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非モテオタク友達がマッチングアプリでコスプレ趣味な可愛い彼女を作ったと自慢してきたので、純粋な嫉妬心からマッチングアプリをやり始めたトライセプスです!

前回は2日やって面倒で退会しちゃったので、今回は頑張ります。



というわけで、今週はToLOVEる催眠シリーズより、籾岡編をお届けします!

ToLOVEるのキャラでは珍しい攻め・ギャル属性の女キャラ。

胸はそんなに大きくないのにやたらとエロスを感じる、恋人よりもセフレが似合うタイプだと思っております。

数少ない主役回でしっかり爪痕残してくれるから好き♡


おまけで籾岡のお友達・沢田未央(催眠済み)もちょっとだけ出てきます!


(参考画像)



『原作』To loveる ダークネス

『人物』籾岡 里紗

『あらすじ』最難関と思われる春奈をなんとか堕とすことに成功した猿山は、兜の緒を締め直してハーレム計画を進めることを再度決意する。そんな時、タイミングが良いのか悪いのか、傷心中の籾岡が猿山しかいない結城家に訪ねてきて...

『文字数』本編約15,500字+おまけ約4,500字


※本作品は登場キャラクター同士で事前に合意した上で演技している内容です。

 また登場キャラの実年齢は成人以上ですが、作中ではフレーバーとして未成年と表記されている場合がございます。

 合意を得ない性行為(S眠、S脳、レ○プetc…)は存在しません。

【籾岡編】猿山ケンイチが催眠でリトのハーレムを根こそぎ奪っていくお話

 深夜、リトはベッドの中でぼんやりとした不安のようなものを抱えて物思いにふけっていた。


〜リト視点〜


 最近、みんなの様子が変わった気がする。

俺が嫌われたとかいう訳じゃないんだろうけど、猿山とみんなが仲良くなっていく度に、俺への態度がなんというかこう...淡白になっている感じだ。


「別に誰も彼女って訳じゃないから、俺がどうこう言う問題じゃないんだろうけど...なんかモヤモヤするんだよなぁ.......猿山は俺の大事な親友だしああ見えてスゴイ良い奴だから、仲が良くなるのは喜ぶべきことなんだけど」


 俺は布団を頭まで被って、眠りにつくために目を閉じる。

しかし早く寝たい時に限ってここ最近の記憶が蘇ってきてしまう。


(.......................)


 春菜ちゃんにヤミにメアにネメシス...それにセフィさんまでよくウチに来るようになって、猿山を見つけると嬉しそうに名前を呼んでたな。

しかもそういう時に限って美柑とかモモに買い物を頼まれて、家に帰ると猿山の部屋からギシギシ音が聞こえたり、階段を一緒に降りてきたり、2階の廊下とかリビングで一緒にいるのを見かけるんだよなぁ。

この前は猿山がタンクトップにパンツだけの格好で、客間で大の字になって昼寝してると思ったら、いつのまにか薄着のナナとメアが抱きついて眠ってて、猿山のやつ寝ながら勃起してたし...


 そういえばあんな事もあったな。

ヤミが遊びに来た時、猿山の奴が階段から滑り落ちそうになって、近くにいたヤミが駆け出して助けたんだけど、その弾みであいつの顔がヤミの胸に挟まって、手がお尻にギュッとなって。

ヤミがいつもの調子で怒って殴るかと思ってヒヤヒヤ見てたら、「え、えっちぃのは......キライ...です」って小声で言うだけで、なんとなく嬉しそうな顔したまま全然猿山を引き剥がそうとしなかったな。

そしたら何故かちょっとムッとなった感じの美柑が猿山の手を引いてヤミから離させて、猿山がからかって頭を撫でたら美柑の顔が真っ赤になっていた。

その後ヤミも猿山を引っ張って、3人で美柑の部屋に入って行ったっけ。


(あー、ダメだ。どんどん思い出してきて眠れない...いっそ心当たりを全部出してみようかな)


 猿山が風呂に入ってると思ったら、更衣室からモモとネメシスまで一緒に出てきた事もあったよな。

髪が半乾きのまま2人があいつを挟んでなにか言い合いしてて、勝負をするとかで猿山の部屋に消えて行ったんだ。


 女王の仕事で忙しいはずのセフィさんも「地球の近くで仕事があって、ふらりと寄らせていただきました」って言っては、ウチに頻繁に訪れるようになったな。

ウチに来てララたちを甘やかすのは前と一緒だけど、猿山相手にも耳掃除をしてたり、ご飯の時間にあいつの隣に座ってあ〜んして食べさせてたり......あれじゃまるで猿山がセフィさんの夫に...いや、年齢差とか考えたらただの子供扱いか......ははは......はは。

そういえば美しすぎる顔を隠すためのヴェールを、家の中では普通に外してるよな。

俺も猿山もチャームが効かないとはいえ、無防備すぎる気がしなくもない。


(そうだ。まだ心当たりがあった。どんだけ出てくるんだ一体?)


 この前俺が学校から帰ってきたら、春菜ちゃんが遊びに来てて、ソファでララと猿山と楽しそうに雑談してたっけ。

羨ましい...って、そうじゃなくて!

いつも距離間が近いララが猿山の腕に抱きついて胸をグイグイ押し付けながら話してたら、春菜ちゃんがあいつの空いてる方の腕に手を伸ばそうとして、それに気がついた猿山が指を絡めるこ、恋人繋ぎをしたんだ!

春菜ちゃん、そんな事されて嫌がるでもなく幸せそうな顔で猿山なんかに寄り添って........俺の存在に気がついた途端、猿山を突き飛ばしてたけど。

この前も2人が一緒に帰ってるところを見ちゃったな...いつの間にあんなに仲良くなったんだろ?


(............まだいっぱいあった気がするけど、だんだん眠くなってきたし.......このモヤモヤについては...また.......明日考え..............zzz)


——————————————————


 とある休日、結城家の住人が外出している中、猿山は珍しく1人残って物思いに耽っていた。


「昨日の春菜ちゃんとのセックスも最高だったな〜。俺を気持ちよくするためにあんなに積極的に動いてくれるなんて。最初の頃に催眠を破りそうになったほど持ってた抵抗感も、すっかり解消されて俺の言う事なら大抵聞いてくれるんだもんな〜」


 パンツを膨らませながら、部屋の中でニヤニヤと過去回想をする猿山。

思い出だけでオナニーをしたくなるところだが、夕方に帰ってくる誰かにいつも通り性処理をしてもらえるため我慢する。


「しかしあの催眠装置もララちゃんの失敗の賜物だって事を忘れて、過信しすぎてたよな。万が一にも誰かの催眠が切れてハーレム崩壊しても嫌だし、これからの子は気を引き締めて進めていかないと」


 春菜とのハプニングで兜の緒を締め直せた猿山は、今後の失敗確率が極端に減少していた。

結果論に過ぎないが、それが彼にとっては良い傾向である。

そしてリトや残りの女性陣にとっては悪い傾向だ。


ぴーんぽーーん


「ん、チャイムだ。ヤミちゃんとかが来たのかな?それとも郵便か?」


 猿山はベッドから飛び起きて、玄関の鍵を開けた。


——————————————————


 時は少し遡り10分前、籾岡里紗は学校で見せる陽気でイタズラ好きそうな雰囲気とは逆の、落ち込んだ顔をしながら道を歩いていた。

身長167cm/体重54.5kg/B83W60H85のDカップ。

ウェーブがかったセミロングの茶髪、ネクタイをせずに胸元を緩めたシャツ、シャツをスカートに入れない、ブレザーの前を留めない着崩した制服スタイルで、分かりやすいギャルJKだ。

その見た目通りガサツな言動や友人の春菜やリトをからかう場面が多く、整った顔立ちとスラッとしたスタイルもあり男慣れして遊んでいそうな雰囲気を醸し出ている。

しかしチャラい男がキライでナンパをガンとして断っており、身持ちの固い寂しがり屋な一面を持ち合わせていた。

リト(ネメシスが操っていた)に壁ドンをされた事をきっかけに彼へ恋らしき感情を抱いており、一度リトと2人っきりで結城家に泊まった際は、危うく一線を超えて本気になりそうになったこともある。


「はぁーーー」


 籾岡が深いため息をついていた理由は、最近急成長中のIT企業を経営している父親と手伝っている母親にあった。

多忙で娘に構う時間が確保できない両親が、久々に家族で日帰りのディ◯ニー旅行に行く予定を立てていたのだが、会社でトラブルが発生したことで当日ドタキャンされてしまったのだ。

以前も久々の食事が中止になり、傷心のままリトの元を訪ねて上記の出来事に繋がるのだが、今回も類似した状況になってしまっている。


(結城、いま家にいるかな......突然訪ねたら迷惑かもだけど、気晴らしに結城でもからかって気分転換しようっと!...人肌も、恋しいしね。あいつがいなくてもララちぃたちと遊べばいいし)


 籾岡はリトとそういう関係になりそうになった記憶を思い出し、自宅へ帰るのをやめて性欲猿しかいない結城家に最悪にも向かって行った。


ぴーんぽーーん..........どたどたどた...がちゃ!


「はーい、今開けますよっと......え?!も、籾岡!?どうしてウチに?」

「は?.........猿山?なんであんたが出てくんの?」


 リトの出迎えを期待していた籾岡は虫の居所が悪いこともあり、つい刺々しい口調で挨拶してしまう。

お互いに驚いてしばらくフリーズしてから、籾岡の方が先に口を開いた。


「って、あー、そっか。そういえば猿山も結城ん家に居候してんだっけ...あれ、でもどうしてあんた自分の家があるんじゃ」

「!...ま、まあとりあえず中に入ってくれよ!訪ねてきたってことは用があってきたんだろ?」

「まあ......結城いる?あんたにはマジで用ないんだけど」

「リトか?リトは...」


(いや、待てよ。これってチャンスだろ!籾岡が俺しかいないタイミングでのこのこ来てくれたんだ。みんなが帰ってくる夕方にはまだ6時間くらいあるし、これはもうヤルしかないだろ!)


「へへっ、今は俺しかいないけど、リトはもうすぐ帰ってくると思うぜ。とりあえず中に入ってくれよ。お茶くらい出すからさ!」

「あんただけ?いや、なら..................そうだね。そうさせてもらおうかな。おじゃまします」


 本来の籾岡であれば、今リトが家にいないのであれば諦めて帰っていた。

しかし催眠装置の微力な暗示『猿山の言う事に違和感を持たない』という催眠が弱っている心に作用し、彼女に通常とは異なる行動を取らせたのだ。

ガチャっと鍵がかけられ、大きな空間に高校生の男女1組だけが閉じ込められた。


 猿山は客間に籾岡を通すと、麦茶を取りにキッチンへ向かう。

その時間に、籾岡からあらかじめ聞き出しておいた悩みとそれに沿った籠絡方法を思い出す。


(籾岡の悩み...というか願望は【リトが自分に本気になってワイルドになった部分をもっと見たい】だよな。それに対して俺が考えた答えは【籾岡の誘い方が悪い】だ。でもあいつの性格的に、ただ答えるんじゃなくて焚き付けるように言った方が効きそうだよな......っし!行くか!)


 計画と気持ちの準備をし麦茶と軽いお菓子をトレーに乗せ、猿山は意気揚々と籾岡の元へ戻って行った。


「おまたせ」

「あ、うん。ありがと」

「なあ籾岡。リトに何の用で来たんだ?」

「...あんたには関係ないでしょ」

「そんな冷たい事言わずに、同級生のよしみで教えてくれよ。あれか?またリトに色仕掛けでもしに来たとか?」

「ああもう、うっさいなぁ!あたしたち大して仲良くないんだからウザ絡みしてくんなって!」

「うわっ!」

「.......ごめん。ちょっと今そういう気分じゃないから」


 悲しみとイライラが爆発し、適当にあしらうのが得意な籾岡にしては珍しく短気を起こして大きな声をあげてしまう。

猿山は意外な反応に一瞬怯むも、様子がおかしい事から何かしらの事情がある事を察して攻め立てる。


「前から思ってたんだけどよぉ、籾岡って遊んでそうに見えてリトへの誘い方が下手だよな〜」

「は?なに急に?あんた、あたしを怒らせたいの?」

「いやだからさ、籾岡ってリトに何回か色仕掛けしてるのに失敗してるんだろ?男目線で見て、それってアプローチが下手だからじゃないのか?って話だよ。リトみたいな奥手なタイプは特に」

「...........うっさいなぁ」


 籾岡は眉を潜めて不機嫌そうな顔をするも、猿山の指摘に思い当たる節があり、とりあえず聞く耳を持ってくれたようだ。


「そうだ!なんなら俺で誘い方を練習してみたらどうだ?俺はリトと違って引っ掛かりやすいぜ?」

「はぁぁぁ...ちょっと聞く価値あるかもって思ったのに、聞くだけ損したわ。あんたみたいなウザくて下品丸出しな男はノーセンキュー。何回も言ってるけど、あんたには関係も興味も一切ないんだってば...ったく」


 本当に猿山のようなタイプに微塵の興味も抱いていない籾岡は、歯牙にも掛けずに猿山の誘いをバッサリと断る。

しかしあまりにもくだらない提案をしてきた事で、先ほどまでの険悪なムードが少し和らいできたため、そう言う意味では良かったのかもしれない。


(お?ちょっと籾岡のピリついた空気にヒヤヒヤしてたけど、これなら作戦通りに行けそうだな)


「ははは、籾岡よぉ。俺ごときを相手にできないで、あのモテモテのリト様を本気にさせられる訳ないだろ?...ああ!もしかして本当はビビってんのか?ギャルなのは見た目だけで、実際は俺をその気にさせる自信もないとか?」

「はぁ?!あんたいい加減にしないと引っ叩くよ!あんたみたいな性欲でしか物事を考えないような思春期の猿男子、余裕で籠絡できるっての!」

「ほぉ〜、言いやがったな!ならそれを証明してもらおうか!」

「上等だっての!非モテ男子があたしを煽った事、謝らせてやるんだから!」


 売り言葉に買い言葉。

ムッとなった籾岡は猿山の作戦にまんまと乗せられてしまい、気がつけば興味など1mmもないブサイク男を手篭めにする勝負をする事になってしまった。


——————————————————


 籾岡の頭に登った血が冷めないうちに、猿山は彼女を自室へ連れ込む事に成功していた。


「ルールは簡単。先にイった方が負けの一本勝負な」

「あ、ああ........うん」

「なんだぁ〜?もしかして今更ビビってんのか?あんだけ大見得切ったくせに」

「ち、違うっての!ほら、さっさとズボン脱ぎなって。さっきから露骨に勃起してんの、隠そうともしないで...」

「へへへ、分かったよ。脱ぐから待っててくれ。あ、ハンデとして最初は籾岡が攻めてくれていいぜ〜」

「うざ」


(うっわ!ただでさえいつも下品な顔してんのに、なにそのスケベな顔......はぁ、なんであたし、こんなキモい奴の見え見えの挑発に乗っちゃったんだろ。やっぱ今日のあたし、ちょっとおかしいかも.......でもあんだけ言っちゃった以上は仕方ない。これ以上調子に乗られるのもウザイし、気は向かないけどさっさとイかせて謝らせてやろ。男なんて手で適当にシコってやればすぐイクでしょ)


 性欲剥き出しの興奮している思春期男子高校生1匹、簡単に絶頂させられるとタカを括っていた籾岡。

しかしその楽観的観測は、すぐに崩れる事になる。


「よい...しょっと!」

「っ〜〜〜!な、なによそのデカチン!?」


(太っ?!え??てか長っ!!結城のだって十分大きいと思ってたのに...猿山のチンポは結城のより2周りくらいデカくない?嘘でしょ?!男によってこんなに違うモノなの??)


「へへへ、チンポを褒められて悪い気はしないぜ。ほら、早くシテくれよ。もうこんなに勃起してハチ切れそうなんだ」

「べ、別に褒めてないし。グイグイ近づけてこないでよ!...くっ、猿山ごときが調子に乗って...後悔しても知らないから」

「それは楽しみだな〜。お手並み拝見だぜ」


 籾岡は男性器の前で膝をつき、緊張で鼓動を高めながらゆっくりと竿に手を伸ばす。

滑らかで冷たい手がゴツゴツで熱い棒に触れると、温度差に驚いた肉棒がピクッと身を震わせる。


(うわっ、触っちゃった...固っ...手で握っても包みきれないし...いっつも教室で顔合わせてる同級生相手にガチで勃起させるとか、ほんとバカじゃないの?恥ずかしさとか感じないわけ?......ごくっ♡)


 本性剥き出しのズル剥けなマラに、自然と彼女の中の女が反応し生唾を飲みこむ。


「どうした?手コキしてくれるんだろ?」

「わ、分かってるよ!あまりにもその...膨らませてるから呆れてただけだって...ニヤニヤすんな!」


 すでにたくさんの美女を陥落させてきた猿山には、籾岡の考えている事が手にとるように分かっていた。

今このオンナは自分の圧倒的な肉棒を見て疼き、困惑と焦りと同時に興奮を抱いているのだと。


しこ......しこ...しこ...しこ...しこしこしこ


 スベスベで細い指が輪っかを作り、極太デカマラの皮膚を擦って性的快感を与え始めた。

最初は緩やかだった動きもすぐにスピードを上げ、手首のスナップを効かせながら小気味よくスライドする。


(あ、汁が出てきた...気持ちいいんだ。匂いが濃くなってきたし、手がにちゃにちゃして不快だけど、猿山も大した事ないわね。チンポが大きいだけで......というか昼間から沈黙の中で、好きでもない男のチンポシゴくとか、冷静に考えてあたし何やってんだろ)


 5分ほど手コキを続けたところで尿道から先走りの透明な汁が漏れ出し、指がそれを絡み取り、竿全体が湿り気を帯びていく。


くっちゅ♡くっちゅ♡くっちゅ♡...ちゅっぷ♡ぬっる♡ぬっる♡


「ど、どうよ猿山?さっきから黙っちゃって。ただの手コキがそんなに気持ちいい訳?」

「はぁ、はぁ...籾岡の手コキ、すっげぇ気持ちいいぜ。カリに指が引っかかって...うっ、さすがギャルだぜ。これは先にイカされてあっさり負けちまうかもな〜」

「ふんっ、だから言ったでしょ?あんたなんて余裕で籠絡できるってさ」

「へへへ」


 それからさらに10分、籾岡は手淫をし続けた。

全体がドロドロになっている男根の上を指が滑るたびに、空気を含んだ水音がプチュプチュと鳴り、籾岡の顔に時折汁を飛ばす。

そのたびに嫌そうな顔をして片手で拭き取るが、段々と顔にかかる量が増えていきついに拭うのを諦めた。


「はぁ...はぁ...はぁ...上手いぜ籾岡ぁ」


(上手いって言っても、ヤリ慣れてない感がモロに出てるぜ。普段から鍛えられてるから、これくらい我慢しようと思えばいくらでも我慢できるってもんよ!それより、籾岡の紅潮してく顔がエロ可愛いから見てて飽きないな〜)

(こいつ、ビクビクしてるのにまだイかないの?さっきからずっと気持ちよさそうにしてるのに、全然射精する気配がない...マズイ♡この強烈な匂いを近距離で嗅がせられ続けたせいで、触られてもないのに身体の芯が熱くなってきちゃった♡…もう!手コキのままじゃ埒が開かない!抵抗あるけど、口でするしかないかな)


 猿山の牛歩戦術に痺れを切らした籾岡は、手コキだけで片を付ける予定を変更してフェラチオする事を決意する。

15分間くっついていた手を離すと、ネットリとした透明の汁が何本も糸を作っていた。


「うわ、気持ち悪っ」

「あれ?手コキ終わりか?もう少しでイけそうだったのに」

「嘘つけって...それよりティッシュないの?手と顔、拭きたいんだけど」

「ああ、あっちにあるぜ」


 籾岡は机の上にあったティッシュを何枚か取ると、それで手と顔をゴシゴシと拭いてゴミ箱に捨てる。

さらにもう一度ティッシュを取り、猿山の前に再び跪いた。


「何するつもりだ?」

「あんたが全然イかないから、特別に口でしてあげる。だからドロドロになった汚いチンポを拭くの。動かないでよ」

「へ〜、それは嬉しいなぁ!でもできれば籾岡に直接舐めとってほし...」

「やかましい......んっ、ん...んっしょ」

「ぬおっ、ティッシュくすぐったいって!」

「よし、綺麗になった...匂いはさっきよりキツイけど。それじゃ...舐めるからね」 


 籾岡は髪を耳にかけてから、ぐっぽりと大口を開けた。

ねっとりホカホカに温まっている咥内ではヨダレの糸が引いており、この中でチンポを舐め転がせらたら確実に気持ちいい事を直感させる。

舌を軽く突き出し、チンポのサイズを測るように上唇と舌が先端にくっつく。

そして——————


ぬっる♡…ぬるるるるっ♡


「その迎え舌エッロ......おぉっ!熱い舌が裏筋に擦れて中に招かれるっ!」

「んんぶっ!...おっご......んんむっ♡」


(あ、アゴが苦しい♡先っぽ咥えただけで口の中いっぱいになって...手で触ってデカいのは知ってたのに、実際のフェラがこんなにキツイなんて思ってなかった...でも途中でやめたら絶対また煽ってくるだろうし、やるしかないよね)


ぬっぶ♡ぐにゅにゅ♡にゅっる〜〜〜♡


 覚悟を決めた籾岡は、口を窄めてゆっくりと、全体の半分ほどをなんとか咥え込んだ。

慣れないフェラチオにえづきそうになるのを意地で耐えながら、悦に浸っている猿山を恨めしそうに上目遣いで睨みつける。


「ああっ、あのギャルビッチな籾岡里紗が寄りにもよってリトの家で、俺のチンポをぐっぽり咥え込んでるなんて、ちょっと前まで夢にも思わなかったぜ。めっちゃ興奮しちまう!」

「おっぇ...んろっ♡……られがビッチよ...んえっ...まら大きくっ♡」

「ほらほら、ただ口に入れただけじゃ一生イかせられないぜ?そのまま舌でぺろぺろしないとさぁ」

「わりゃってる!.......ぬっろ♡ぬっろ♡…んぐっ...ぬっろろっ♡ぬりっ♡ぬりっ♡ぬっり♡」


 籾岡は息苦しさで眉間にシワを寄せながら、口の中を所狭しと埋め尽くす男性器を気持ちよくするために肉舌ブラシを動かす。

肉棒と咥内の間に強引に舌を割り込ませるため自然と一舐め一舐めに力が入り、一般的なチンポを労わるような蕩けるフェラではなく、精液をただ絞り出そうとするような、チンポをグリグリと圧迫する力強い動きになる。


「ぬっりり♡ぬっろ♡ずっろ♡ずにゅっ!♡」

「っ、おっ...すっげ!チンポがゴリゴリ削り取られそうな攻めの強気フェラ!しかも柔らかい口肉がみっちりと包み込んできて幸せすぎるっ!!」

「んっろ♡ずっにゅ♡ぞりぞりぞり♡にゅぞぞぞ♡」


(猿山!あたしが喋れないからって、勝手に頭掴みやがって!せっかく気合い入れてセットした髪が崩れちゃうじゃん!...拭いたばっかなのに舐めるたびにしょっぱい我慢汁が飛び出してきて舌に絡みつくし、息も苦しいから鼻息も荒くなっちゃうし...ああもう最悪!早くイってよね!)


「ぐっぼぼぼっ♡ずっぢゅ♡づっぢゅ♡じゅっぢゅ♡」

「うおっ、急に顔を前後に動かし始めた!...こっちもたまらなく気持ちいいな!」

「無駄口は...るろっ♡、いいから♡ぐっぼ♡ぐっぼ♡…はやくっ♡…れろっ♡ぞりっ♡…イけってば♡…んっちゅ♡アゴが...ぬりっ♡ぬりっ♡疲れるんだから♡」

「っ!やべっ、ギャルフェラまじで気持ちいいっ!しかも籾岡の射精懇願オプションまでっ!あ、まずっ!イクっ!負けるっ!!...っーーー!!!」

「んんっ!!!?♡…がぼぁ!?!!れろれろっれろっ?!!」


 我慢するつもりだったが思わず先にイってしまいそうになった猿山は、籾岡の頭をしっかりと掴んで、腰を後ろに引いて強引に肉棒を引き抜いた。

突然の動きに驚いた籾岡は、口から異音を吐きながら懸命にフェラしていた舌ベロを宙で何度か空振りさせる。


「ちょ!...あんた!いきなり何すんの!途中で逃げるなんて卑怯でしょ!」

「はぁー......はぁー.......な、なんの事だ?別に逃げてないぜ」

「だ・か・ら!射精しそうになった途端にチンポ引き抜いたでしょ!負けそうだからって!ズルじゃん!」


 別に好きでもなんでもない相手が口内射精しなかった事に怒る籾岡の姿は、第三者から見れば滑稽に他ならない。

それを分かっている猿山は、その状況にさらなる興奮を抱いていた。


「別にそんなルールなかっただろ?というか籾岡ばっかり一方的に攻める時点でフェアじゃないしな〜」

「それはあんたが最初にハンデとか言ったからじゃん」

「ギクっ...ま、まあハンデはこれで終わりということで。それより籾岡もそろそろムラムラしてきたんじゃないか?さっきから顔が真っ赤だぜ」

「......別にムラムラとかはしてないし...顔が赤いのは否定しないけどさ」


 目の前の男に自分の心を見透かされていそうで、籾岡は思わず視線をそらす。

そんな心の隙を突いて、猿山は彼女に語りかける。


「今度は俺が攻める番でいいよな?」

「っ!......何するつもり?」

「上の口は十分堪能したんだ。となれば次は下の口だろ?」

「下っ!?...そ、それは...いやだ」

「ふ〜ん。そんなんだからリトを本気にさせる事ができないんじゃねーの?俺との勝負も逃げたってことで不戦敗だな、ははは」

「な!!......い、いいよ!やってやろうじゃん!結城の件はともかく、あんたみたいなのに負けるのだけはムカつくし!一瞬で骨抜きにしてやるんだから!」


(籾岡って結構チョロいんだな〜。春菜ちゃんからは「遊んでそうに見えるけど、ああ見えて身持ちが固い」って聞いてたんだけど)


 催眠で猿山の都合のいい方向へわずかに誘導されていく籾岡は、挑発された勢いで本番行為の誘いにまで乗っかってしまう。

猿山は正常位でセックスするつもりだったが、籾岡は主導権を握るべく強引に騎乗位を選択した。

猿山をベッドに横たわらせ、スカートの中からぐちょぐちょに濡れた白いパンツを脱ぎ捨て、肉棒の上に跨る。


「ゴムとかないわけ?さすがにナマは怖いんだけど」

「あ〜......ゴムは持ってないなぁ。俺がイク直前に籾岡が自分で引き抜けば大丈夫だろ」

「それ避妊になってないから......まあ今日は安全日だし、たぶん大丈夫だけどさ」

「なら問題ないじゃん。早く挿れないと射精寸前だったチンポが冷めて、そっちが負けちまうぜ」


 籾岡は内心恐る恐る、されど表面上は可能な限り余裕そうに振る舞いながら、手で肉棒を固定して腰をそっと落としていく。

スカートで隠れていて膣の濡れ具合は目視できないが、猿山はチンポの先に触れた愛液の粘り気・汁の量からすでに挿入可能になっている事を理解する。


「は、はんっ!あたしが負けるわけないでしょ。こんな...ただデカいだけの」


ぬっる♡ぬっる♡…にゅっぷぷぷ♡


「はぁっんっ♡」

「あれあれ〜?今エッチな声が聞こえたけど?」

「そ、空耳でしょ...っ♡抜けちゃうから...動かないでよ」


(これ...想像以上にヤバいわ...自分でしてる時はこんなに感じた事ないのに、こいつのチンポのぶっとい先端が挿っただけで声が漏れちゃった♡…でももう大丈夫)


にゅっる♡みちっ♡ぬりゅりゅん♡…ぷちっ♡


 ゆっくりと、しかし確実に、肉棒が持ち主の視界から消えていく。

それに比例して、暖かくてヌルヌルな肉の感触が彼の脳に過剰な幸せホルモンを分泌させる。

籾岡はお腹が内側から圧迫させる息苦しさと気持ちよさで全身にしっとりと汗をかきながら、負けじと奥へ奥へ同級生のナマの男性器を招き入れ、そのまま処女膜を開通させた。


「籾岡のマンコ、穴のカーブが普通の子よりキツめで超気持ちいいぜ。性格が出てるのかもなぁ」

「はぁぁ♡…んっぐ♡…知らない...から...んぁ♡…痛っ!...はぁ♡はぁ♡はぁ♡」

「へへ、普段あんなにリトの事おちょくっておいて、籾岡は処女だったのか」

「っさい...ふぅ......このまま奥まで挿れちゃうから」


(あー...ここまでするつもり、マジで無かったんだけどなぁ...結城になら奪われても良いって思ってた処女、よりにもよって猿山みたいなダサいやつに捧げちゃうなんて...やっぱ今日のあたし変だわ...旅行が中止になって人肌恋しかったから?......明日からどんな顔してこいつや結城と学校で顔合わせりゃいいんだよ)


 処女の痛みで加熱していた頭の温度が少し冷め、現実的な悩みを思い浮かべる籾岡。

しかしそんな悩みも挿入再開ですぐに快感に押し流されてしまう。


みっち♡みち♡…ぬっるるるっ♡ぶっちゅ!♡


「んっ...んんっ♡……んひっ?!?♡♡♡」

「うおっ!子宮に届いた瞬間に膣内がグネグネ蠢いたっ!気持ちいっ!...籾岡ぁ、今イッたよな」

「はぁ♡はぁ♡…っ、イ、イって...なひっ♡」


(ぶつかった勢いで初めて奥イキしちゃった♡頭ってか脳がピリピリするっ♡)


「そんなトロトロのアクメ顔で否定するのは無理だろ」

「だ...からっ...イってなんか、ないっつの♡」

「そうか。ははは、なら今のは特別にノーカンにしておいてやるよ」


 猿山はどこからどう見ても絶頂していた籾岡を見逃し、イカせ合い勝負を続行する。

ここで勝敗が決してしまえば、せっかくの生ハメセックスが終わってしまう可能性もあるため、泳がせておくほうが都合がよかった。

籾岡は奥まで挿入したまま動きを停止し、快感が通り過ぎるまで静かに待機し、それから気持ちを新たに騎乗位ピストンを始める。


ぬぶぶっ♡ぱちゅん♡ぬぶぶっ♡ぱちゅん♡ぬぶぶっ♡ぱちゅん♡


「んっ♡あっ♡ひぁん♡…ひっんん♡」

「籾岡の喘ぎ声エッロっ!初めてとは思えないくらいピストンも上手いし、これはもうイっちまいそうだぜ」

「イク...なら、チンポ抜いてよっ♡…中で射精したら...ゆるさないっ♡からっ♡…あ、っク♡」

「出し入れしてんのは籾岡なんだから、俺の意思じゃ抜けないって...それよりそろそろ限界だから、ラストスパート頼むぜ」

「注文すんなっ♡…んはっ♡はっぐ♡んっ♡んっ♡んっ♡」


(チンポが中で膨らんできた♡これ...マジでもうすぐ射精するやつじゃ?♡あっ、めっちゃビクビクしてるっ!♡…抜かないと!)


「あー、イクっ...イクっ、もう無理だ籾岡っ!」

「だめっ♡も、抜くから......んひっ♡」


(っ〜〜〜!あれ?ちょ、嘘っ!?さっきからずっとイってたせいで、腰に力入らないっ♡んはぁぁぁ♡抜かなきゃヤバいのに、勝手に奥まで入ってきちゃうっ♡)

(おおっ?なんで抜くって言ってんのに奥まで?!...いや、中出しの方が気持ちいいから良いけどっ!このまま奥で思いっきり射精してイかせてやるっ!!)


ずるるるっ♡どっちゅ♡……びゅるっ♡びゅるるるるるるるーーーっ!!♡♡どっびゅるるる〜〜〜〜ーーー!!!♡♡♡


「はっひゅっ♡♡♡んんんんんんっ♡♡♡」 

「ぬはぁぁっ!やっべっ!金玉からザーメンが減ってくのが分かるくらい射精してるっ!籾岡!籾岡っ!クラスメイトの処女ギャルにナマ中出しっ!!」


 両者同時に深い絶頂を迎え、ビクンビクンと痙攣しながらそれぞれの声を部屋の中へ響かせた。

籾岡は全身の力が抜け、猫背になって猿山の胸板へ額を押し付ける。

猿山はメスへの種付け欲求を満たすため、無意識に籾岡の腰を掴んだままグリグリと動かし、少しでも多く子宮へ自分の子孫の素を押し込もうとする。


「っ〜〜〜♡…ぜぇ.....ぜぇ.......中、出しっ♡ダメって言ったのに……♡」

「籾岡が抜かなかったからだろ...はぁ、はぁ」

「それにしても、先にイったからあんたの...負けだね。堪忍しなよ♡」

「いやいや......ふぅ...どう見てもそっちの負け...だろ。往生際が悪い女はモテないぞ」

「はぁ?あんたみたいなブ男と違って、あたしは街でナンパされたりするっての」


 2人は蕩けた顔のままどちらが先にイったのかを協議し、そのうちただの口論を始めた。

そしてその数分後、猿山の部屋にはまたしてもお互いの声と肉がぶつかる音が鳴り響くのであった。

さっさと終わらせてすぐに帰るつもりだった籾岡は、結局夕方まで性行為を続けることになる。


——————————————————


 夕方、結城家の面々が帰宅した。


「ただいまー」

「ケンイチさん、良い子にお留守番していたでしょうか?♡」

「ん?あ、姉上!なんか女物の靴が置いてある!」

「ほんとだー!誰か遊びに来てるのかなー?」

「あれ、この靴どっかで見覚えが...あ!たしか籾岡の靴だ!」


 リトの意外な答えに、一同は顔を見合わせる。

春菜やヤミやメアが来る事は最近の日常だが、籾岡が来ているのは珍しいからだ。


「.....なあ皆んな、なんか変な音と言い合いみたいな声が聞こえないか?猿山と...籾岡だよな?」

「え?.....本当だ。これはケンイチさんと...たぶん籾岡さんだね」

「ですねぇ。2階から......もしや」

「モモ?」

「あ!な、何でもありませんよリトさん!...それより早く冷蔵庫にアイスをしまいましょう!」


 リト以外の住人は、2階からの音と声で全ての事情を察した。

連携してリトを上に近づけないように妨害し、キッチンへ閉じ込める。


(ケンイチさん、絶対籾岡さんとセックスしてるよ♡私たちの頭の上で♡)

(お姉様の作った防音装置の不具合でしょうか?音だけでなく聞き取れないレベルの話し声も聞こえてきますね)

(あのケダモノ...また新しいオンナに手を出して♡……何人自分のモノにすれば気が澄むんだよ♡ほんとどうしようもない奴だな♡)

(いいな〜里紗!私もケンイチとエッチしたいな〜♡)


 女性陣の発情した時特有のムラムラした香りが、キッチンに徐々に立ち込める。

事情を理解していないリトだけは、上の様子が気になるようで皆んなと会話しつつソワソワしていた。

この時2階の2人はどちらが先にイったのかを口論をしており、最終的に同時に絶頂したということで引き分けにし、後日改めて勝負する結論に落ち着いた。

ちなみに最初の射精の後は勝ち負けも関係なく、ただお互いに本気になってしまった肉欲をぶつけあっていたようだ。 


——————————————————


 それからというもの、籾岡はなんだかんだ言って猿山にセックス勝負を持ちかけられるとウザがりながらもそれに応じるようになっていた。

当初は猿山に負けを認めさせる事を目的としていたが、その意識も体を重ねるごとに薄れ、建前上”勝負”と言っているだけとなっている。

今日は放課後に籾岡の部屋へ訪れ、かつてリトも乗ったことのあるベッドの上で何度も行為に及んでいた。


「うっ...里紗、またイクぞっ!」

「あたしもっ...もうイっちゃう♡…はぁぁぁぁあぁんっ♡……はぁ♡はぁ♡ケンイチっ♡…んちゅ♡ずちゅ♡れっろろ♡」


 脱ぎ捨てられた互いの制服と、くしゃくしゃになったティッシュがそこら中に散乱し、部屋の中は性の香りで包まれている。

正常位で中出しをキメた後は、猿山に指示されるでもなく籾岡はお掃除フェラをぺろぺろと行う。

まだまだ固く大きいままの肉棒を味わいながら、諸岡は甘く痺れた思考を回す。


(あーあ、今日も結局ケンイチとセックスしちゃった...最初に生ハメ許したせいで、それ以降も当たり前みたいに生ハメ中出ししてくるし、ほんと最悪♡......あたし、どうしてこんな冴えない非モテ男子とセフレみたいな関係になったんだっけ?毎回疑問に感じるのに、いざ行為が始まったらすぐに忘れて普通にセックス楽しんじゃってる自分が嫌になるわ)


「ぺっろ♡ぺっろ♡れろろっ♡ずっぢゅ♡ちぃぅ〜〜〜♡」

「おっ、いいぞ里紗〜。尿道の中まで丁寧に吸い上げてくれ」

「んっちゅ♡ごくっ♡…にっが♡…あんたさ、頭撫でんのやめてって何回言ったら分かんの?髪崩れるんだってば」

「散々セックスで頭ボサボサにしておいてよく言うぜ」

「うっ…うるさい」


 実質的なセフレ関係になってからというもの、猿山は外でもちょっかいをかけてくるようになった。

最初の頃は1人で下校するつもりだった籾岡を強引に送りながら腰を抱き寄せてきたため注意して振り払っていたが、今では腰に手を回されても「馴れ馴れしい。あんたみたいなのが彼氏だと思われたら最悪だからやめてよね」と文句を言いつつも、手を振り解かずに分かれ道ギリギリまで一緒に下校することも増えている。


(ケンイチの奴、セックス中は結構ワイルドで男らしいのに、普段はスケベでダメダメでダサいんだよなぁ。完全にあたしの恋愛対象外だわ.......でも最近、両親と会えない寂しさをあんまり感じないんだよね。これって業腹だけど、やっぱりケンイチがいっつもスキンシップ...セクハラしてくるおかげ...なのかな?その点だけは感謝しなくもないけど...結城と違って可愛げはないけど、まあ友達としては中々いいかもね♡)


 プライドと意地と対抗心が邪魔をして直接彼に感謝を伝えることはできないが、籾岡はセックスを通じて猿山に心を開いていた。

それを表すようにお掃除フェラの後、自販機で買ったペットボトルの水で口をゆすいでゴクゴクと飲みこみ、「あんたも飲むでしょ?」とボトルを無言で手渡す。

交尾中にベロチューもしている2人の間では、間接キスなど些細なことでしかない。


「ごくっ...ごくっ...ぷはぁ!汗かいた後の水は世界一美味いぜ!」

「あはは、それはよかったね...ねぇ、ケンイチ」

「どうした里紗?」

「今日さ...ウチの親、出張で帰ってこないんだ......だから...もう外暗いし、あ、あんたさえよければウチ、泊まってかない?明日土曜日だし、ご飯はあたしが適当に作るしさ」

「.......それってつまり、俺と夜通しセックスしたいってことか?へへへ、里紗から誘われるのは初めてだな」

「は、はぁ?!そんなこと言ってないでしょ、このエロ猿!......まあ、まだ勝負の決着もついてないからケンイチがしたいなら...付き合ってやらなくもないけどね」

「なら徹夜セックスに付き合ってくれ。とりあえず一緒に風呂で洗いっこしてからメシ食おうぜ!」

「っ♡……う、うん♡」


 こうして急遽のお泊まり徹夜セックス会となり、猿山は美柑に連絡して家に帰らなかった。


おまけ:体育倉庫に仲良し親友グループ(春菜&籾岡&未央)を連れ込んでラブラブ4P穴比べ♡+放課後イチャイチャエピローグ


 数日後、体育倉庫に体操着を着た4人の生徒がこっそりと集まっていた。

1人はもちろん猿山、そして残りは春菜・籾岡、それから眼鏡っ子ツインテール沢田未央の仲良し3人組である。

普段は籾岡と未央が春菜の胸や太ももを触ってセクハラしているような関係だが、今日は3人とも壁に手をついてブルマを半脱ぎし、お尻を突き出す体勢にさせられていた。

春菜の膣穴からはすでにゼリー状の精液がボトボトと垂れており、現在は未央と猿山の立ちバック交尾が行われている。


どぷっ♡どぴゅるるるっ♡♡


「んっ♡はぁん♡種付けオチンポすっごい大きい♡…膣内に射精して♡お・に・い・ちゃん♡…おっ♡イグ〜〜っ♡♡」

「うっ!未央の妹メイドマンコめっちゃ締まるなっ!.........ふぁ〜、気持ちよかったぁ」

「わ、私もぉ♡…カリが何回も弱いとこ擦るせいで足がガクガクだよぉ♡」


 2人の激しいセックスを両隣で鑑賞していた2人は、むせ返るような匂いをおかずにオナニーをし、発情を隠そうともしない。

細い腰から信じられないほど大きい汚れた肉棒が、ずるずると引き摺り出される。


「み、未央、大丈夫?♡」

「うん、平気だよ春菜♡ケンイチのチンポにももう慣れちゃったし♡」

「てか、あんた、いつの間に春菜と未央にまで手出してたの?♡てっきりあたしだけだと思ってたのに♡…信じらんないんだけど♡」

「ははは、英雄色を好むって言うだろ?それとも嫉妬か?」


 猿山は籾岡とセックス勝負をする合間に、親友である未央にまで毒牙をかけていた。

もちろん正当な手段ではなく、ララ達の母親セフィを堕とした時と同じ催眠アプリを用いてだ。

手を出した要因の半分は”性欲”で、もう半分は”親友同士のリサミオコンビの片方だけを堕とすのは逆に手間”だという理由である。


「あんたのどこが英雄だってのよ!嫉妬でもないし!...ったく。春菜は結城のことずっと好きだったのに、それを親友のあんたが横入りして寝取るとか、良い趣味してるわ♡」

「お兄ちゃんさいてー♡」

「ちょっと2人とも、からかわないでよ!......い、今は私...ケンイチくんのことだけが好きだからね?♡結城くんは他の子に譲るから♡」

「春菜ちゃん...俺も春菜ちゃんのこと好きだぜ!」

「ケンイチくん♡」


 中出し済みの未央と中出し予定の籾岡を放置して、春菜と2人だけの甘い雰囲気を醸し出す。

そんな空気をぶち壊すように、籾岡は尻で猿山を小突いてセックスの催促をした。


「うわっ!なんだよ里紗?」

「こら、ケンイチ!こんな可愛いギャルの生マンコ前にして、他の子とイチャイチャしてんじゃないよ!......早く挿れてよね♡あたし達の穴比べがしたいって、あんたが言い出したんでしょ♡」

「ああ、悪い悪い。里紗も俺のチンポ大好きだもんな〜」

「そんなんじゃないって♡…親友の女グループ全員自分のオンナにして穴比べとか、悪趣味すぎてドン引きだからね♡」

「でも3人とも今日の朝からドキドキしてただろ?」

「はいはーい!里紗ってば、1限の時にこっそりシャーペンでオナニーしてました〜!」

「未央!あんた見てたの?!」


 女子へのセクハラが生業の籾岡も、さすがに授業中のオナニーをバラされては顔を赤面させるというものだ。

公衆の場で自慰行為を我慢できないほど、この穴比べを楽しみにしていたのだろう。

彼女が照れて下を向いた隙に、猿山は一気に肉棒を挿入した。


にゅ...るるるっ♡ずっぱんっ!♡


「っひぃ〜〜〜〜〜♡♡♡」

「ぬっほ!里紗の生膣、挿れただけで即イキしてるぜ!肉が締まって気持ちいい!」

「おっ♡んぎっ♡…あ、あんたねぇ♡いきなり奥まで挿れるとか♡…何考えてんの♡外まで声...聞こえちゃうじゃん♡」

「あ、そういえばそうだった。まあ大丈夫だろ。それより今からの声を我慢してくれよ」

「え、待って♡まだイったばっか...んぁぁっ♡あ♡あ♡あ♡らめっ♡連続でイクっ♡おぉっ♡」


(いつも私にセクハラしてくる里紗があんなエッチな顔...初めて見た♡ケンイチくんのチンポとっても気持ちいもんね♡)

(親友の私でも見たことなかったエグい顔してる♡ケンイチとセックスしてる時、いっつもあんななのかなぁ♡)


 籾岡は子宮を押し潰すようなピストンに合わせて髪をぶらぶらと揺らし、口からヨダレを溢しながら甘イキを繰り返す。

よく見るとつま先立ちになって脚をピンと張り、快感を最大限味わうような体勢になっていた。


「里紗の穴は何回ハメてもとろっとろで反り返りでカリが擦れて気持ちいいぜ〜。にしても、最近はもう意地も張らずに絶頂したって素直に言っちゃうのな」

「あっ♡おぐっ♡きもひ良ひっ♡…うぇっ♡らって♡あんたのチンポ...気持ち良すぎるからぁっ♡♡…んっっっぐ♡♡女の子セクハラしてると♡チンポのこと思い出して♡逆に欲求不満になっちゃうんだから♡責任取れよっ♡」

「分かってる分かってる。おらっ!ここ好きだろ?」

「はぁぁぁぁ♡やだっ♡おへその裏側何回も出し入れしないで♡♡イクっ♡イグっ♡あっん♡イグの止まらないぃぃっ♡♡♡」

「痙攣マンコすっげぇ〜。溶ける、チンポ溶けるっ!っ〜!」


どっぢゅ!...ぶりゅりゅりゅーーー♡♡♡びゅっぶるるる〜〜〜〜〜♡♡♡


「んっぎぃぃぃぃっ♡♡奥っ♡ナマっ♡出てるっ♡」


 弱点を擦られ倒してたっぷりとイカされたトドメに、子宮を思い切り押しながらの生膣内射精。

脳が沸騰するようなあまりの気持ちよさに、籾岡の全身は鳥肌を立たせてガクガクと子鹿のように足腰を震わせる。


ずるるるるっ♡ぬっぽん♡


「んひっ♡…あぁぁ♡はぁぁ♡やっばぁ♡」

「ふぅ〜...これで一周完了だな。穴の具合は...みんな違ってみんな良い!だな!ちょっと休憩にしようぜ」

「セックスお疲れ様、ケンイチくん♡後ろのマットで休もっか♡ベッドより大きいから4人乗っても平気だよ♡」

「ケンイチが寝てる間、私たちがチンポぺろぺろ掃除したりキスしたりして癒してあげるからね〜♡妹メイド喫茶で鍛えたホスピタリティ見せてあげる♡」

「あ、あたしもするよ♡…はぁ♡はぁ♡何回もイかされたお返しに乳首でも吸ってイジメてやる♡」

「うへへへへ、3人とも最高にエロいぜ。ノーブラ体操服が汗でびっちょりになって、勃起してる乳首も透けて見えるしな」


 猿山がマットへ身を投げると、3人は彼の周囲に群がり各々思い思いの労い奉仕をし始めた。

未央がドロドロに汚れた汁まみれの男根を丁寧に舐め取り、籾岡は右の乳首を吸いながら左の乳首を指で弾き、春菜は猿山の口に舌を挿入して絡ませながら愛おしそうに頭を撫でる。

濃厚で芳醇なメスの香り、どこを触っても柔らかいメスの肌の感触、全身に駆け巡る甘く蕩ける優しい快感...4Pハーレムだからこそ可能な王様プレイ。

猿山の男としての尊厳、自尊心、自己肯定感が無限に満たされ、オスとしての自信に繋がっていく。


「れっろ♡れろ♡ぢゅにゅ♡っちゅ〜〜♡♡…ケンイチくん♡すきっ♡」

「ちゅっぱ♡ちゅっぱ♡ねっろ♡ねっろ♡…男のくせに乳首がガチガチ♡」

「ぺっろ♡ぺっろ♡にゅる♡ぢゅぞぞっ♡♡…舐めてるだけで孕んじゃいそう♡掃除してるのにまた固くなってきた♡」


 遠くから聞こえる体育中の生徒の元気な声をBGMに、隔絶された体育倉庫の中では淫蕩で湿度の高い不純異性交遊が繰り広げられる。

男はただ大の字になって寝そべっていれば、女たちが快感を供給してくれる。


(あ〜.........幸せ...このハーレム性活、絶対誰にも渡さないぜ。俺のハーレムに入った女の子は...1、2、3……11人かぁ〜。今まで一度もモテたことなかったのに、2桁いくなんて夢見たいだぜ。でもまだまだヤってみたい子がたくさんいるし、これからも頑張らないとな!)


 希望しかない妄想をしていると、種付け欲求が再びグツグツ沸き上がってくる。

その様子をなんとなく察した3人は、妖艶な笑みを浮かべて2回戦への準備を始めた。


——————————————————


 その日の放課後、最終下校時刻が近づいてきた学校の廊下を4人は歩いていた。

里紗と未央が猿山を挟むように両隣を囲み、3人の後ろには春菜がいる。

周囲に人がいない事を確認した猿山は、そーっと2人のお尻に手を伸ばす。

春菜はそれをはっきり見ていたが、何も言わずに顔を赤める。


むっぎゅ♡♡   むっにゅ♡♡


「ひゃん♡」   「あぁん♡」


 セックスの余韻が抜けきっていない2人は、尻を鷲掴みにされた勢いで甘いメス声を出してしまう。

猿山は悪びれもせず、更に何度も尻肉を揉みしだく。


「うへへ、未央の小ぶりな尻も里紗のもっちりした尻もいいな〜」

「んっ♡ちょっとケンイチおにいちゃん♡これセクハラだよっ♡こんな場所で揉んじゃダメっ♡」

「あはは♡さっきあんだけ抜いてあげたのに、なんでもう盛ってんの♡ほっんと性欲バグってんだから♡」


 リサミオコンビは口では文句らしき事を言いながらも、触られて嬉しそうに彼の両腕に胸を押し当てながら抱きついた。

そんなイチャイチャした様子を、偶然発見した男がいる——————リトだ。

教室に残って雑用をしていたリトはドアの窓から4人の姿を目撃し、咄嗟に息を殺してなんとなくその光景に釘付けになっていた。


「籾岡と沢田のやつ...猿山なんかに抱きついて何してんだ?俺にしてくるみたいに猿山もからかってるのか?前まで「猿山はキモい」とか「付き合うのは生理的に無理」とか言ってたのに...喋ってるっぽいけど聞き取れないな...それに後ろの春菜ちゃんは注意とかしてないみたいだし...なんか顔が赤くて様子も変......って!俺はどうしてこんな盗み見してんだ!見つかったらあいつらにまたイジられるし、4人が消えるまで教室に隠れてよ」


 悪い事をしているような気分になったリトは、彼女らが教室の前を通り過ぎていくまでドアの前にしゃがみ込んだ。

あとほんの数秒見ていれば、猿山がリサミオのお尻を揉んでいる決定的場面を発見できたにも関わらず...


 リトの存在に気が付かずそのまま廊下を歩いていった4人。

イチャイチャベタベタしている3人を後ろから見ているだけの春菜は、何か言いたげな顔でぷくっと頬を膨らませていた。


(里紗も未央も、ケンイチくんに堂々とくっつけていいなぁ...ケンイチくんに「周りにはなるべくバレないように」って言われてるから、私の学校のキャラ的にそういう事はできないのに。2人はいつも人をイジってるから、もし見つかっても冗談で済ませられるもんね......にしてもケンイチくん!私にはああ言っておいて、自分は色んな女の子と学校でこういう事してるのはズルいよ!今から行く里紗の家では、2人よりいっぱい相手してもらわないと♡)


 こうして無事、籾岡と未央も猿山のハーレムに加わったのであった。


 

                    完



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