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ケーキ屋でクリスマス限定のヘルプに入ったのですが、なんやかんやで何故かグルメ系インスタグラマー忘年会(男女比4:4)に誘われ、つい数時間前にばっちりコミュ障大爆死を披露して1人反省会中のトライセプスです!

キラキラした人たちと同じ空間にいると本当にメンタルがすり減ります...営業マンモードで過ごすのは疲れるので、しばらく誰にも会いたくないですね...ぼっちエネルギーをチャージインしたい。



というわけで、今年最後の小説は覇権アニメで絶賛大人気中の"葬送のフリーエレン"よりアニメ放送後に話題になった生意気メスガキ(500歳)な断頭台のアウラと、その配下リーニエちゃん!

キモブタ商人が偶然持っていたご都合アイテムでピンチから一転構成して、人類の天敵2人を尊厳破壊の肉オナホとして扱う、勧善懲悪な分からせモノです!

便利オナホになって可愛いね♡



書くためにようやくアニメ見たんですが、製作陣によるアウラのセルフ断頭台シーンへの力の入れようが芸術でした。

死んだ目ゴスロリクールなリーニエちゃんも戦闘作画すごくて、可愛さ盛り盛りでした!


(参考画像)





『原作』葬送のフリーレン

『人物』アウラ、リーニエ

『あらすじ』キモブタの古物商人キモークは、仕入れた商品を輸送中に暇つぶしに人間狩りをしていた”断頭台のアウラ”に不幸にも襲われてしまう。無様な命乞いをしても見逃してもらえず死を覚悟したが、ある幸運によってアウラを自分の言いなりにする事に成功する。それからは性欲のままにアウラとその配下リーニエを徹底的に尊厳を踏みにじりながら調教していき...

『文字数』本編約26000字(+おまけ約4500字)

※おまけ短編『搾精勝負の末に高慢なプライドを入念に踏みにじられぐちゃぐちゃに絶望するアウラちゃん+ハッピーエンド(?)アフターエピソード』はスタンダードプランにて公開中です!


魔力0のキモブタ商人が幸運によって断頭台のアウラを返り討ちにして配下のリーニエと一緒に尊厳ぐちゃぐちゃザコメス肉オナホに調教するお話


「ふっひひひ、今回も貴重な品をたっぷり仕入れられたなぁ。街に戻ったら毎日娼館で良い女を抱きまくろ〜」


 大きな荷馬車に揺られながら気持ち悪い笑い方でニヤついている彼の名は、キモーク。

グラナト領近郊の街々で古物商の商売を営みつつ、金貸しも行っている小金持ちである。

各地で悪評が立つほどの好色家でその強欲な性格は難ありと言われており、その性格を反映しているような醜い容姿をしていた。

脂っこい美食を日々食べまくっているおかげで形成された見事な肥満っ腹、毛髪が足りない頭、脂ぎったオークのようなブサイク顔...それを金に物を言わせた豪華な衣服やアクセサリーで着飾っている成金趣味は、控えめに表現しても”下品”である。


「ふひ、ふひひひひっ、ディナーはやっぱりステーキでぇ、その後は高級娼館で3人くらい同時に買って......ぶひゅぉ!?」


 目的地の街に到着するまでの間に、豪華な食事を食べて美女たちをはべらかす予定を立てていると、いきなり荷馬車が急停止した。

後ろに乗っていたキモークは車内でゴロンと転がり倒れ、荒っぽい運転をした従者を叱りつけようと馬車を降りて前まで歩いて行く。

そこで彼が見たのは、2匹の馬と1人の従者...の首なし死体だった。


「おい、このバカ従者!急に止まったら僕の大事な商売道具が......ぶひぃっ!!!???...........え?え?」


 つい数秒前まで順調に動いていた3つの生命が、今は動かぬ肉塊と化していた。

突飛な光景にキモークが腰を抜かして尻餅をつくと、馬車の下に転がっていた従者の頭部と目が合ってしまう。

思わず泡を吹いて気絶しそうになった彼だが、数メートル先に誰かが立っている事に気がついた。

頭の中が真っ白になりながら前を見ると、そこには1人の若そうな女がゴミを見るような冷たすぎる目でブサイクな男の顔を見下していた。


「あら、中にも人間がいたのね」

「ひぃぃぃぃい!?...って、そ、そ、その角は...ま、ま、魔族!!!」

「あはははは、そうよ。私はアウラ。今からあなたを殺す者の名よ」


 荷馬車を襲撃したアウラは魔王直属幹部”七崩賢”の1人にして、500年以上生きている大魔族であった。

独特な髪型をしたピンクがかった鮮やかな紫色の髪、立派な魔族の証である2本の大きな角、黒とピンクのへそ出しドレス衣装。

ドレスからはそこそこ大きめな胸の谷間が見えており、生意気感が滲み出ている顔は吊り目で美人な造りをしていた。


「ア、アウラ...って!グラナト領を脅かしているあの噂の”断頭台のアウラ”!?」

「あら、知っていたのね。人間風情に知られていても、嬉しくも何ともないけど」

「そ、そんなヤバい魔族がどうしてこんなところに!?なんで僕を襲うの?!」

「別に理由なんてないわ。ちょっとした暇つぶしに適当に人間狩りをしていただけ。たまたまこの馬車を見つけたから、この剣でぶったぎって遊んでただけよ」

「ひ、暇つぶしの人間狩りって......ひぃぃぃぃ」


 キモークはアウラが持っている血まみれの巨大な剣を見て、全身の毛穴から一瞬にして大量の脂汗を滲ませた。

死を直感した彼は目と鼻から汁が流し、あやうく失禁までしそうになる。

図体だけは無駄にでかい中年の大男が無様に怯えている様子は、アウラを大層ご機嫌にさせた。


「あっははは、情けない人間ねぇ〜。ま、この私を前にしたなら当然だけど」

「ひぃぃぃっ、ひっ、ひっ、ご、ごろすのだけはどうかぁぁぁ...お、お金でも宝石でも、い、いくらでも払いまずがらぁぁ!」

「ふんっ、そんなのあなたを殺して奪えばいいだけじゃない。そもそもいらないけど」

「そ、そんなっ!ど、どうすれば見逃してくれますかぁぁぁ?!」

「バカね。見逃すわけないじゃな〜い..............うん、でもそうねぇ」


 アウラはくすくす嘲笑しながら、小動物のように怯えている男を楽しそうに観察する。

見事なまでに潔い命乞いは、彼女にとって最高のエンターテイメントだ。

キモークの反応に気分を良くしたアウラは剣を捨て、どこからか天秤を取り出した。


「て、てん...びん?」

「本当は剣でスパッと殺しちゃうつもりだったけど、無様なあなたのために特別に助かるチャンスをあげるわ」

「え゛!ほ、本当ですか!?」

「本当よ。私に死ぬほど感謝なさい」

「は、はいいぃぃ!寛大なご慈悲に感謝しますぅぅぅぅ!!」


(っ〜〜〜...この間抜けな人間、正真正銘のバカねぇ。本当に助かるとでも思ってるのかしら?一瞬で殺すんじゃなくて、徹底的に辱めてボロボロにしてから殺してあげるだけなのに)


「そ、それで、チャンスって具体的には何ですか???天秤、を使って何かするとか??」

「その通りよ。今からこの天秤を使って、あなたと私で魔力の量を比べるの」

「ま、魔力...の量?」

「私の使う魔法でね。魔法を唱えるとお互いの魂がこの天秤にそれぞれ乗るわ。そして魔力が多い方が勝者となり、負けた相手は永遠に言う事を聞く操り人形になっちゃうのよ。効力は相手が死ぬまで続くし、たとえ首がなくなっても動き続けるわ」

「な...そんな勝負、僕に勝ち目なんてないじゃないですかぁ!魔法なんて何も使えないし修行もした事ないのに!!」


 一瞬差し込んだ一縷の希望は、アウラが男の心を弄ぶために用意した幻想であった。

それを理解したキモークは、顔面を青ざめさせながら最初よりも深い絶望に浸る。

魔法が使えない彼だが職業柄、最低限の魔法に関する知識はあり、魔力は才能+鍛える事で少しずつ増えていく事を知っていた。

そして、自分には魔法の才能が全くの皆無である事も分かっている。

つまり勝ち目は0…絶無であった。


「それはそれは御愁傷様ねぇ〜!魔法が使えたら、もしかしたら勝機もあったかもしれないのに。私は500年以上生きてる魔族だから、人間如きじゃ一生かかっても勝てないでしょうけどね!あっはははははは!!」

「いやだぁ!そんなアンデットみたいなのになりたくないぃぃ!!そんなのになるくらいなら、もうスパッと殺してくださいぃぃ!」

「もう遅いわ。矮小な人間は死に方すら選べないのよ。じゃ、早速魔力を競いましょうか..."服従させる魔法"(アゼリューゼ)!!!」


 アウラが天秤を掲げならが、意気揚々と魔法を唱える。

その瞬間、大きくまばゆい光が2人を中心にほんの1秒ほど発生した。


ピッカーーーーーーーーー!!!..............


「きゃ!眩しっ!...あ、あなた!一体何したの!!?」

「ぶひっ、ま、眩しいっ!...あ、えぇ?し、知りませんよぉ!!今のが魔法じゃないんですか??」


 謎の光に驚いたアウラはキレ気味にキモークへ問いかけるが、男が自分以上に驚いている様子を見て本当に何も知らないのだと察した。

結局光の正体は分からなかったが、アウラは気を取り直して魔法を再開する。

天秤に力を込めると、アウラの胸元から黒い人魂のようなモノが飛び出した。

同時にキモークの胸からも、同じく謎の物体が飛び出す。


「うわっ!僕の身体から何か出てきた!?」

「.............ぷっ...あっはははははははは!ちょ、ちょっと何なのよ、その魂ぃ!」

「え?これが、魂なの?」

「火種どころか火の粉程度のサイズしかないじゃな〜い!ぷっ、くく...そこまでしょっぼい魂、500年の中でも初めてだわ!ほとんど魔力ゼロ!吹けば飛びそうな魂!...あー、私を笑い殺す気かしら?これは思わぬ強敵だわ...ふふふっ」


 2人の魂のサイズには100倍以上の差があり、アウラは邪悪な嘲笑で男をコケにした。

ここまでバカにされても男は怒りではなく絶望しか感じない。

皿の上に2人の魂が乗ると、何の意外性もなく天秤はアウラの魂側へと傾いていた。

最初から結果が決まっていた出来レースだ。


「はい、私の勝ち。これであなたは私が死ぬまで一生逆らえない奴隷以下の存在よ。おめでと」

「あ.......あぁ...うそだぁぁ...どうして僕が...うぅぅぅぅ」


 ”敗者”の両目に、服従の証である同心円状の紋様が現れる。

アウラは天秤をしまい、舌なめずりをしながらキモブタ中年に近づいていく。

キモークは腰が抜けており動けず、人と似た形をした化け物が接近する様を怯えながら待つしかない。

最後の悪あがきで彼は、大きな声で叫んだ。


「さ〜て、まずはそのゴテゴテした装飾品をひんむいてから、軽く拷問して、それから首をハネてあげようかしらね〜」

「ひぃぃっ...いやだ...く、来るな化け物ぉぉぉぉぉぉぉ!!」

「あはははは、極上の鳴き声だわっ。ますますいたぶり甲斐が....................あ、あれ?」

「..................?????」


 男に歩み寄っていたアウラの足の動きが、突如として止まってしまった。

彼女は上半身をひねって足を動かそうとしている素振りを見せるが、まるで足の裏が地面に縫いついているように一歩たりとも前に進めない。


「ちょ、な、何!?ど、どうなってるのよ!!」

「え?あの............................??..........も、もしかして」

「この!...くそ!動かないっ!......ま、まさか...いや、そんな訳は...、ふ、ふざけ...」

「ア、アウラ...僕に服従しろ!!僕に逆らえないメス奴隷になれぇぇぇぇぇ!!!」


キィィィン...キィィィン...キィィィィィィィィィィィィィィィン


 キモークがもう一度大声で叫ぶと、アウラは下半身に続いて上半身すら満足に動かなくなってしまった。

かろうじて動かせるのは首から上のみ。

現実から逆算した最悪でありえない結論に至ってしまったアウラは、全身から長い長い人生でかつてないほどの脂汗を滲み出させる。


「ど.................どうなって...るのよ...こんなの、お、おかしいでしょ!!」

「え、も、もしかして本当に僕の命令が聞いてる?勝負に、勝った?...お、おい、アウラ...み、右手を挙げてみろ!」

「ふざけないで!この私が魔力ゼロの劣等種に負けるはずが...というか呼び捨てにするんじゃないわよ!.....ひっ、う、うそ...右手が勝手に動いて...」

「おお!?よ、よく分からないけど...本当に僕が勝ったぽい?!やったぁぁぁ!...て・こ・と・は〜〜〜」

「な、何をジロジロ見てんのよ!」

「ふっひひひひひ〜、よく見たらアウラちゃん、魔族だけど結構可愛いねぇ。それに体つきも中々...うん、いいねぇ」


 死に瀕している人間は、生殖本能が強くなるという。

今の今までまさに死の淵を彷徨っていたキモークは、生命の安全を察知すると同時に、元々突出していた性欲を数倍に増大させていた。

そして目の前には自分に逆らえず、反抗的な目つきでこちらを睨みつけている人類の敵にして美しい魔族の女が無防備に棒立ちしている。


「ぶっひ、ぶひひ、ふごふごっ!アウラちゃんはもう僕に逆らえないんだねぇ〜」

「ひっ、気持ち悪いのよゴミクズ!私に指一本でも触れた瞬間、問答無用で殺すわよ!.......っ!」


 アウラは気がついてしまった。

自分の顔を至近距離で観察してくるキモークの瞳に反射した自分の瞳に、今まで何千回も見てきた”敗者”の証たる同心円状の紋様が浮かんでいる事実に。


「さ〜て、散々僕をバカにして殺そうとした罪、一生かけて償わせてあげるからね〜...ぶひゅひゅひゅ〜〜〜!」

「っ...い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


 それから先はアウラ一派にとってまさに屈辱の生き地獄だった。

彼女と彼女に仕える配下はたった1人の魔力ゼロのキモデブ中年商人の手によって完全に掌握にされ、キモークは陰ながらグラナト領壊滅の危機を解決した”ある意味”英雄となる。

しかしその偉大な成果は、本人以外の誰も知る者はいなかった。


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 それからしばらくの日が経った頃、キモークの古物商店に1人の少女が来店した。


「ぶひひっ、良い調子だぞ〜...…っとと、いらっしゃいませー」

「どうも」


 入り口のベルが鳴り、キモークはビクリと身体を跳ねさせた。

慌てたように両手をテーブルの下から上に移動させる。


「趣味で魔導書を収集しているんだけど、この店のものを一通り見せてもらえる?」

「魔導書ですねぇ〜。それなら仕入れたてのやつがそこにありますよぉ。まだ普通の本と整理できてないんですけど、よければ自由に見てってください」

「ありがとう」


 キモークがテーブルの端に積まれた本を指差すと、少女は淡々とお礼を言って宝探しを始めた。


(エルフの女の子なんて珍しいなぁ〜。生で見たのは初めてだ)


 少女は白髪のツインテールに尖った耳、クールな顔と落ち着いた低い声をしていた。

なんとなく、その佇まいからはただ者ではない雰囲気が漂っている。


「あった」

「ふひ?良い本が見つかりましたかぁ?」

「これ…この魔導書、いくら?」

「それは〜、銀貨10枚ですねぇ」

「…ずいぶん高いね。もう少し安くならないかな?」


 白髪のエルフは予算が足りないのか、キモークの前に本を運んで値段交渉を始めた。

ふわりと良い香りが漂い、男の鼻の穴が大きくなる。

娼館にはいないタイプの静かな美少女に彼はドキッとさせられたが、それと商売は別だと割り切った。


「そう言われましても〜、これは入手に苦労した物でしてねぇ」

「そこをなんとか。お願いだよ……ん?その右腕の腕輪は…すごい珍しい物を身につけているね」

「ぶひ?この腕輪?褒めても簡単にはまけませんよぉ?」

「……いや、本当にそれは希少な物だよ。正直ちょっと驚いてる。それをどこで?」


 少女は褒めて値下げしてもらおうという魂胆をすぐに潰されてしまったが、ポーカーフェイスで諦めずに作戦を続行した。


「これはこの前、借金が返せなくて破産した夫婦の財産を差し押さえた時に手に入れたんですよぉ。『先祖代々受け継いでる厄除けの家宝だから、それだけは取らないでくれ!』って泣きつかれましたけど、僕も慈善事業じゃないんでねぇ。安っぽくて古臭いデザインですけど、家宝だって思うとついつい身につけたくなっちゃいまして」

「なるほど…入手経緯の良し悪しは放っておいて、それは確かに家宝に相応しい道具だよ」

「そうなんですかぁ?まだ鑑定してなくて価値が分かんないんですよねぇ。お客さん詳しそうだし、教えてくれません?」

「ふっ、それは魔導書の価格次第かな」


 エルフはわずかに口角を上げ、してやったりという雰囲気を醸し出した。

キモークは「交渉上手ですねぇ」と呟いて、指を折り曲げて値下げ金額を提示する。

首を縦に振った少女は、腕輪について語り出す。


「その腕輪は古い時代に作られた魔法の腕輪だ。確か効果は…どんな強力な魔法でもたった一度だけ効果を逆転させられる、だったかな」

「!!…へ、へぇ〜、どんな魔法でも効果を逆転……なるほどねぇ!それはすごい!」

「でも…どうやらその腕輪から出る弱々しい魔力を見るに、もう使用済みじゃないかな。今はただの骨董品の腕輪だね」

「そうですか〜。ふひひひひ、貴重な情報ありがとうございます。想像以上に良い情報が聞けたので、出血大サービスでその魔導書は銀貨1枚でお譲りしちゃいますよぉ」

「おおっ、太っ腹だね…いや、比喩だよ、比喩」


 少女は銀貨と本を交換し、カバンに仕舞いながら世間話をし始める。


「そういえばこの街はずいぶん平和な感じだね。魔族との争いでピリピリしているという話を聞いていたんだけど」

「ああ、それは…つい最近、急に魔族たちが忽然と消えちゃいましてね。もう平和そのものなんですよ〜」

「忽然と…人間を油断させる罠かもしれないから、警戒はしておいた方がいいと思うよ。魔導書のお礼に追加で教えておくけど、魔族は——————」


 小さな少女はやたら詳しい口ぶりで、キモークに魔族の恐ろしさを教え始めた。

魔族とは角の生えた言葉を喋る魔物で強力な魔法を使う"人の声真似をするだけの言葉の通じない猛獣”である事。

感情はあるが罪悪感など一部の人間的な感情や感覚が無い事、また理解もできない事。

人間を騙したり殺すのが生態で、そこに悪意や抵抗感がなく、殺戮を楽しんだりする事。

人間の習性を知識として学習し、獲物の油断や同情を誘う嘘や演技をする事。

言葉は交流ではなく狩りの道具でしかなく、整った容姿が多いのはおそらくその方が有利だからという事。

魔導書の大幅割引で気を良くした彼女は、いつもより丁寧に知識を話してくれている。


「へ〜、魔族って恐ろしいんですねぇ」


 キモークはエルフの話を聞きながらも、どこか別の事に集中力を割いていた。

男はチラリとテーブルの下に目線を落とす。


ちゅっぷ♡…ちゅぷ♡…ちゅぷ♡    ぺろっ♡ぺろっ♡…ぺろ♡


 机の下に潜っていたのは、なんと頭から角が生えた美しい女性たちだった。

2人は冷たく固い床に正座させられながら、キモークの露出した巨大な肉棒を舌で清めさせられている。


(ふひひ!何度見ても良い光景だなぁ〜。客がいるから静かにやれよ、メス奴隷ども)


 1人は言わずもがな、キモークをなぶり殺そうとして返り討ちになった”断頭台のアウラ”。

純度100%の殺意が籠った鋭い目で男を睨みながら、熱く柔らかい肉舌ブラシで生臭い男性器を余すところなく丁寧に舐めている。


(ぐぅっ...この私がこんな下等生物に敗北するなんて!魔法の効果を逆転させる腕輪なんて聞いてないわ!...うぇっ...コイツのチンポ、何回舐めても苦くて臭くてマッズい!私の嫌がる顔を見るためにわざと風呂に入らないで毎日毎日こうやって掃除させて、頭おかしいんじゃないの!......それにしてもコイツと話してる女の声...どこかで聞き覚えがあるわね...)


 そしてもう片方の女は、アウラ直属の配下”首切り役人”と呼ばれる3幹部のうちの1人、リーニエという名の魔族だ。

冷たさを感じる無表情で物静かな性格だが、顔の造りはアウラ同様に文句なく最高品質。

ピンク髪のツインテールにゴスロリ風の衣装を纏った小柄で可愛らしい少女の姿だが、幹部だけあって恐ろしい戦闘力とやっかいな魔法を所持している。

リーニエもアウラと並んで醜い人間の汗臭いペニスに強制奉仕をさせられているが、その表情は相変わらずの鉄仮面っぷりだ。


(はぁ...毎日毎日面倒だ。この男はこんなくだらない事ばかりさせて楽しいのか?生殖器を舐めたり舐めさせたり、口同士を激しく絡ませあったり...私には理解できない...とはいえ、毎日人間ごときのわがままに付き合わされるのは癪に触るな)


 アウラは表も裏も反抗的だが、リーニエは内心ではわがまま三昧な男に呆れてうんざりしているが表面上はキモークに従順である。

従順なフリをしていれば奴隷の中でも待遇が良くなると、肌感覚で理解しているからだ。


「——————つまり魔族は魔力の強さが地位に直結するから、自身の魔法や魔力は尊厳に近い代物なんだよ。だから一部の状況を除いて魔力を隠す行為を極端に嫌うし、魔法に対するプライドが高いから生涯かけて研鑽しているんだ」

「ほほ〜、それは知らなかったですぅ〜。魔族が魔力を隠す一部の状況って何ですか?」

「奇襲をしかける時くらいだね。獲物にバレないようほんの少しの時間だけ、身体から溢れる魔力を抑えるんだ。それ以外では...まずありえない行為だよ。なんせ、自分の価値を自ら貶めているのと変わらないからね」

「へ〜、なるほどぉ」


 キモークはその話を聞くと、肉棒を一段と固くさせて我慢汁をドロドロと溢れさせた。

その分かりやすい反応にアウラは更に眼光を鋭くし、リーニエもほんのわずかに眉をひそめる。

しかし2人の舌使いは変わらず、高級な宝石を磨くように優しく繊細に蠢いていた。


(ようやく合点がいったよぉ。だから最初『存在がバレないように基本常に魔力を限りなく抑えておけ』って命令した時、アウラちゃんがものすっごくブチギレてたんだ〜。リーニエちゃんもムッとしたオーラを隠しきれてなかったし...ふひひ、知らずに2人の尊厳をボロボロにしてやってたと思うと、優越感だけでも射精しちゃいそうだよ〜!)


 魔族の危険性を話している最中に男がニヤけている事に気がついたエルフは、どうしたのかと尋ねるが適当に誤魔化して話題は次へと移行した。


「ところでお客さん、魔族に詳しいって事はここら辺を襲っていた魔族も知っているんですか?」

「......まあね」

「もしよければ、念の為にその情報も教えていただけませんかねぇ?...教えてくれたら、次来てくれた時に魔導書を無料でお譲りしましょう」


 キモークはすでにアウラたちの情報は根掘り葉掘り命令して自白させていたが、第三者から語らせる事でそれをオカズにしながら今のスリリングな状況をより楽しもうと考えていた。

悪質極まりない行為だが、誰も彼を咎められない。


「........時間はあるし、特別だよ。そうだね...じゃあ断頭台のアウラが扱う天秤を使った魔法について話そうか。彼女の魔法は——————」

「へ〜、ほ〜、それは知りませんでしたよぉ〜…っぐ!…とぉ、すみませぇん。ふぅ、ふぅ…ふっひ」

「?…体調が悪そうだけど、具合でも悪い?さっきから挙動不審だよ」


(あ〜、ちょっと長話しすぎたかも。いくら刺激弱めでも、1時間近く無休で服従奉仕フェラさせてたせいでそろそろ射精しちゃうなぁ〜。さすがに出したらお客さんに匂いでバレちゃうだろうし...そろそろ帰ってもらおうか)


「い、いぇ、全然そんなことはないですよぉ…ぐっ、っふぅ…あ!そろそろ用事があるので、お話はこの辺にしてお!…きましょうかぁ」

「......分かった。とにかく、魔族が消えたからといって、しばらくは油断してはいけないよ。アウラは狡猾で強力な魔族だ。気をつけて」

「は、は〜い。ご忠告は、ぐっ、偉い人たちにも、伝えておきますねぇ…おほっ」


 キモークは時折身体をビクつかせたり、顔を下に下げたり、指でテーブルを撫でたり、不思議な行動を取り始めていた。

エルフは面倒ごとに巻き込まれそうな気配を感じ、彼の言い分を聞き入れて店から出て行こうとする。

が、入り口の扉に手をかけた所で、くるりと顔だけキモークに向けて口を開いた。


「あ、ところで、テーブルの下にずっと小さな魔力を2つ感じているんだけど、何かいる?」

「ふひっ!?…い、いやぁ〜、よく気がつきましたねぇ。実は僕の足下に、最近飼い始めた”ペット”2匹がいるんですよぉ〜。2匹とも僕に甘えて下半身をぺろぺろ舐めてくるのでくすぐったくて。ま、魔力を感じるのはたぶん、ペットに位置を特定する首輪を付けているからですかねぇ」

「…………」

「…………」


 男の明らかに焦っている言い訳に怪しさを覚えている少女。

しばらく2人の間に沈黙が流れるが、少女は「そう」と呟いて顔を前に戻した。

扉を開けて外へ前足を出すと、最後にエルフは彼に忠告をする。


「……ペットに手を噛まれないように、気をつけてね」

「っ!…ふひぃ...そ、そうしまぁ〜す」


(な、何だったろうあのエルフ娘。もしかしてコイツらに気がついて?...いや、そんなはずはないか…おとなしく帰ったみたいだし...)


「うっくっ!...はぁ〜、2人ともよくバレずにフェラチオできたね〜。偉い偉い。もう喋っていいよぉ」


 キモークはペットを躾けているように、褒めながら2人の頭をぽんぽんと軽く叩いた。

どちらの女の髪も指が引っかかる可能性がないほどサラサラで、撫でると肉棒に響くような甘く良い香りがふんわりと漂う。

それも人間を狩るための性質なのかもしれないと、男は少しだけ思った。


「れろ♡れろ♡…っ、この...ゴミクズ!いつまで王様気分でいるのよ!いい加減に解放しないと街もろとも塵芥にするわよ!」

「ちゅむ♡ちゅむ♡…はぁ。お褒めいただき光栄です、キモーク様」

「ふひひひひ、駄犬みたいに吠えるアウラちゃんに比べて、リーニエちゃんは従順でいい子だねぇ〜。あとで好物のリンゴを食べさせてあげるよ〜」

「リンゴ...やった」

「リーニエ!こんな奴に餌付けされてんじゃないわよ!...そ、それよりキモーク!...さ、様...」


(また口が勝手に!『名前を呼ぶ時は様付けしろ』だなんてくだらない命令をして!)


 アウラは本来であれば小指だけでも殺せる矮小な人間に無理やり様付けを強要されている現実に、ギリギリと分かりやすく歯軋りする。

『直接的・間接的問わず、キモークの不利益になる行動および人間へ危害を加える行動の一切を禁ずる(キモークが別途命じた場合は可)』という命令がなければ、今にも噛みついてきそうなまさにキレた野犬のような形相だ。


「どうしたのかな?アウラちゃん」

「さ、さっきの奴が言ってた通り、私たちは魔力を抑える行為が死ぬほどイヤなのよ...だ、だからせめて『魔力を常に極限まで隠せ』って命令だけでも...解いてちょうだい」

「えぇ〜?どうしてお前のご主人様である僕が、奴隷なんかのお願い聞いてあげないといけないのぉ?僕が命乞いした時、全く聞く耳持ってくれなかったのに〜」

「ぐっ...そ、それは...」

「ふひっ、でもそうだな〜。今からアウラちゃんにフェラしてもらって、精液を一滴も漏らさずに受け止められたら解除してあげてもいいよぉ。僕はお前と違って心が広い飼い主だからねぇ〜」

「そんな条件...っ!や、やめなさい!汚いチンポで頬をペチペチ叩くんじゃないわよ!」


 キモークは魔族とはいえ仮にも女性の顔を、ヨダレと我慢汁まみれの生殖器でペチペチとビンタする。

プライドの高いアウラは底なしに憤怒しているが、顔を逸らす事も肉棒を握りつぶす事もできない。

どれだけ屈辱的であっても、提示されたチャンスに挑むしか選択肢は存在しなかった。


「ほらほら〜、どうすんの〜?もしかして自信ないのかな〜?」


 キモークは自分の圧倒的優位な立場を誇示するために、アウラの魔法の効果を逆転させ勝利に導いた使用済みの腕輪を彼女に見せびらかす。

 

「じょ、上等だわ!...私は500年以上生きてる大魔族よ!あなたの精液を一滴残らず飲み干す程度、余裕もいいとこよ!」

「はい成立〜。じゃ、早速始めようか。リーニエちゃんには終わった後にお掃除してもらうから、待機しててね」

「............はい」


 アウラを男根の正面に正座させると、キモークは彼女の立派な両角をガッチリと掴んだ。


「よいしょ...っと。アウラ、『口を開けろ』」

「ど、どうして角を掴んで...あぐっ」

「ふひひ、あったかそうな口マンコだねぇ〜。チンポ入れてやるから歯を当てるなよ〜」

「あっぐ...んーー!...んん!んっ、.....んっぶぶぶぶぶっごぼ!!?!?」


 キモークは無防備に開いたアウラの口へ、思いっきり腰を打ち付け肉棒を挿入した。

一気に喉の奥まで巨大な異物が押し入り、彼女は怨敵を睨む余裕がなくなるほど苦悶の表情を浮かべる。


(ごっぼ!!?な、なにが...おきて!?い、息ができないっ!!ぐるじい!!口も喉もチンポで埋め尽くされてる!!?)


 一瞬意識が飛び視界が真っ白になったが、ようやく状況を理解したアウラ。

異物を噛みちぎりたくなる衝動が爆発的に湧き上がるが、力を入れようとしても唇がプルプル震えるだけで全く機能していない。

男は女の頭上で「はぁぁぁ〜〜〜」とため息にも近い珠玉の吐息を漏らす。


「ふっひひ、アウラちゃんの生意気魔族口マンコ、相変わらずとろっとろ〜!呼吸するためにチンポを押し返そうとして、ぐりゅぐりゅ蠢いてる喉の締まりが絶品だね〜!」

「ん...ごっぼ!おぇぇ!おっ、ぶ!...........フー!!フー!!フー!!」

「お〜、怒りと苦しさで顔が真っ赤になってってる〜。喉奥まで無理矢理チンポ突っ込まれてる姿も可愛いね」

「ご、ごぼず!(殺す!)...ぼぐげ...おぶっ、ぇぼっ!」

「アウラ様...」


 キモークは喉奥まで竿をねじこんだまま、彼女がもがく様を30秒かけてたっぷりと目に焼き付けた。

必死で酸素を取り込もうと荒々しい呼吸をすると、オスの陰毛の強烈に蒸れた香りが脳みそを直撃する。

アウラの目が充血し始めると、男はようやく次のフェーズに移った。


「ふひ〜、美少女魔族の口マン風呂で幸せだ〜。そろそろくつろいでないでシコシコしようかな〜。この便利な角ハンドルがあれば、スムーズにイラマチオできるからね...せ〜の!」

「ん!?やめ゛、んっ、ん...ぐぼっ!がぼっ!ぐっぼぼぼ!?ぐぼ!っ!おぶぅお!ぎぶぅぉ!?」

「あ゛ぁ゛〜!口の中がギュウギュウに絞れてやっべ〜!もっと舌絡めろ!奉仕しろバカ!」

「んんっ!!?んろ、ぶっろ!ぶっぼ!?げっぼ、んぢゅ、ぢゅっっろっぼ!?!んが、ぼぎゅ!!!」


 立派な魔族の証である自慢の角を利用され、狭い口の中に大きな生殖器をガンガンと叩きつけられる。

一方的で自分勝手で相手の事を道具としか思っていないのが丸わかりな性処理行為により、アウラのプライドが一往復ごとにズタボロに汚されていく。

それを部下にまじまじと見られている事も、彼女にとって十分すぎる屈辱だ。


「おっほぉ〜!何回やってもこれは楽しいな〜!チンポが征服感で気持ちよくなる〜!アウラちゃんみたいなバカアホメス魔族は、何かと使える便利な角ハンドルがあるし、どれだけ乱暴に扱っても全然壊れないし、美人な上に老ける事もないし、オナホ適正SSSランクの肉奴隷生物だよ〜!」

「ぐぼぼぼぼ、ぶっべっ、ぼぶぉっ!?んぐぶぉぉぇっ!」


(ご、ごの私が魔力もない人間ごときに道具扱いされるなんて許せない!!今すぐ全身の皮を剥いでむごたらしく殺してやるっ!!...おっご♡頭をガスンガスン雑に振り回されて、脳にチンポをぶっさされてるみたいな感覚になってきた♡ごろず!!♡)


 キモークはアウラの頭部を上下に激しく何度も動かし、気まぐれで横に振ったり喉奥まで挿れてグリグリと腰を押し付けたり、彼女の口内を余す所なく堪能していく。

アウラの舌は命令によって自動的にペニスに巻きつき、男の射精を自ら促す媚びたような動きをさせられている。

長時間の優しいフェラの後のイラマチオによる強烈な刺激で、早くもキモークの息子は限界に達しようとしていた。


「はっ、はっ、は〜〜〜、いいよアウラぁ〜...すっごい気持ちいいっ!どんだけ調教しても折れる気配がない500年のクソ高プライドで、ザーメンぐつぐつ沸騰しちゃうよ〜!」

「がっごぼぼ!がぼっ!げっ、ごっ、あっごっ!ぼ!」

「あっ、あっ、やばいっ、ふっひひ、も、もうイク!射精るっ!ちゃんと全部飲み干せよ〜!」


ごりんっ!......びゅーーーーーーーーーーっ!!♡びゅごごごごごごーーーーーーー!!!!♡びゅっご〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!♡♡


「んっぶ!!!!!!!!!!?♡」


(の、喉の奥で思いっきり射精されてる!胃の中に直接、下等生物の精液をびちゃびちゃ叩きつけるように排泄されてる!!吐...吐いそ...っ!で、でも、全部受け止めないと...!♡♡)


 『魔力を常に極限まで隠せ』という命令を解除してもらうべく、アウラはドロドロの生臭い生殖液と共に、吐き気と酸欠と屈辱と怒りを必死に飲み込んでいく。

精液を欲しているかのようにゴリゴリと喉が締まり、腹の中が重たくなっていく感覚を刻まれる。


「ふっひ〜〜〜、焦らしまくてた分、たっぷり射精たな〜〜。おっ、っふぅ〜」

「ん.......ぶっ、...んっぼぎゅ...ぶっぐ...んんんん!!」

「あ、ちょっと待って、まだ余韻射精が出る.........〜っと、はぁ〜、満足満足」

「ずろろろろろ〜〜〜...ぶっぼ!...おっぇ、おえぇぇぇぇぇっ、はっ!はっ!はっ!フー!フー!!!...げほっ!がっほ!」

 

 アウラは弱々しく細めた目で必死にキモークを睨みながら、焼けるように熱い喉に手をあて何度も咳をした。

胃袋に滞留している不快な匂いを放つ液体が、息をするたびに湧き上がってくる。

今すぐ吐き出してしまいたいが、ニヤニヤと見下してくる男の手前、一滴足りとも外へ排出する事はできない。


「ふひひ、命令を解除してもらうために吐き気を抑えようと抵抗して、意外と健気なんだね〜」

「う、るさ...ごっほ、おぇっ、ぐ、ぐざいわ...おっ、ぇ、うっぷ...」

「リーニエちゃん、掃除よろしく」

「っ..........分かった」


 ネバネバした汁まみれになっている汚い肉棒を無造作に眼前に向けられ、コンマ数秒嫌そうな顔をしてしまったが、リーニエはすぐに無表情に戻って舌を小さく突き出した。


(臭い...汚い...こんなモノを舐めさせるなんて不愉快。最悪だね。でも従うしかない)


「ぴちょ...ねとっ」

「うひっ!こそばゆい!」

「ぴちょ...ぴちょ...ぬっりゅ〜〜〜♡ぬりゅろろろ〜〜♡ぬるんっ♡ぬるん♡ほっじ♡ほっじ♡べっろろろ♡あむ♡あむ♡」


 内心は不快感に包まれていたリーニエだが、お掃除フェラの動きはとても精密かつ濃厚で無駄がなく、まるで長年の修行を積んできた売女のような動きをしていた。

肉舌おしぼりで根本から先端に向かって舌を何往復も這わせ、凸凹している裏筋を舌先で優しくほじくり、亀頭を咥え込んで柔らかい唇でむにゅむにゅとマッサージ。

キモークはアウラの口マン風呂とはまた違った、愉悦混じりのため息を漏らしている。


「はぁ〜、リーニエちゃんの奉仕は超一流だねぇ〜。上司の...元上司のアウラちゃんは反抗的なせいで中々エロエク上達しない無能メスなのに」

「.................かぷっ♡…ちぃぅ〜〜〜〜♡」

「ふぉ!尿道の中の行き遅れザーメンまでしっかり吸われちゃう!これ好き!」

「ちゅ♡んちゅ♡ちゅ♡ちゅ〜〜〜...っぱ♡…んろ♡…お疲れ様でした、キモーク様。アウラ様の薄汚いヨダレで汚染されてしまった立派なオチンポ様、曇り一つないピカピカになるまでお掃除させていただきました」

「うっひひひひ、よくできましたぁ」


 リーニエは掃除後に愛を伝えるような短いチンキスを何度か行い、イラマチオ喉奥射精で体力を使った主人へ労いの言葉をかける。

丁寧で熱の籠った所作に反してやはりセリフは棒読みであり、顔は可愛らしくも無表情であった。

キモークは綺麗に磨かれた男性器に満足すると、リーニエの頭を優しく撫でる。


(はぁ、射精したのに私のお掃除フェラとさっきの言葉でまたチンポをガチガチにしてる...気持ちが悪いな。覚えさせられたよく分からない言葉を適当に喋ってるだけなのに、一体何が良いんだ)


「さすがゲットしてから毎日、最高級娼婦館へ同行させた甲斐があるよぉ。リーニエちゃんの"模倣する魔法(エアファーゼン)”。相手の魔力の流れを記憶し、対象の動きを模倣する、だっけ?...勇者一向の誰かの動きまで模倣できちゃうすっごい強い能力なのに、僕のチンポを気持ちよくするためだけに、娼婦たちのエッロいテクニックと所作を覚えさせちゃってごめんね〜。才能の無駄使いだと思ってるかもしれないけど、可愛いメス魔族は人間のオス様に浪費されるのが生きてる価値なんだから仕方ないよねぇ〜」

「................」

「ふひひ、無表情だけど怒ってるのは分かるよ〜」

「.......別に」


 魔族にとっての言葉は、人間を騙すための道具でしかない。

元々知識が希薄で”お父様”という単語すら知らなかったリーニエにとって、娼婦が扱う特殊な言葉の数々はいまだに理解できていない。

しかし無数に記憶させられたパターンから、シチュエーションに合わせてそれっぽいセリフを呟く事だけはしっかりと行えていた。


「よ〜し、とりあえず1発抜いてスッキリしたな〜。でもまだまだ射精し足りないよぉ」


 キモークは下半身を露出させたまま店の入り口まで移動し、扉の鍵を閉めた。

そして2人の元に戻って、ギンギンのペニスをまた見せびらかす。


「2人とも、今日もこれからた〜〜〜っぷり躾けてあげるからねぇ〜」」

「そ、それよりキモーク!...様...約束通り精液を一滴もこぼさず受け止めたんだから、魔力を隠す命令解除しなさいよ!」

「.....................覚えてないな〜。一体何の事〜?そんな話してたっけ〜?」

「っ!と、とぼけてんじゃないわよ!早く解除しなさい!約束でしょ!!」

「約束、してた」

「ふひひひひ、忘れちゃったな〜。あ〜でも〜...もっと射精して気持ちよくなったら、思い出すかもしれないな〜」

「ぐっ...この...クズっ!最初から解く気なんて...んぇっ!」


 キモークは2人の口に無造作に指を突っ込み、舌をにゅるにゅると弄んでから引っ張り出した。

アウラはまだ諦めていないらしく、呂律が回らない口で怒りの抗議の声をあげている。


「アウラ、リーニエ、『もう一回チンポを舐めろ』...ふっひひひひ、魔族で遊ぶのは楽しいね〜」


 表情を歪ませたアウラと静かなリーニエは、またしても男根に口を付けさせられる。

キモークは改めて2人の目を交互に見つめ、自分への服従の証である紋様を確認して肉棒をぴくりと跳ねさせた。


——————————————————————————————


〜キモークの商店 2階の寝室〜


 早めに店じまいを済ませたキモークは、肉棒がふやけてしまいそうなほど長い時間フェラチオをさせた後、2階の寝室へ場所を移していた。

寝室にはアウラとリーニエ、そしてキモークが”2人”存在している。


「ようやく完成したんだねぇ。僕が注文した”人形を人に分身させる魔法”が!」


 キモークが数日前に思いつきで2人に命じていたのは、キモーク自身を一時的に増やせる特注魔法。

対象者の血液をコアにした等身大の人形へアウラが膨大な魔力を流し、コアの人物そっくりなクローンを一時的に作り出す。

そしてアウラの首無し騎士が柔軟に動く仕組みを転用し、魔力操作に長けたリーニエが人形とキモークの感覚を同期させる。

かなり無理やりではあるが、命令されてしまった2人は人間では追いつけない魔族の魔力と知恵を絞りに絞り、この魔法を作り上げた。


「おお、すごい!この人形、僕と感覚がリンクしてる!オートにすると半自動で動いてくれるんだよね!それに汗とか唾とか精液も僕そっくりに出るんだよね!」

「はぁ、はぁ…そうよ...ちっ、こんなくだらない魔法を無理やり開発させられてほんと迷惑だわ…無駄に精巧なクローンを作る魔法なんて、魔力がごっそり削られてたまったもんじゃないわ…!」

「その通り…魔力を人間に利用されるだけでも不愉快なのに、キモーク様と人形の感覚を強引に同期させるなんて…」

「ふひひ、無理な注文を叶えてくれた2人には素直に感謝だよぉ。難しい理論はよく分かんないけど、2人をもってしてもどうやらすっごく大変な作業だったみたいだね」


 一体の精巧で高性能なクローンを作り出す魔法は発動するごとに相当な負担を強いるらしい。

下らない欲望のために魔法を利用されるという前代未聞の行いは、アウラだけでなく普段従順なフリをしているリーニエにも苦言を呈されるほどだ。

ちなみに一度作ったクローンは、キモークが念じるか10時間経って魔力切れになるまで操作可能である。


「2人へのご褒美はどうしようかな〜。やっぱりチンポだよね!うんうん、2人とも嬉しいでしょ〜」

「ぐっ…そんなの褒美じゃないわ!」

「それは罰だ」

「ふひひ、僕が褒美って言ったら褒美なんだよ。よいしょ…ほら、2人とも『僕の上に跨ってスカートを捲り上げろ』」


 2人のキモークがベッドで仰向けになると、魔族コンビが股間の真上に跨り膝をついた。

アウラとリーニエは怒りを見え隠れさせるように手を震わせながら、ゆっくりとスカートをたくしあげていく。


「ふひょ〜、美少女2人が僕にスカートの中を露出してるぅ〜!絶景だぁ〜!リーニエちゃんのオープンドロワは何度見ても可愛いねぇ。それに比べてアウラちゃんは...ぷっ、ノーパンだなんて露出癖の変態魔族だ」

「...................」

「死ね!黙りなさい!あなたが『常時ノーパンで過ごせ』って命令したせいでしょ!」

「ぶっひゃっひゃっひゃ!リーニエちゃんみたいに良い子にしてたら、厳しい躾をしなくても良かったんだけどねぇ。自業自得だよ」


 2人のスカートの中を観察したキモークは、リーニエにもノーパンになるよう命令し、剥き出しの女性器を横並びにした。

そしてすかさず『素股しろ』と言い放つと、彼女らは嫌々な態度で肉棒に膣口を押し当て、滑らせ始める。


にゅっるるるる〜〜〜♡ぬるるん!♡にゅっるるるる〜〜〜♡ぬるるん!♡

ぬっるん♡…ぬる♡…ぬる、るん♡


「ふひ〜、脳内にチンポの匂いこびりつくくらいフェラさせてたから、マンコ愛撫するまでもなくぬるんぬるんだぁ。どっちもぷっくりした肉厚な膣口でご主人様のチンポをハムハムして良いね〜」

「死ね!...死になさいよブタクズ!」

「は...ん…チンポをビクビクさせるな......んっ♡」


 2人はくねくねと滑らかに腰を使い、奥から溢れている透明な愛液で肉棒をねっとりとコーティングしていく。

5回の射精を終えて疲れていた男根も2人の献身的な強制奉仕によって、少しずつ本気の形へと育っていた。

アウラもリーニエもこの男性器が最大まで育てられた後、それを腹の中に挿れられると理解しているため、自らを罰するための拷問具を作っているような気分で素股をしている。


にゅっるるるる〜〜〜♡ぬるるん!♡にゅっるるるる〜〜〜♡ぬるるん!♡


「リーニエちゃんの素股すっごい気持ちいい〜!そっちの分身に嫉妬しちゃうくらいだよ〜」

「はい、ありがとうございます、キモーク様」


ずにゅ♡…ずるっ...ぬっろ、ぬるっ♡


「それに比べてアウラちゃんはさぁ(笑)...素股、というかエロテク全般ヘタクソで、メスとして恥ずかしくないの?500年生きてきた結果がこれ〜?」

「っーーー!...黙りなさい!んく♡…死ね!二度と喋るんじゃないわよ!」


 確かに一流娼婦の実力を模倣しているリーニエには数段劣るが、キモークはアウラのテクニックも中の上程度には評価していた。

だが高慢な彼女のプライドを汚せば汚すほど良い反応が返ってくるため、何かにつけて頻繁に侮辱の言葉を投げかけている。

性技は最高だが表情が薄いリーニエと、性技はそこそこだが態度は面白いアウラで、良い感じにバランスが良いと感じていた。


(ぐっぬぬ!...この固くて醜悪で角みたいなこの生殖器、心底気持ちが悪いわ!どうにかしてこの服従から抜け出す手を考えないと...でも命令の穴を突いて色々な作戦をリーニエと企てたけど、ことごとく全て失敗してるのよね...屈辱的だけど1番確実そうだった『魔力を自ら削って、どうにかしてもう一度"服従させる魔法"(アゼリューゼ)”を発動させる作戦』もキモークの魔力が限りなくゼロなせいで、1000年近く魔力制限を鍛えないと無理...現状じゃコイツの短い寿命が尽きるほんの数十年だけ、この屈辱的な日々に耐える持久戦しか...)

(アウラ様は知らされていないみたいだ...この人間からの命令で『悪巧みは全て事前に告白し、告白した記憶は忘れる』ようにさせられている事を...やっぱり私たちにはコイツが死ぬまで耐え続けて自然に解放される道しか残ってない。それまでなるべく従順なフリをして、少しでも待遇をマシにするのが1番良い手だ)


 勝手に動いてしまう身体を利用し、2人は頭の中で常に男から逃れる術を考えてきた。

だがその道すらも入念に潰されており、全ては徒労に終わってしまう。

そしてこのキモークという男は、魔族以上にタチが悪い狡猾で残忍な性格を持っていた。

素股で固くなった肉棒で2人の腹をグリグリと押しながら、醜い笑顔で2人に語りかける。


「ふひっ、素股はおしまいで良いよぉ。このまま騎乗位奉仕をしてもらうんだけど、その前に...調教の仕上げをしようかなぁ」

「........は?調教の仕上げ...ですって?」

「な、何をする気だ...?」


 明らかに今までで1番薄気味悪い男の笑みから、背筋が凍るほどの悪い予感を察知した魔族たち。

アウラはもちろん、リーニエも額に冷や汗を流す。


「や...やめなさ——————」

「『アウラ、リーニエ...僕が死んだら即自害しろ』!」

「っ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」

「............................は???」


 2人の瞳に浮かぶ服従の証が、命令を受諾した時特有のキュッと収縮する動きを見せる。

しかし瞳の持ち主たちはその無慈悲すぎる死刑宣告を受け入れられず、数秒間動きを停止した。

言葉を認識し、理解し、混乱し、2人の表情がじわじわと絶望の色を帯びていく。


「ぶっひひ〜!!残念でした〜!お前らの考えてる事なんておみとおし!僕が死んだら奴隷であるお前らにも心中してもらいま〜す!死ぬまでどころか死んでも奴隷のままだよ!素敵でしょ〜!」

「そん、な......」

「....................い、や」

「ふひひひひひひ、散々いたぶってきた弱っちい人間に数十年間心身ともに弄ばれて、最後は理不尽に処分される肉オナホ!それがお前たち2人の今後の運命で〜す!」


 絶句し、口をパクパクさせるだけのメス魔族たち。

その絶望した美しい尊顔で、キモークの竿は破裂しそうなほどに過去最高の勃起を見せる。

キモークは容赦無くそこへ追撃を加えていく。


「さ〜て、2人にもう一個命令だ。『僕からは絶対に逃れられないと認めたら、自分からチンポを挿入しろ』」

「っ!!」

「!!」


 明確なイメージを持つ事が、魔法の基礎の基礎。

魔法を扱う者が感覚的に”無理”と感じる魔法は使えないし実現しない。

“もう勝てない””この男から逃れられない”...そのイメージを儀式的に認めてしまうと、これから先どんな手段を用いたとしても、本当に逆転ができなくなってしまう。

つまり今腰を落として肉棒を受け入れる行為は、自らに一生外れない奴隷の首輪を嵌めるに等しい行為だ。

優秀な2人はそれを瞬間的に理解し、奴隷にされた時以上の恐怖を覚えた。


「や、やめて...キモーク、様...」

「っ、ざけるんじゃないわよ!!!!誰があなたみたいな雑魚の道連れ奴隷になんか!!」

「ふっひひ〜、アウラちゃんは強い子だねぇ。でも...2人ともゆ〜っくり腰が落ちてるよ?」

「い...や...助けて...許して...」

「なっ!?...う、嘘よ!!この私が人間風情に降伏するなんて!...イ、イカサマ!そう、イカサマに決まってるわ!どうせキモーク...様が勝手に操って挿入させようとしてるだけでしょ」

「は〜い、完全敗北宣言まであと8cmくらい〜...7、6、5…」


 恐ろしいカウントダウンに心の底から恐れ慄く2人の魔族。

恐怖しつつも肉棒には膣液がポタポタと垂れ、全面降伏を受け入れる準備が完了している。

ペニスの熱が肌に伝わるほどの超至近距離まで腰が落ちたところで、アウラとリーニエは最後の命乞いに打って出た。


「ま、待ちなさい!待って、待ってください!キ、キモーク様!わ、私を解放してくれたら世界中の美女をあなたの奴隷として好きなだけ用意してあげるわよ!ね?ど、どう?私なんかよりもずっと綺麗で胸の大きいメス奴隷をかき集めてあげるわ!!」

「む...それはとっても魅力的だねぇ〜。世界中の美女が僕の奴隷に...かぁ」

「で、でしょ!!ほ、ほら、だからこれを今すぐやめて——————」

「ぶっひゃっひゃっひゃ〜〜〜!はい却下〜!僕が命乞いしても許してくれなかったからダメで〜す!どうせ魔族は約束なんて破る生き物だし!」

「っ!...そ、それは悪かった!あの時の事は反省してるわ!お、お願いよ!約束は絶対守るわ!本当に!」

「ダメ〜」


 アウラの無様な命乞いと並行して、隣ではリーニエもらしくない命乞いをしていた。


「キ、キモーク様、私はこんな事をしなくても、永遠にキモーク様の奴隷として尽くします。どんな命令でも忠実に速やかにこなします。”全身リップ”も”アナル舐め”も”恋人プレイ”でも、なんでも喜んでさせていただきます...だから、だから、た、助けてください...キモーク様...へ、えへへへ、へ」

「あ〜、あの無表情なリーニエちゃんが顔を歪ませて慣れない笑顔で命乞いを!チンポの効く〜!...う〜ん、今までも従順だったし、そこまで言うなら...」

「!!...あ、ありがとう、ございま——————」

「とでも言うと思った〜?ぶひひ、心配しなくても、優しくハメ潰してあ・げ・る〜!」


 リーニエの空虚な”騙すための道具としての言葉”はバッサリと切り捨てられる。

2人の膣口にくちゅりと肉棒がキスをした。

アウラは迫る敗北に生涯初めての悔し涙を浮かべ、リーニエは挿入の感触によって呆然と敗北を知る。

彼女らが散々人間たちを恐怖に陥れていた”断頭台”と揶揄される首切り行為。

今の2人にとっては自ら腰を落として男性器を受け入れる行いこそが、まさしく断頭台による処刑に等しかった。


ぬぷ♡…ぬぷ♡…ぬぷぷぷぷ♡ずるるる...ずっぶん!♡


「ぐすっ...ひくっ...あ、ありえない゛...ごの、私、が...うくっ...ひっ、ぐ...んっぐ〜〜♡♡」

「おっほ!は〜〜い、アウラちゃん完全敗北〜!感情ぐちゃぐちゃになってるせいで、マンコすっごい締まってる〜!悔し泣きしながら根本までチンポ受け入れて、軽くイっちゃってたみたいだねぇ」

「ぐ、すっ...うぅぅ...黙りなざい゛よぉ...っ♡」


ちゅく♡ぷちゅり♡…にゅるるるる♡ぐにゅ♡…にゅぷるるる〜〜〜♡♡ごりっ!♡♡♡


「あ...んっ♡……ん゛お゛っ゛♡♡♡」

「リーニエちゃんも無駄な命乞い、お疲れ様でした〜!茫然自失のまま子宮持ち上げられてオホ声アクメ可愛いねぇ!屈服肉マンコがきゅ〜きゅ〜チンポ愛してくる〜!」

「フー♡フー♡…フぉ゛♡」


 そそり立つ男根をぴったりと股間部を密着させて受け入れた2人のメス奴隷は、絶望に苛まれながらしっかりと快感を感じてしまっていた。

そして2人の膣肉を同時に味わっているキモークは彼女ら以上の快感と、完璧に魔族を支配した達成感で幸せホルモンを異常分泌させている。


「2人が本当の意味で僕の奴隷になった事だし、オナホ宣言と交尾おねだりをしてもらおうか。命令ね」

「っ...うくっ......わ、私、アウラは...ゃ...キ、キモーク様に完全な敗北を認め......く、口が、勝手に......死ぬまで搾取される便利なメスオナホとして、キモーク様と生涯を共にする事を...ち、誓い、ゃだ...誓い、ます。どうぞ私の生意気ババアマンコを、徹底的に使い潰して、くださぃ......うっ、ぐぅ...ぁ、言っちゃ、った...」

「.............わた、し、リーニエは、キモーク様に完膚なきまでに屈服、いたしました...っ、私の髪の毛からつま先まで、全てあなた様の所有物、だ。いついかなる時でも、好きなだけ犯し、利用し、死ぬ時まで道連れにしてください...一切気を使わずや、やりたい放題できる性処理道具として、今後とも...ご利用ください...」

「っ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ひぃ〜!!!!!!最高っ...2人とも最高っ...あ〜、のうみそとろけそ〜〜」


 容姿に似つかわしくないふひゃふひゃな声で感嘆を漏らすキモーク。

人間の女を金の力で従わせるだけでは決して得られない常軌を逸した征服感は、金玉に精子を通常の3倍のスピードで作らせていく。

キモークは2人に腰を振るように命令し、腕を頭の後ろで組んでのびのびと騎乗位セックスを楽しみだした。


にゅっる♡にゅっる♡にゅっる♡   ぐっちゅ♡ぐっちゅ♡ぐっちゅ♡


「はっ♡…んっ♡、ぉ゛...、っふ♡、はぁ♡」

「ぐぅぅ♡あっ♡…くそ♡くそ、くそ、くそっ♡わだしが人間、ごときに...んひ♡ぅぅう♡あぐっ♡」

「おふ〜、2人のマンコで快感も2倍っ!油断したら腰が抜けちゃいそうだよ〜!もっと熱心に奉仕しろメスどもぉ!」


 上下にピストンをしていた2人だったが、男の軽い一声で奉仕は一層激しくなった。

観念した様子のリーニエは前傾姿勢になり、媚びるようなスパーダー騎乗位で腰を打ち付ける。

一方のアウラは喘ぎ声を噛み殺すために歯軋りしながら、恨めしそうな顔で後ろへ仰け反りながら腰を揺らす。


ずっぢゅ♡ずっぢゅ♡ぢゅっづづづ♡ばちゅ♡


「ん♡ん♡、っ゛♡ほっ、ぉっ♡、ん!♡」

「リーニエちゃんの屈服媚び肉奉仕エッロ〜!無表情の顔がだんだん赤くなって、可愛い声も漏れてきたね〜」


ぬろろろろっ♡ぬっろ♡ぬろろろろっ♡ぬっろ♡ぬろろろろっ♡ぬっろ♡


「この、この、ぉ♡ぐすっ...か、必ず、いつか...こ、ころ、すっぐぎ♡♡あん♡」

「アウラちゃんの負け犬ザコマンコは感度がいいねぇ〜。チンポで毎日たっぷり肉壺耕して分からせてあげた甲斐があったよぉ〜」


 それぞれの騎乗位を5分ほど味わったキモークは、腰をビクビクと痙攣させて絶頂間近まで迫っていく。

射精準備に入った男は時間無制限NGなし避妊なしの無料オナホ魔族の腰を掴み、完全なメス奴隷と化した所有物へ中出ししようと動きだした。


ずぶっ!♡ずぶっ!♡ずぶっ!♡   どっず!♡どっず!♡どっず!♡


「んぃぃ♡んぎ♡や、やめ゛♡腰、掴んで...ぃお゛♡子宮突き上げるんじゃ゛♡潰れるっ♡♡」

「オナホが文句言うな!今から記念すべき1発目の所収者マーキングしてやるんだから!」

「あ♡あぅ♡ぁぁ、っ、ぉほ♡…っ...お腹...くるしぃ...ぉ゛ん゛♡奥はダメ、だっ♡」

「とか言って、しっかり感じて全身痙攣させちゃってぇ。ふひひ、2人とも上下関係を心の底で認めちゃって、チンポに媚びっ媚びの膣の動きと声出しやがって〜!人間の好感と油断を誘うために獲得した本能のせいで、自分から射精促しちゃってるなんて魔族は欠陥動物だねぇ〜.....あっ、射精る!イク!おっら!子宮口開いて1番奥で受け止めろぉ!」


どっびゅーーーーーーー!!♡♡♡どぶるるるる!♡♡

ぶっぴゅ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!♡どくどくどく♡♡どびゅ!♡♡♡


 アウラとリーニエの子宮へ、本来狩る対象でしかない下等生物の濃厚な精液が排泄されていく。

キモークの生殖液は彼の歪んだ性格を表すようなドロドロに濁ったゼリー状であり、子宮にこびりついてしまいそうなしつこい重さを有している。

人間のメスの子宮と勘違いした精子たちは、ぷちゅぷちゅと魔族の孕み袋の壁面を突き刺していく。


「い゛っ゛ん゛ぉぉ!?♡」

「っお゛〜〜〜〜〜〜^!!?!♡♡」


 2匹の肉ペットは人間のメスでは中々出さない汚いイキ声を上げながら、男のたるんだ胸板へ熱々のヨダレを垂らして絶頂させられる。

主人の種をマーキングされ、屈辱感と快感がじんわりと全身に染み込んでいく。


「ふぅ、ふぅ、ふ〜...主従関係マーキング中出しやっば〜い...金玉が精液作った先からどんどん排泄しちゃうよ〜...っとぉ!...ふっひひひひ、気分もいいし抜かずの2回戦と行きますか〜」

「あぁ♡…ま、待っでぢょうだい♡ま、まだイってる途中...んぃぃ♡んぐっぅ♡」

「キモーク様...まだ余韻が...ひんっ♡ぉ゛、ぐぅ♡」


 中出しの熱も冷めやらぬうちに、最高潮の興奮に達しているキモークは再び腰を突き上げ始めた。

人間の中でも特に生殖力が強い男の激しい交尾に、2人は恐怖を覚えながら振り回されていく。


——————————————————————————————


 服従中出しが行われてから4時間、快適な温度・湿度だった寝室の空気は一変していた。

魔族の美少女2人が放つ汗混じりの色香は人間のオスを興奮させるのに最適化されており、彼女らの甘く華やかで淫靡な体臭が室内にこれでもかと言うほど充満している。

部屋のそこら中にアウラとリーニエが身に纏っていた高そうな衣服が散らかっており、特にアウラの着ていたゴスロリ衣装は精液をぶっかけられて入念にドロドロのしわくちゃにされた形跡があった。


ぎっし♡ぎっし♡ぎっし♡ぎっし♡    ばっづん!♡ばっづん!♡ばっづん!♡ばっづん!♡


 リーニエは背面側位セックスで優しくハメ倒され、アウラは土下座の体勢を強要されて髪をグイグイ引っ張られながら土下座後背位で分からされている。

2匹のオナホ魔族は服も髪留めも全て剥ぎ取られ、人間に似ているだけの獣として扱われていた。


「ふん!ふん!ふん!もっとマンコ締めろアウラ!またリーニエちゃんにクビ締めさせるぞ!」

「っ゛?!♡いぎっ!!♡ぐ゛ー゛ー゛〜〜ー゛ー!??!!♡♡じ、じめまずっ♡お゛♡」

「ふひひ、分身の操作もだいぶ慣れてきたなぁ〜。別々の体位で自由に動けるようになったし、思考も並行して考えられるようになったし、魔法って不思議だねぇ。ね、もう1人の僕」

『そうだねぇ。ほ〜ら、リーニエちゃん。ポルチオトレーニングはどうかなぁ〜?かれこれ2時間この体勢だけど』

「フーーー♡フーーー♡…っ♡??♡…あぁぁぁ〜〜〜〜〜???♡♡♡なんだ...これ♡♡どうなって...♡♡♡ずっとゆっくり奥を突かれてるだけで...気持ちよさがどんどん増していくっ♡」

『ぶひひ、ポルチオ開発が何か分からずに困惑してる姿も可愛いよぉ』


 美少女を贅沢に一気食いしていた2人のキモークは、互いに目を合わせてニヤリと邪悪な笑みを浮かべた。

どうやら次の遊びを思いついたようだ。

2つの穴から肉棒を引き抜くと、アウラとリーニエをベッドの上に寝そべらせ股を開かせる。

もはやこの程度の行為では文句も言わなくなった彼女らだが、男の表情からロクでもない事をさせられる事だけは理解していた。

綺麗に整えられていた2人の髪はボサボサになっており、無理やり紅潮させられた顔には疲れの色が見えている。


「え〜、こほん。2人には今から僕の分身が消えるまで勝負をしてもらいま〜す」

『ルールは簡単。ひたすらセックスして、僕により多く射精させた方が勝ち!勝者にはご褒美が与えられま〜す!』

「また...くだらない...事を...ぜぇ...♡ぜぇ...♡…やればいいんでしょ」

「拒否権は...ない...やるしか、ない...」

「2人とも分かってきたねぇ〜。じゃ、チンポ萎えないうちに始めよ〜」


にゅるにゅるにゅる〜〜〜♡♡♡     ずぷぷぷぷぷぷ〜〜〜♡♡♡


 男が腰を前に出すと、2人の肉壺は恐ろしいほどあっさりと肉棒を飲み込んだ。

完全に主人専用の形状へ変えられてしまった膣肉は、隙間なくピッタリと吸着する。


「さ、2人とも頑張って!制限時間は5分だよ!射精すら出来なかったら酷い目にあっちゃうからね〜」

『まあ僕たちどっちも射精が近いとこまで来てるから、大丈夫だと思うけどね!』 


 キモークたちは挿入するだけして動きを止め、奴隷それぞれの自主性に快感を丸投げした。

男が動く気がない事を察した2人は、嫌々ながらも勝つための行動を始める。

先に動いたのはリーニエだった。


「キモーク、様...私を”まま”にして。”こぶくろ”ハメ倒して...”おなかを大きく”してほしい...おねがい、します...”おとうさま”...”ぱぱ”」

『おっほ!!リーニエちゃんの無表情ハメ媚び誘惑っ!射精誘導力高いぞ、これは〜!』


 リーニエは意味がよく分かっていないながらも記憶していた誘い文句でキモークを焚き付けながら、両手を広げて伸ばして『あなたを受け入れます』というラブラブなポーズを取る。

男は膣内で肉棒を上向きにしながら、誘われるがままにリーニエの滑らかな両手に指を絡め、恋人繋ぎで正常位ピストンをし始めた。


ずっちゅ♡ずっちゅ♡ずっちゅ♡ずっちゅ♡


『おっ♡ぉおぉっ♡”ぱぱ”♡”おとうさま”♡…”すき”♡”すき”♡”いっぱい射精して”♡私と”いでんし”?...を”まぜまぜ”しよ♡』

『ほぉぉぉぉ!こんなに可愛い魔族の女の子が僕の赤ちゃん欲しがって求愛してくるっ!これはすっごい射精できるぞ〜!』


 リーニエの湿度高めな求愛行動を見たアウラは、内心焦りつつも虚勢を張ってキモークを睨んだ。


「お隣さんはすごいな〜?ポンコツなアウラちゃんで勝てるかなぁ〜」

「ふ、ふん!あんなの全然大した事ないわよ!...だ、だいたい、魔族と人間じゃ子供なんて作れないじゃない。本当にくだらないわ...だ、だから...こんな事いくらしたって無駄なのよ!」

「ふひひひひ、だから遠慮なく生で無限にコキ捨てられるんだよ〜。アウラちゃんはまだまだ人間の性欲の深淵を理解できてないみたいだね〜。そのバカさ加減がアウラちゃんの魅力なんだけどね!...ふ〜〜〜、無理解なオナホ発言で精子上がってきた〜!よ〜し、アウラちゃんの500年マンコにたっくさん射精して、不可能を可能にしちゃうぞ〜!!」

「はぁ?!ちょ、な...どうして上に乗っかって...い、んっぐぉぉぉぉ!!?♡♡」


ずっどん!♡ずっどん!♡ずっどん!♡ずっどん!♡ずっどん!♡


 キャンキャン吠える美しく高慢なメス魔族に加虐心を刺激されたキモークは、最初から全体重を叩きつける種付けプレスで子宮をド突き始めた。

人間の女の貧弱な耐久力では二度と使い物にならなくなってしまいそうな重たい一撃を、何度も何度もその身に分からせ、上下関係を魂の奥底にまで浸透させていく。


「フー!♡フー!♡フーー!♡、お゛っ!♡お、重ぉぉぉっ♡、おぇっ、おっさん臭っ♡し、子宮が、ごふっ!!♡…ひ、ひ、ひっ、ひっぐぅぉぉ♡♡」

「アウラちゃん!アウラちゃん!何十年かかっても何千発も中出しして、絶対子供産んでもらうからねぇ〜!!絶対逃がさないよぉ〜!『アウラ、僕を抱きしめろ!!』」

「っ...いや!...ぐぉっ♡こ、こんな体勢...お゛ぉ゛♡」


 2組の男女の激しい交尾でベッドがギシギシと音を立て、肉同士が激しくぶつかる音も何かが破裂しているのかと間違えるほど大きく響いている。

ラブラブな夫婦のような正常位セックスをするリーニエ側と獣のような交尾欲丸出しの種付けプレスをするアウラ側...どちらも甲乙つけ難く、キモークは嬉しい悲鳴を上げていた。


「ふっ!ふっ!うぐっ!...あ〜、そろそろイく!...射精すぞアウラ!...『アウラ、孕め!!僕の種で妊娠しろ!!』」

「ひっ.........い゛ぃ゛ぃ゛いぃ゛ぃぃ゛い゛゛い〜〜〜〜〜!!!♡♡♡」

『リーニエちゃん、こっちもイクよ!しっかりマンコの奥で受け入れてね!...あ〜、イクイク...っ!『リーニエ、僕の子供を孕んで育てろっ!!』』

「うん、うん...”うむ”♡...キモーク様の”はらませじる”で...”ぱぱ”の”まま”になる......っお゛っ、ぉぉ゛ぉぉ゛ぉ〜〜〜??!♡♡♡」


 キモークは人間のチンポに啜りつく子宮に向かってドロネバな孕み汁を直呑みさせ、実行不可能な”妊娠しろ”と言う命令を2人に向かって投げかける。

2倍の種付け射精による暴力的なまでの快感で男の脳みそと下半身は天国状態。

エサでしかない相手に無様なメスとして柔肉を貪られるあってはならない異常事態に、アウラとリーニエの肉体は完全に白旗を揚げて屈服アクメをキメてしまう。


「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

『〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!』


 ストレスフリーなザーメン排泄をし終えたキモークがそれぞれの魔族の顔を見てみると、我が物顔で泳ぐ精子に子宮を完全占領されイキ潰れた弱々しいメスの表情を晒していた。

彼女らの顔は人間のオスに全能感や征服感や充足感や多幸感...あらゆるプラスの感情を与え、支配欲をムクムクと刺激し続ける。

それからさらに数時間、動物さながらの荒々しい呼吸が4つ、部屋の中で不協和音を奏でていた。


                    完


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