月末報告 1月 (Pixiv Fanbox)

■はじめに

みなさま、ご支援いただき誠にありがとうございます、神戸ナギです

今月は作品数が少なくてすみませんでした…今後はしっかり体調管理をしていきます

最悪の幕開けとなった2023年ですが頑張っていきますのでよろしくお願いいたします

それでは気を取り直し今月も諸々の報告していきます

いつも通り作品投稿の記事ではないのでスルーしていただいても構いませんが、作風の方向性を変えていこうと考えていますのでお知らせの内容だけでも読んでくださると幸いです

また、今月も効果音素材を購入させていただきました

こちらも詳細はお知らせにあります

■お知らせ

長いお話になるのでここでは結論を、後述で経緯を詳しくご説明しますがこれからの作品は「ジュンコ ぺろちろ」のようなカラーのアニメ塗り作品を主体にしていきます

それに合わせてただの白黒アニメと化してしまったグレーバージョンは作らなくなります

また、現在は尺の長いGIF動画を用意していますが尺の長い動画はMP4のみにして

GIF動画は1モーションのループ動画のみか作らなくなります

もし自分の漫画絵のアニメーションに期待して支援を続けてくださった方がましたら

本当に申し訳ございません、これからの自分に目を向けてくだされば幸いです

よく分からないという方は次回の作品や内容物をダウンロードしていただいたときに

以前と比べて残っていたりなくなっているものを確認していただければと思います

もう一つのお知らせは

みなさまの支援金でいくつかの効果音素材を購入させていただきました！

ありがとうございます、動画のクオリティを上げてより良いものを提供します

今回は水音系の効果音でジュンコの音声の裏でこっそりなっています

今までは音声の切り貼りだったのでより自然になっていると思います

シーンによって最適な音を当てられるようにいろいろ試していきますね！

■経緯

ここからは作風変更に至った経緯をお伝えます

長いですしわかりやすく書いたつもりですが、伝わりづらいので本当に興味のある方のみご覧ください…

もともとpixivで作品を作り始めた当初は漫画絵が好きだったこともあり、漫画絵がアニメーションをするのが面白くていいかなと思い作り始めたんですが

カケアミや黒ベタ、影を線で表現しているといざアニメーションをしたとき、意図せず影がすごい動いているように見えてしまうということが起きてしまいました

なんとか表現を抑えて作ったのが初投稿のブレマートンで自分でも漫画絵というよりグレースケールイラストのほうが近いなと思っていました

ブルーアーカイブのキャラクターを描くようになって柔らかい表現を、と思いグレースケールの中でも薄い色を塗っていたんですが漫画特有の太い線がキャラと合わなくて苦肉の策で色を重ねたりしてみましたが、自分のなかでは納得のいくものではありませんでした

漫画っぽさを無理やり残そうとしてもよい事がないようにみえたので、時間がかかるかもしれないがアニメの線と塗りに挑戦しようと考え、できた作品が最新作のジュンコです

ジュンコは自分のなかでもかなりしっくりきていて、アニメーションはやはりアニメ塗りが最適解だなと痛感しました

ですのでこれからはアニメ塗りで作品を作っていこうと考えました

漫画絵は1枚絵としてたまにおまけについてるくらいになると思います

アニメ塗りの作品になる上で次に問題になってくるのがGIFと言う形式です

GIFは広く普及していてどのwebブラウザーでも大抵は再生できる便利な形式です

pixivでうごイラを投稿する時もこの形式なんですが問題なのは色数が256色しかないのと可逆圧縮という圧縮方式のことです

色数が256色しかないので（JPGやPNGは1,677万色です）

本来の塗った色が違う色に変化したりグラデーションがきれいに表示できません

pixivの「ジュンコ」やFANBOXの「011_ジュンコ ぺろちろ カラー」のGIF動画を見ていただくとわかりやすいですが

頬の赤身のグラデーションや髪のグラデーション、左上から当たる薄いグローライトなどがうまくく表現されていません

きれいに表示させるには減色効果で色数を無理やり落としたり、パーリングノイズを上から重ねたり、ディザ処理といってノイズを混ぜて目立ちにくくしたり、そもそもグラデーションやぼかし・グローを使わないなどクオリティを落とす対策が必要です

もう一つの可逆圧縮は動画からバラバラな一枚絵に戻しても劣化がなく圧縮できる方法で、フレーム間圧縮といって前後の絵の違いだけを保存する形式ではないので非圧縮な一枚絵が重なっていき動画が長くなればなるほど比例してファイルサイズが膨れ上がるように大きくなってしまいます

非圧縮と言っても色数は256色でしか表現できないので本当にサイズだけが大きくなるだけですね…

今まではpixivに投稿するために制作したGIF動画、そしてその高解像度版としてFANBOXの方にもGIF動画も用意してきましたがカラーのアニメ塗りになったこと、一つの動画にいろいろなモーションを入れるようになって尺が長くなり色数によって表現の幅が狭くなる上にファイルサイズも大きいという全くよくない形式になってしまいました

今後、pixivの投稿は楽しめる範囲で動画を短くするか画像の連番投稿を一回試し、自分が表現したいものが尺の長い動画になる場合はジュンコで試したFANBOXの全体投稿をすることにします

以上がアニメ塗りに移行する経緯と尺の長いGIF動画を作らなくなる経緯です

うまくお伝えできているかわかりませんが、方向転換して大変申し訳ないと思いつつ、このままで進んでも行き止まりしか見えなかったので思いきって踏み切りました

アニメ塗りの勉強は始まったばかりですが、良いものを素早く作っていく努力は続けますのでこれからも応援していただけると幸いです

■振り返りと雑談

今月は作風の方向転換と新型コロナウイルス感染で振り返れるほどの作品がないですね…本当に申し訳ないです

作品はジュンコと、その射精差分のテストですね

ジュンコはアニメ塗りとカメラワークの実験的な作品で個人的には納得しています

ただ、カメラワークの方は必要なかったなと思っています

あまり大きく動き過ぎると見る場所が散乱してしまい本来の見てほしい部分である舌の動きが見づらくなってしまいました、反省点です

これからはあまり大きく動かすことはないと思います

つぎに、今回は音声を切り貼りせず丸々合成してみましたが意外と違和感がなく溶け込んでいるように感じました、いかがでしたでしょうか？

これからも大きく違わないのであれば切り貼りしない方向性でいってみます

あとは背景で、アニメ塗りになることで見栄え的にも背景をそれなりに描かないとダメなんですが、キャラクターを描くより時間がかかっては元も子もないので描けるときは描く、それくらいの心持ちで進めることにします

国によってエッチに見える色が異なるので今回はピンク色でしたが今後は髪の色を背景色にするのが無難そうです

もう一つはジュンコの射精差分のテストですね

量やサイズ感は調整するかもしれませんがおおむねこの表現でこれからは進めていきます

もっとドロッとしたり、細かくできるのですが自分のパソコンの性能だと流体の計算が途方もない時間がかかるので一番いいバランスを見つけて改良していこうと思います

当たり判定(コリジョン)を設定できますので口の中に出したりじわっとあふれ出たりいろいろ表現できそうです

射精音に関してはまだつけたりしていないのでわかりませんが、音声作品だと射精音のない方がいいという方もいらっしゃるようなので要望があれば射精音がないパターンを用意してもよいかなと思っています

あと余談ですがpixivのプロフィール画像にR18の画像を使うのは規則違反らしく運営の方からご連絡をいただきました

ですので急遽ジュンコの画像がプロフィール画像になっていますがどこかのタイミングでFANBOXのカバー画像と合わせて変更していきます

■来月

新型コロナの後遺症か倦怠感と咳の症状が残っていますが体調は戻っていますのでいつも通りに作業できるとおもいます

作風や射精差分の表現方法も固まりましたし今までやってきた試行錯誤的な作品作りも一段落したので新たな問題が見つかるまでは現状の技術を向上していく方向性です

特に動きがなければ月末報告も四半期報告くらいの頻度でもいいかもしれませんね

アニメ塗りに慣れ、いいものを素早く提供できるようになるよう技術向上を目指す

そんな月になりそうです

■最後に

以上、月末報告でした！

今月も駄文・長文を読んでいただきありがとうございました

なにか質問がある場合は気軽にコメントください、できる範囲でお答えします

ではでは、来月もご支援いただいてお会いできたら幸いです！

それではまた！