単行本「妹コンチェルト」裏表紙ラフから完成全体図まで (Pixiv Fanbox)
Published:
2018-05-12 13:30:52
Imported:
2021-03
Content
単行本「妹コンチェルト」の表紙に続き、裏表紙のラフから完成まで。
完成版では液で隠してモザイクやベタでの修正が必要無い様にしていますが、
線画の段階ではモロだったので投稿用にベタ修正しました…。
個人的趣味で言うとわりと痩せ型で無乳~貧乳が好きなので、
意識しないと貧乳な女の子ばっかり描いちゃうんですね。
とはいえ巨乳も好きですし、作品内容的に巨乳が欲しい場合もあり登場させていたので、
表紙が貧乳なら裏は巨乳が居た方がバランス良いよねという事でこの絵に決まりました。
絵描きさんの中でも色々とタイプがあり、最初から下描きレベルでラフを切る方も居ますが、
自分はイラストを描く際、初稿の段階ではポーズやイメージだけ決めて、
実際には下描きに使わない(使えない)事が多い為、ざっくりとしてますね。
色を塗り始めてからやっぱり納得いかないからと線画を直す事も多々あります。
また仕事で人に見せるラフをあまりキッチリ描くと"そのまま仕上がってくる"と勘違いされて、
そもそも使わないラフの線に対して細かい注文をされる無駄なやり取りが起こる事もあり、
あえて最初はイメージだけ伝わる様に粗いまま出すというテクニックが…w
先方があまり絵の発注に慣れていない方だとパーツ分けの為に色分割した状態を見せると
「そんな色じゃないので変えて下さい」みたいな注文が来る事もしばしば。
そりゃ背景黄緑(塗り忘れ防止)だったり肌や服がビビッドな紫だったりしませんて!
とは思いますが、実際見た人の印象が色のイメージに引っ張られてしまう事も多いので、
人に見せる時は手間でも分かりやすい色に置き換えた状態の方が良いですね。