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「あの…誰ですか、その女…」 その低い声に俺は思わず震え上がった…… 今まで聞いたこともない腐女子少女の怒り声。 ……今まで仲良くしてきた…これからも楽しくエロく過ごしていきたいと思っている女の子のこんな声は聞きたくなかった。 腐女子少女を怒らせたくない、嫌われたくない…!これまでの関係を終わりになんてしたくない…! やましいことをしている自覚があるだけに、俺は思わずランニング少女と繋いでいた手を振り払ってしまった。 すると…今度はランニング少女が無表情で俺を睨みつけてくる。 「私も紹介してほしいな…ねえ、誰……その女?」 底冷えするような冷たい声…いつも元気で明るいランニング少女とは思えないくらいの声だ。 怖い…ランニング少女を怖いと思ったのは初めてだ。 彼女とも、これまでずっと良好でエロい関係を築いてきたのに…それが終わってしまうかもしれないと思うと怖くてしかたがない。 いま、俺がどちらかの少女との関係を断ち切る決断ができれば…もう一人の少女とは続けていけるかもしれない。 追い詰められた俺はそう思ったけど… 選べない。 腐女子少女も、ランニング少女も、どちらも負けず劣らず魅力的で可愛い、エロい身体をした美少女……それもどちらの女の娘とも、最高に身体の相性がいいんだ。 ……そんな二人を片方だけ切り捨てることなんてできない……。 「あ、ああ……えっとね……」 どうしよう……どうすればいい?俺は何を言えばこの状況を切り抜けられるんだろう? 必死になって考えるけど……何も思いつかない。 そんな俺に構わず、自体は嫌な方向に向かっていく。 俺とランニング少女の手が離れたのを見て、腐女子少女が強引に身体を割り込ませてきたのだ。 俺のことを背にかばうような体勢になって…ランニング少女を睨みつけている。 「その女とは随分ですね…。私、お兄さんと『毎週』図書館でお会いしているんです。そうですよね、お兄さん?」 「そ、そうだな。図書館でよく合っているんだ」 「……っ!」 腐女子少女の言葉に俺は反射的に返事をする。 腐女子少女はまるで所有権を誇示するみたいに俺の腕にしがみついてくる。 そうすると、腐女子少女の爆乳に腕が挟まれて……すげー気持ちいいしエロい光景なんだけど、今はそれどころじゃない。 そして……ランニング少女の方からは歯ぎしりのような音が聞こえてくる。 女の子がおっぱいを男に押し付け、爆乳で腕を挟むなんて…よっぽど親密な関係じゃないとありえない。 腐女子少女が、俺とのただならぬ関係をアピールしてランニング少女を牽制しているのだ。 ランニング少女は、その姿に静かに怒り…小さな手で拳を握りぷるぷる震えている。 小動物みたいでかわいいのだけど…彼女が怒っているのは間違いない…。そせて彼女は、ニコッと笑みを浮かべたかと思うと… 「その女なんて言い出したのはあなただけどね。私も、お兄さんと『毎週』この公園で合ってるんだよ。だよね、お兄さん?」 「そうだな…週末はランニングが日課でさ。この娘ともよくここで会うんだ」 「……ッ!!」 今度はランニング少女が俺に寄り添って、腐女子少女を挑発するように言う。 俺の腕…腐女子少女が抱きついている方と反対の腕に抱きついて、その爆乳で腕を挟んできた。 弾力のある巨大な乳房に挟まれた腕はあまりに気持ちよくて……俺の顔が緩むのを見た腐女子少女は歯を食いしばっている。 これはまずい……二人の睨み合う目が険しさを増すのと比例して、俺の腕を挟み込む二つの爆乳の圧力が強くなってきた。 その上で二人は互いに俺を奪い取ろうと腕を引っ張り出して痛みすら走ってくる……。 ……こんな状況でも、おっぱいに挟まれてるだけで幸せを感じてしまう自分のダメさが恨めしい。 しかし……そんな修羅場みたいな状態になっている俺たちに、さらに追い打ちをかけるように事態は悪化していく。 どんどん引っ張る力を強くする彼女たちをまえにして、さすがに痛みが我慢できなくなってきて… 「……ん……ぐぅうっっ!?」 ついに苦痛を声に漏らしてしまったのだ。 それが爆乳少女達の戦いのゴングになると気が付かないまま…! 「「ごっ…ごめんなさい!!」」 痛みを訴えた俺の手をバッと離した腐女子少女とランニング少女。 俺が両腕をかばって二人から距離を取ったことで、俺を挟んで睨み合ってきた彼女たちを隔てていた壁がなくなった。 直接睨み合った彼女たちの瞳に、今まで見たことがない憎悪が宿る。 「このっ!!」「はあっ!!」 掛け声を上げる二人。 彼女たちの動き方に、俺は心当たりがあった。 その声の可愛らしさとは裏腹に、彼女たちが繰り出そうとしている技はあまりに危険だ。 彼女たちは、俺とのバトルファックのさなか、一度だけ冗談半分にその技を使ったことがある。 その一撃を顔面に食らった俺は鼻血を吹いて、首が折れるかと思うほどのダメージを受けた。 あんなものを女の子同士の喧嘩で使うつもりか!? 「や…やめっ」 俺は静止の声をかけようとしたが、間に合わない。 彼女たちはすでに動き出している! 身体を少し反らし…幼さの残る華奢な体にたわわに実ったエロ過ぎる胸の膨らみを見せつけるようにしながら…… 「「っ!!!」」 思い切り腰を捻ってその見事な爆乳をフルスイング! 相手の爆乳めがけて叩きつけようとする! 可愛いブラがなかなか見つからないって愚痴を零していた彼女たちのバストはIカップだそうだ…。 その重量は、彼女たちの爆乳を何回も揉ませてもらった俺はよくわかっている。 片方だけでメロンくらいの重さがあるんだ。 それを二つ同時にぶつけあったときの破壊力は凄まじい! バチィィィィィイインン!!! そんな音を立てて、二人の爆乳は激突した…! 「んあぁあっ!!?」 「ひぃいぃっ!!?」 ロケットみたいな形をした二人の自慢の爆乳も、同格の爆乳とぶつかればただじゃ済まない。 衝突の衝撃で、二人の少女は互いにおっぱいを叩き潰された。叩き潰し合った。 その威力は、ぶつかり合った爆乳がはち切れるんじゃないかってくらい潰れているのを見ればわかる…! ブチィッ!! 「「ぐぅうっ…!」」 ぶつかった瞬間に、そのあまりの衝撃に耐えきれなかったのか、彼女たちのブラジャーが千切れた音がした。 二人はぶつけ合ったバストを、今度は押しつぶし合いながら痛みを堪え、悔しそうに睨み合う。 「…すみませんでしたね。『私の』おっぱいが大きいからぶつかっちゃいました…!」 「こっちこそ、ごめんね…!『私の』おっぱいが大きいからぶつかっちゃったよ…!」 ぎりぎりと歯を食いしばって潰れた胸を押し付け合う二人。 二人の爆乳が、押しつぶされて柔らかく変形して……それでもなお、相手よりも大きいことを誇示するみたいに、お互いの爆乳を押しつけ合っている。 腐女子少女もランニング少女も、『私の』爆乳、と強調して…自分の乳房が大きいからぶつかったんだと主張をしているけど、両方のおっぱいを揉んだことがある俺にはわかる… 彼女たちのおっぱいは互角だ。 おっぱいが互角な二人が、本気で爆乳をぶつけ合って潰し合いなんてしたら…酷いことになる…! 「ちょ、ちょっと待ってくれ……!!」 このままではまずいと思った俺は、二人の間に割って入ろうとしたんだけど…… 「お兄さんは黙っててください……!」 「お兄さんは黙っててよ……!」 「……ッ!?」 二人に睨まれた俺は、彼女たちの迫力に気圧されてしまい、何も言うことができなくなってしまう。 男の俺が怯むくらい、彼女たちの声は怒りに満ち、その表情は鬼女のそれだった。 「……このおっぱいでお兄さんを誑かしたんですね?……許せません……!!」 「……そっちこそ…!お兄さんのこと、このおっぱいで誘惑したんでしょ……!?絶対に許さない……!」 二人の少女は憎しみを込めて互いのおっぱいを睨みつけている。 その恐ろしい顔に、睨まれているわけじゃない俺が身震いしてしまう。 「お兄さんから身を引いて、二度と合わないでください。あなたみたいな駄乳女に、お兄さんのそばにいる資格はありません」 「そっちが身を引けばいいんだよ。あなたみたいな貧乳女のところにいたら、お兄さんは不幸になるだけだもん。」 二人とも押し付け合い、押しつぶし合うおっぱいが痛むのだろう…言い合いを続ける腐女子少女もランニング少女も、痛みを堪えるような表情を浮かべていて、それがまた俺を不安にさせる。 「私の方が、お兄さんを気持ちよくしてあげられます。あなたの駄乳なんかより、ずっと……!!」 「私の方だよ……!私のおっぱいが一番お兄さんを気持ちよくしてあげられるんだから…!あなたの貧乳なんか、お兄さんはいらないよ……!!」 「「……ッ!!」」 お互いに一歩も譲らず、火花が散る。 二人は相手の言葉に怒りを顕にし…そして、次の瞬間、押し付けあっていた乳房を引き離す…! ブルンっ!バルンっ! ブラが壊れて、もう彼女たちのおっぱいをサポートするものはなにもないのに…離れた瞬間に音をたてて、もとの見事な爆乳に戻った。 二人は相手を威嚇するように、爆乳を揺らしながら、そのおっぱいを見せつけあう。 「お兄さんは、私のものです……誰にも渡したりしない……!」 「お兄さんは、私のものなんだから……あなたなんかに渡さない!」 「「……ッ!!」」 バチバチバチバチィッ!! 二人の視線がぶつかり合い、激しい火花が飛び交う……。 そんな様子を見せつけられて、呆然としていると…… 「……ふっ!!」 「……はぁっ!!」 二人は、今度はさっきと反対側からおっぱいを振りメロンサイズの爆乳がぶつかり合った……! 二回目の、おっぱいビンタのぶつかり合い…! バチィイィイイイィンッ!!! 「「んぁあああっっ!!」」 苦痛に顔を歪めて、悲鳴を上げる二人。 俺が少し揉んであげれば、すぐに気持ちよさそうに甘い声を上げてしまう敏感すぎる爆乳が力任せの打撃で叩き潰されたのだ。 おっぱいを叩き潰される痛みなんて男の俺にはわからないが、彼女たちの大きな瞳から浮かんだ涙が、その苦しみを表している。 「はぁっ……はぁっ……」 「んっ……くぅっ……!」 息を荒げ、苦痛に耐える少女たち。 その可愛らしい顔立ちは、おっぱいを潰し合った痛みのせいで真っ赤に染まる。 そんなに痛いならギブアップすればいいのに…二人は頑として譲らない。 それどころか、潰れ合った爆乳をさらに押し付けあって、相手のおっぱいを押しつぶしてやろうと、必死になっている。 「「ぐぅううっっ……!」」 二人が苦しそうな声で喘ぐ。 おっぱいが潰れているせいで、呼吸をするだけでも辛いようだ。 「……ッ!負けませんよ……!絶対に、あなたなんかに……!」 「……ッ!こっちだって、絶対に、負けないよ……!」 彼女たちは必死だ。 どちらも絶対に負けたくないと意地を張り合いながら、自慢の胸を押し付け続ける。 しかし、必死になって戦う彼女たちには心底申し訳ないが…美少女がおっぱいを潰されて苦しそうに悶絶する姿は、男なら誰もが見惚れるほどのエロさだった。 「お兄さんは、私のことが好きなはずです……!」 「違うよ、お兄さんは私のおっぱいが好きだって言ってくれたもん……!」 「違います!私のおっぱいが好きなんです……!お兄さんのおっぱいが、泥棒猫のおっぱいに負けるわけにはいかないんです…!」 「誰が…お兄さんのおっぱいなの!?お兄さんのおっぱいは、私のおっぱいのことだよ…!泥棒猫のおっぱいのくせに…図々しいよ…!」 二人が睨み合う。 おっぱいの押し付け合いをしながら、互いにおっぱいを貶し合い、罵り合っている。 ……俺は、こんなことをさせるために彼女たちと、接してきたわけじゃない。 だけど……だけどだ。 可愛い顔を憎悪に歪め、醜く罵り合う腐女子少女とランニング少女は、今までで一番美しくエロく輝いて見えた。 そのあまりの美しさに、俺は言葉を失ってしまう。 俺が彼女たちに見入っていると、 二人の少女は、互いの爆乳を引き離した。 ぶるんっ!! 二人のおっぱいが、解放され、揺れ動く。 あんなに潰れていたのに、その弾力も素晴らしい形も、何も変わらない。 二人の少女は、痛みを堪えるように、肩を上下させながらも、相手を見据えて睨みつける。 「はぁっ、はぁっ……もう、絶対に許さない…!その目障りなおっぱいを叩き潰して…二度とお兄さんの前に姿を現せないようにしてあげますっ……!!」 「はぁっ、はぁっ……それは、こっちのセリフだよ……!あなたの駄乳を徹底的に潰して、二度とお兄さんの前に出てこれないようにしてあげる……!!」 二人は、再び自分の爆乳を相手に向けた。俺はもう彼女たちの喧嘩を止めるつもりもなくなって…股間を熱くしながら固唾を飲んで見守っている…。 涙目で睨み合う二人が徐々に距離を詰めていく。 二人はまっすぐにお互いを目指して歩みを止めず… トンッと、ブニっと音をたてて軽くおっぱいを押し付け合った。 「ふーっ…!ふーっ…!」 「はぁっ…!はぁっ…!」 鼻息を荒くしながら、血走った目で睨み合う姿は、まるで獣同士の戦いのようだ。 二人が何か…とんでもなく野蛮で暴力的な戦いを始めようとしている……それに気がついた俺の心臓が激しく高鳴った。 「「ふぅううんんんんッッ!!」」 そして二人の美少女は獣のような声を上げて戦い始める…! 腰を左右に激しく捻って、自らの爆乳を相手の爆乳に連続的に叩きつけ始めたのだ……!!  ドッパァアアンッ!! ドッパァアアンッ!! ズパァンッ!! バスゥウンッ!! 「んぎぃいいぃっ!?!あっぐぅうっ!!おごぉおっ!?!!おほぉおぉっ!!!」 「うがっぁあああっ!?!!あぁぁああっ!?!んぎっ!!ぎぃいいぃいっ!?!」 四つの巨大な肉球が、踊るようにぶつかり合い、波打つ。 弾力で互いを反対側に弾き飛ばし合ったり、おっぱいの付け根まで潰されながらすれ違ったり、互いの乳肉に乳肉がめり込んでおっぱいが陥没し合ったり… いずれにしても、おっぱいが激突するたびに二人の少女が悲鳴を上げるのは変わらない。 二人は大粒の涙を流して悶え苦しみ、ダメージが脚に来たのか膝がガタガタと笑い始めている。 それでも二人はおっぱいを振るう。自慢の爆乳を叩きつけ合う。 相手のおっぱいを、自分のおっぱいで屈服させるために。 互角のIカップバストが、延々と相打ちを繰り返す。 その度に凄まじい衝突音が響き渡り、乳房が互いを叩き潰し合って…腐女子少女も、ランニング少女も、目を見開いて苦痛に顔を歪めて悲鳴をあげる…! 「いぎゃぁぁぁあああぁっ!?!?!いだいぃぃいいぃっ!?!おっぱい壊れるぅううぅうっ!?!?!」 「潰れちゃうっ!?おっぱい潰れちゃうぅ!!?!私のおっぱいぃぃいいっ!!?ふぎぃぃいいいっ!!?!」 彼女たちの喉どころか、傍で見ている俺の心まで引き裂けそうになるくらい悲痛な声…! こんな痛そうな声を、俺は生まれてこのかた一度も聞いたことがない……。 「っ……!負けませんっ!絶対負けませんっっ!!!おっぱい壊れろぉっ!!おっぱい壊れろぉぉおっ!!!」 「っ……!負けるもんかぁ!絶対にぃぃっ!!!おっぱい潰れろぉ!!おっぱい潰れろぉぉおっ!!!」 彼女たちの悲痛な声が、互いを罵り合う醜い罵声が…俺の心を締め付ける。 おっぱい同士がぶつかり合った瞬間に、彼女たちのおっぱいが、まるで杵で殴られた餅みたいに潰れている。 自分の体があんな潰れ方をしたら、痛くないはずがない。 それどころか泣いて逃げたくなるくらいの激痛が襲っているはずだ。 だって、俺は知っている。 腐女子少女も、ランニング少女も、優しくて可愛い普通の女の子なのだ。 それなのに……それでも彼女たちは止まらない。 悔しそうに、痛そうにしながら…睨み合い雄叫びを上げて乳を振り回しておっぱいをぶつけ合い続ける。 「んぎびぃいいぃいいっ!?!このぉおおっ!!…潰してやるっ!その貧乳絶対に潰してやるぅううっ!!」 ランニング少女の魂の絶叫が響く。 彼女は必死の形相だ。 おっぱいを潰される苦しみに耐えながら、涙を流しながら、歯を食いしばって、全力のおっぱいを目の前の腐女子少女の巨乳に打ち付け続けている。 「あぎぃいいぃいいっ!?!あなたの駄乳なんかに、……負けませんっ!!絶対に潰す!あなたの駄乳を叩き潰してあげますっ!!!」 腐女子少女の魂の絶叫が響き渡る。 彼女の顔は怒りと憎しみに染まっていた。 おっぱいを潰されている屈辱のせいか……頬を真っ赤にして、瞳から涙を浮かべながらも、全身全霊のおっぱいを目の前のランニング少女の爆乳にぶつけている。 「「ふぎゃあぁあぁあっ!!?!」」 二人の美少女のおっぱいの潰れる音と、少女たちの悲痛な叫び…おっぱい同士が弾ける音が木霊する。 おっぱい同士の打撃戦が始まってから、ずっと二人は泣き叫んでいる。 彼女たちの涙を見て、いつの間にか俺も涙を流していた…。 俺は彼女たちのおっぱいが潰れるのを見るたびに…心が張り裂けそうになるほど苦しかった。 だけど、それ以上に……彼女たちに、女同士が争う姿に、興奮して仕方なかった。 「いい加減っ…んぐぅううっ?!!し、しつこいんですよっ…いぐぅううぅ!?!泥棒猫のくせにぃぃいいぃっ!!」 「そっちこそっ…うごぉぉおおっ?!!いい加減っ…潰れてよぉっ!!?!おぶううぅぅううっ!??!」 二人の美少女の口から漏れ出る苦悶の声……。 左右におっぱいを振ってぶつけ合い続ける二人の動きは全く衰えない。 胸にはダメージがたまり二人が感じる痛みはどんどん大きくなっているはずなのに…! 「潰れろっ!おっぱい潰れろっ!!おっぱい潰れろぉっ!!おっぱい潰れろぉぉおっ!!」 「潰れろぉぉおっ!駄乳っ!駄乳っ!駄乳っ!駄乳っ!!駄乳っ!!駄乳がぁあっ!!」 二人は、ただひたすらに相手を罵り、貶しながら……自分の胸を相手の胸に叩きつけ続ける。 何発も、何十発も…泣きながら、叫びながら、ひたすらにぶつけ続ける。 威力も互角、スピードも互角、耐久力も互角…なにもかも互角のおっぱいのぶつかり合いで、二人は等しくおっぱいを痛めつけられている。 だが、それでも……二人は、まだ止まる気配はない。 彼女たちは、自分のおっぱいが相手のおっぱいに勝つことを全く諦めていないのだ。 「んぎびぃっ!?あぐぅううっ!?!あがぁああっ!?!んあぁぁあっ!!?負けなぃいいいっ!!私のおっぱいは負けないんだからぁぁあっ!!!今度こそ……潰れちゃぇえええっ!!!」 「んぐぅうううっ!?!んぎぃいいっ!!んぎぃいいっ!!んぎぃいいっ!!んぎぃいいぃぃいいッッ!!私のおっぱいが勝つのぉおおっ!!私のおっぱいっ!!私のおっぱいがぁあぁぁあっ!!!」 二人の少女が、苦痛に顔を歪め、涙を流し、悲鳴をあげ続け……そして、二人は同時に相手の肩を突き飛ばして距離を離した。 二人の少女は、息も絶え絶えになりながら、お互いの爆乳を睨みつけ、 「もう限界ですか…!やっぱり、あなたの駄乳は私のおっぱいには勝てませんよ……!さぁ、早く負けを認めてください!」 「それはこっちのセリフだよ……!あなたこそ、その貧乳そろそろ限界なんじゃないの?降参したら?」 言い合いながら、腐女子少女はランニング少女が簡単には負けを認めないとわかっていたのだろう。 さんざんぶつけ合ってもまだ健在な巨乳を誇示するように両手で持ち上げると、それをランニング少女に見せつけて脅迫を始める…! 「負けを認めないなら…ここから走っていって、おっぱいを叩きつけます…!あなたのおっぱいなんて、すぐにぺちゃんこの肉塊に変えてあげるんですから……!」 「……っ!?」ランニング少女の顔が恐怖に引きつった。 あの距離から全力で駆けてきた少女があの爆乳で体当りしてくる……! そんなことになったら、彼女の巨乳は間違いなくペシャンコになる。 でも…ランニング少女は、それでもなお折れない。 彼女もまたおっぱいを両手で持ち上げて腐女子少女に見せつけて… 「ふんっ!やってみなさいよ……!!私だって、あんたのおっぱいなんか、全力のおっぱい体当たりで叩き潰してあげるんだから!!」 「……っ!?」今度は腐女子少女の顔がひきつる。 ランニング少女のおっぱいだってまだまだ、弾力を失ってない。 あんな爆乳が全速力で突っ込んできたら、腐女子少女のおっぱいだって潰されてしまうだろう。 それなのに、腐女子少女は、強気に宣言する。 「……っ!いいですよ。じゃあ、やり合いましょうか…!どっちかのおっぱいが壊れるまで……!女の子同士でおっぱいぶつけ合って、おっぱいで決闘です!」 ランニング少女も、虚勢を張って言い返し、応える。 「望むところだよ…!絶対に私が勝つんだから…!女の子同士でおっぱい叩きつけ合って、おっぱい喧嘩して…絶対にあなたのおっぱいを潰しちゃうんだから!」 勇ましいセリフを放つ二人の顔は青ざめている。 彼女たちが二人とも自分が勝つと思っているのは間違いないだろう…でもここまでやりあって決着がつかないような相手と全力疾走から正面衝突なんてしたら自分のおっぱいだってただじゃすまない。 俺の中で、そんなに怖いなら喧嘩なんてやめればいいという思いと… 女同士でもっと闘えとけしかけるような思いがないまぜになっていく。 彼女たちが俺の思いを汲んだなんてことはないだろうけど、これからおこる悲惨な戦いを前に尻込みしていた二人が…そんな自分を振り切るように叫び声を上げた。 「「うわぁぁぁぁああああっっ!!!!」」 二人は、そう叫び合うとおっぱいをぶつけ合うために走り出す。 ばるんっ!ばるんっ!と、両手で支えられた二人の巨乳が激しく揺れ動く。 そして彼女たちは…本当に全力疾走で…正面からぶつかり合った! 爆乳と爆乳を、真正面から激突させたのだ! バキィィィィィイイイイイイィッ!!!! 「「ふぎゃぁああぁあぁあっ!?!?!」」 二人の美少女の悲痛な叫び声が響き渡る。 二人の美少女のおっぱいが、壁に激突したみたいに真っ平らになるまで叩き潰され…直後に、二人共が車に撥ねられたみたいに弾き飛ばされ地面に叩きつけられる。 「「ひぎぃいいぃぃいっ!!おっぱい潰れちゃったぁぁあっ!!おっぱい潰れてるぅううっ!!んぎぃいぃいっ!!」」 おっぱい同士がぶつかりあったダメージは大きすぎた。 二人は自分の胸を両腕で抱え込むようにして、腐女子少女は地面に倒れたまま体を痙攣させ、ランニング少女は地面を転げ回る。 美少女失格のブサイクな顔で、悔しそうにボロ泣きする少女たちの涙が地面に吸い込まれていった。 おっぱいが潰れた痛みに泣き叫ぶ少女たちの姿… 「うっぐぅううっ!!私のおっぱいがぁあっ!!潰れちゃってますぅううっ!!んぎぃいいぃぃっ!!」 「うごぉおおっ?!私のおっぱいもぉおおっ!?!ぐぇぇぇぇぇぇぇぇっ!?!おっぱいぃぃぃいっ!!」 二人は、おっぱいがぺちゃんこになったことに絶望しているようだ。 だが、それでもまだ勝負は終わっていない。 おっぱいは潰れたが、それはお互い様…二人共、胸が痛くて涙が止まらないようだが… いや、ここまでやったからこそ…こんな結末では終われないのだ。 二人の心理状態はコンコルド効果に似てる…このままおっぱい同士で喧嘩を続けたらたとえ勝ってもおっぱいは再起不能になる。 でも、ここで終わりにしたら……ここまで喧嘩して、すでにおっぱいは潰れかけ、ボロ泣きさせられるくらい痛めつけられて、それでも喧嘩を続けてきた頑張りが無駄になってしまう。 相手との決着をつけるためには、また一から痛めつけ合いをしなくてはいけない。 そんなこと…できるわけない。 「「っ……!負けない……負けないんだから……!負けてたまるか……!絶対に、あなたを倒してやるんだから……!」」 二人の少女は、そう言いながら、苦痛に悶絶しながらも、ゆっくりと立ち上がっていく……。 二人共足はフラフラで、おっぱいが痛すぎて胸を押さえている手を離すこともできない有様……。 「負けられないんです……っ!お兄さんを、こんな女に…奪われて…たまるかぁ…!!」 「絶対に勝つんだっ…!お兄さんのためにっ…こんな女に、お兄さんを奪われないためにっ…!!」 ランニング少女は自分の胸をかばうように覆っていた手を離し…グラビアアイドルがやるように両腕で左右から爆乳を挟み強調する。 そして、それを腐女子少女に向けて見せつけるように突き出す。 「今度こそっ…!あなたのおっぱいを叩き潰してあげるっ…!ぺちゃんこになって、二度と元通りになんてならないようにっ!」 そのセリフを忌々しげに聞いた腐女子少女も、痛む胸を押さえていた手を離し…ランニング少女と同じ格好で、爆乳を強調。 軽く胸を張って、ランニング少女に見せつけて挑発を返す。 「こっちのセリフです…!次のいっぱつで、あなたのおっぱいを潰してあげますよ……!あなたのおっぱいが、二度と元に戻らなくなるまでね……!」 二人の美少女は、自分の胸を強調するポーズのまま睨み合う。 その目は、相手のおっぱいへの恐怖と、おっぱいから走るズキズキした痛みによる涙、自分のおっぱいをこんな目に合わせた相手への憎悪に塗れている。 「「絶対に、勝つんだからぁぁああぁあぁっっ!!!」」 二人同時に叫び声を上げて、地面を蹴って走り出した。 巨乳をぶつけ合うために……二人の美少女は、全力疾走で相手に向かって駆けていく……!! ランニング少女はもちろん、腐女子少女も走るのは早い…! もともとそんなに離れていない距離はあっという間に0に近づいていく。 「「はぁぁああぁあぁぁあぁああっっ!!」」 二人は、雄叫びを上げながら、全力疾走で相手に向かって突進していく。 50kgはないとしても、それなりの重量を持った肉の塊が突っ込んでくるんだから…その威力は相当なものだ。 一回目の激突であんなに痛がって、悶え苦しんだ二人は…二回目の激突がどんな結果をまねくのか想像できたはずだ。 にも関わらず、二人の美少女は突撃を続ける。 二人の美少女の顔は真っ青だ。 怖いのに、恐ろしいのに、それでも前に進むことを止められない。 まんまるに見開いた目で、最期の瞬間まで睨み合いながら……腐女子少女とランニング少女は、全速力でおっぱいを激突させる……!! バッチィィィィィィイイイイイィィンンッ!!! 「「んぎぃぃいいぃぃぃいぃぃいいいっっ!!」」 二人共、凄まじい絶叫をあげてなぎ倒され胸を抑えたまま地面に投げ出される。 「「おっぱいぃぃいぃぃっ!!おっぱいぃぃぃいぃいぃいぃいっっ!!」」 自分のおっぱいを必死に両手で押さえて、痛みを堪える少女たち。 二人の美少女は、地面に倒れ伏したまま……涙と鼻水を流して泣き叫ぶ…! 「うぎぃいぃいっ!!痛いぃぃいいぃっ!?!むり、こんなの無理ぃぃいぃっ!?!!こんなのしてたら私のおっぱい壊れちゃうよぉぉおっ!!?!」 「ひぎぃいいぃぃっ!!痛いっ!!痛いっ!!おっぱい痛いのぉぉおっ!?!?!もう無理ぃっ!?!?!私のおっぱい死んじゃうぅぅうぅっ!?!?!」 泣き叫ぶ二人はあまりにも哀れで、無様で、惨めだ…… 「もう無理」「おっぱい壊れる」「おっぱい死んじゃう」…二人の口から途切れることなく漏れる敗北宣言。 しかし、それでも二人の美少女は、立ち上がることをやめようとしない……。 「…えぐっ…うぇぐっ…まけられ、ないっ……!負けられないんですっ……!お兄さんはっ……お兄さんだけは……この女には、渡さない……!」 「えぐ……えぐっ……わ、たしだって……!負けられない……!お兄さんを……この女なんかに渡したくない……!」 涙を流しながら、ボロボロになりながらも、二人は再び立ち上がった。 「なっ……!?」 その時、俺はようやく、彼女たちの「おっぱい壊れる」という叫び声が比喩でもなんでもなかったことに気がつき声を漏らす。 彼女たちの垂れることを知らない極上のロケットおっぱいが、…まだ僅かだが…、張りを失って垂れ下がっていた。 さっきまでの二人のおっぱいが女子高生や、女子大生らしいプルプルのゴム毬みたいなおっぱいだとしたら… 今の二人のおっぱいは熟れた30過ぎの女の少し垂れた乳房に似ている…これはこれでエロいが、おっぱいに自信があった二人にとっては… 「「っ……!そ、そんな……」」 自分たちの胸が……おっぱいが、確実にダメージを受けている現実を目の当たりにして、二人とも絶望的な表情を浮かべる。 そして、すぐにその顔が怒りに染まった。 般若か、鬼女のような顔だ。 自分のおっぱいを台無しにした相手への憎悪と復讐心で、二人はもう取り返しがつかないほどに怒り狂う…! 「許せない……絶対に……絶対に……あなたを倒してやるんだからっ!おっぱい壊してっ!おっぱい潰してっ!おっぱい殺してやるっ!!」 「ふざけないで……!絶対に……絶対に……あなたのおっぱいを壊して……!あなたのおっぱいを、ぶっ潰して……おっぱい殺してあげますっ!!」 自分の垂れた乳房を一瞬悲しげに見つめた後、まだ闘うために、その下乳を掴んで前を向かせる。 そして、これで三回目……二人のおっぱいはもう限界だろうけど、ダメージは胸に集中していて、足や体はほぼ無傷。 そのせいで、二人の少女は今までと全く変わらない速さで走ることができた。…できてしまった。 「「はぁぁああぁあぁぁあぁああっっ!!」」 二人の美少女は、雄叫びを上げながら、みたび…全力疾走で相手に向かって突進していく。 巨乳をぶつけ合うために……お互いのおっぱいを殺し合うために……二人の美少女が、おっぱい同士を激突させる! バチィィィィイイイイイィィンンンッッ!!!!! 「「んぎゃぁぁぁあああぁぁぁあああああっっ!!」」 二人のおっぱいが……潰れた…! 互いに複雑にめり込み合い、陥没し合って、押しつぶされた。 あまりにめり込みすぎたために…二人の引き締まったお腹とお腹がくっついてしまっていた。 腐女子少女も、ランニング少女も、半ば白目を向きかけ…… そして……立ったまま、身体を食い込ませあって密着したまま…… 「あ、ぁぁっ……」 「ひ、ぃぃいっ……」 二人の美少女は、そのまま失禁してしまう。 ジョロジョロ…ジョロジョロジョロジョロォォッ… 股間から黄色い液体を漏らしながら、時折身体を痙攣させながら……二人の美少女は、力なくその場にへたり込む。 「う……くっ……ふぅっ……」 「ひぃ……ひっく……ぐすっ……うぇぇぇんっ……」 二人共、泣き出していた。 悔しくて、辛くて、恥ずかしいのと、胸の痛みで、涙と鼻水を垂らしている。 お互いのおっぱいを壊そうと必死に戦ってきた二人が、ついに相手のおっぱいを破壊して、自分のおっぱいを壊されて相討ちになってしまった。 二人の美少女は、身体をめり込ませあったまま、嗚咽を漏らし続けている。 ****** それから数分後…ようやく泣き声が収まると、ランニング少女が口を開く… 「お兄さん、今日は帰ってもらっていいかな…?私ね、これからの私を、お兄さんに見られたくないんだ……たぶん、すっごく酷いことになると思うから……だから、今日のところは帰ってほしいの。ごめんなさい。」 「私からも…お願いします。今日はもう帰ってください」 ランニング少女の言葉を、腐女子少女が引き継ぐ。 「これからの私を、お兄さんに見られたくないんです…たぶん、すごく醜くて、すごく嫌な女に見えると思いますから。あなたに、そんな私を、見てほしくありません…」 そう言うと二人は身体を引き剥がした。 胸がもとの形に戻ろうとして動くことすら、今の彼女たちには苦痛だったらしく、苦しげに顔を歪める。 「わかったよ……じゃあ、帰ることにする……」 俺には彼女たちの言葉に逆らうことはできなかった。 俺に向けて言葉をかける二人は、普段通りの優しい女の娘たけど…一皮むけば恐ろしいバケモノが潜んでいて、その気配が漏れ出ている。 彼女たちがこれから何をするのかは見当もつかないが…さっきまでの悲惨な喧嘩よりも、さらに破滅的な喧嘩になるのだけは確実だ。 大好きな女の娘たちが互いに傷つけ合い、彼女たちの美しさが、エロさが、台無しになっていくだろう。 俺は、それを見るのが怖かった。 だって……そんな姿をみたら……すでにガチガチに勃起した俺の肉棒が、どうなるかわからない……。 自分を巡って、泣きながら争う女の子を眺めながら、薄ら笑いで射精する…そんな自分になるのが怖かったのだ。 彼女たちに背中を見せる俺。 そんな俺に… 「待ってください…!」 腐女子少女が呼び止める。 「……お兄さん、一言でいいんです。私に頑張れって言ってください。私のこと、応援してください…!そうしたら、私はまだまだ戦えます…!お兄さんの言葉を糧に、この女に勝つまで戦いますから…」 それは、まるで愛の告白のような懇願だった。 「お兄さん!私に……頑張ってって言ってよ!?お兄さんのために、私、戦うんだから…!だから、お兄さん、お願い……!私のこと、応援して…!その言葉があれば、私…この女に勝つまで戦えるから…!」 さっきの言葉が腐女子少女の愛の告白なら、この言葉は…ランニング少女の愛の告白だ。 二人の愛を、俺はせめて受け止めなくては……ここで、どちらかを選ばなくては……俺は二人の少女をいっぺんに失ってしまう気がする。 だけど…俺の下半身は、全く違うことを命じていて…そして男は、残念ながら…下半身でものを考える生き物なのだ。 「二人とも……頑張ってくれ」 俺の言葉を聞いて、二人は一瞬悲しそうな顔をして、苦笑いをした。 「残酷な人ですね……お兄さんは」 「ほんと……私が頑張ったらこの女がひどい目に合うし……この女が頑張ったら私がひどい目に合うんだよ?なのに…二人とも頑張れなんて」 二人の顔に、一瞬だけ影が差す。 だが、すぐに二人はいつもの顔に戻った。 「でも、頑張る…!これでも、ホントにお兄さんのこと好きだから…!こんな女には渡せないよ…!」 そのセリフに、腐女子少女が傷ついた顔をして…すぐに嫉妬と怒りの表情を浮かべた。 「……負けません。絶対に、あなたの好きにはさせませんから。私も……いえ、あなたなんかよりずっと、お兄さんが好きですから……!」 今度はランニング少女が辛そうな顔をして、そして嫉妬に燃える目で睨みつける。 「じゃあ……お兄さんは、もう行ってください……。来週、また会いましょう」 「またね…お兄さん。でも…来週お兄さんと会えるのは私だけだから…覚悟しておいて?」 「お兄さんと来週からも一緒にいるのは私だけです。…この女とはもう二度と会えなくなりますから、今日でお別れはすませたと思ってください」 二人の美少女は、笑顔で別れを告げる。 二人の美少女は、涙を堪えて、お互いを憎しみの目で、殺気を込めてにらみ合う。 俺は、そんな彼女たちに背を向けて、歩き出した。 薄ら寒い公園を一人歩く俺の背後から二匹のメス獣の絶叫が聞こえた気がした……。

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