液タブでしばらく (Pixiv Fanbox)

液タブを購入してからしばらく描いてみて、自分なりの感想を。

以前はIntuos5を使っていたのですが、今回Cintiq13HDに変えてみて、まず困ったのがタッチホイールがなくなったことでした。
購入の時に13HDの画像を見て、ボタンの配置が一緒だったので、同じように使えるな～と勝手に思っていたんですが、13HDの丸い部分は十字キーのようなボタンになっていて、役割が全然違うものに変わっていました。
今までタッチホイールで拡大縮小を頻繁に行っていたので、そこで困ったのが第一。
次にブラシや消しゴム等各ツールの切り替えに、板タブの奥にキーボードを置いてショートカットキーを使っていたのですが、液タブは立てて使うことになったのでそれも苦しくなりました。
かといって手前に置くとそれはそれで腕の置き場所的に邪魔になり…現在はマウスを左手側に置いて、よく使うショートカットをボタンに登録しています。
あとは、いくら立てていてもどうしても前のめりになってしまうので、今まで以上に姿勢に気をつけないと体がバキバキになってしまいそうでした。また、今までは平面に置いていたものにペンを走らせていたのが、角度のついた面にペンを当てるため、画像のように手首に地味なダメージが蓄積されていく点をどうしたものかと考えています。
この前のカレンも、書き上がる頃にはかなり手首が痛くなってしまいました。まぁこればかりは慣れるしかないかもしれません。

不満をツラツラと書きなぐりましたが、板タブと違って描いた線が直接見えるいうのはやっぱり良いですね。
今まで液タブといえば絵描きの夢、プロの指標みたいなところが自分の中であったので、これでもっとスキルアップ出来ればと思います。(液タブ買ったら絵の精度がめっちゃ上がって画力うなぎ登り！ってのを想像してたけど全然そんなことにはならなかった)

液タブの感想や批評などはいろんなとこで見られると思うんですが、個人的に手首のことはあまり見た覚えがなかったので、もしこれを見た方の参考になればな～と思います。


夏コミ原稿今のところ順調に進んでいます。(当落発表前で気が早いけど)
今のペースなら、仕事であまり休みが出なくても間に合うはず…多分。
無事脱稿できた暁にはどうぞよろしくお願いします。