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本日最終話が配信されました「ただし俺はヒロインとして」。 気付いた方もいらっしゃるようですが、各話サブタイトルが全て ギャルゲの曲名やサブタイトルからとったものになっております。 作者自らってのも野暮な気もしますが、 元ネタを解説させていただいちゃいますね。 もともとはツイッターに書いた連投ツイートだったんですが、 一気に見られるようにこちらにまとめておきます。 ●第1話 第1話サブタイは「Brand-New Heart」。 ギャルゲ界でもトップクラスに有名な「ToHeart」の PC版の主題歌から拝借しました。 俺ヒロ劇中作の「こころねハートフル」はToHeartっぽい作品というイメージ。 また、Brand-New Heartは直訳で真新しい心。 サブタイ的には真新しい「こころ」という意味ですね。 ●第2話 第2話サブタイは「お名前なんてーの?」。 1話と同じくLeafの名作、「ToHeart」の曲名から。 といっても主題歌ではなく、 主人公の名前入力時にかかるサントラ曲の曲名です。 新しい世界での学園生活で出会うヒロイン一香に自己紹介する回なので、 この曲名を拝借しました。 ●第3話 第3話サブタイは「よくある家庭の事情」。 このへんからどんどんぼくの趣味全開になってきました。 TerraLunar(テラルナ)/月面基地前の家庭内ラブコメ 「しすたぁエンジェル」のサントラから。 ぼくが初めてプレイしたPCギャルゲでもあります。 一香の家庭事情に触れる話だったので、この曲名を拝借しました。 ●第4話 第4話サブタイは「Noisyスイートホーム」。 OVERDRIVEのバンド物の名作「DEARDROPS」より、 メインヒロイン律穂のED曲です。 DEARDROPSではバンドやライブハウスのことを暗示してましたが、 ぼくはこの「うるさいけどあたたかい家庭」という言葉が大好きで、 一香の家庭を表す言葉としてお借りしました。 ●第5話 第5話サブタイは「セピア色のモチーフ」。 カクテルソフトの「Canvas ~セピア色のモチーフ~」のサブタイです。 第5話で初登場の美礼が美術部キャラということで、 美術部といったらもうCanvasしかないだろうと。 美礼編は「〇〇色の~」で統一したかったので、 曲名じゃなくてサブタイを拝借しました。 ●第6話 第6話サブタイは「茜色のパレット」。 F&C・FC01の「Canvas2 ~茜色のパレット~」のサブタイです。 第5話に引き続き美術部部長の美礼編ということで、 Canvas2からお借りしました。 余談ですがぼくは漫画家の児玉樹先生のファンでして、 児玉先生のコミカライズ版のファンでもあります。 ●第7話 第7話は「虹色のスケッチ」。 全年齢版「Canvas2 ~虹色のスケッチ~」のサブタイです。 流れ的にはCanvas3がよかったんですが、 3のサブタイは「白銀のポートレート」。 「○○色の~」で統一したかったので2のPS2版から拝借しました。 しかし今思えばPSP版の「Canvas3 ~七色の奇跡~」にするという手もありましたね。 ●第8話 第8話サブタイは「あいかわらずなぼく。の場合」。 月面基地前の「らくえん~あいかわらずなぼく。の場合~」のサブタイです。 らくえんはぼくがかつて二次創作やらせてもらってたくらい 思い入れあるタイトルです。 第8話は日常回なので、使うならここしかない! と 使わせていただきました。 ●第9話 第9話は「空に届く」。 GROOVERのグリーングリーンPS2版より、とあるヒロイン(ネタバレ防止のため伏せる)のED曲です。 ヒロインが死んでしまう悲しいお話として有名なシナリオがありまして、 理沙編のタイトルにはこれしかない、と。 ホントはPC版のエンディング曲「星空」にしたかったんですが、 第9話に星空シーンが出てこないのでPS2版で。 ●第10話 第10話は「a song for...」。 OVERDRIVEのバンド物の名作「キラ☆キラ」より、 とあるヒロインルート(これも伏せます)のED曲です。 こちらは死んでしまったヒロインを想って 主人公たちのバンドが歌う歌の曲名で、 みんなで歌うシーンがある9話にぴったりだと拝借しました。 ちなみに歌っているバンドはHAPPY CYCLE MANIA。 理沙の好きなバンドの名前は……? おっとこれ以上はここではちょっと。 ●第11話 第11話は「小さなてのひら」。Keyの名作「CLANNAD」の名曲です。 エンディングに死が待つ理沙編のサブタイとして 9話と10話はヒロインが死んでしまう話の曲をお借りしたんですが、 11話は死んでしまったヒロインが生き返る……というか死ななかったことになる ラストで流れるこの曲から拝借しました。理沙もきっと幸せになります。 ●第12話 第12話は「Girls in bloom」。 PULLTOPの「PRINCESS WALTZ」のサントラから拝借しました。 直訳すると咲き誇る少女たちという意味になります。 12話は3人娘がお風呂で裸の付き合いをする回なので、ぴったりかな、と。 ちなみにこの回は読者サービス兼、 タダヒロに思い出を作ってあげたくて描いた回です。 ●第13話 第13話は「Feeling Heart」。 Leafの「ToHeart」PS版とアニメ版の主題歌です。 本来の意味は感じる心?(傷つきやすい心という意味もあるとか)かと思いますが、 俺ヒロ的には「心」ではなく「こころ」と解釈してください。 本来の「こころ」の意思が見え隠れし始める回なので、このタイトルにしました。 ●第14話 第14話は「ハローグッバイ」。 GROOVERの「グリーングリーン3 ハローグッバイ」のサブタイトルです。 グリグリ3は卒業のお話なのですが、 俺ヒロもラスト付近ではこれを使いたいとずっと思ってました。 余談ですが、OP版にしか出てこない「きっと二人のキスはいつかさよならを越える」は 大好きな歌詞です。 ●第15話-ボツ案 第15話タイトルはずっと考えていたタイトルがあったのですが、 もう1つ悩んだタイトルがありました。 それがToHeart PS版エンディング曲、「それぞれの未来(あした)へ」です。 卒業の歌で、聞いてるだけで涙ぐんでしまいます。 タイトル的にも合ってるんですが、やはり元々考えていた方にしました。 ●第15話 というわけで、ただし俺はヒロインとして第15話、最終話のタイトルは、 読者の皆様全員がよく知っているあのゲームのタイトルを使いました。 そう、「こころねハートフル」です! ここであのタイトルが使われることで俺ヒロは完成すると個人的には思っておりました。 以上、俺ヒロサブタイ解説でした。 本編を楽しむ助けになったらうれしいです。

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