みかげピエロ_FANBOX版 (Pixiv Fanbox)
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こんばんは、カシオペアです。
今日も先日アップした一般リクエスト「みかげピエロ」のちょっとだけ解像度をアップさせたFANBOX版を配信したいと思います。
最後にはちょっとした“おまけ”もありますので、ぜひご覧ください。
こちらの衣装は何かの教育番組で見たことがあるそうで、それを参考に描いたものになります。
いただいた参考資料はイラストなので実際にどこまで合っているかはわかりませんが、このようなピエロ衣装を見たことあると言う人もいますでしょうか?
ピエロの衣装としては特徴的なので、見たことある人は「あれかな?」と思う人もいるかもしれませんね。
こちらは当初のリクエスト内容ですが、1枚目にコレを持ってくるとこう言うキャラと勘違いされなくもないので、おまけ枠として持ってきました。
実際問題としてこんな顔で風船渡されたら子供は泣くでしょうね(笑)
リクエストをいただいた段階で特別シチュエーションの指定はなかったので、絵に意味を持たせる意味でも「アルバイトで風船配りをしている様子」として描写しました。
するとリクエスト様から簡単なショートストーリーをいただきましたので、それを公式で手直しさせていただいたものを掲載したいと思います。
ひかるとみかげの2人のやりとりをお楽しみください。
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「これは、ひかるとみかげの日常のお話……」
ひかる「みかげ、ちょっとこれ見てみて?」
みかげ「ん?え~っと……」
「『未就学児向けハロウィンイベントのスタッフ募集』のお知らせ?」
ひかる「うん、今月末の土曜日に」
「市民センターで幼稚園の子供たち向けのハロウィンのイベントがあるんだって」
「それのお手伝いで、1日スタッフを募集してるみたいなんだよね」
みかげ「へぇ~……」
「おっ、コレ結構日給いいね。お小遣い稼ぎになるかも……?!」
ひかる「それもあるし」
「小さい子たちとも触れ合えるから、どうかなぁ~って思ったんだけど……」
みかげ「そうだねぇ……ん!?」
「『尚、スタッフの方々には仮装をして頂きます』???」
「……!!!」
「(ってことは、仮装したひかるが見られるチャンス!?)」
「(みかげもやれば、一足先にハロウィン気分!?)」
みかげ「……ひ、ひかるがやるなら、みかげもやってみよう……かな……?」
「お小遣い稼ぎにはなるし……うん………」
ひかる「じゃあ折角だし、やってみようか?」
みかげ「……うん!!」
ひかる「それじゃ、この日の説明会に行かないとね」
みかげ「うん……」
「(ひかるの笑顔、そしてひかるの仮装が見られるよぉ!)」
「(ありがとう、市民センター!)」
「(ありがとう、ハロウィンーー!!)」
ひかる「ん?どうしたの??」
みかげ「あ、いや……なんでもない………」
~説明会当日~
職員「……という訳で、当日は仮装をして頂く事になりますが……」
「何か質問はありますか?」
参加者「仮装はこちらで自前で調達する形になりますか?」
職員「あまり怖くなかったり、過激なもの以外であれば自前でも大丈夫です」
「あとはこちらからレンタルになりますね」
参加者「ありがとうございます」
「……となると、スパ〇ダーマンなら大丈夫か……?」
ひかる「衣装どうしようか?」
みかげ「とりあえずレンタルをみて見れば?」
ひかる「うん、そうだね」
みかげ「(レンタル衣装か……)」
「(ひかるには何を着てもらおうかなぁ♪)」
「(どんな衣装でもウェルカムだよぉ~♪)」
~レンタル衣装が用意されている部屋~
ひかる「あっ、これなんかどうかなぁ?」
「色違いで2着あるよ?」
みかげ「赤と青のピエロの衣装か……」
ひかる「衣装だけ着てメイクはしなければ、子どもたちでも怖くはないでしょ?」
みかげ「うん、そうだね。じゃあこれにしようか!」
みかげ「ひかるはどっち着る?先に決めていいよ」
ひかる「う~ん、普段通りに行くと私は青で、みかげは赤だよね?」
「でもたまには逆にしてみようか」
「私が赤を着るから、みかげは青でもいい?」
みかげ「うん、いいよ」
ひかる「それじゃ試着を……て………」
みかげ「いっぱいだね……」
ひかる「うん、更衣室小さいからね……」
職員「なんでしたら、その衣装をお持ち帰りして頂いても構いませんよ」
「ご自宅ならばゆっくりサイズの確認もできますから」
ひかる「あ、はい!ありがとうございます」
みかげ「……あ、ありがとうございます」
みかげ「(やった~♪これで人目を気にせずひかるのピエロ姿を堪能できるよぉ~♪)」
~帰宅後~
みかげ「帽子……こうかな?」
「サイズは……う~ん、大丈夫かな?」
「(青い服ってほとんど着たことないけど、こんな風に見えるんだぁ……)」
(コンコンッ)
ひかる「みかげ、入るよ?」
「サイズは大丈……」
「うわぁ、良く似合ってるよ♪」
みかげ「……そ、そうかな?」
ひかる「うん、そうして照れてる姿は可愛いよぉ」
みかげ「あ、あわわわ……!!」
「(ど、どどど、どうしよう!?)」
「(ひかるに可愛いなんて言われちゃったよぉ)」
「(あ、は、早く返さないと……!)」
みかげ「……あ、ありがと………」
ひかる「ふふ♪どういたしまして……」
「私以外の前でもそうしてれば可愛いのにね?」
みかげ「い、いいのぉ!」
「本当のみかげを知ってるのはひかるだけでいいんだから……」
ひかる「……うん、そうだね」
みかげ「……ひ、ひかるも、そのぉ~」
「か、可愛いよ……?」
ひかる「うん、ありがと」
みかげ「せ、折角だし、交換してみない?」
「ひかるは青でも似合いそうだし……」
ひかる「うん、いいよ。じゃあ脱いだら持ってきてね」
みかげ「うん……!」
(ガチャ)
みかげ「ふぅ、緊張したぁ……」
「まさかひかるに可愛いなんて言われるなんて……!」
みかげ「(みかげが可愛い……そうなのかなぁ?)」
「(ひかる以外の人の前で笑うのとか苦手だし……)」
「(でももう少し愛想よく出来たら、ひかるのようになれるのかなぁ?)」
みかげ「それにしてもピエロ姿のひかる……可愛かったなぁ~」
(ガチャ!)
ひかる「あ、そうだ!みかげ~」
みかげ「は、はひぃ!!」
ひかる「……???」
「もうじきお昼だからそれ食べてからね?」
「先に準備しておくから、あとから来てね~」
みかげ「は、はぁ~い……」
(ガチャ)
みかげ「……び、びっくりしたぁ……」
みかげ「今日はひかるの手料理も食べられる~♪」
「やぁたあぁ~!!」
(もふっ!)ベッドにダイブ
みかげ「ふん、ふふんふ、ふ~ん♪」
みかげ「ハッ!」
「ひかるのお手伝いしないと……!!」
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ちょっと手を加えるつもりが、大変手を加えてしまいました(汗)
他人にはクールでも、ひかるの前だけでは甘々なみかげをお届けしました。