FANBOX始めてはみたけれど (Pixiv Fanbox)
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何をすりゃいいんだか。というか、とりあえずなんか画像上げるかと思って「投稿する」ボタンをクリックしたところブログ執筆をお勧めされて、ああそういうふうにも使うのかコレと遅まきながら理解した。それで今この記事をタイプしている。冬コミ原稿もヤバいのに。
ご存じない方ももう多いかもしれないが、以前ははてなダイアリーで無駄に名の知れたブロガーだった。往時を知る人から見れば今の俺は「元はてなアイドルのありむーが最近は艦これ同人作家になってやがる」という塩梅だろう。が、そもそもそれ以前はフツーにイラストサイトを運営する絵描きだったので、一周回って元の在りように戻ったともいえる。まあそんなことはどうでもいい話だ。
FANBOXを始めておきながら、未だにどこか躊躇している。もともと同人誌の本文でさえホイホイとtwitterに公開しているし、それでいちいちお金をとるのも申し訳ないという思いをずっと抱いていた。なにしろ自分自身がしばしば食費に事欠くほど赤貧なもので、いい具合に前立腺に響く面妖絵を眺めていてハイここから先は木戸銭とりますよとやられると、おとなしく回れ右せざるを得ない。そういう思いを余人に味合わせるのも気が引ける。
が、裏返せばそのカネがほしいのである。なるほど同人誌は出せば相応に捌ける。しかしながらコロナ禍はこの20年引きこもり42歳無職専業同人作家の身にも容赦なく降りかかっており、同人誌即売会の開催中止、同人ショップの展開規模縮小といった度重なる頒布機会の逸失は、もはや無視すべからざる悪影響を生活に及ぼしている。敵潜の跳梁で輸送船の被害が激増し始めたころの大日本帝国のようなものである。事ここに至っては遅まきながら海上護衛総司令部を新編せざるを得ない。すなわち、有村も木戸銭を徴収する側に回らざるを得ない。
というわけで、ひとまずラフだの高精細度モザイク修正版だの黒棒修正版だのを順次上げてみることにする。まずは冬コミ原稿を最優先せねばならないが。
どうぞよろしくお願いいたします。
先月の夜中に思い立って落書きした吹雪。クリスタでのフルデジタル作画にはいまだ慣れない