【59】夏コミ原稿 仕上げの作業 (Pixiv Fanbox)
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今回は私が原稿制作でやっている いっちばん面倒くさくて大嫌いな
しかしこれをやるのとやらないのとでは大違いな完成度になる大事な作業である
仕上げ作業をご紹介いたします
ざっくりと出来上がる原稿には急いで描いていたり、描いている時にはちゃんと塗った様に見えて実は塗り残しやはみ出しなどが残っている場合があり
私はこれが大大大大 大っ嫌いで
これを一つずつ潰していく作業が 最後の仕上げ という訳です
製品を職人さんが一つ一つ最後は見てチェックしたりするあそこ
ガンプラでいうバリ取りやヒケ埋め、サフ吹き後の傷埋め という感じです
ざっくりと仕上がった完成原稿がこちら
パッと見ちゃんとできている様に見えて
こんな感じで 白く塗り残しがあったり汚くはみ出ている部分があります
これを潰していくわけです 1P1P これがもっっの凄い時間が掛かり
大嫌いな理由です
すぐに 完成! で終わりたいんですが、もとが油絵専攻で完璧主義な面があったりするのでこういう気になった部分の放置はとても耐えられなかったりします
自分でもやらなきゃいいのに…となりたいんですが
お金を出して楽しんで下さる人に中途半端なものを出す訳にはいかないという気持ちもあり、イバラの道へ踏み込みます
そして完成するのがこちら
余りやりすぎて時間をそのPだけに取られるのもダメなので迅速に
目立つところを…という感じです
比較
おっぱいのラインにあったゴミがなくなり圧倒的に綺麗になったのがお分かり頂けるかと
こうしてより良い状態のおっぱいが皆さまの元に届けられております
こちらはもっとわかり易いと思います
一目瞭然 汚いです
描いた時はちゃんと塗ったはずなのに 表示サイズなどの関係で見逃すんですねこれが
一瞬で消せる能力が欲しいです
仕上げ完了
とりあえず基準は まぁ大丈夫かな~ くらいで終わるようにしています
キリが無いので
裏でこんな事をチマチマチマチマやってる訳でございます
絶対にやった方が見ていて気持ちの良い絵になっているのは明らかなので
これからもずっとやり続けると思います
より良い原稿にする為、そして後ろめたい気持ちをなくしすっきりさせる為
できる努力は怠ってはいけないですね