Home Artists Posts Import Register
Join the new SimpleX Chat Group!

Content

前回(https://www.fanbox.cc/manage/posts/5122790)の続きです。 いつものように路地裏を見て回っていたリナだったが、ふと、ある想像が浮かんでしまう。つまり、もしも今、背後から現れたごろつきに捕まってしまったら、と考えてしまったのだ。 とっさに振り返ったが、そこにはどんな影もない。 リナにはそのとき抱いたものが、安堵なのか失望なのか、わからなかった。 その想像を振り払おうと、路地裏に響く足音が速くなる。 だというのに、その妄想はなかなかリナの頭から去らなかった。 --捕まったら、胸を触られてしまうかもしれない。 抵抗しようともがくせいで揺れているそれを、ごろつきに鷲掴みにされてしまうかもしれない。 視線を下に向けると、胸の先端はもう黒布を押し上げていた。 そのことがバレたら、あいつらはきっと容赦なくそこを-- 危うく、路地裏にあられもない声を響かせてしまうところだった。 それでも、リナは指を止めることができなかった。 続き(https://atsukake.fanbox.cc/manage/posts/5679266)

Files

Comments

No comments found for this post.