今回のお題『存在感のあるイラスト』 - ラフスケッチ (Pixiv Fanbox)

第1回目のお題は存在感のあるイラストを描こうということで現実の女の子に近い設定で、ポーズも派手じゃなくパーツも少ない、髪の毛のボリュームで画面を埋めないなど、色々盛らないで存在感を出して描くというのをご紹介できたらと思っております。

自分では特に意識していなかったのですが、このように言っていただける機会が多かったことから解説を交えて作業工程をご紹介していきたいと思います。もしかしたらそれで自身への謎も少し解明できるかも！？

1. では早速ですが、ラフ画の前の超大まかな工程です

構図用で当たりをつけて、棒人形にちょっと色づけしたものをつくります。ここは本当に描き直しが多いので、棒で描くくらいで良いと思います。

2. 大ラフに肉付けした感じのラフ画になります

この時点で青山澄香となりうる個性をつけていきます。主に3サイズと髪ですね。

3. ラフに服をレイヤーを重ねて描いていきます

やはり下に裸の状態のラフを作っておくと、服とかを描くのが断然楽になります。服のしわ、形状も体のラインの影響を受けて形成されているので平べったい線にならないようにするためにも、人体のもつ丸みを意識して整えると奥行きが出ると思います。

4. ラフを消す、整えるなどして線画を描く1つ前の段階にしていきます

そしてあえて体操服にしました、画面が埋まらない、やぼったく見えると言われてしまうことも多いのですが自分なりに工夫しているところをお見せできたらと思ったからです。そちらはまた彩色の段階でポイントを押さえられたと思ってます。

『存在感のあるイラスト』記事一覧

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