巨大タコに呑まれた女神(SS付き) (Pixiv Fanbox)
Content
pixivに投稿した「巨大タコに呑まれた女神」をショートストーリーと共にお届けします。
ひかる自身のナレーションと共にお楽しみください。
※この作品はFANBOXリクエストNo.157のおまけのおまけとして制作したオリジナルイラストです。
※1枚目に使用するイラストは、No.157でpixivにて一般公開したものです。
<ショートストーリーにおける表記について>
・【-...-】皆月ひかるによるナレーション
・【ひかる「...」】皆月ひかるのセリフ
・【(...)】擬音その他
・【タコ「...」】巨大タコがひかるの脳内に語り掛けてくるセリフ
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-8月某日、私はみかげと海水浴場に来ました-
-たくさんの人でにぎわっています-
-今日はみかげとたくさん遊ぶはずでしたが......-
みかげ「あぁ~!!」
ひかる「わぁっ!……ど、どうしたの?」
みかげ「ひかるぅ~~~(泣)」
ひかる「ん?」
みかげ「水着忘れちゃったぁ……」
ひかる「えぇ~~~」
みかげ「昨日あれほど確認したのに、どこ置いてきちゃったのかなぁ……?」
「ねぇ、ひかるぅ!……どおしよぉ……」
ひかる「……ん~」
みかげ「水着が無いと海入れないし、ひかるとも遊べないよぉ~(泣)」
「ずっとこの日を楽しみにしてきたのにぃ~」
ひかる「………」
ひかる「う~ん、仕方ないから私の水着貸してあげるよ」
みかげ「でもそれじゃひかるの分が……」
ひかる「私ならセレーネシフォンドレスがあるから大丈夫!」
「あれなら水着として使えなくもないから……!」
みかげ「でもいいのぉ?」
ひかる「私と海で遊びたくないの?」
みかげ「ううん!遊びたい!!」
みかげ「それじゃ、そのぉ……水着、貸してもらってもいい、ですか?」
ひかる「……うん、いいですよ」
みかげ「やったぁ!ありがとぉ~」
(ぎゅ~)
ひかる「ははは、苦しいよぉ~♪」
-とまあ出鼻をくじかれた感は否めませんが、無事海で遊ぶことが出来そうです-
-それにしてもみかげの水着姿、かわいいなぁ♪-
(それからしばらく経って......)
-みかげと一緒に深場の方で泳いでいた時のことでした-
女の子「んごぉ!かはっ!」
みかげ「ひかる!あの子!!」
ひかる「うん!みかげはすぐにライフセーバーさん呼んできて!」
「私はあの子を助けに行くから!!」
みかげ「うん、すぐ戻るから気を付けて!!」
-女の子は沖に流れ、今にも溺れかかっていました-
-私は女の子の元へ助けに向かいます-
ひかる「もう大丈夫だよ!怖かったね、よく頑張ったよ~」
女の子「はぁ!はぁ!はぁ!」
-女の子は私の肩に掴まり、一生懸命に息をしています-
-無事でよかったぁ-
ひかる「大丈夫だよ、いま助けが来るからね」
女の子「……う、うん」
みかげ「ひかるぅーーー!!」
ひかる「うん!」
-浜辺からみかげが大声で叫んできました-
-私は「大丈夫だよ~」の意味を込めて、右手を振りました-
-ライフセーバーさんが水上バイクに乗ってこっちにやってきます-
ひかる「よかったぁ、これで……」
-と、その時でした!-
-私の足に何かが絡みついてきました-
ひかる「えっ?なにっ!!?」
「きゃっ!!」
(バシャーーーン!)
-私は瞬く間に海の中に引きずり込まれてしまいました-
-海の中から女の子のバタつく姿が見えました-
ひかる「(ダメ!また溺れちゃう!!)」
-私は自分に置かれた状況よりも、まず目の前に映る女の子が気になってしまいました-
-しかしすぐにライフセーバーさんがやって来て助けられる姿が見れました-
-これで一安心……ではありません!-
ひかる「(なに!?一体何なのぉ!!?)」
-ものすごい勢いで私の身体は引っ張られていきます-
-もう女の子たちの姿は見えません-
ひかる「(もう、ダメぇ……息が………)」
-私は窒息……してしまったのだと思います-
-あの時のことはよく覚えていません-
-しかし次に目が覚めると、そこは何もない大海原(海上)でした-
-私は広~い海の真ん中に連れ去られてしまったようです-
ひかる「う゛ぅ……私、どうなったの?」
「それにここは……?」
(しゅるしゅる!ギュギュギュ~)
ひかる「かはっ!あ、ああぁっ!」
-私は巨大なタコに捕まり、全身を強く締め付けられていました-
ひかる「あうぅ!くはっ!!」
「や、やめぇ……てぇ……!」
-私がやっとの思いで声を振り絞ると、誰かが頭の中に語り掛けてきました-
タコ「オマエは、獲物……」
ひかる「な、なに?……頭の中に……声、が………!」
タコ「オマエ、敗北……」
「敗者、勝者に従う!」
ひかる「これは、あなた……なのぉ……?」
タコ「オマエに語り掛けてる……オマエ、獲物!」
ひかる「誰がぁ、あなた何かにぃ……!」
タコ「敗者、勝者に従う!」
ひかる「私は負けてなんか……ない!」
「あなたのいう事なんか、聞かないっ!!」
タコ「オマエ、意識失う……その瞬間、オマエの敗北!」
ひかる「うあ゛ぁ!ああぁっ!!」
「(ダメぇ!このままじゃ!)」
タコ「オマエ敗北、敗者勝者に従う!」
ひかる「かはっ!……うぅ……」
タコ「…マエ……、敗……者……う…」
ひかる「あぁ、……う、ぁ………」
タコ「……エ……………勝……………」
ひかる「(だ、だめ……意識、が………)」
-私は再び意識を失ってしまいました-
-巨大なタコの力は圧倒的で、私は腕一本まともに動かすことすらできませんでした-
-これが、勝負?こんな理不尽なことが!?-
-私は認めない!認めたくありません!!-
-ですが、現実は受け入れざるを得ない物でした-
(しゅるしゅる!ぎゅっ!ぎゅぎゅっ!)
ひかる「くあっ!ああぁっ!」
-目が覚めると、私の着衣は激しく乱されていました-
ひかる「い、いや……やめぇ……て……!」
-この時すでに私の身体は少しずつですが感じ始めていました-
-私が気を失っている間に、巨大なタコは私の身体を愛撫し続けていたようです-
-(だからって、こんなの……!)-
-タコの身体はひんやりとして、表面はツルツルしています-
-1本の触腕が私の左胸をグルリと回すと、先端の吸盤が私の乳首をきゅんきゅん吸い付いてきます-
-その度に私の胸はぷるんと弾み、不覚にも性感がビリリと襲ってきます-
ひかる「はぁ……はぁ……!」
「こんなの……やめぇ……ください!」
タコ「オマエ敗北、敗者勝者に従う!」
ひかる「こんな一方的なの……戦いじゃ、ない!」
タコ「オマケは獲物…奪った、だからオマエが代わりに獲物に、なる!」
ひかる「獲物……?まさかあの女の子を!?」
タコ「オマエが横取り」
ひかる「違う!それはあなたが!」
タコ「オマエは二度も気を失った」
「オマエは敗者、敗者勝者に従う!」
ひかる「……こんな、ところでぇ!!」
-私は必死に抵抗しました-
-しかし触腕はビクともしません-
-それどころか私の柔らかい場所を責めてきました-
(スリ、スリスリ!)
ひかる「んっ!くぅぅぅ!!」
-巨大なタコは私の膣にその触腕をゆっくりと擦りつけてきました-
-吸盤がポコポコと乗り越えるたびに、私は喘ぎ声を殺してジッと我慢しました-
ひかる「んっ!んんーーー!!」
タコ「オマエは敗者、敗者勝者に従う!」
ひかる「はぁっ!はぁっ!」
「……お、教えてぇ、あなたの目的は……なん、なのぉ……?」
-私は湧き上がる性感をグッと抑え、時間稼ぎをすることにしました-
タコ「人間の女、犯すの……楽しい!」
ひかる「!!!」
タコ「でも人間の女、もろい……すぐ壊れる」
「だからオマエが次のおもちゃ!」
ひかる「そんな!」
-今年に入って全国で水難事故が多いと思ったら、どうやらこのタコが原因だったみたい?-
-女性だけを狙うなんて……許せない!-
-でも今のこの姿じゃ何もできない-
-シフォンドレスからじゃセレーネドレスに変身できないし-
-まさかこんなところに自分の弱点があるなんて!-
-だったらせめて!-
ひかる「私は敗者……なんだよね?」
「じゃあ、そこには勝負が、(んぅ!)…あった、って……ことよね?」
タコ「意識を失い、身動き取れない…よってオマエ敗者!」
-このタコは相手が気を失うことで勝敗を決めている?だったら!-
ひかる「そういう……こと……!」
「それじゃ、敗者のお願い……聞いてはくれない?」
-お願い!!-
タコ「いいだろう」
-よかったぁ!-
ひかる「今から私と改めて、勝負……しない?」
タコ「オマエとショウ、ブ……?」
ひかる「今までは一方的で勝負とは呼べなかったから、ここからは本当の勝負!」
タコ「……いいだろう」
ひかる「ここはどこかわからない……でも私の仲間が確かにこっちに向かってる!」
「その子は強いよ?今の私と違って魔法が無くてもあなたには十分勝てる!」
ひかる「だからその子が来るまでの間に、私を責め立てて気を失わせたら、あたなの勝ち」
「逆に気を保てていたら、私の勝ち!ただし…息の根を止めるのは禁止……どう?」
タコ「……いいだろう」
タコ「ただし、勝ったら好きなようにさせてもらう」
ひかる「ええ、約束する」
タコ「オマエ、面白い!」
「精々楽しませてくれ!」
ひかる「…………」
-本当はこんなのはイヤだけど、今はそうするしか道はない-
-ゆっくりだけど、みかげが私の魔力を探ってこっちに向かってきてくれている!-
-私が意識さえ失わなければ、私の命は約束されている-
-本当は、本当はイヤだけど、でも生きて帰るためにはコレしかない!-
-みかげ、お願い……早く来てぇ!-
-そして私への責めはエスカレートしていきました-
(ちゅぷ!じゅぶじゅぶ!)
ひかる「くあぁぁーーーっ!!」
-ついに巨大タコの触腕が、私の膣口へ割って入ってきました-
ひかる「ああ、んあっ!!」
-私は堪らず甘い声を上げてしまいました-
-ツルツルした触腕をねじることで、まるでドリルのように膣口を押し広げながら入ってきます-
-加えて多方向を向いた吸盤が私の膣壁を刺激します-
-あの瞬間、私の意識が大きく揺らいだことを今でも鮮明に覚えています-
ひかる「んはぁ!はぁっ!はぁっ!」
タコ「どうした、もうイクか?」
ひかる「はぁ!はぁ!……ま、まだ……!!」
タコ「当然だ、もっともっと楽しませろ!」
(じゅぶ!じゅぶじゅぶじゅぶ!!)
ひかる「んっ!んぅーーーーーー!!」
-巨大タコの触腕はさらに奥へと入り込んできました-
(こつん、こつん!)
ひかる「あっ!んあっ!」
-触腕は最深部に到達すると、私の子宮口をコツコツっとノックしてきます-
-その瞬間に私の全身はピクピクっと軽く痙攣を起こしてしまいました-
-今になって思うと、あれが初めてイカされた瞬間でした-
ひかる「はぁっ!はぁっ!」
タコ「もう十分すぎるほど馴染んだだろう……」
タコ「ここからが本番だ!」
ひかる「!!!」
(ぎゅる!ぎゅるぎゅるぎゅるっ!!)
ひかる「ああ、あああぁぁぁぁーーーーー!!」
-私は声を上げて、激しく絶頂してしまいました-
(ぎゅるぎゅるっ!ぎゅるぎゅるっ!!)
ひかる「んあああぁぁぁぁーーーーーー!!」
-私を襲う絶頂の波は止まりません!-
ひかる「ああん!ああぁぁーーーー!!」
-ツイストして挿入された触腕が一斉に暴れ出します-
-ねじれ狂った触腕が私の膣をかき回します-
ひかる「ああぁぁぁぁぁーーーーー!!」
-1本1本のヒダを同時に激しく刺激されると、私を襲う絶頂の波は、より強固な絶頂の壁へと進化していきました-
ひかる「んあはっ!はあっ!んあぁん!!」
-私は息をするのがやっとでした-
-絶頂の波は、浜辺に打ち付ける波のように、私の身体に当たっては消えていきますが、絶頂の壁はまるで濁流のようで、私の身体を捕らえて放しません!-
-一瞬で終わるはずの絶頂が何分も続き、私の心と身体を押しつぶしていきます-
-全身は硬直し、指1本動かせません-
-息をまともに吸う事すら出来ません-
-しかし声を上げて何かを吐き出さないことには、私自身が快楽の海に溺れてしまいます-
-絶頂と窒息の板挟みで、私の心と身体はひどく疲れ切ってしまいました-
-それでも私への責めが弱まることはありません-
-あれから何度、連続で絶頂したかわかりません-
-私の身体はすっかり触腕の虜になってしまいました-
(ぐぽっ!くぽくぽ!)
ひかる「はあぁっ!はあぁっ!ん、はぁっ!」
-私の身体からゆっくりと触腕が引き抜かれていきます-
-触腕は私の愛液でベタベタです-
ひかる「はあぁっ!んはっ!はぁぁっ!」
タコ「まだ意識はあるか……」
「この責めを耐え抜いたのはオマエがはじめただ」
-巨大なタコが何かを語り掛けてきたのはわかったけれど、今の私にそれを理解する余裕はありませんでした-
-私にとってはとてつもなく長く感じた時間でしたが、実際にはほんの数十分の出来事だったそうです-
ひかる「んはっ!あ、んあぁぁーーー!!」
-私の身体は触腕が挿入されているだけで感じてしまいました-
-この感覚は止められず、徐々に心と身体が乖離していく感覚を覚えました-
-「心と身体が離れたら、私じゃいられなくなる!」-
-そう、直感で感じ取りました-
-しかしそれが分かったところで身体の主導権は相手に握られてしまっています-
-私はただただ耐え続けるしかありませんでした-
ひかる「はあぁっ!んあっ!はぁっ!」
タコ「もう意思疎通も難しいか…」
「ならば上の口も用はなかろう」
(ぎゅぽ!)
ひかる「ン゛っ!ンンーーーーー!!」
-首に巻き付く触腕が私の口に中に割って入ってきました-
-さすがにそれその物で感じることはありませんが、喉の奥まで触腕が入り込むと、呼吸できる量が大幅に制限されました-
-息が出来ないと頭に酸素が回らず、思考は停止していきます-
-頭で考えられなくなると、今度は身体から湧き上がる性感が倍にも増して感じてしまいます-
-私の身体は完全に巨大タコに乗っ取られてしまいました-
ひかる「んふっ!んぐ、ン゛ンーーーーー!!」
-その瞬間、私は敗者になったことに気づかされました-
-巨大タコの圧倒的な力を前に、私は何ひとつできなかったからです-
-“敗者は勝者に従う”-
-それが今まさに体現される形となってしまいました-
ひかる「ンぐぅ!んン゛ンーーーーー!!!」
-私の身体はおもちゃのように弄ばれます-
-触腕で突かれるたび、私は激しく絶頂し、愛液が飛び散りました-
ひかる「んふっ!んぅっ!!ン゛んっ!!」
-しかしそこに私の意思などありません-
-巨大タコの思うままに身体をいじくり回され、私の意思に反して身体が勝手に反応してしまいます-
-もはやそれは巨大タコの意思によって身体を動かされていると言っても過言ではありませんでした-
ひかる「ん、ぐぅ……ん、ふぅ……っ………」
-私の意識は既に限界でした-
-心と身体は決して放さず握り続けていましたが、意識までを保つことは出来ませんでした-
-私はまた……負けてしまいました-
ひかる「……ん、ぁ………ぁ………」
-(みかげ……ごめん………)-
ひかる「……………」
タコ「この勝負、我の勝ち!オマエ敗北!!」
-私は意識を失ってしまいました-
-窒息してしまったのか、それとも絶頂して意識が擦り切れてしまったのかはわかりません-
-ただ、何者らかが語り掛けてくるのは聞こえました-
???「オマエ負けたが、オマエ壊れなかった」
???「こんな人間初めてだ」
???「約束通り、我の好きなようにする…」
???「……る、ひかる!!」
???「オマエに興味が沸いた」
???「オマエ、殺さないでやる」
???「ひかる!ひかるぅ!!」
???「また来年、ここに来い!」
???「お前がひとりで来い!」
タコ「今度は邪魔が入らないところでオマエを犯し倒す!」
「来年必ずひとりで来い……待っている………」
みかげ「ひかる!ひかるーーー!!」
-私はみかげの声に目を覚ましました-
-目の前ではみかげがぽろぽろと涙をこぼして泣いています-
ひかる「みか……げ………」
みかげ「!!!」
(ぎゅっ!)
-みかげは優しくも強く、私を抱きかかえてくれました-
-離れかけていた私の心と身体は、その瞬間で引き戻されました-
-気が付くと私の着衣は元に戻っていました-
-どうやらあの巨体タコが去り際に元に戻していったようです-
-幸い…か、どうかはわかりませんが、みかげにはこのことを知られずに済みました-
-あの時の記憶が確かなら、来年またこの海の来ないと犠牲者が!-
-そう思うと少しだけ覚悟が固まったような気がします-
-今はただ、無事に帰ってこれたことだけを飲み込みたいと思います-
(つづく)