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みなさんこんばんは!!  jast-yです。


今回からは前回の投票で決まりました「ルリナ&マリィ くすぐり地獄(仮)」の作成過程をご紹介していきたいと思います。


今回の題材はモデルの"ウェイト微修正"です。


まず、こちらが今回利用するルリナの3Dモデルです。

ルリナらしいきりっとした凛々しい顔ですね!!では、早速笑ってもらいましょう!!



はい、これでもいい感じに笑っていますが、何か目元の形がよろしくないんですよね。さらに、下まつ毛も一部消えてしまっています。

こちらを修正するのが、"ウェイト微修正"となります。


"ウェイト"とは、目のボーン(骨)を動かしたとき、まつ毛やまぶたがどれだけ動くのか?を示す"重み"のことです。そのウェイトをまつ毛などに色塗りすることで、設定しますが、こちらのウェイト付けが現状あまりよろしくないため、下まつ毛やまぶたの動きがおかしいことになっています。

はい、こちらが実際のまつ毛に塗られている"ウェイト"で、両方の下まつ毛に色が塗られています。さらに、こちらの画面は左目のボーン(骨)を動かしたとき、どのまつ毛をどれだけ動かすのか?を設定している画面になります。


ここで、おかしいことに気づいたでしょうか?そう、"左目"を動かしたときの設定なのに両方のまつ毛にウェイトが塗られています。つまり、このままでは左目を閉じたり開いても、右目のまつ毛が動いてしまうことになります。

なので、先ほどの笑っているルリナのまつ毛の挙動がおかしくなっています。


このウェイト微修正はかなり地道な作業なうえ、時間がかかるため、最近ではこちらのウェイト微修正をして、ルリナの顔が理想の形になるように修正をしていました。


その結果…。

こんないい感じに下まつ毛もくっついたまま、困った笑い顔が表現できるようになりました。

実際はアニメーションの作成作業がメインとはなりますが、理想のアニメーションを表現するためには、このような地味な修正作業も重要になってくるんですよね…。


今回の報告は以上となります!!

次回は、ボイスリメイクする作品を決める投票企画の案内をして、

そのまた次回は、いよいよ作成したアニメーションの作業状況を紹介できればと思います!!


それではまた次回、お会いしましょう!!



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