姉とわたし(仮題) (Pixiv Fanbox)
Content
今FANBOXの公式企画で、プロットをみんなに公開するというものがあっています。
で、企画が始まった1月16日あたりに、自分ならどんなプロットを書くかなーと考えてたやつです。あと2つあります。
ちなみに公式企画には参加しません!
なぜなら見たところR18Gジャンルの人が参加してなさそーだったからです!(´;ω;`)
長いですがどうぞ!
あらすじ?
学校に行けなくなってしまった妹と、妹を心配するお姉ちゃん。ある日、お姉ちゃんは妹にこう言います。 「私にできることなら、なんでもするから」 妹はしばらく考えたのちに、 「じゃあ、お姉ちゃんがウンチしてるとこ見せてよ」 そう言って笑うのでした。 以下プロットです。 ①(過去)所属していた部活でミスをした妹。その日からいじめが始まる。 妹は同じ部活の部員である姉に助けを求めるが、姉は自分の保身のために妹を無視するのだった。 ②いじめが原因で不登校になった妹。 両親は妹に優しく接するが、妹はまるで壊れ物に触るようなその態度が苦手。 姉は妹が不登校になってから妹にすごく優しくなる。 「いってくるね」 姉が玄関から出ていくのを笑顔で見送ったあと、誰も見ていないところで苛立ちをにじませる妹。 ③夜、姉が家に帰ると、両親が妹に何か話しかけている。転校するか、この学校に在籍しつづけるのか、進路はどうするのか… 妹は途中で話し合いから離脱、自分の部屋に閉じこもる。 自分の部屋のドアをノックする音が聞こえるが、無視する妹。 何度かノックの音を聞いたあとようやくドアを開ける。 そこに立っていたのは姉だった。 言い聞かせるように語りかける姉。 妹には説教にしか聞こえない。 しかし、姉が最後に付け加えたひとこと… 「私にできることなら、なんでもするから」 この言葉を聞いて、しばらく考えこむようなそぶりを見せたあと、妹はニヤニヤと笑い出す。 ④「…?どうしたの…?」 妹の笑顔につられて笑いながらも疑問に思う姉。 「じゃあ、お姉ちゃんがウンチしてるとこ見せてよ」 妹はそう言って意地悪そうに笑う。 「…え?何言ってるの…?もう…小学生じゃないんだから…」 姉は冗談だと思って笑ったが、妹は急に真顔になって、 「は?言ったよね?なんでもするって。 ほら、早く見せてよ」 そう言ってトイレに連れ込もうとする。 「 っちょ、痛い…痛いって、腕引っ張らないで…!ま、待って、分かったから、でも今日はダメ…!」 「なんで?」 「お、お母さんたちが…」 舌打ちをする妹。 「はぁ〜。分かったよ。じゃ明日ね。あ、放課後早く帰ってきてね」 「な…なんでこんな」 「うるっさいなぁ!私が見たいって言ってんだから見たいの!あんた私に口答えできる立場なの?あんた私に何したっけ?」 「怒鳴らないで…わかった、わかったから…」 凄い剣幕でまくしたてる妹に怯える姉。自分の部屋へ帰っていく。 ⑤ 妹の回想 私が部屋にいると、部屋の外から ブーッ!ブブッ!ブス、ミヂチチチ… オナラと繊維質な音が聞こえ、続いて、 ボトンッ! ある程度の重さを持ったものが、水に落ちる音が鳴り響く。 明らかにウンチをしているときの音だ。 そして、汚い音の奥に微かに聞こえる、 「ん゛んッ……ふゔッ…」 踏ん張る声は姉のものだ。 ( あーあ。最悪。なんで私の部屋の真ん前にトイレあるんだろ…) しかもうちの家は和式で、尻を私の部屋側に向けてするもんだから丸聞こえだ。 うんざりしていつものようにヘッドフォンで耳をふさぐ。さて音楽を聴くか…そんなときふと思った。 あいつでもウンチはするんだな… 姉は学校の中でもトップクラスの成績優秀者だ。おまけにスポーツも得意。文武両道なんてバカにしてる…。 「私と同じ部活入ろうよ!」 「え…」 姉は私を嬉しそうに部活に勧誘した。 後で聞いた話だが、いろんな友達からいろんな部活に誘われていたらしい。 それを全部断って、妹と一緒の部活がいいと言い出す姉がどこにいるだろうか。 「…うん。お姉ちゃん」 嬉しかった。 なによりも私を優先してくれたことが。 「部活行こう!」 毎日遠い3年の教室から私を呼びに来る姉。 姉はいつも人気者で、後輩や先輩たちが寄ってきては姉に話しかける。 姉はごめん、これから部活だから、と断って、私の手を引いて歩く。 「ちょっ、お姉ちゃん、」 「んー?なに?」 「みんなに見られてるって…やめてこういうの…子どもみたい。手ぇ放して」 「うーん、やだ?」 「はぁ…」 姉の手はきれいだ。すらっとした指。白い肌。私の子どもっぽい手とは大違いだ。 廊下を姉と手を繋いだまま歩く。 人がたくさんいる中をかき分けていく姉の背中。後ろから私たちをからかう声が聞こえる。手が熱い。頬にまで熱を感じる。 「ねぇ、」 姉がふいにこちらを振り返る。 「な、なに」 私は反射的に目をそらした。顔赤くないかな…そんな心配をする。 「覚えてるかなぁ。私たちさぁ、小学生のころこうやって手つないで帰ったよね」 「そ…そうだっけ。忘れた」 「え〜!ひど〜い!お姉ちゃん傷ついたなぁ」 姉がわざとらしい声で言う。 本当は覚えてる。忘れるはずがなかった。 小学校からの帰り道、危ないから、なるべく友達と帰りましょうね。先生はそう言うけど、私には友達なんていなかった。 一人で歩いていると、校門の前に姉が見えた。 私と違ってたくさんの友達に囲まれる姉。私は目を伏せて通り過ぎようとする。 「あ!」 私の名前を呼びながら姉が駆け寄ってくる。 「いっしょに帰ろう!」 笑顔で言う姉。私はうなずく。 家まで一緒に手をつないで帰った。 もうそんな年じゃないよ。恥ずかしいよ。 友達と帰りなよ。 私の中の別の私が言う。 けど私はそれを、お姉ちゃんに絶対言わない。 だって… この時をなくしたくないから。 「ふたりとも〜、またそれかい!」 「お熱いですなぁ」 「このシスコンが!w」 結局、手をつないだまま体育館に到着した姉と私は、部活メンバーたちに早速からかわれる。彼女たちにとっては毎度おなじみの光景だ。 「えへへ〜、だって私、」 私の後ろから手を回して、私を抱きしめながら姉は… そのあと姉が続けた言葉に私は耳まで真っ赤になって、部員たちはきゃあきゃあと囃し立てる。 顔だけ動かして姉の方を見ると、姉は自慢げに笑っていた。 なんだ、その顔…。 「あれ?なんか怒ってる?」 姉が私の顔をのぞき込む。 「怒ってない」 「そう?ならいいや、ほら着替えよ!今日も頑張ろうね!」 私の気持ちなんて知りもしないで姉は、爽やかな笑顔で更衣室に走る。 「…なんなんだよ…」 私は少し泣きそうになる。 だけど、やっぱり嬉しかった。 そんな毎日だった。 あの日、私があんなことをするまでは。
⑥姉サイド
「ん゛う゛ゔゔゥ〜ッ!!!」
ブリブリブリッ!モリモリモリモリィ!
「うーわやば!太すぎでしょこれ!あっはっはっはっ!」
あれ…?何で私、こんな…こんなこと、してるんだっけ…?
妹の目の前で…
お尻、丸出しで…
いつも通り、お腹に力いれてふんばってうんちしてる…
全部見られてる…臭いもかがれて…る…
おかしいよ、こんなの…
「ほらもっと出るでしょ〜?あんたが入ったあとのトイレの臭さ、これの比じゃないじゃん」
「…っ」
「ほら、はーやーくっ!」
パンッ!
「いっ…?!」
私のお尻を妹が平手打ちした。
あまりの痛さに涙がにじむ。
「ん゛ッ…ふぅッ…」
私は仕方なくいきみ始めた。
ああ…そうだ、私の妹はもう、いないんだ…
私が知らないふりをしたあの日、妹を助けてあげられなかったあの日から…
妹はもう別の人になっちゃったんだ…
だからここにいるのは別の人なんだ…
「わぁ〜!すごいすごーい!前より太いウンチ出てる!お姉ちゃんさすがだね!」
「…!」
お姉ちゃんって呼ばれるのは久しぶりだった。
こんなに馬鹿にしたように呼ばれるのは初めてだけど…
やっぱり私はこの子のお姉ちゃんで…
この子は私の妹なんだ。
「うっ…うゔッ…」
「え〜何で泣いてんの?どしたーお姉ちゃーん??」
急ですがここで終わりです!長っ!
このあとお姉ちゃんは妹にうんちを我慢させられたり、学校でうんちさせられたり、彼氏の前でうんちさせられたりする予定です!
妹めっちゃ豹変するやん…
二人の幸せな未来が全く思いつかねえ…最後ハッピーエンドにしたいんじゃぁー
あとやはり言いたい…
ん?今なんでもするって
この有名な一節とかぶってるんだよなぁ…