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6月です!

 みなさんも無事6月に来ることができましたか? 5月に置いて行かれた人はいませんか? いたら怖いな……

 ぼくは無事じゃなくて,今週頭にいきなり発熱,風邪の諸症状みたいな感じで「うわ~最悪のパターンになったら最悪の奴じゃん……」とか思い始め,そんで2~3日くらい症状が続いたので一応病院に連絡して検査を受けたら新型コロナ陰性でした,こんななんでもない話です はやくワクチンが打てるといいですね……。

 新型コロナじゃなくて良かったね,っていうのは単純にあるんですが,それはそれとしてそこそこ熱が出たとか体調崩したっていうのは事実としてあるし,今も最大HPが減ってるような状態でヒーコラ生きてるので病み上がりって色々大変ですよね,どんな時でも健康が一番! 元気にやっていきましょう!(今はそれほど元気じゃない)


 ところで新型コロナのPCR検査,田舎だからかもしれないんですが,埼玉県に電話して案内されたとおりに病院に電話したらスッスとスムーズに当日受けられて(検査料金は無料,初診料と念のためもらった風邪薬で2000円くらい払った),検査結果も翌日にはすぐ得られたので,民間のクソ高い上に精度も甘いであろうPCR検査を受けてる人って一体あれはどういう需要なんでしょうか,病院が開いてる日に予定を開けられないとか?

レイジングループ遊んだ

 これ存在自体は発売当初から知ってて,というのもこれが発売された頃ってぼくがゲーム会社に勤めててファミ通とか購読されて好きに読めてた時分に「人狼をテーマにしたADVでファミ通ゴールド殿堂」っていう,まあファミ通で今時分高得点取ることが安売りされてる云々みたいな話は置いといて,一定の評点は得られるような作品作りをされているっていうところで珍しいなーと思って記憶にあったんですよね。


 そんで遊んだんですが実際良かった。話の骨子はよくある伝奇モノ+ループモノで,そこに人狼ゲームを突っ込んでるんですが,対NPCで人狼をやると「人間らしさが減った人狼ゲーム」って確率の問題をロジックで埋めていく無機質な殺し合いになるところを,アドベンチャーゲームの体を取ることでそこが上手い具合にバランス取れてるのがまずよかったなーというのが一つ。

 もう一つは登場人物の知性が良すぎる! そこら辺でツッパってるようなヤンキーの兄ちゃんですら知性を持ってるので,プレイヤー側としてはむしろ「物語に置いて行かれないようにする」とか「物語が流れてくるのを口開けて待ってる」ぐらいの立ち位置なのが良かったです。

 あとは主人公が最初から狂ってるのが一番良かったかもしれない。かなり自分の置かれている状況を他人事というか俯瞰してみているというか,何ていうか言いようのない不気味さがあるんですよね,この主人公。当然頭はめちゃくちゃ良いとして,ループすることにも抵抗感が全くないのが,かなりプレイヤー寄りの立ち位置ですごいですね。

 感情移入がどうのみたいな話になるとまた別になるものの(物語は必ずしも感情移入の対象が必要ではないので),「この周回で必要な情報は集まったから早く殺してくれねえかな」みたいなことを平気で思うのは凄いし,「毒盛られてて僕もう死ぬんでしょ?」とかすごい簡単に命を投げ出すのも狂ってる。徹頭徹尾,置かれている状況に対して冷静過ぎて,端的に狂ってるんですよね。死体を見ても基本的には冷静だし。次上手くやればいいか,別に……みたいな,世界と残された存在に対する客観性も怖い。


 その主人公の異常性によって,「ゲーム中を進行しながら得られる情報」と「主人公の認識」に乖離がほとんどないのがすごい点かもしれないですね。この手のゲームって,どっかのタイミングで,プレイヤーからは「もう全部わかってるんだから上手い事やろうよ~」って諦観というかやるせなさというかモヤモヤした感じが出てくるんですが,持っている情報を完璧に回すことについて主人公がプレイヤーを上回っているので「ははーん……さてはお前頭いいな?」って思うぐらいしかやることがない。

 これが完全にいいことなのか悪いことなのかははっきりしませんが,でも確実に「すごい」ことだと思います。ループ物の多くが嘘くさくなるのって「真面目にやれば早期解決を見込めるのに,わざわざ問題をこじれさせてる奴がいる」という点に尽きるので。しかもレイジングループにおける「問題」ってかなりねじれてこじらせているので,それを全部解決しようという主人公の手腕ははっきり常軌を逸してる。


 そんなこんなで主人公はプレイヤーフレンドリー,物語の緊張感はループ物であるにも関わらず常に存在してるというバランス感の取れた良い作品だったなーと思いました。感想終わり。いいゲームでした。クリア後のおまけも凄かった。超常現象(オカルト)が実在する+トリックがあるという構成で,完全に手の内を晒すことが出来るのって早々ないと思うんですよね。シナリオライターの筆力(って言い方でいいのか?)を感じさせてくれるめっちゃ丁寧な作品でした。


 グノーシアも興味あるんでいつか遊びたいけどいつになるやら……あっちはもっとキッチリ人狼をやるっぽいですね。

その他

・スーパーボンバーマンRオンライン

 ちょっと遊びましたが結構面白いですね。バトロワ系にしてはロードが長いのが気になりますが,一旦それは置いといてゲーム全体の作りがすごく良くできてる。開始直後/エリアが狭くなる間/ブロックが降ってくる瞬間などに駆け引きがあったり,キャラごとの個性がゲームをぶっ壊さない程度に個性出てたりとか(ちょっとしか触ってないので覇権キャラとかいるのかもしれませんが)。リスキルハメとか,エリアチェンジ直後のストーキング自爆テロなんかはぼくは戦術だな~と思って見てますが,やられた側はムカつくだろうな~。

 あと,土台がボンバーマンなので1位になろうとしたら絶対に1人殺さなきゃダメじゃね? って思ってたんですが,そこの所もライフでうまくマウントを取ることが出来れば自爆テロで勝ちをもぎとれるので意外と良かった。ゲーム部分は良くまとまってると思います。ロードがね。やばいよね。

 それと単純にふつうのボンバーマンをそんなめちゃくちゃ熱心にやりこむことがあるかな? っていうのは疑問としては残りますね。なんでもかんでもe-sportsって言えばいいわけじゃないんでね。


・なんかゲームの感想を書く気力が最近沸いてこない

 ゲームを遊んでるかどうかで言うと遊んでないわけじゃないんですが,どうもプレーした感情を言語化するのが億劫になってるな~っていう気持ちがあります。わざわざ書くほどでもないな……ってゲームだった,という可能性もありますが,でも別に全部が全部そうではないですから,単純にぼくが終わってるんだな,これは……5月病かな……(6月です)


・エイプリル

 ノンビリ進めてます。ノンビリって言うとチンタラやってるみたいで響きがよくないな,無理しない程度に進めています。最近ずっと積み上げてた作業がだいぶ崩れたので,また作業を切り出して積み上げるフェーズって感じですかね。こうして思うと個人での作業って「自分でやることを決めて」「自分でやる順番を決めて」「自分でやらなくてはならない」という点で中々大変ですね,これが普通のお仕事だったらどこか1個,あるいは2個くらいで済むので……それはそれとして新しい画面は特にありません,作業はラフで進めてるし,ゲーム画面的に新しいものは作ってないし……

 そんな感じで,6月もスロースターター,ギアをゆっくりなじませていきましょう,あとこないだインパクトドライバー借りて,はじめてインパクトしてみたんですが,力加減が難しくてねじを10本くらいダメにしてしまいました,みなさんもDIYをやるときは力加減に注意してくださいね,ではまた!

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