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けもケ13で出す予定の同人誌のネームとプロットです!

全4話構成で、こちらは3話目です。

1話6p 2話6p 3話10p 4話10p になる予定です。合計32p。


今回も私が原作を担当しています。前作のTF+αはごちゃまぜだったので、今回はシリーズ風にしてみました。


配信活動をしている叶恵るいというキャラクターが、獣化ドッキリを仕掛けられて、その後どんどん獣化薬の沼にハマっていくストーリーです。


ネームが超ざっくりですが、小説風に書いたプロットも下の方に掲載しましたので併せてお楽しみください。


原作 るい

作画 月原麗羅


ネーム












プロット

プロット執筆 るい

プロット作成補佐 いぬごや


□第三話 カンガルー化 仕返し!こっそり獣化させちゃおう! 


るい「そろそろ時間なので配信を終わります! 見てくれてありがとう! 今回は特別にスタジオからお送りしました。」

リオ「ありがとうございました~!」


二人とも笑顔で配信を終了する。今回は特別にスタジオを借りての配信だったが、わざわざスタジオを借りたのは、借りる事自体が目的なのではない。その後にるいがどうしてもやりたい事があった。


るい「ふう……お疲れさま! これ買ってきておいたよ」

リオ「おっ、ありがと~」


小さなペットボトルをリオに渡すと、喋りっぱなしで喉が渇いていたのか、その中身を全て飲み干した。

るいは「上手くいった!」と言わんばかりに口角が上がっていたが、必死にそれを隠す。


リオ「ふう、じゃあ帰りますか」

るい「うん、お疲れ~」


リオがスタジオから出ていったのを確認すると、るいがこっそりその後をつけていく。手にはスマートフォンを持って動画を撮影しつつ、小声で声を入れる。


るい「前回獣化薬のドッキリを食らったので、今回はリオにカンガルーになる獣化薬を飲ませました! 果たしてどうなってしまうのでしょうか……!」


スタジオを借りたのはこのためだった。自宅からだと風景から住所が特定される恐れがあったので、わざわざスタジオから配信していたのだ。


リオにバレないように、電柱の陰や塀にこそこそと隠れながら、リオの背後からビデオで撮影を続けていた。

しばらくすると、何やらリオが少し苦しそうにしている様子が伺えた。





リオ(なんだか苦しい……体も熱くなってきた気がする。熱でもあるのかな?)


息が荒くなり、徐々に足取りが重くなってくる。本人はまだ気づいていないが、耳がカンガルーのそれに変化しながら頭の上の方に移動していた。


リオ「んっ……なんか足がキツイな……」


いつの間にやら靴が小さくなったような感覚に襲われて靴を脱ぐと、何やら靴下が歪な形になっていた。


リオ「なっ、なにこれ!? もしかして……!」


驚いている間に足の変化が進み、靴下が破れてしまう。


リオ「るい~っ!」


ドッキリに気が付いたリオが声を上げる。

変化は止まらず、次は尻尾が伸び始めてきた。

尾てい骨の辺りから伸びてきた尻尾は徐々にズボンを押し上げていき、苦しさが増していく。


リオ「うっ……尻尾生えてくるの早いよぉ、このままじゃ……!」


ミチミチとズボンを圧迫していく、カンガルーの大きな尻尾。やがてズボンが耐えきれなくなって破裂し、尻尾が外に勢いよく飛び出した。


リオ「いやあああーっ!」


ズボンが破れたショックやるいにハメられた事に気が付いた怒り、羞恥心で顔が真っ赤になり、汗も滲んていた。


下半身もカンガルーのそれにすっかり変化し、ピョンピョン跳ねる事しか出来なくなっていた。


リオ「るい……ぃっ、どこかにいるんでしょ!? 許さないわよ!」


ぴょん、ぴょん、と跳ねながら周囲を見渡す。そして、二人の目が合ってしまった。


リオ「居たっ! あっ、待ちなさい!!」

るい「ごめんなさーーい! ド、ドッキリ大成功!」


二人は街中で追いかけっこを繰り広げるのであった。


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