メイキング/Making process (Pixiv Fanbox)
Content
以前リクエストを頂いたので、簡単なメイキングの記事を作成しました。
参考にする程のレベルのものではありませんが、少しでもお役に立てば幸いです。
・使用したソフト:CLIP STUDIO
・使用したブラシ
鹿鉛筆(下書き)
つけペン(ペン入れ)
カブラペン(着色)
これだけで塗る筆(着色)
エアブラシ(着色)
1.ラフ
太めのブラシでざくざく描いていきます。
2.下書き
ラフレイヤーの透明度を下げ、新しいレイヤーで下書きを描きました。
3.ペン入れ
ベクターレイヤーでペン入れをしました。ベクターレイヤーだと後から線幅修正したりできるのでとても楽です。
4.色分け
バケツツールで色分けしました。
5.影1
CLIP STUDIOの「これだけで塗る筆」で薄い影を塗っていきます。
この筆は筆圧を強くするとざっくり塗ることができ、弱くすると厚塗りっぽくぼかせるのでとても重宝しています。
6.影2
さらに濃い影を加えていきます。
7.影3
外側の輪郭以外の線画を消し、代わりに黒に限りなく近い茶色で最も濃い影を加えました。
8.ハイライト
ハイライトを加えました。
肌の色をスポイトで拾い、スクリーンレイヤーで薄く塗り、その上に透明度を少し下げた発光レイヤーで強いハイライトを入れています。
9.調整
肌の色をスポイトで拾い、不透明度を30%程度にさげた覆い焼きカラー(発光)で
光のあたっているところにエアブラシで塗っていきます。(これをすると肌が血色のいい感じになります)
また、オーバーレイレイヤーを作り、光のあたっているところにはエアブラシで白い色を塗り、影になっているところには暗い色で塗り、陰影をはっきりさせました。
また、肌っぽい質感を出すために、用紙テクスチャの「油絵」を質感合成しました。強さは15くらいに下げています。
10.小物、背景
小物を塗り、簡単な背景を描いて完成です!