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心が弱ぇ奴かもしれないトライセプスです!

お家騒動やその他諸々が忙しすぎて、執筆時間と気力がなかなかピンチで遅くなってしまいました(土下座)

最近キックボクシングもサボりがちで悪循環のピンチ。

マシュマロも返せず申し訳ないです...!




そんな事より今回はダンロン2シリーズの実質的第1作!

大人気キャラの七海ちゃんと好みが分かれる罪木ちゃんが、支配くんと純愛()イチャラブックスをして日向くんの脳を徹底的に粉々にして更生させてあげるお話となっております。


そこそこ長めのおまけは、この界隈なら誰もが知ってるFGOの"デンジャラスビースト"と"トリック・オア・トリートメント"のコスプレをした2人とお楽しみがありまぁす!


余談ですけど、七海ちゃんはガチで天使なので大好きなキャラです。

アニメ未視聴アニキはダンロン3をぜひ見てください!

面白いストーリーなのはもちろん、物語終盤には七海ちゃんがセンシティブな声を出しまくる濡れ場もあるぜ!

罪木ちゃんもセルフドジスケベ。


(参考画像)


『原作』ダンガンロンパシリーズ

『人物』七海千秋、罪木蜜柑

『あらすじ』コミュ力最強な日向くんが個性豊かで可愛い女の子(とその他)と楽しく過ごして心の距離も近づいた1週間の唐突な南国バカンス。それも黒幕の登場によって唐突に終わりを告げ、日向にとっては地獄の、そして黒幕にとっては最高の、色欲バカンスが今開幕っ!

『文字数』本編約21600字(+おまけ約5000字)

※おまけ短編「七海&罪木とFGOドスケベ礼装を着てコスプレイチャラブ3Pで遊ぶお話(5000字)」はスタンダードプランにて公開中です!

色欲天国プログラム その1〜日向くんと交流を深めていた七海千秋と罪木蜜柑が洗◯NTRで一瞬で奪われて見せつけイチャラブSEXで入念に脳破壊されちゃうお話〜


「......................暑い」


 顔に降り注ぐ陽の光で、1人の男が目を覚ました。

彼は『超高校級の???』日向創。

どこにでもいそうな平凡な見た目、常識的な性格。

ぱっと見た限り、『超高校級』特有のオーラのようなものは感じない。


「......どこだよ...ここ...」


 日向は砂浜の柔らかい感触を感じながら、むくりと体を起こした。

眠る前の記憶がない。

気がついたらこのコテコテなまでの雰囲気を醸し出している南国ビーチで寝ていた。


「あ、やっと起きたんだね」

「!!」


 日向の背後に立っていたのは、1人の可愛らしい美少女。

彼女は『超高校級のゲーマー』七海千秋。

外ハネした薄いピンク髪のボブ、シューティングゲームを模したような髪留め、猫耳パーカー・黒ニーソ・ピンクのリュックサック...女の子らしい格好をした高校生だ。

ボーッとしていて眠たそうな顔の通り、おっとりマイペースだが、頭が良く、友人思いな性格である。


「.......どうしたの?」

「い、いや...」


 南国ビーチで目覚めた事すら飲み込めていなかった日向は、謎の美少女の声かけにしどろもどろの返答をしてしまう。

それを察した七海は、自分から自己紹介を始めた。


「私は七海千秋...........キミは?」

「俺は日向。日向創だ」

「日向くん、ね......うん。問題なし(ぼそっ)」

「え?何か言ったか?」

「ううん、何でも。それより立って。あっちに全員集まってるから」

「全員?...あ!ま、待ってくれ!七海!」


 日向は混乱したまま仕方なく立ち上がり、警戒しながらも七海の後を追ってビーチに足跡を刻んでいく。

少し歩くと、同年代らしき男女が入り混じった15人くらいの集団が目に入った。

みなそれぞれ非常に注目を浴びそうな容姿をしている。

平々凡々な日向は彼らの放つ独特なオーラを感じ、何となく劣等感を感じてしまった。


「これで全員...だね」

「お、おい七海...この集まりは——————」

「それはあちしがお話ししまちゅ!」


 その場に揃っていた高◯生一同は、突如どこからか現れた1匹の何かに視線を向けた。


(な、何だ?あの...何だ?!)

 

 そこにいたのは人間でも動物でもないが、自然に動き人間の言葉を発するピンクと白の謎のぬいぐるみ。

日向は当然驚いたが、他のメンバーも、そして七海も驚いていた。


「みなさん、はじめまちて!あちしの名前はモノミでちゅ!」

「モノ...ミ?」

「ぬいぐるみが...喋ってるね」


(七海も驚いてる。俺をここに連れてきたから、てっきり何か知ってると思っていたけど...違うのか)


「えー、ここに集められた16人のみなさんには、これからこの南国リゾートで1週間、仲良く共同生活をしてもらいまちゅ!名付けて『どっきどき修学旅行』!」

「は?」

「突然ここに集められてビックリしているとは思いまちゅが、難しい事は考えずに伸び伸びと親交を深めてくだちゃいね!この島に危険はな〜んにもありまちぇんので!」

「は?...は?」

「詳しい事は配られている電子生徒手帳に書いてありまちゅので、後で目を通しておいてくだちゃい。それではあちしはこれで失礼しまちゅね。らーぶらーぶ」

「あ!おい、待てよ!......行っちまった」


 モノミと名乗る不審な生命体は日向たちの話を全く聞かず、一方的に連絡事項だけを伝えて逃げるように消えてしまった。

ある者は怒り、ある者は笑い、ある者は怯え、ある者は泣きそうになっている。


「い、今のは一体...」

「.........さー。何だったんだろうね。」

「七海も分からないのか...」

「さっぱりだよ。修学旅行...だっけ?あのぬいぐるみが言ってたように危険はなさそうだし、とりあえず1週間バカンスをしていればいいんじゃないかな?」


(じゅ、順応が早い!)


 マイペースな口調でモノミの言った事を受け入れた七海に、日向は心の中でツッコミを入れる。

気が付くと周囲のメンバーもなんやかんやで落ち着きを取り戻し、その場で自己紹介を始めたりどこかへ歩いて行ったりしてバラバラな行動を始めていた。

七海はいまだに考え込んでいる日向の思考を遮るように、改めて自己紹介を始める。


「日向くん。改めて、私は七海千秋。一応【超高校級のゲーマー】って呼ばれてるんだ。とりあえず...これからよろしくね」

「こ、こちらこそ」

「とりあえず手帳で生活のルールを確認しよっか。ゲームの説明書を読んだりするのって、結構楽しいし」


 かくして日向含む16人の生徒たちは、南国リゾートで思い思いに1週間の修学旅行に挑む事となった。


——————————————————————————————


〜6日目〜


 夕日が沈んでいく爽やかな砂浜に、日向と七海は座っていた。

七海はゲームをしながら、日向に話しかける。

奇妙な状況ではあるが、そこはかとなくいいムードが漂っていた。


「明日でこの修学旅行もおしまい...だね」

「そうだな。最初は困惑しっぱなしだったけど、なんやかんやこの1週間でみんなと仲良くなれて良かったよ」

「日向くん、本当に全員と親睦を深めちゃってすごいよね」

「俺からしてみれば、才能に溢れたみんなが羨ましい限りだよ。結局俺が何の【超高校級】なのかも分からなかったしな」

「日向くんはきっと【超高校級のコミュ力】とか、そんな感じ...だと思うよ」

「はは、なんだよそれ」


 2人の間にしばらくの沈黙が訪れた。

ピコピコと音が鳴るレトロゲーの音がやたら大きく聞こえる。

ボーン!という電子音が聞こえると、七海はゲームの電源を切って会話に集中し始めた。


「ねぇ、日向くん」

「ん?」

「この修学旅行でさ、1番仲良くなった人って、誰?あ、女の子限定でね」


 日向は驚くべき事に、持ち前の常識と圧倒的なコミュ力によってほぼ全ての女子と”あと少し押せばいける状態”にまで親密度を上げ、男子勢からも好き友として受けいられていた。

それを踏まえた上で、七海らしからぬ恋バナ(?)を持ちかけてきた。


「なんでそんな質問するんだよ」

「いいから答えて。罪木さん?終里さん?ソニアさんとか?...それとも他の子?」

「ゔ...それは...」


 七海の珍しく真剣な眼差しで顔を覗き込まれ、日向は心拍数を上昇させる。

夕日に照らされた彼女の顔は、いつも以上に美しく見えた。


「な、七海...だよ」

「私?」

「そ、そうだよ!だから最後の夜にここへ誘ったんだ!」

「.........................そっか」

「....................」

「....................そう言ってもらえて...嬉しい、かも...ううん。嬉しいよ」


 七海はパーカーのフードを被り、顔を隠しながら小声で日向の好意に感謝する。

日向も赤くなった顔を隠したいと思ったが、隠す手段がないためいさぎよく諦めた。


「ごくっ...な、七海は俺のこと...どう思ってるんだよ?」

「私は.........あ、明日でもいいかな?答えるの......こ、心の準備とか、したいし」

「そ、そっか。それなら...あ、明日で」

「.................帰ろっか。あ、顔は...見ないでね」

「お、おう」


 七海はすくりと立ち上がると、スタスタとコテージへ帰って行った。

日向も彼女の数歩後ろを歩き、無言で自分のコテージへと戻っていく。

その日の夜、彼は最終日となる明日が来てほしくないという感情と早く来てほしいという感情がぶつかりあって、寝不足となってしまった。


——————————————————————————————


〜最終日〜


 16人の高校生たちは、モノミに呼び出されてホテルのロビーに集まっていた。


「みなさん、1週間の修学旅行お疲れ様でちた!すっかり仲が良くなったようで、あちしはとーっても感激しておりまちゅ!最後にみなさんに重大発表をお伝えちまちゅ!」

「重大発表?」

「実はでちゅね...ここはゲーム中で、”僕”が君たちと楽しいことをするための世界なんでちゅよ!」

「「「..........................」」」


 モノミの唐突な謎発言に、生徒一同首をかしげる。

そんな中でも奇妙な生き物は嬉しそうに話続けた。


「どうやら訳が分からないという顔でちゅね。無理もありまちぇん。それではこれでいかがでちゅか?...ちちんぷいぷい、ちんちんぷいー!」

「うわっ!」


 モノミが魔法少女が持っていそうなステッキを振ると、まばゆい光に包まれた。

直後、そこに立っていたのは1人の不審な男。

モノミ改め、17人目の高◯生——————【超高校級の色欲】支配正綺であった。


「希望ヶ峰学園の先輩方、初めまして〜。僕は支配正綺!この世界の管理人的な感じの黒幕で〜す」

「なっ!!ぬいぐるみが一瞬で人になった!?」

「日向くん、いいリアクションありがとう。これでこの世界がゲームだって分かったかな?...え?まだ分からない?仕方ないなぁ〜。じゃあ——————ほいっ!」


 支配がパチンと指を鳴らすと、ロビーの中央に豪華なベッドが出現した。

みな目を疑ったが、手品でもありえないその非現実的な行動を目の当たりにさせられ、本当にゲーム世界に自分たちが存在している事を信じざるを得なくなった。


「お、おい!お前...支配!一体何が目的なんだ!」

「はい、はい、みんなその場から動いちゃだめだよ〜」

「っ!?」


(あ、足が動かない...!)


 支配の一声だけで、超高校級の生徒たちはまともに身動きができない状態にさせられてしまう。

それだけでも驚きだが、男は管理人として更なる仕打ちを実行していく。


「えーっと、まずは...邪魔な男どもはゲーム内の記憶を保持したまま一時凍結させて〜...女の子は全員僕にメロメロになるように設定して...っと」

「!?」

「あ、そうだ。盾子ちゃんが言ってた『精神抵抗ありモード』にしてみよっと。全員が完堕ちスタートじゃつまんないもんね。よーし、適用っ!」


 支配が操作パネルを押すと、それら全てが一気に世界を歪めた。

日向を除く男子生徒は全員その場から消失し、女子生徒に精神抵抗ありの侵食洗◯がインストールされていく。

女子たちはくちゅくちゅと音を出しながら脳みそを改造されていく自らの頭を抑え、その場にしゃがみ込む。


「み、みんな!!」

「あ...ぁぐ♡…な、なんですかこれぇー...ぅ、ぁ♡頭痛...とは違う、何かがっ♡」

「あ、頭の中...ぐずぐずするよぉ...♡日向おにぃ...た、助けて...これ、怖いよぉ...」

「罪木!西園寺!大丈夫か!?」

「日向くん」

「!!...七海!大丈...ぶ.......か?!!!?」


 消失した男子たちや異常をきたした女子たちを見てパニックになる日向。

七海の呼びかけを受けて首を横に向けると、彼女はクスッと笑ってから軽やかな足取りで支配の横に移動した。

彼女だけは罪木たちのように頭を抱える事も、日向のようにその場から動けない事もなく、支配の腕にギュッと自分の腕を絡ませる。


「マスター...任務達成、したよ♡」

「ありがとうね〜、七海ちゃん」

「っ...ど、どういう事だよ!支配っ!七海に何をした!!」

「それもちゃんと話してあげるから。実はこの1週間は、日向くん...他ならぬ君から同級生の女の子たちを寝取るために設けた準備期間だったんだよ」

「...は?」


 黒幕からの想定外の回答に、怒りを爆発させていた日向も困惑する。

“寝取る”という単語は知っているが、それがこの修学旅行と繋がるとは思えなかった。

が、それもすぐに繋がってしまう事となる


「日向くんってすごいよねぇ。たった1週間でほとんどの女子たちと仲良くなって、フラグまで立てちゃうんだもん。その中でも特に...僕に抱きついているこの七海ちゃんといい感じになってたよねぇ〜」

「ど、どうしてそれを!」

「そりゃゲームの管理者だもん。全部把握してるよ。日向くんが七海ちゃんを好きになってる事もバッチリね。そうでしょ?」

「うん♡昨日、砂浜で実質告白みたいな事を言われちゃったから。けどごめんね、日向くん。日向くんは良い人だと思うけど、私にはもうマスター...支配くんがいるから♡」

「う...そ、だ」

「嘘じゃないよ。修学旅行で日向くんとよく一緒にいたのは、マスターから『真実を明かして寝取った時に僕が気持ちが良くなるように、日向くんに惚れてもらえるように振るまえ』って命令されてたからだもん♡良い夢、見れたかな?♡」


 惚れていた、両思いだと確信していた同級生からの無常な裏切り。

そしてその同級生にはすでにマスターと呼ぶほど敬愛している存在がいるという現実。

日向は無力感に襲われて、ガクンと地に膝をついた。


「あーあ。日向くんが絶望しちゃったねぇ。七海ちゃんも酷いんだから」

「だって日向くんを陥れるのが1番楽しいんだもん♡」

「ははは、そうだよね。そう”設定”したのは僕なんだから。さ、日向くん顔を上げて。もうすでに絶望に染まりかかってるみたいだけど、本当の地獄はここからだよ。これから君が親睦を深めた七海ちゃん始め、同級生の可愛い女の子たちが全員僕にメロメロのメスに堕ちる様を、男子代表としてしっかりその目に焼き付けてもらうんだから!」

「う......おぇ......ぐっ」


 こうして日向にとって地獄以外の何者でもない、絶望的な修学旅行が始まった。


——————————————————————————————


 支配と七海は先ほど出現させたベッドへ腰掛け、のんびりと操作パネルのステータス画面を確認していた。


「うーん、さすがは【超高校級】の女の子たち。みんな我が強いから”精神抵抗あり”だと完全洗◯には時間と労力がかかるなぁ」

「そうみたいだね。でもチートはほどほどにしておいた方がゲームを長く楽しめるし、これでいい...と思うよ♡」

「だね。じゃあ手始めに無力な日向くんと女子たちの前で、僕たちのイチャイチャを見せつけてあげようかな。そうやって刺激の強い光景を見せつけてやると、精神抵抗を弱体化させる事ができるらしいからさ」

「そうなんだ...じゃあ、しよっか。マスター♡私と見せつけラブラブエッチ...お願いします♡」

「な、七...海...っ」


 2人の目の前で正座させられている日向は、七海の顔を見て莫大なショックを受けた。

彼女が支配に向けている表情は、まさしくメスの顔そのもの。

この1週間で日向が一度たりとも見た事がない、オスへの愛が滲み出るような色気のある蕩け顔。

それが自分ではない男に対してたっぷり注がれている事に、悔しいと同時についドキッとしてしまう。


(な、なんだよこの感情...大好きな七海があんな冴えない小太りの奴に媚びへつらっている姿を見せつけられて怒りでおかしくなっちまいそうなのに、七海の表情が魅力的に見えて仕方がない!)


「七海ちゃん、日向くんに見せつけるようにキスしてみてよ」

「うん...分かった♡」

「っ……」

七海の返事を聞いて、日向の中で何かがプツッと切れる。

自分が好きだった女が他の男とキスをしようとしているこの状況に、生まれて初めて味わう感情がこみ上げて来るのを感じた。


(いや……だ……やめろ……七海!)


「マスター♡」

七海が支配の首へ腕を回し、自らの唇まで引き寄せる。

2人の顔の距離は一気に縮まり、乙女の柔らかい唇が男の頬にぶつかった。


「ちゅ♡...ちゅ♡」

「んー、良いよ。七海ちゃん」

「はい……ありがとうございます♡」


挨拶代わりの頬へのキスを済ませると、今後は

愛するマスターの瞳をしばらく見つめ、唇同士の口付けへと進んでいく。

唇が接触する刹那、七海の視線が正座して見ている事しかできない日向へと向けられる。


(日向くん、とっても悔しそうな顔してる♡...1週間頑張って恋愛フラグを立てておいた甲斐があった、かな♡これならマスターもきっと満足してくれるはずだよ♡)


「マスター♡...ちゅ〜〜♡ちゅ♡ちゅぱ♡」

「あ〜、七海ちゃんのお口プニプニで気持ちいいなぁ。日向くんごめんねぇ。君から七海ちゃんを奪っちゃって」

「お前っ...!」


 純粋な怒りが籠った日向の鋭い視線も、支配は自分の優越感へと変換してしまう。

七海はそんな2人の様子を見て、クスッと艶かしく笑う。


「日向くん、カッコ悪いね。それに比べてマスターは...ちゅる♡あむ♡はぷ!♡」

「んむ!」

「ちゅるる〜♡れろ♡れろ♡るろ〜〜〜♡」


 舌を絡ませあう、唾液を交換する、相手へ愛情の深さを伝えるような激しく優しい接吻。

そんな恋人同士のような行為を目の前で繰り広げられ、日向は怒気を孕んだ悲痛な声をあげる。


「や、やめてくれ七海!」

「あむ♡じゅる♡......んー?♡」

「七海ちゃん、上手だよ〜。熱心なディープキスから僕に対する愛が伝わってくる感じ」

「……ちゅぱっ♡マスター♡……ね、日向くん。この1週間のキミとのイベント全部がただの演技だったって、これで分かったでしょ?♡」

「そ、そんな……」


「ふふ♡私とマスターの愛に、キミの付け入る隙なんて1ミリもなかったって事だよ……始めからね。ちゅ〜〜〜〜〜〜♡♡♡」

「っ……うっ」


 追い討ちに追い討ちを重ねる残酷な脳破壊に、日向の心が軋んでいく。

可能であればその場から逃げ出しどこか遠くへ消えてしまいたいと思ったが、支配の命令によって日向はそこから動けず、2人のセックスから目をそらす事も封じられていた。


「七海ちゃん。おっぱい見せて」

「はい♡マスター♡」


 七海が顔を赤らめながらシャツのボタンを下から1つずつ外していくと、お腹・下着・胸の谷間が少しずつ見えてくる。

そして最後のボタンを外し、シャツを脱ぎ捨てると肉厚なバスト88cmの大きな胸を包むブラジャーが解放された。


「へぇ……可愛らしいピンクのブラだね。」

「マスターが気に入ってくれるかなって……♡」

「うんうん、すごく良いよ。僕に見せるために選んでくれたの?」

「うん♡」

「偉いなぁ、七海ちゃんは。触ってもいいよね?」

「もちろんだよ♡何時間でもどうぞ♡」


 支配は七海の許可を取ると後ろへ回り込み、ブラジャーを上にずらして大きな胸を露出させた。

ぶるんと縦に揺れる乳房が、日向の前に放り出される。


「!!」

「日向くん、目が怖いよ。好きな人の胸が見られて嬉しいの?キミのものじゃないのに♡」

「ち、ちがっ」

「遠慮しなくてもいいんだよ。日向くんはもう一生このおっぱいに触れないんだから、強がらずにしっかり目に焼き付けておきなよ。七海ちゃん、あの負けオスにおっぱいが見やすいように、腕を僕の頭の後ろで組んで」

「そ、それはさすがに恥ずかしいけど......っ♡マスターの頼みだもん♡分かったよ♡」


 (くそっ!なんだよこの屈辱的な構図は……っ)


 日向が悔しさで歯を食いしばる中、支配と七海はさらに愛を加速させていく。

支配は胸の大きさ・柔らかさ・敏感さを見せつけるように、両サイドからむにゅりと乳房を握り込む。

七海の甘く小さい声が我慢できずに漏れ出る。


むにゅり♡むにゅ♡むにむに♡


「ぁ♡...はぁ♡...マスターの手...あったかい♡」

「日向くん、僕しか触れない七海ちゃんのおっぱい見てよ。すべすべで指に吸い付いてくる〜。どう?興奮しちゃう?」

「す、するもんか!こんな状況で!」

「ふ〜ん」


 支配はしっかりと見ていた。

日向の股間がズボン越しにモゾモゾ動いている事に。

彼のお粗末な男性器は、好きな人が他人に弄ばれている状況でもはしたなく興奮をさし示してしまっている。

本人の必死の頑張りで完全に覚醒はしないように努めている姿が、ひどく滑稽に映った。


「マスター♡...ん♡」

「ははっ、こっち向いて舌伸ばしてどうしたの?」

「キスしてほしいな♡おっぱいだけじゃ寂しいから♡」

「七海ちゃんは案外甘えん坊なんだね。いいよ。ちゅろ、ぢゅる、ぶっちゅ」

「んぐ♡はふ♡れろ〜♡ぬりゅ♡ぬりゅ♡」


 男は美少女ゲーマーのたわわな胸を好きなように転がしながら、ねっとりと甘ったるいディープキスを堪能する。

七海は支配とのキスに夢中になりつつ、床に正座させられている弱者を細い目つきで見つめ、”ざ〜こ♡”と侮辱してきた。

それは短い間に築いた信頼関係を嘲笑い、2人の間に芽生えたと思っていた恋愛感情を一蹴し、ただただ日向を馬鹿にするために行った行動だ。


(な、七海……)


日向の心がズタボロになる中、七海と支配の行為はさらに激しさを増していった。


「マスター♡支配くん♡……ちゅ♡れろ♡ぢゅるる〜〜♡...ん!!♡」

「七海ちゃん、手マンされるのは初めて?すごく濡れてるよ」

「は、初めてだけど……マスターの指だから♡気持ちいいよ♡びっくりしたけど♡」


支配は七海のスカートをまくってパンツの中へ無造作に手を突っ込み、秘部に中指と人差し指を入れ、ぐちゅぐちゅと音を立ててかき回していく。

支配へ対する恋心と忠誠心が愛液となって滲み出していたのか、すでに汁の音が中から聞こえてくる。


「あ!♡あっ!♡♡んあ!♡はぁ♡……んく♡んく♡んんっ♡...あむ♡ちゅぅぅ♡ちゅぬ♡...んあ♡」


 手マンによる愛撫で身体を跳ねさせながら甘い声を漏らすが、思い出したようにベロチューを再開する。

が、それもまた手マンによって中断し、少女の甘く熱い吐息が支配の顔に吹きかかる。


「あ!♡はぁ♡...んくっ♡マ、すたっぁ♡♡」

「お?膣内がビクビクしてきたね。もうイきそう?」

「うんっ♡もう……♡んむ!♡♡ちゅる♡ちゅ♡……れろぉ♡♡♡」

「ははっ、すっごい顔がとろっとろだね。いつでもイっていいよ」

「あ、んん♡なんか、すごいのきちゃいそう♡マスターとキスしながら、おっぱいもアソコも気持ちよくて♡...ぅあ♡イく♡イく♡、イく♡イく♡イっちゃうよ...あっ!♡♡♡んーーーー!♡♡」


七海は支配の頭に腕を絡ませたまま、身体を大きく跳ねさせて絶頂する。

びくんびくんと波のように痙攣する肉体。

豊満な胸が上下に揺れ動き、日向の劣情を駆り立てる。

だが今の七海の脳内には目下にいるオスのことなど1mmも存在せず、支配によって心地いいアクメを与えてもらった事への感謝しかなかった。


「あ……♡……ぁぅ♡……す、凄い……♡マスターに...あっさりイかされちゃった♡♡嬉しい♡ありがとうマスター♡...はぁ〜♡」

「別にお礼なんていいよ。僕が可愛い七海ちゃんをイカせたかっただけだからね」

「...うん♡」


可愛い。という言葉を聞いて、また脳が絶頂する。

七海の愛情は加速し、支配への敬愛はより一層深まっていった。

そして次はどんなプレイが待っているのか楽しみになり、瞳を潤わせた上目遣いを、七海は支配へと向ける。


「物欲しそうな顔しちゃって」

「マスター♡……次はどうするの?♡」

「じゃあ次は...七海ちゃんにパンツだけ脱いでもらおうかな」

「え?パンツだけ?...分かった♡任せてよ♡」


 七海は一度その場で立ち上がると、前屈みになってスカートの中からピンクのパンツだけをスルっと脱ぎとった。

正面の日向には七海のスカートの中は見えないが、代わりに重力に従って垂れた胸がよく見える。


「んふぁ!?♡」

「七海...?」

「んくぁ♡ちょっと♡支配くんっ♡...はぁ♡」


ぐちゅ♡...ぐちゅ♡っと音が鳴り、七海は前屈みのままピクピクと身体を震わせる。

日向は一瞬何が起きているのか分からなかったが、すぐに理解した。


(支配のやつ!後ろから七海に手マンしているのか!わざとこの至近距離で!)


 七海の蕩けたメス顔が日向の間近で展開される。

手を伸ばせば触れられる距離にいるのに、そこには分厚い壁があるように感じられた。

やがて膣液の音がしなくなると、七海は胸を腕で隠して頬を軽く膨らませ、支配の方を振り向く。


「もう...支配くん。急に後ろから女の子の膣を掻き回すなんて、デリカシーがないよ」

「いやぁ〜、特等席から見るノーパンスカートがエロすぎてね。そうプンプンしないでよ、謝るからさぁ」

「むぅ...謝られたら怒れないじゃん...えっち♡」

「へへへ」


 七海のお叱りはあくまでじゃれあいの範疇。

彼女は支配からどんな事をされても、おそらく本気で怒る事はないだろう。

現状でさえ、大切なクラスメイトたちを彼へ献上しているのだから。


「僕も脱ぐからちょっと待ってね」


 支配がパネルを操作すると、着ていた制服が一瞬で消えて全裸へ変わった。

日向は改めてこれがゲームの中なのだと知らしめられる。


「ぅ...わぁ♡支配くんのチンポ...すごい勃起しちゃってるね♡」

「七海ちゃんのせいだよ〜」

「っ♡...わ、私でこんなに興奮してくれてるんだ♡女として...メスとしてとっても嬉しい...かな♡」


 七海の視線は支配の凶悪な肉棒へ一心に注がれる。

美少女からの熱い視線に応えるように、先端からはトクトクと我慢汁が溢れていた。

七海は緊張しながらその肉棒へ触れる。


「うわ♡熱くて……硬い♡すごい……♡」

「七海ちゃんの手、ひんやりしてて気持ちいいよ」


 七海はそのまま何度も、確かめるように優しく竿をさすった。

手にべっとり付着した塩辛い我慢汁を舌で舐めとり、支配の膝の上へゆっくりと腰掛ける。

日向に秘部を見られないようにスカートの襟を伸ばしていたが、バキバキのペニスがスカートを持ち上げてしまう。

しかし肝心の割れ目は肉棒で隠れ、正面からは見えない状態だ。


「固いっ♡熱いっ♡...すごいね♡なんかこの体勢、私にチンポが生えてるみたいで...変な感じ♡」

「おふっ!ヌルヌルな膣口がチンポにピッタリキスしてきてすでに気持ちいいなぁ」

「えっと.......あ、素股すればいいのかな?」

「よく分かったね。目が血走ってる日向くんに見せつけてあげなよ」

「は〜い♡」


 七海は日向を一瞥すると、腰を斜め前後にクイッ♡クイッ♡っと動かして、膣口で肉棒の表面をなぞり始めた。

ちゅぷちゅぷと粘液が空気を巻き込む音と共に、2人は気持ち良さそうな吐息を漏らす。


「んっ♡ん〜〜♡は♡...どう、かな?♡初めてだけど、素股...上手くできてる?♡」

「うん、うんっ!めっちゃ上手いよ!ほんとにやるの初めて??」

「初めてだよ♡...ただ...あ♡はっ♡この1週間の隙間時間に、マスターのためにエロゲーいっぱいやりこんで♡ディルドを使って練習してただけだよ♡」

「そんな事言われたらもっと興奮しちゃうなぁ。七海ちゃんは彼氏に一途に尽くしてくれるタイプなんだろうねぇ〜」


 支配は日向を見て、わざわざハッキリとそう口にした。

最初から七海→日向には脈がなかったという事実を、これでもかと脳裏に焼き付けてくる。


(七海ぃ!...俺とゲームしたり、ご飯を食べたり、2人でボーッとしたりしてたのに...俺の知らないところで支配のためにそんな事をしていたなんて!)


「七海ちゃん、あれ見てよ」

「?......ぷっ♡日向くんの股間、じんわり濡れてる♡...私と支配くんのイチャイチャを見てお漏らししちゃったの?♡情けないんだね♡...んはぁ♡」

「ぐっ...これは...」

「ね、マスター♡そろそろ...シてほしいな♡」

「そうだね、僕もちょうどそう思ってたよ。日向くんの後ろの女の子たちも、着々と侵食が進んでるみたいだしね」

「っ!!」


 2人の逢瀬に夢中になっていた日向は、いつの間にか後ろのクラスメイトの存在を忘却していた。

支配の命令によって正面以外は見れないが、背後からは女子たちの声や吐息が聞こえてくる。


「はぁ〜♡...はぁ〜♡...七海さんっ、気持ちよさそうですぅ♡」

「くそっ♡オレはあんな小太りな野郎に惚れたり...しねぇぞっ♡」

「七海おねぇ...いいなぁっ♡...っ、く、口が勝手に...♡」

「千秋ちゃんと正綺ちゃん、ここでヤるつもりっすか?♡はぁっ♡...いいっすねぇ♡」


(み、みんなっ!...くそぉ...俺はここにいるのに誰も助けられないのか...!)


 日向が奥歯を噛み締めていると、七海はスカートの下から手を伸ばしてペニスを掴む。


「...しょ...♡きゃ!」

「おっと!大丈夫?」

「う、うん♡ごめんね、マスター♡」


 七海は挿入のために肉棒を固定しようとした拍子に一瞬バランスを崩したが、なんとか持ち直して体勢を整える。

その拍子に肉棒の先端が七海の膣口に触れてしまい、クチュッと音が鳴った。


「ふぁ♡...はぁ♡……はぁ♡」

「いつでも来ていいよ〜」

「うん...♡し、失礼、します♡」


 七海が狭い膣口を肉棒に押しつけて少しずつ腰を落としていくと、秘部の割れ目にペニスの先端がゆっくり消えていく。


ぬち♡ぬる...ぎちっ♡


「あ、熱い……♡太っ♡...フー♡...フーっ♡...」

「大丈夫?キツかったら体勢変えて、僕がシてあげるよ?」

「ううん♡...私の初めてをもらってもらうんだもん...マスターは、気持ちよくなる事にだけ集中してくれれば......んく♡...い、いからっ♡」


(や、やめてくれ七海っ!それ以上はダメだ!)


 日向の心の声も、七海は腰を下ろし続ける。

そして肉棒が彼女の大事な奥の奥まで到達した。


ぬる♡ぬるっ♡みち♡...ぷちっ♡...ずぶぶぶ♡♡


「うぐ...ぅううぅぅっ♡♡は、入った……全部……んぁ♡……はっ♡はっ♡……」

「よく頑張ったね。痛くない?」

「だ、大丈夫……♡……えへへ♡処女卒業……しちゃったよ♡大好きな支配くんで♡」

「あ...あぁ...そんな...七海...」


 日向の目から一滴の涙がこぼれるが、七海は処女を捧げられた感激で気がついていない。


「は、初めてだけど……思ってたより痛くないんだね♡……動いてもいい?♡支配くんにも気持ちよくなって欲しい♡」

「可愛いなぁ〜。もうすでに僕は気持ちいいけどね。七海ちゃんのインドアふんわりマンコがねっとりチンポに絡んでたまんないよ〜」

「そっか♡...でももっと———」


みちちっ♡ずぶっ♡♡みちち♡ぬっぽ♡ぬっぽ♡


 七海は曲線を描くように滑らかな動作でグラインドをし始めた。

まるで自らの膣穴を押し広げるように、前後へ左右へ腰をくねらせる。


「気持ちよくなって欲しいから...♡はっ♡あっ♡ふっ♡」

「おっ、おっぉっ、お〜〜...!これは...膣がうねうねしてすっごい気持ちいいっ!」

「っあ♡マスターのチンポ、私の膣内でビクビクってしてる♡んく♡私も釣られて感じちゃうよ♡」


 2人はどちらからともなく手を探り合い、自然な動作で指を絡ませ合い、恋人繋ぎで後背座位に浸っていく。

オスの固い生殖器をメスの柔らかな肉壺がにゅくにゅくと包み込み、粘り気の強い愛液を潤滑油にして小刻みにシェイクする。

徐々にグラインドは激しさを増し、濃厚な交尾臭と2人分の汁が周囲に広がっていく。


「はっ♡あんっ♡…うっぁ〜♡マスター♡マスター♡支配くん♡…はぷっ♡にゅむにゅむにゅむ♡」

「んっ!くぉ!...ぷはっ、七海ちゃんの愛がひしひしと伝わってくるなぁ。みんなの前でセックスしながらキスまでしてくるなんて。す〜〜〜」

「ひぁっ♡支配く、っ♡は、恥ずかしいよ♡脇の匂いなんて嗅がないで♡」

「女の子らしいエッチで甘〜い汗の香りで射精欲盛り盛りになっちゃうよ。は〜、全身幸せ!オスとしての全てが満たされるっ!」


 インドアゲーマー美少女からの熱烈な種付け求愛セックスをあらゆる感覚器官で感じ撮り、支配は幸せホルモンを大量に分泌させている。

それに比例するように睾丸に控えていた種子たちも旅立ちの準備を始めていた。


「んんっぁ♡膣内でオチンポが大きくなってる♡マスター、もう射精...するの?♡」

「そう、だよぉっ...七海ちゃんの身体がエロすぎてこれ以上は我慢できないっ!」

「んっ♡そうなんだね♡…うぁ♡ぁ♡ゔ♡…きて♡私も一緒に...射精でイっちゃうよ♡」


 恋人繋ぎになっていた互いの手の力が、一際ぎゅっ〜〜〜っ♡とキツくなる。

そして七海の腹部がわずかに脈を打ち、子宮が下へ降りていく。

その種付け直前の機微に日向はハッキリと気がついてしまっていた。


「や、やめてくれ...七海っ」


 小さい声で呟いてしまった諦め99%の懇願。

絶頂直前にその声を拾った七海は、チラッと日向に目を向け——————


びゅるるるるるる!!♡♡びゅぐーーーーーー!!!!♡♡♡


「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜♡♡♡♡♡」


 目を向けた次の瞬間、七海は栓が抜けたように長く深く熱く可愛いらしい吐息を吐きながら、幸せに溺れるような膣奥射精アクメを迎えた。

彼女の思考回路にバチバチと火花が飛び散り、子宮に精液が送り込まれるにつれて視界まで真っ白に染まっていく。

絶頂直前にほんの一瞬だけ視認した日向の顔もすぐに見えなくなり、色欲に飲み込まれる。


「あ♡………..ぅ、あっ♡…きも、ち、いぃ♡♡♡」

「ふはぁ〜、僕も最高に気持ち良かったよ〜。日向くんに見せつけながらの寝取り生交尾!」

「あんっ♡い、いま全身敏感だから...おっぱい揉んだらダメだよっ♡…んくっ♡」


 アクメの硬直から一転、急激な脱力感に襲われる七海。

握っていた手もだらりと垂れ下がり、自由になった支配の両手はしっとり汗をかいた乳房をマッサージしつつ、種付けの余韻を味わい尽くしている。


「な...なみぃ...うっ...ぐっ」

「ふぅ、日向くんどうだった?好きな子が目の前で中出しされてる姿は」

「支配っ...お前は...!」

「ははは、泣きながら小さいチンポを鬱勃起させちゃって情けないね〜。そんなんじゃ万が一女の子を抱いても満足させてあげられないよ」

「はぁ♡はぁ〜♡…くす♡そうだね♡支配くんのセックスを体験しちゃったら...日向くんのそれじゃ、絶対イけないよ♡…女の子は♡」

「っ!」


 セックス直後で扇情的な赤ら顔をしている七海は、日向に心無い言葉をかけて本来は持ち合わせていなかった加虐心を満たす。


「七海ちゃんとの初交尾も楽しんだし、次は後ろの子たちを攻略していこうかな〜」

「や、やめろ支配!これ以上俺の仲間に酷い事をするな!!」

「うるさいよ、負け犬のくせに」


 支配は激しい運動で息を切らしている七海を優しくベッドへ寝かしつけると、日向の横を通り過ぎ、熟成されていた女子たちの方へ歩いていく。

ゆっくり洗◯されながらイチャラブセックスを見せつてられていた女子生徒たちは明らかに発情しているものの、そのほとんどが持ち前の精神力によって完全に色欲に堕ちてはいなかった。


「う〜ん、みんなそれぞれ個性的でエロいよな〜。誰から堕としてあげようか」


 一列に並ばされた超高校級の美少女たちを、支配は舐めるように視姦して回る。


(これは迷いどころだな〜。健康的で野生的なダイナマイトボディの終里ちゃん、生意気毒舌ロ◯の西園寺ちゃん、それに...うん、みんな”アリ”だ。その中でも最初に目を引いたのは...)


 支配は次なる獲物を心に決め、その人物の目の前に立った。


「君に決めた!」

「ひっ!...ぁ...え、わ、わ、わ、私、ですかぁ?」


 彼が選んだのは初見で1番気に入っていた——————【超高校級の保健委員】罪木蜜柑であった。

肩に手を乗せると、罪木はビクッと怯えたように男を見つめる。

しかしその瞳は洗◯によって、すでに支配へほとんど惚れ込んでいる事が見てとれた。


「七海ちゃん、ちょっと行ってくるね。ここは任せていいかな?」

「うん♡行ってらっしゃいマスター♡頑張って♡」

「全肯定で清々しいな〜。じゃ、罪木ちゃん。2人っきりになれるところに行こっか」

「えぅ♡…あ、は、はいぃぃ...♡」

「あ、日向くんは僕が帰ってくるまでそこで正座しててね〜」


——————————————————————————————

 

 支配は挙動不審な罪木の腰に手を回しながら、管理者権限でさくっと作った保健室へと連れ込んだ。

内側から鍵をかけ、2人だけの密室病棟が完成した。


ぎしっ...♡


 クイーンサイズはありそうな簡素なパイプベッドに支配が座ると、その目の前に命令を受けた罪木も座らされた。

そして罪木は日向のように正座をし、そのまま綺麗な三つ指をついて彼に向けて深々とお辞儀をした。

彼女の額が汚れひとつない清潔なベッドシーツへ付けられる。


「こ、この度は...わ、私なんかを最初に選んでくださりぃ......あ、ありがとう、ございますぅ♡」


 保健室なのに、男に対して土下座で挨拶をしている様は、まるで高級風俗のそれである。

支配の肉棒はそれだけですでにギンギンになっていた。


「わ、私、罪木蜜柑はぁ...【超高校級の保健委員】として、患者さんであるさ、支配さんを...精一杯甘やかして、ラブラブ看病?させていただきますのでぇ......不束ものですが...き、嫌いにならないでくださぁーーーい!」

「あれ、なんかセリフが違くない?」


 支配がオーダーしたセリフは最後を『よろしくお願いいたします』で締めくくるものであったが、罪木は嫌われたくない一心で全然違うセリフを口にした。


「罪木ちゃん、緊張してる?」

「ひっ!ご、ご、ごめんさぁーい!」

「まあまあ、落ち着いてよ。保健委員がパニックになってたら、患者さんが不安になっちゃうでしょ」

「あ...そ、それもそう...ですよね......と、取り乱してしまってごめんなさい...えっと...私は何をすればよろしいんでしょうかぁ?」


 落ち着きを取り乱した罪木は、男の方をじっと見つめて次の命令を促す。

支配はそんな彼女の顔を観察し、改めて彼女の可愛さを確認していた。


(パニくってるとあれだけど、こうして見ると美人だよなぁ。ザンバラなロングの黒髪に、左目のセクシーな涙ぼくろ、ピンクのナース服の上からかけたエプロン、なにより七海ちゃんより少しだけ大きいおっぱいと抱き心地良さそうなムッチリボディ...美味しそうだなぁ)


「?...あ、あの...どうしたんですか?私、なにか変でしょうか?」

「え?ああ、なんでも。最初はそうだなぁ...授乳手コキでもしてもらおうか」

「授乳手コキ...わ、分かりました!期待に応えてみせますぅ!」


 人から何かをお願いされた事で、罪木はにっこりと笑顔を振りまいた。

胸を露出するために素早くエプロンを外し、ナース服とブラを脱いでいく。

重力に負けないたわわな脂肪の塊がつまびらかになる。


「綺麗なおっぱいだねぇ。乳首もちょうどいいサイズだ」

「え?...え、えへ、ありがとうございますぅ♡…き、気に入っていただけて嬉しいですぅ♡」

「あ、エプロンだけ付け直してくれる?」

「は、はい♡いいですよぉ♡」


 罪木はスカートだけだったところにエプロンを着用し、なんとも過激な姿と化した。

授乳手コキをするために支配の頭を膝に乗せ、エプロンを谷間に寄せ、そして恐る恐る肉棒を握りしめる。

保健委員だからなのか、その動作は鈍臭い普段の彼女とは正反対のテキパキとした動きであった。


ぬちゅり♡


「ぅ♡こうして握ってみると、支配さんのペニスは...本当に立派なサイズですね♡」

「でしょ?」

「はい♡わ、私、大きすぎる物が苦手なんですけどぉ...あなたのペニスだけは...別みたいですぅ♡」

「それは良かった。罪木ちゃんの太もも枕もムチムチで寝心地最高だし、包帯巻いた手の感触が新鮮だし、この大きなおっぱいが絶景で立派だよ〜」

「あ♡えひっ♡さ、支配さんは私なんかの事を、い、いっぱい褒めてくださるんですね♡も、もっとロウソクを垂らされたり、ムチでぶたれたりされるのかと思ってましたぁ...」

「いや、女の子にそんな事は...プレイの一環でたまにスパンキングするくらいだよ...?」


 彼女の挙動不審さや自信のなさは、幼少期に受けた家庭内外からの様々な実体験に起因するもの。

だが支配は己の欲望を満たしつつもしっかりケアする歪な優しさを、女に対してだけは持っていた。

(支配にとって)普通に接しているだけでも、罪木はその優しさにほだされていく。


「で、ではあの...授乳手コキ、失礼しますね♡痛かったり弱かったりしたらすぐに言ってくださいね♡お、おっぱいも、お好きなように使ってくださって結構です...♡だって、ラブラブ看護の患者さんなんですからぁ♡」

「さすが保健委員。じゃ、いただきま〜す。はぷっ」

「んくっ♡」


 支配は目の前にぶら下がっている乳房を手で掴むと、口を開けて桃色の乳首にしゃぶりついた。

それを合図にして罪木も左手で手コキをスタートさせる。


「ぢゅるるる...れろ、れろれろ...れ〜〜〜っ...乳首甘くてなんとなくミルキ〜」  


にゅるっ♡にゅるっ♡にゅるっ♡こちゅ♡ぬちゅ♡ぬちゅ♡しこしこしこ♡♡


「くぉ!て、手コキうっま!?うぉ!す、すごい滑らかにツボを抑えてくる!手先が器用すぎるっ!」

「えへへ♡看病だと思えばこういうのも私の守備範囲ですから♡…支配さんは赤ちゃんみたいにおっぱいちゅーちゅーしているだけで大丈夫ですよぉ♡私が...んっ♡このお馬さんみたいなペニスを包帯手コキでスッキリさせてあげますからねぇ♡」


 医者の領域にすら足を突っ込んでいる【超高校級の保健委員】は、患者の症状(反応)を一切見逃さず、的確に快感をオスへ与えていく。

彼が言う前に乳首を指でこねくり回し、胸の肉でタプン♡と顔面パックをしてくれる。

その能力は支配の想定を完全に上回っており、開始3分で男の腰がビクンビクンと不規則に跳ね始めた。


にゅむ♡にゅむ♡にゅくくく〜〜〜♡にゅこ♡にゅこ♡


「れろれろれろ!ぢゅるる!べぢゅ...んぐっ!」

「はぁ♡はぁ♡私の甘々看病、気持ちいいですかぁ〜?♡な、なんだか段々楽しくなってきてしまいましたぁ♡」


(わ、私の手とおっぱいだけで、大きなペニスを持った男の人がバタバタしてますぅ♡…えへへへへ♡本当の赤ちゃんみたいに可愛く見えてきちゃいますぅ♡)


 罪木は母性にも似た感情を芽生えさせ、より熱の籠った授乳手コキを行う。

我慢汁で包帯がびちょびちょになり、ザラザラ感とふんわり感のある手淫で射精が続々と促される。


「ふへへぇ♡支配さん♡もう射精ちゃいますか?♡尿道がひくひくしてますよぉ?♡」

「ぢゅる〜〜、あむっ、あむっ、ちゅ〜!ちゅ〜!」

「んくっ♡そんなに吸ったら妊娠してないのに母乳が出ちゃいそうですよぉ♡あっ♡…ん♡エッチな赤ちゃんですねぇ♡はぁ♡ペニスが♡どうぞ♡私の手をトイレだと思って、思いっきり気持ちいい排泄してくださぁい♡」

「!!」


びゅぐぐ!♡びゅぐ〜〜〜〜!♡びゅぼぼぼぼ!♡♡


 保険委員の手のひらを受け皿に、患者の体内に溜まっていた生殖液が摘出される。

ぶりゅぶりゅと出続けるゼリー状の白濁液は手のひらだけでは満足せず、指の隙間から手の甲まで溢れていく。


がりっ!♡


「ぃぎぃっ!?♡♡」


 射精の拍子に支配が乳首を噛んでしまい、その拍子で罪木も心地いい痛みで絶頂を迎えてしまった。

不意打ちだったせいで緩んだ口からヨダレが垂れるが、それでも左手はしっかりと肉棒に添えられている。


「ひぃ〜♡…ひぃ〜♡…さ、支配さぁん♡」

「ぷはぁ!ごめんね罪木ちゃん!痛かったよね?」

「い、痛かったですけど...それ以上に気持ちよかったです♡患者さんに、赤ちゃんにイかれちゃいましたぁ♡」

「そ、そっか」


 支配はその言葉を口には出さず、気持ちを新たに次のプレイへと体位を移した。

彼のチョイスは対面座位。

七海とヤった対面背位よりも密着度が高く、甘々な交尾で思いっきり母性を感じるつもりである。

密着感を高めるために罪木にエプロンを脱がせ、スカートと靴下と包帯(設定をイジって新品に)だけのマニアックな格好に仕立て上げた。


「こ、これが...私の女性器に挿っちゃうんですか?」

「保健委員なんだから男女の交尾方法なんて知ってるでしょ?」

「ち、知識としてはありますけど...うぅ...こんな太くて長くて大きいのが体の中に入ってきたら裂けちゃいそうますよぉ...」

「七海ちゃんでも挿るんだから大丈夫だよ」

「た、たしかに...わ、私、あなたのために頑張りますぅ♡」


 竿を両手で触って形を確かめていた罪木は、ようやく意を決して腰を持ち上げた。

肉棒の上にまたがり、穴の位置を自分で調整し、ゆっくり慎重に距離を縮める。


ちゅく♡


「ひっ..........い、挿れますね?」

「うん!」

「ゆ、ゆっくり...ひぁぁっ!?!」


ずっ......ずぶぶぶぶ!!♡♡♡ぶぢっ!!ごりゅ〜〜〜〜っっっ!!!♡♡♡


「おごぉ〜〜〜〜〜〜〜!♡♡♡」

「ぬおっ!」


 少しずつ挿入していくつもりが、罪木は持ち前のドジを発揮してしまい、派手にすっ転ぶ代わりにシーツに足を滑らせて一気に最奥部まで肉棒を差し込んでしまった。

衝撃的な痛みと快感と驚きが津波のように押し寄せ、口からほんのり汚い声が漏れてしまう。

この場に西園寺がいたら確実に「ゲロブタ!」と罵られていたはずだ。


「かひゅ!…ひっ♡ひっ♡…ふーーー♡ひっ♡ひっ♡ふーーー♡」


(ラマーズ法だ...)


「ご、ごめ、らさひっ♡おお、驚かせへ...ひまっってぇぇ♡」

「大丈夫。それより倒れちゃわないように、こっちに体重預けていいよ〜」

「あっ♡すみませ♡…ひっ♡ひっ♡ふーーー♡」


 支配は彼女を案じるフリをして抱き寄せ、イチャイチャ感を楽しむ作戦に出た。

むにゅりと男の胸板に沿って形を変えるハリのある乳肉、きめ細やかな背中、安心感のあるモチモチな尻、身体に染み込んでいる消毒液と思春期女子特有の甘い香りが混ざったフェロモン。

彼女が呼吸を整えている間に、様々な箇所を撫で触り、己の征服欲を満たしていく。


(罪木ちゃんの健康ムッチリボディ、そしてこの肉厚でどっしりした膣肉...たまんな〜い!しかも七海ちゃんと同じくらいのおっぱいだけど、全体的な肉付きは罪木ちゃんの方がいいから、どこ触っても指がお肉に沈んでく〜!)

(っ♡♡支配さん...無礼を働いた鈍臭い私を怒鳴ったり叩いたりしないどころか、身体を撫でて私を介抱してくれてる♡…うぅぅ♡なんでしょうか♡この...今までとは違う安心感を感じる動悸は♡♡)


 男と女の思考回路のすれ違いに両者気が付かない。


「ふーー♡…ふぅぅ...はぁ♡」

「落ち着いた?」

「はい♡ご、ご迷惑をおかけしてすみません♡…あ、あの...私の女性器...おまんこの使い心地は...いかがでしょうか?も、もし粗悪な低品質おまんこで支配さんのペニスにご不快な思いをさせてしまってたりしたら......私ぃ...」


 好きになってしまった相手に嫌われぬよう、執拗に様子を伺う罪木。

これこそが彼女が他人から嫌われてしまう原因だろう。

しかし支配は、嫌味なほど自らを卑下する彼女に著しい興奮を抱いていた。


「罪木ちゃん...」

「んぐっ♡膣内でペニスが固くっ♡…ど、どうして...?」

「いや〜、罪木ちゃんがあんまり自分を貶めるような事言うのがエッチだと思ってね」

「ふぇ??」

「君のマンコはとっても男受けするドスケベ肉壺だよ。それに肉付きも健康的な女の子そのもので、こうやってぎゅ〜ってする時の抱き心地も抜群!だからもっと自信持っていいよ〜」

「あぅぅ♡……えへ♡えへへへ♡そ、そう、でしょうか?あ、あなたにそう言ってもらえるのは、たとえお世辞でも幸せですぅ♡」


 罪木はかつてないほど惚けた可愛らしい笑顔で、処女を捧げたオスを見つめる。

そして珍しく自分から動いて支配の唇を塞ぎ込んだ。


「支配さん...♡むちゅ♡はむっ♡…んちゅ♡んちゅ♡んちゅ♡」

「ん、んろ、ぬろろ..ぢゅろ...さっきからマンコがすっごい蠢いてるね」

「ちぃぅ〜〜♡…っあ♡すみません♡支配さんとこうして大胆に密着して奥の奥まで繋がっていると考えたら、身体の疼きが止まらなくて♡」


 かつて感じた事がない強烈な幸福感に、彼女の肉体は常時甘イキをしているような状態まで押し上げられていた。

肉厚な女性器が受け取った愛を還元するために男性器に絡みつき、遺伝子を引き継ごうと激しく胎動する。

その本能に導かれ、罪木は無意識にゆさゆさと身体を揺らして尻肉を押し付けていく。


「はっ♡はっ♡…んきゅ♡…んっ♡」

「お〜、気持ちいいよ〜。その調子。よしよ〜し」

「あっ♡支配、さんっ♡…くぁ♡…ふっ♡ふっ♡…好き、ですっ♡支配さん♡好、きです♡」


 蕩けた脳から出力された本心に、肉棒が激しく反応を示す。

ビクンビクンと跳ねて膣道を広げながら、お互いに快感を共有する。


「僕も罪木ちゃん好きだよ〜」

「はぁぁぁ♡う、嬉しいですっ♡あなたと...両想いなんですねぇ♡えへ♡好きです〜♡好き♡あんっ♡」

「好きって言う度に膣がキュッてなって気持ちいいなぁ。好きだよ〜、罪木ちゃん。ちゅ、ぐちゅ、ぢゅぶ」

「んっ♡んっ♡しゅきれふ♡ふへ♡支配しゃん♡♡」


 安物のベッドを軋ませながら、じっくりねっとり愛し合う対面座位交尾。

結合部からくぷ♡くぷ♡と音が鳴り、2人のキス音も部屋に響く。


「罪木ちゃん、そろそろ射精ちゃいそうだよぉ」

「んへっ♡どうぞぉ♡支配さんの精子さんなら私ぃ♡はぁ♡んちゅ♡受け入れる準備できてますぅ♡…患者さんの性欲処理も、保健委員のお仕事ですから♡」

「あ〜、イく!射精す!全部受け止めてね!」


びゅく〜〜〜〜〜〜!♡♡どぶっ!♡びゅっぐぶりゅ〜〜〜〜〜!♡♡♡


「んぃ゛っ...〜〜〜〜〜〜〜〜〜♡♡」

「子宮の吸い付きえっぐ!!!」


 身も心も、そして子宮も満たされる愛しの異性からの種付け射精に、罪木は全身を震わせながら思い切り相手を抱きしめ絶頂する。

メスから熱いアクメ抱擁を受けながら吐精する支配は、温かい肉の海に包まれながら性欲を満たせる幸福感で射精量を倍増させた。

罪木は絶頂しながら、熱い吐息とともに何度も耳元で愛の言葉を囁きかける。


「はぁ〜〜〜♡はぁ〜〜〜〜〜〜♡♡…んぐっ♡お、お腹の奥、とっても熱いです♡…はぁ♡はぁ♡…わ、私の身体...楽しんでもらえましたか...?♡」

「うん...すごい楽しめたよ。こんな抱き心地抜群の保健委員...はぁ...どこにもいないからね」

「えへ♡そうですか?♡言ってくだされば、いつでもどこでも特別な看病をしてあげますからぁ♡私の事は恋人おトイレだと思って、たくさん愛してくださると...嬉しいですぅ♡」

「ありがとう、罪木ちゃん。僕も好きだよ。でもまだ本番はこれからだからね」

「え...へ、えへへ♡き、気が済むまでお相手いたしますぅ♡」


 支配は罪木を抱きしめたままベッドへ背中から倒れ、ただちに抜かずの2回戦...そして3回戦4回戦へと続いていくのであった。


——————————————————————————————


「............................................」


 青春を送っていたところに支配が現れ、日向はゾンビのようにただゲーム内を彷徨うだけの生きる屍となっていた。

他の男子たちは幸か不幸か消去されてしまい、女子たちは日向へ全く興味を示さない状態で、ただ1人”寝取られ役の舞台装置”として存在させられている。


「.....................」


 彼の脳内には、昨日の出来事が浮かんでいた。

それは七海と罪木が支配の腕に抱きついて歩いていた姿。

日向が反対側から歩いてきていても、2人は彼へ目もくれずに支配とイチャイチャしていた。

とても話しかけられるような雰囲気ではなく、日向はただすれ違う事しかできなかった。


「.......寝よう」


 生気がない日向はまだ昼の14時だというのに、己のコテージへと重たい足を進めていく。

その道中、罪木のコテージから声と物音が聞こえてきた。


(心がざわざわする...この声と音は...)

 

 日向は気づかれないようにそっと窓から中の様子を伺う。


「うっ!!」


 彼が目にしてしまったのは、例の2人と支配がベッドの上で獣のように愛を貪っている生々しい光景。

見てはいけない、見たくないと思いつつ、日向はそこから動けなくなってしまった。


(あの弱気で内気だった罪木が、あんな奴に好き好き言いながら腰を振っているっ!七海は...っ!アソコから精液を垂れ流したまま幸せそうに寝ている!!)

 

 1週間だけだが浅くはない交流をしていた2人の美少女が、本当に彼のモノにされてしまったオスとしての敗北感。

日向は自分の中の記憶がボロボロと崩れ、心が絶望に染まっていく感覚に襲われる。

それでも敗北してしまった男は、決して使う事のできない粗末な生殖器を虚しくイキリ勃たせる事しかできなかった...


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