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こんにちはtororoと申します!

今回は画像生成AI「stable diffusion」の導入をまとめてみました。

PCのスペックはある程度必要ですが、導入は無料ですのでぜひチャレンジしてみてください!


まず、我々AI術師が普段使用しているstable diffusionとは主に「AUTOMATIC1111版StableDiffusionWebUI」を指します。AUTOMATIC1111氏が配布しているWebUI型のアプリケーションで、通称SDwebUIとも呼ばれます。


◇必要なものは以下の通りです。


NVIDIA製のグラボ(できればGeForceRTX3060以上を搭載したPC)

Stable Diffusion web UI(生成AI本体)

Stable Diffusionの学習モデル

ゲームに例えると、Stable Diffusion web UIはゲーム機本体、学習モデルはゲームソフトと考えてください。

学習モデルによって、写真の様な画像であったり、アニメのような画像であったりを決めることができます。



◇結局どんなPCがいいの?

OS:Windows

CPU:core-i3以上(できれば12世代以上)

GPU:RTX3060 12GB(コスパ考えるとこれ一択)

メモリ:16GB以上

HDD(SSD):あればあるだけよい

※RTX3060には8GB版と12GB版があるので注意してください。

トラブルの元ですので、メルカリ品や中古ショップ品は極力買わない方が良いです。


youtuberさんが分かりやすくPCの自作方法を説明していらっしゃいますので、そちらを参考に自作すれば10万円もかからないと思います。

自作PCは言うほど難しくありません。部品を買ってきてセットし、電源を入れるだけですので、プラモデルとなんら変わらないと思っています。節約したい方はチャレンジしてみてください。

また、画像生成のみならずこのスペックなら大抵のPCゲームは動きますので持っていて損はないと思います。


ちなみに私はGPUが4GBの状態で始めましたが、低画質でよければ動きましたのでとりあえずやってみるのもアリだと思います。



◇インストール方法


①Stable Diffusion web UI本体を入手し、解凍します。

※あらかじめCドライブの空き容量を十分用意しておきましょう。

まずは以下の サイトから必要なデータをダウンロードします。


まずは下記ページにアクセスし、 「sd.webui.zip」をダウンロードします。




cドライブに「stable diffusion」というフォルダを作成し、ダウンロードしたzipデータを格納し、解凍します。

「webui」というフォルダがデータの格納場所なので覚えておきましょう。

②学習モデルを用意する

学習モデルは大量に存在しますので、好みに応じて入手すると良いでしょう。

これを見ている方はR18イラスト目的の方が多いと思いますので、ここでは1番人気のある代表的なAbyssOrangeMix3を入手してみます。(商用利用は不可)


まずは下記のページに飛んでください。




するとこのページに飛びますが、たくさんあります。

AOM3〇〇の「〇〇」部分によって絵柄が異なります。

AOM3:標準モデル

AOMA1:アニメ塗り風

AOMA2:厚塗り風(油絵のようなタッチ)

AOMA3:アニメ塗りと厚塗りの中間

上図の赤枠内をクリックすればダウンロードできますが、全部ダウンロードしてもいいですし、容量が大きいのでひとまずA1をダウンロードするでもよいと思います。


ダウンロードファイルの保存先は下記です。

C:\stable diffusion\webui\models\Stable-diffusion


③VAEを用意する

VAEとは「Variational Auto Encoder」の略ですが、要するにイラストの色味を調整するものだと思ってください。こちらもいろいろありますので、最終的には自分好みのものを見つけましょう。


今回は下記のものを使用します。


「vae-ft-mse-840000-ema-pruned.ckpt」を同様にダウンロードして、下記フォルダに入れてください。

「C:\stable diffusion\webui\models\VAE」


④アップデートする

ダウンロードしたのは1.0.0なので、最新版の1.3.2(2023/06/11現在)にアップデートします。


stable diffusionフォルダの「update.bat」をダブルクリックします。

⑤起動する

いよいよ起動します。「stable diffusion」フォルダ内の「run.bat」をダブルクリックします。

黒い画面が表示されますのでまたしばらく待ちます。

※最初の起動はいろいろとインストールを自動でしますので時間がかかります。


しばらく待つと

Running on local URL: http:// ~

という一文が表示されますので、それをctrlキーを押しながらクリックします。



⑥日本語化する

上部タブに「Extension」という項目があるのでそれをクリック。

下図の「Avaliable」の小タブをクリック。

「localization」のチェックを外す。

「load from」ボタンをクリック

一覧がズラっと出てきますので「ja_JP Localization」を探し、右側にある「install」ボタンをクリックします。




「setting」タブに移動し、左側の「user interface」を選択。

「Localization」のプルダウンからja_jpを選択

上のapply settingをクリックした後、「Reload UI」をクリックすれば

日本語化を適用し、再起動されます。



⑦生成してみよう

さて、いよいよ試しに生成してみましょう。

今回はt2i「text to image」をしてみましょう。

プロンプトと呼ばれる。「どんなイラストが欲しいのか」という注文分からイラストを生成する方法です。


まずは学習モデルを選択します。

左上の枠が学習モデルの選択です。

先ほどダウンロードしたAbyssOrangeMix3を選択してみましょう。

※画像はAbyssOrangeMix2を選択しています。

今回は試しにパンチラ画像でも作ってみます。

上段の「プロンプト」に下の文章をコピペしてみましょう。

(masterpiece:1.1), (high resolusion:1.2), (illustration:1.05),from below,focus on panty,(maid costume:1.4),black long hair,red eyes,lifted skirt by self,garter belt,detailed lace panty,perfect hands,


下段の「ネガティブプロンプト」に下の文章を同様にコピペします。

(worst quality:1.4), (low quality:1.4)


そのほかの設定は下記を参考に真似してみてください。



準備ができたら、右側にある「生成」ボタンを押してしばらく待てば画像が出来上がります。

出来上がった画像は下図の赤枠部分のフォルダマークをクリックすれば保存先が開かれますのでそこで確認するとよいと思います。



「プロンプト」を読んでもらえればなんとなくわかると思いますが、欲しい情報の英単語をカンマで区切っていくだけです。

「ネガティブプロンプト」は、逆に「欲しくない情報」を入力します。


(〇〇:1.4)となっているものは強調を表します。

今回のプロンプトの(maid costume:1.4)は、他のプロンプトよりメイド服の優先度を1.4倍しなさいね。といった意味合いになります。


いろんな英単語を入力してお好きな画像を生成してみましょう。


◇終了の仕方

最初に起動した際の黒い背景のウィンドウを閉じて頂くだけで大丈夫です。


◇終わりに

高画質にするやり方など詳しく説明すると果てしなく長くなりますので今回は入門編ということでこの辺で。


エロ特化のプロンプトをFANBOXプランでまとめたりもしていますので、良ければ参考にしてくださると喜びます。


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