い切れない事態に。

　しかも４K１枚ですら20万で組んだPCが若干重くなる始末。まあ超高画質レイヤー50くらい扱ってるのでそれを４ｋ処理となるとさすがに処理が重いようです。

　という事で４Kモニター君にはHD画質での表示をしてもらい以前の環境に戻したわけです。しかし完全に無駄だったかと言うとそうではなく、発色なども良いモニターを選んだのでコントラストがハッキリ、黒や白がより際立って表現されているのでとても塗りやすくなった感じです。

特に肌塗りは毎回全力で楽しんでいるのですがより綺麗に見えるように（ニヤニヤ）

　さて今後についてですが、準備ができ次第ペンタブを支援金やFANＢＯＸの支援制度を利用してＬサイズにサイズアップしようかと考えています。

　というのも、現在Ｍサイズのペンタブを使用して描いているのですが、先ほどの画像で表示した通りメインディスプレイ＋右ディスプレイの半分程度をペンタブの作業範囲に指定しております。これはメイン画面を全画面描写で活用できるようにしつつ、素早くレイヤー切り替えや色選択を行えるようにです。

　具体的にはこんな感じ！

　こうすると便利ではあるのですが、実は実際に描写で使用する領域が小さくなっているのです。

　普通の方はおそらくメイン画面のみにレイヤー情報を扱ったり、サブディスプレイの操作はマウスで行ったりするのでしょうが、前者は描写範囲と見た目が小さくなり描きにくい、後者はマウスとペンを持ち替える手間が！

　そこで強引な策としてペンタブ自体をサイズアップしてしまえ！　という事です。

　ぶっちゃけ現ペンタブ君は８年以上使っているのでそろそろ変え時でしょう（でも壊れる気配は無い、さすがワコムさんだぜ）

　さらに今後は超高画質のイラスト頻度も少し抑えようかと思います。

　そのままタペストリーにできたりと便利ではあるのですが、如何せん作業時間がかかりすぎてしまうので「これなら高画質をたくさん描いた方がいいじゃん！」って最近になってようやく気付きました。

　という事で余談でした。

　今後はモンハンに負けなければイラストをガンガン描いていきたいです！

　モンハンは時間泥棒。

　それでは。