萌ゆる私の脂肪 (Pixiv Fanbox)
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私の名前は棚腹凛花(たなばらりんか)
体重は驚かないでほしい755㎏。こう見えて、元々は50㎏前後だったの。今は700㎏の脂肪と筋肉が増量した、圧巻ボディなのよ。
太るきっかけは今の彼氏に会ったこと、あの頃は地下格闘場でどいつもこいつもぶっ潰していたんだぜ、おっと荒れてた頃の口調は今はやめよう。
荒れてた私がどこかの酒場で、からみにからんだ相手が今の彼氏。すさんだ私にやさしいのなんのって。
幾度も会ううちに、ふとしたきっかけで「どうしたらもっと強くなれるんだ」って私がぼやいたら
「体重増やして質量で殴ればいい」とか言った後に「それに太れば太るほど、君は可愛いと思う」とか言ったの、耳を疑ったわ、でもストンと落ちたのよね。
それから、メキメキ、ブヨブヨ、どすんどすん、太っていった。どんどん変化していく私だったけど、
彼の好物である肉が、脂肪が、私の体に付けば付くほど脂肪を通して彼のことを想ったの感じたの、最高って感じちゃった。
気が付けばジャバザ〇ット棚原の出来上がりっ、ジャバとは違って私はセクシーで可愛い感じだけどね。
くびれがあった体は見事な洋梨体型、お腹はどーんと垂れ下がりに垂れ下がって膝なんかお腹で隠れちゃった。
ぱっちりしていた目は今でもなんとかぱっちりしてるけど眼下にあるのは大きくなった顔の肉!顔だけで50㎏近くあるのかもしれない。
首は肉で埋まって、かつて肩があった部分まで顔の肉が垂れ下がっている。
二の腕と太ももはドラム缶以上のインパクトある大きさ、お尻は腹に比べて小さいけど、セルライトと脂肪のでぶんでぶんで、ぱんっぱんなんだから。
胸?もちろん今では超巨乳のブルブルのバインバイン!昔の私の胸の大きさと比べたら、片胸だけでクルミとスイカの大きさレベルの違いなのよ、ふふっ。
唯一変わってないのは髪型だけかもしれない、とは言っても顔が大きくなった分、伸ばしたけど。
そんな体が揺れれば揺れるほど彼の事を想うし、脂肪が付けば付くほど性格が丸くなって落ち着いて、女の子らしいことをできるようになった事を思うと、
人間離れしたこのブヨブヨ揺れる体がとても私を可愛くさせてくれたものに思えて愛おしい。
まぁ時々、ぶひぃとか、ぐひぃとか、全身垂れて休んでる光景とか一般の可愛さから逸脱したものはあるけど、一長一短、場合によってはそんな光景こそエロエロでキュートなんだから、ねっ。
「ふぅ、そろそろたっくんが帰ってくる時間だなぁ せーのっ ぎひぃいいいっ」
痩せてた頃より、少し高くなりつつも、どこか太く重い私の声が部屋に響き渡る。
ソファに垂れ下がった体を自力で持ち上げるというか立ち上がるのはかなりやりがいがある、声を出さなければ渾身の力が出ないのでつい喘いでしまう。
流石に外で言うのは元々目立つ体が目立ちすぎるので「どっこいしょ」とか「よっこらしょ」とか言ってなんとか力を出している。700㎏級の乙女は何かとするたびにインパクトがあるのだ。
「ひぃ…ひぃ…ぷひゅぅうう」
立ち上がるのに成功してソファの前で仁王立ちになる。ちょっと呼吸を整える。
目の前の大きな鏡にはスカートからはみ出た、床に付きそうな腹から火照った大きな顔まで肉が段々になってる私がいた。
彼も、今はまだいないし遊び心でセクシーポーズを取ってみる。二の腕の脂肪が顔を圧迫するがなんとかポーズが取れた。
痩せていた私では到底たどり着けなかったエロさがそこにはあった、体の前に突き出た巨大な二段腹、腹から左右に垂れ下がる魅惑の超乳、
この良さがわからない人は気分を損ねる類のものだろうが、グラビアモデルに匹敵する魅力を持てた気がしてしまう。
「我ながら、…なかなかのものね」
肉塊女として開き直った感情が私をそう呟かせるがちょっと自嘲が入ってしまう。まぁ仕方がない人生22年のうち20年は痩せていたのだから。
息が落ち着くと玄関に向かう、足は脂肪で大きくなりすぎたおかげで閉じることができずレントゲンで見れば常に大股状態だ、ひょこひょこと歩かざる負えない。
こう見えても歩くのはまだ全然できる。とても疲れるが10mなら小走りもできる。こう見えても私は格闘家、しかもパワーは以前の数倍はある。
尻や腹がゆさゆさ揺れるのを感じながら玄関まで歩いた私は、たっくんが来るのを待つ。さっき電話があったからもうすぐ着くはずだ。
チャイムがなった。チョココロネみたいに膨れ上がった指で鍵を開ける。
「ただいま!」
ドアが閉まると同時に両腕を大きく広げながら言う、たっくん。
彼の両腕が私の背中で重なり合うことがなくなってどれくらい経つだろうか。それだけ横に大きくなった今の私は布団のように彼を包み込める。
「おかえり!」
私も両腕を開けて、腹をぶるんっ♥って揺らして少しかがんで彼に抱き着いた。少しかがまないとお腹が彼との距離を阻むんだもの。
うぐうっ少しかがんで床すれすれに浮いた腹が重いよぉ。
大きくなりすぎて垂れ下がった自慢の巨乳が彼の下腹部に当たる、ふふっ普通の胸の大きさじゃこんなエロいこと出来ないんだから。
腹の重さに耐えつつ、私と彼はキスをする。私の大きくて膨れてちょっと垂れてる頬が彼を挟み込む。
並みの二十顎をはるかに超えて大きく垂れ下がった私の顎肉の上に彼の顔が乗っている。
ああっ、彼の顔を包み込める私の大きな顔、ちょっと誇らしい。
舌をからませるか迷うところだが、そういうプレイよりも今は私の脂肪を、ただただ彼は堪能したいらしいので私も彼の存在を自らの肉体全てで感じることにした。
しばらくして、
「ぷ、ぷひゅう、ぐひぃ」
大きな顔を赤らめて少し歪む私の表情、顔に付いたたっぷりの脂肪も連動して動く。
「ふふっ、もしかしてリンは腹が重くて辛い?」
「う、うん、地面から浮かしてるからね、ぷふぅ、わかったのは流石ねぇ」
「いやぁそれほどでも、ただ…」
「ただ?」
「腹を浮かして揺らして喘いでるリンがとても女の子っぽくて可愛いからもう少し頑張ってもらっていい?」
「ぐひっ、もう~しょうがないなぁ」
腹単体で重さは計ったことはないがウェスト300㎝を遥かに超えて肥えた腹だ、少し時間が経てば、だるんだるんに腹を揺らしながら必死で耐える私がいた。
「ぷひゅう、ぷひゅう、んぎぃぃぃっ、いぎっ、ぎっ、もうらめらよぉ、重いよぉ」
「ごめん!ありがとうっ!腹を支えるぞ、んぐっ、お、重い…な」
「はあっはあっ、愛が詰まってるんだから、ぷひぃ…当然でしょ!」
「ぐぐ…そうだよな…」
彼が腹を持った状態で2分、なんとか息が落ち着いたので彼から腹を放してもらう。ぐふっ、重いね★
「はふぅ、私、頑張ったんだから、たっくんにもお風呂で頑張ってもらわないとね」
体をぶるぶる揺らして手を後ろに組み、腹を床に垂らして、ウィンクしてかわいいポーズをとる凛花。
そこにはかつて痩せていて荒れていた頃には想像もつかないキュートさで女の子になった凛花がいた。
設定画