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シンエヴァ観てきました。頭の中をアウトプットしないと前に進めない気がするので、書かせてください。

ネタバレ全開 考察でもなんでもないただの浅~い感想文。

ただの個人の感想です。各々の解釈があり、各々のエヴァ像があっていいんだと思います。

絵も描かずに何やってるんだ。すみません。2月半ばから休日0の繁忙期に確定申告も重なってもう楽しいことになってましたがとりあえず確定申告は終わったのでボチボチお絵描きしたいと思ってます。





諸々の事情の果て2021年3月8日に公開されたシン・エヴァンゲリオン劇場版:||。

どこからネタバレを食らうかもわからないこの時代、「早く観たい」というより

「早く観に行かねば」という義務感地味た感情でなんとか都合合わせて観に行ったのが3月13日。

「破」の頃は制服着て観に行ってた僕が今じゃすっかりミサトさん世代ですよ。



良い映画だったかどうかと言われると間違いなくいい映画だった。

ストーリーが面白かったかと言われると面白くはなかった。

観たあとに去来した感想は喪失感・寂しさ・別れの後の感情。


今作はエヴァを追い続けていたファンにとって、そして監督自身にとってのエヴァンゲリオンに対する別れの儀式であり、呪縛からの解放なのだと思った。卒業式と言ったらいいのやら、告別式と言ったらいいのやら。




「オタクよ、現実へ帰れ」

旧劇場版から一貫した監督の同族嫌悪地味たこのメッセージ性に変わりはないと思った。

が、監督も丸くなられたのかどこか親心地味た言い方になってるなと個人的には感じた。

こういう事を言うときに庵野はどうこうする所があって~みたいな、まるで監督の人となりを全て知っているかのように語る人がいるがあんま僕はそういうのが好きじゃない。

その人がどういう信念を持っている人かなんて、下手したら家族にすらわからないだろうに。

話が逸れたがこのメッセージをひしひしと感じたのが、

最終的にレイはカヲルとくっついて、アスカはケンケンとくっついて、シンジはマリとくっついたことだ。


いや、わざわざくっつけなくていいじゃん。


レイが好きか、アスカが好きか。なんてもうTV版の頃からファンの間で話のネタにされていた事だ。

「シンジくんが選んだヒロインは誰だったのでしょう それは皆さんの心の中にあります♪」みたいな終わりにして茶を濁しても良かったのに、あえてガチッと決着をつけて見せつけられた。しかもあろうことかシンジくんはポッと出の乳がでかい中身おばさんのメガネに掻っ攫われていった。


レイはまだいいよ。カヲルくんじゃん。お似合いじゃん。

アスカ派の俺の気持ち考えてよ。ケンスケおい。お前かよ。

正直このケンケンインパクトの衝撃で映画を見終わった直後は腑に落ちない気持ちでいっぱいだったが、わざわざこのヒロイン論争に決着が付けられていたのは監督からの

「オタクよ、(アニメの女の子でシコってないで)現実へ帰れ」という突き放しなのかなと感じた。

ある意味介錯と言ってもいい。

好きな人と結ばれるとは限らない。人生とはそういうものかもしれない。

僕は小中で可愛かった同級生の女の子がどこの誰とも知らぬベンチャー企業の社長と結婚したと聞かされたときと同じ気持ちになった。

監督。僕はね、もうそんな事言われなくてもとっくに大人だよ。

その手の感情ならもう既に経験済みなんだよ・・・・・・・。

一応アスカは14年前好きだったとシンジに伝えたこと、シンジもありがとう僕も好きだったと伝えられたのがせめてもの救いか。


結局のとこ物語的にそこまで接点なかったマリがシンジくんをお迎えに行き?(そのへんもうよくわかんない)、ラストではシンジくんに乳を当ててんのよして掻っ攫っていく。後から知ったことだがあの駅は監督の出身地の駅らしい。あぁ~あのあたりはもう完全に監督のエゴであり、マリは監督婦人の化身なんですね。




「面白くはなかった」

語弊のある言い方になってしまうが面白くはなかった。

それもそうだ、卒業式(もしくは告別式)を面白おかしいと思う人はいないだろう。

Qでシッチャカメッチャカになった部分は綺麗すぎる程に纏められ畳まれ、裏宇宙だのゴルゴダなんちゃらだの槍がどうのこうのエヴァらしい意味不明ワードを連発して理解不能の展開が突き進んでいき最終的にはエヴァのない世界(現実)、ハッピーエンドで終わる。


人々の予想を超えた論争の起こる超展開が繰り広げられ、新参ファン置いてけぼりのセンセーションが巻き起こる・・・なんてことはなかった。

普通に綺麗に終わった。だからこその、あぁこれで本当に終わりなんだなという寂しい気持ちになった。

最初にも書いたがこの作品はファンにとって、そして監督にとってのエヴァンゲリオンへの別れの儀なのだと感じた。



内容的にここいる?と思ったのはあのピンク髪とかトウジ妹が急に発狂しだす

サスペンスドラマシーン。あの時間でもっと丁寧に描写できるシーンがあったのではないか。

あの首なしエヴァたちがいきなり素っ裸になって3D首無しマネキン大行進のシーンはちょっと前衛的すぎて(俺は一体何を見せられているんだ)感が半端なかった。

他にもリアル3Dデカ波の顔だったり、なんやかんややっぱり理解を超えてくるところはあった。



「見終わった後」

エンドロールで宇多田ヒカル唯一神の神曲を聴いた後、席を立ち現実に帰った。

ちょっと物語に引き込まれすぎて現実に気持ちを戻すのが大変だった。

後に解釈を得るがまず俺のアスカが奪われたあのNTRケンケンインパクトの衝撃。

そしてこれで本当に終わったんだな、という喪失感を感じながら

飲み物を買い、155分の劇中尿意を催さないため何も飲んでいなかった喉を潤した。

しばらく呆然としてしまった。







最後、これはこうなのかなぁって思ったとこ、箇条書き

・アスカクローンやったんかワレ。あの13号機の中の人だったアスカがもしかしてオリジナルのアスカ?つまり惣流アスカ?


・旧劇セルフオマージュシーン、プラグスーツビリビリムチムチ赤面ドチャシコアスカはエヴァの呪縛が解けて肉体年齢が28歳になったからあぁいう作画になった?てかそうでもないといきなり作画の雰囲気変わる意味わからないよね。


・ケンケンとアスカはヤッてない!そういうのじゃなくて保護者と被保護者なんだ!って言うアスカ派の悲しい叫びが聞こえますがアレはヤッてると思います。俺だって悔しいよ。ヤッてなかったとしても、最後ケンケンのところに戻っていったムチムチアスカ見たら普通ヤるよ。やらなかったらケンケンホモだよ。


・終始パンツ丸出しノーブラアスカがエロかったです。



プロフェッショナルの流儀で庵野監督特集あるみたいですね。それ観た後だと感想も変わるのかな。パンフレットも結局売り切れで読めていない。

書こうと思うといくらでも書けるのでこのへんで。

おわり。


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