【メイキング】かわいいテディ【光の正体・黒の正体】 (Pixiv Fanbox)

支援者さん向けに行ったアンケートで、

「メイキングを見たい」

にも票が入りましたので公開してみます☺️

分かりにくい点や、もっと知りたいことがあればお気軽にコメントを下さい✨

【完成図】

誰かさんのペットのテディちゃんが、物憂げに外の世界を眺めている絵です。

【下絵】

（2時間）

「手錠」と「口輪」は、配布されている3D素材を合成しています。

「LT変換」という機能で、3d素材を線画に変換できちゃうのです…！

お尻と足は、難しかったので、自撮りをして模写しましたw

手とかもよく、自分でポーズして自撮りトレスしています。

時短テク駆使です⭐️

【ペン入れ】

（3時間）

【色分け】

これは、全て同じレイヤーに塗っているのではなく、

肌は「肌レイヤー」

ベルトの金具は「金具レイヤー」

と細かく分けています。

その方がおいおい作業が楽です！

【肌を塗る】

光源を決めてから、肌を塗っていきます。

今回は、外の光を見つめているテディちゃんを描きたいので、

星の光を光源とした逆光にしました。

◆◆ポイント◆◆

暗くなるところは3種類

《柔らかい影》

エアブラシで、影になりそうなところを大胆に暗くします。

《アニメ影》

アニメっぽい、記号的な影を意図的に残します。

リアルに寄りすぎず、可愛さを残せます♡

《稜線》

稜線というのは、

「形が変わる境目」のことです。

例えば今は“肩”ですが、

肩の真ん中あたりは、窓の光も、窓の光を反射した後ろからの光も届かないので、

1番影が溜まり暗くなります。

色がばっちい時は「オーバーレイ」をかけると鮮やかになります！↓

これを「オーバーレイ」で

こうじゃ！！

【お目目】

お目目は、元から厚塗りをするつもりだったので、線画を描いていません。

「目」のように繊細な部分は、私は厚塗りの方が描きやすいです…！

①通常レイヤー

ある程度描く

②発光レイヤー

ガサガサしたペンをポンポンして、模様を増やす

③オーバーレイ

目の下のほうに入れる。

オーバーレイは肌の時にも使いましたが、

「色がばっちいところを鮮やかにする」

時に使うと良さそうです。

④発光レイヤー

キラキラさせます。

キラキラを目立たせるために、“白目部分”は少し暗い色を塗っておくのがポイントです⭐️

◆◆ポイント◆◆

《光は“暗さ”がないと光らない！》

盲点かもしれませんが、

「光」を描きたい時は、逆に、「他の部分を暗くする」のが効果的です😳

完成図のほっぺた、ハイライトが可愛くかけたと思いますが、この光は、その下の暗い部分があるお陰でひきたっています。

《“模様”と“光”は違う》

また、今は「②」の発光レイヤーで「模様」を描き、「④」の発光レイヤーで「光」を描いています。

…二度手間のようにも見えませんか？

でも実は、

「模様」と「光」

は性質が違うので、いっぺんに描こうとしない方が、作業をしやすかったりするのですよ😳

これは、乗算レイヤーで、模様および影を描く時にも言えます☆

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▼ここから、絵づくりにはいります！

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「絵づくり」とは、「モチーフを描く」のではなく、「画面の中のバランスを取る」作業です（私はそう思っている…）

全体を見て、強弱関係を決めるという感じです。

結構ロジカルな作業だと思います…。

必要なのはセンスというよりロジックなので、むしろどんな方でも参考にしやすいと思います😳⭐️

絵に書き込んだほうが分かりやすかったので、画像を載せますね♪

…伝わりますかね？💦

私はセンスが無いので色塗りはロジックで行っています。

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このようなことを考えて、描いていきます。

影が欲しくなったら「乗算レイヤー」

光が欲しくなったら「発光レイヤー」

色を綺麗にしたくなったら「オーバーレイ」

この3手でほぼ戦えます！

これを繰り返していくと…

できました！

色塗りは5時間くらい。

色がちょっと濁っている感じがしますね？

大丈夫、加工があります！！🤚

「Pictart」というスマホアプリがお気に入りです♪

ベースの絵を頑張っておくと、加工もしやすいです。

加工も技術なのでジャンジャンしましょう（笑）

いかがでしたか？

私はもともと、色塗りが苦手で、

美大受験期は周りとの力の差に、トイレにこもって泣いていたりしました…😢

そんな私を少し上達させてくれたのが、上記のロジックです！！

いつも応援してくださっている皆様の、何かお役に立てば幸いです😊

いつもありがとうございます！✨