地獄少女・閻魔あいがS眠おじさんの地獄送りに失敗してラブラブセックスさせられちゃうお話 (Pixiv Fanbox)
Content
いつもご覧いただきありがとうございます。
巷で話題のPixiv規制で困惑中のトライセプスです。
11月末に運営から詳細が発表されるらしいので、それまで静観です...
ポケモンSV楽しむ余裕が消えちゃった!
それはさておき今週はちょっと昔(2005年)の作品、地獄少女の閻魔あいちゃん!
今回はエロシーンより本編オマージュの導入がなかなか固まらなくてカロリー消費すごかった。
そこら辺も含めて楽しんでもらえると嬉しいです!
(参考画像 公式HPより)
『原作』地獄少女
『人物』閻魔あい
『あらすじ』中学生ハッカー・田中すぐると幼馴染・夜高あかりは、甘酸っぱい青春を送っていた。だがある日、あかりが巷を騒がしている少女連続失踪事件の被害者に。犯人を特定したすぐるは地獄通信に依頼を送り、閻魔あいとその仲間がいつも通り地獄送りに向かうが...
『文字数』本編約26,100字(+おまけ約3,700字)
※おまけ短編「依頼失敗のお詫びとしてNTR3Pビデオレターを送って少年の心をぐちゃぐちゃにしてあげるお話」はスタンダードプラン以上にて公開中です!
※本作品は登場キャラクター同士で事前に合意した上で演技している内容です。
また登場キャラの実年齢は成人以上ですが、作中ではフレーバーとして未成年と表記されている場合がございます。
合意を得ない性行為(S眠、S脳、レ○プetc…)は存在しません。
本編:地獄少女・閻魔あいが催眠おじさんの地獄流しに失敗してラブラブセックスさせられちゃうお話
人の世は縁と申します。
結んだ糸が絡みあい、もろく哀れなひがん花。
午前0時のとばりのむこう、晴らせぬ怨み晴らします...
カタカタカタカタ...
人も草木も徐々に寝静まっていく23時。
薄暗い部屋の中、1人の少年が一心不乱にキーボードを叩いていた。
少年の目元には不眠不休を表す深いクマ、数日間風呂に入っていないせいで髪の毛にフケもついている。
パソコンデスクの周りにはカップラーメンと炭酸飲料のゴミが散乱しており、引きこもり生活をしていることが伺えた。
彼の名前は『田中 すぐる』。
弱冠14歳の中学2年生ながら、中学進学祝いで親に買ってもらったパソコンを毎日触り、2005年の日本では非常に珍しいハッカーとしての才能を開花させていた。
とはいえハッカーのイメージのようなコミュ障ということもなく、普通に学校へ通い成績も中の上。
運動は苦手なため部活動こそしていなかったが、放課後は家でパソコンを触ったり幼稚園からの幼馴染であり『夜高あかり』と適当に遊ぶ、彼なりに充実した日々を送っていた。
すぐるとあかりはお互いに好意を抱いていながら、思春期が邪魔をしてどちらからも告白ができない甘酸っぱい関係である。
「くそ!くそ!あかりっ...!」
そんな順風満帆に思えた彼が今現在の引きこもり状態になってしまったのは、まさにその幼馴染が原因であった。
その出来事の始まりは7日前まで遡る...
——————————————————
朝7時、すぐるは1人の食卓であんぱんと牛乳を胃に流し込んでいた。
両親は海外赴任で家におらず、家の中にはテレビの音だけが響いている。
『続いてのニュースです。数ヶ月に渡り東京各地で多発している少女失踪事件。先週金曜日に失踪した鈴木瞳さん15歳の靴が〇〇川の土手で発見されました。被害はすでに9件にものぼっており、近隣住民からは「神隠しだ」「祟りだ」「警察は何をやっているのか」と不安の声が上がっています』
「ふ〜ん、なんか物騒な事件だな」
もぐもぐ...ごくん
同じ東京に住んでいるすぐるだが、全く別の世界の出来事としか実感できず他人事の感想しか抱いていなかった。
世の中の人間などそんなものだろう。
実際に自分の周りが被害に遭わなければ、どこまで深刻な事件でもどこ吹く風なのだ。
『各地の学校ではなるべく早く帰宅するよう注意喚起を強めており、予断を許さない状況となっています。警察は威信にかけて、引き続き誘拐事件として捜査を続けるとのことです.........次のニュースです!〇〇動物園で〜〜〜』
ぷつん...
「ごちそうさま。はぁ...学校めんどくせぇ」
朝のエネルギー補給を終えたすぐるは、さっと身支度をして立派なマンションの一室を出て一階へと降りて行く。
するとそこには、セミロングのオレンジ髪をなびかせる可憐で元気そうな美しい少女が待っていた。
「おはよ、すぐる!」
「あかり。おはよ...ふぁぁ〜」
(あ〜、ねむ...昨日は掲示板で俺の事をガキ煽りしてきたバカの住所特定して晒してたら白熱しちまった)
「あ!また夜更かししたでしょ!ちゃんと寝なきゃ背伸びないよ〜。ずっと私より小さいままじゃん」
「余計なお世話だって。毎日うるさいやつだなぁ」
「そんなこと言ってもダメ!私はすぐるのご両親に面倒みるよう頼まれてるんだから!ほら、学校行くよ!」
絵に描いたようなベタな関係性だが、それこそがすぐるにとって何よりの幸せであった。
世話焼きな彼女のおかげで、両親が不在でもなんとか堕落せずに生活ができている。
直接は絶対に言わないが、彼女には深く感謝していた。
「それでね、今週末お母さんと映画観に行くんだ〜。良いでしょ」
「へー、よかったな」
「すぐるも来る?」
「いや、俺は恋愛映画とか興味ないから。休みの日はパソコンいじりたいし」
他愛無い会話を楽しみながら中学校への道を歩く2人。
そんな時間もあっという間に過ぎ去り、いつも通り校門の前まで到着する。
「じゃ、今日の16時に公園で待ち合わせね!遅れないでよ〜」
「分かった分かった」
道中で強引に放課後遊ぶ約束を取り付けられたすぐるは、面倒くさそうに振る舞いながらも内心では楽しみにしていた。
あかりも彼の天邪鬼さを理解しているため、ぶっきらぼうな態度を全く気にしていない様子だ。
「もし遅れたら...私が誘拐されちゃうかもしれないかも!」
「ははは、あかりは大丈夫だろ」
「もう!それどう言う意味?......ふふっ、いざという時はすぐるが私を守ってね」
「っ...し、知らねーよ!」
幼馴染の唐突なデレに顔を赤めたすぐるは、走って校舎内へと逃げていく。
そしてそれが2人の最後の会話になるなど、この時は想像もしていなかった...
——————————————————
「はぁ、はぁ、はぁ。宿題やり忘れてて先生に居残りさせられちまった!1時間も遅刻...あかり怒ってるよなぁ」
彼女の可愛い怒り顔を思い浮かべながら、すぐるは体力がないながらも急ぎ足で公園へと向かっていった。
今まで何度も待ち合わせをしていたその公園へ立ち入り、いつも彼女が座っているベンチを見つめる。
が、そこに彼女の姿はなかった。
「あ...れ?あかり?」
膝に手をついて息を整えながら周囲を見渡すが、人っ子1人見当たらない。
もう夕方とはいえいつもはまだ子供が遊んでいる時間帯だが、みな少女失踪事件を警戒して外で遊ばせなくなっていた。
「おーい!あかりー?......トイレか?」
何度か呼んでも返事がないため、もしかしてと思いしばらく待つ事にしたすぐる。
しかし5分経っても10分経っても公衆トイレからは誰も出てこない。
まだ彼の中で最悪の結論に至っていないのか、はたまたそれを無意識に考えないようにしているのか。
「もしかして、怒って帰っちまったのか?...あいつ携帯持ってないし、今日は帰って明日謝るしかないか」
ぼとっ
立ち上がって帰ろうとしていた刹那、すぐるのポケットから携帯電話が滑り落ち、ベンチの下へと隠れてしまった。
「おっと、壊れてないよな?..........ん?」
携帯を拾おうとした彼の視界に入ったのは、彼女が毎日大切そうに髪に付けていた小さいクローバーがあしらわれたヘアピン。
それはすぐるが小学5年生の時、大金である500円を叩いてあかりにプレゼントした安っぽい思い出の品だった。
「.............は?」
それを見つけた途端、彼の心の中で逃げ回っていた”最悪の事態”と目が合ってしまった。
全身から血の気が引いていき、急速に体温が下がっていくような奇妙な感覚。
しかしまだ信じきれないすぐるは、あかりの自宅へと電話をかける。
Prrrrrrrr…Prrrrrrrrr….がちゃ
『はい、夜高ですが?』
「あ...ひかりさん」
『あら、すぐる君じゃない!どうかしたのかしら?』
「あの、あかりって家に帰っていますか?」
『んー?......』
あかりの母親の沈黙は実時間にしてわずか3秒。
反射的に家の中を軽く見渡しただけの隙間時間。
沈黙とも呼べないこの2秒が、当時のすぐるにとっては永遠に感じられた。
『あかりならまだ帰ってないわよ?』
「っ!」
そして無慈悲にも不在証明が成立してしまった。
彼の全身に、今まで味わった事のない脂汗がぐちゃりと浮き上がる。
「そ、そう...ですか」
『?...どうしたの、すぐるk…』
ぶつっ...ぷー...ぷー...
気づいた時には電話をパタンと閉じ、通話を強制終了する。
それから2時間、授業のマラソンすらまともに完走できないはずの彼は不休で近隣を走って探し回るが、やはり彼女は見つかるわけもなく。
最終的に彼は夜高家へ突撃して母親へあかりの失踪を伝え、その日のうちに警察が事情聴取と捜索を開始したのであった。
——————————————————
幼馴染の失踪から3日、彼は一向に進展しない警察の調査に期待を捨て、電子の海で独自に調査を始めていた。
事件に少しでも関連しそうなサイトや掲示板を漁り、ダークウェブへ潜り込んで機密情報をハッキングして入手し、そしてついに犯人と思われる男を突き止める事に成功する。
「こいつだ!この男に間違いない!」
パソコン画面に映し出されている一連の事件の容疑者は『黒澤 金之助』。
親の七光りをその身に受け、大した努力も苦労もなく日本で絶大な地位を誇る資産家。48歳独身。
贅沢三昧が垣間見える浅黒くでっぷりと肥えた肥満気味の肉体、醜い性根を隠そうともしない不愉快な顔面、そして見た目に似合わない高級そうな服。
彼の根城である豪邸には大浴場やサウナやプールが存在し、身の回りの世話は信用できる執事と顔採用のメイドに任せっきり。
性欲奔放な性格らしく、夜の店で一晩数千万円を浪費したり、美女を愛人として何人も囲ったりという噂が挙げられていた。
そしてその中の一つに『最近は金目当てで群がってくる汚れた女に飽き飽きし、擦れていない未成年の女にハマっている』との情報が。
(一度この大豪邸に連れ込んだら、外に誘拐がバレる可能性は低そう...しかもこいつ、過去3回も未成年淫行を高額な示談金で強引に揉み消した経歴がある...こいつに決まりだ!)
彼は確信を持つと、すぐさま警察署へと駆け込んだ。
これで彼女の居場所がわかる、そう期待に胸を高鳴らせて。
しかし現実はそう甘くはなかった。
「だから!この男が失踪事件の犯人かもしれないんです!すぐに逮捕してください!」
「君ねぇ...ずっとそうやって言ってるけど、何か証拠でもあるのかい?我々警察が必死に調査してもいまだにほとんど足取りは掴めていないんだよ?」
「うっ、そ、それは...」
証拠はあってもその調査方法はハッキングによる非合法な手段。
警察のサーバーへも不正アクセスしている手前、それを正直に話してしまえば自分が逮捕されてしまう。
ヒラ警官は中学生とは思えないすぐるの鬼気迫る表情に呆れながら、大人の対応でさっさと追い返そうとし始めた。
「......はぁ、分かったよ。一応君が話してくれた事は上の人に伝えておこう」
「!!...ほ、本当ですか!ありがとうございます!」
「うん。はい。それじゃあもうおかえり」
「よろしくお願いします!」
すぐるは警官の態度に期待半分だと思いつつ、もしかしたらという一縷の望みに期待を込めて警察署を後にした。
「..........全く、子供の相手も疲れるな」
「佐藤巡査、お疲れさん。あれは...この前失踪した女の子の幼馴染だったかな?」
「これは中田警視長!お疲れ様です!そうであります!」
「あの子とは何の話を?」
「はっ...それが一連の失踪事件の犯人は『資産家の黒澤金之助だ』と騒いでおりまして」
「!!......証拠は、あるのかね?」
「いえ、私も聞いてはみたのですが証拠らしいものは何も」
「そうか...よし分かった。どうせ子供の妄言だろうが、この件は私が責任を持って預かろう。君は捜査の混乱を避けるため、くだらん噂を口外しないようにしてくれ」
「はっ!承知いたしました!」
「では私はこれで」
中田警視長と呼ばれていた恰幅のいい中年は、佐藤巡査に口止めをしてから階段を登っていく。
威厳を含みつつ優しそうに話していた表情とは一変して、その表情はどこか険しくなっていた。
(あのガキがどうやって黒澤に辿り着いたかは分からんが、警視総監に報告して速やかに対策を講じねば。黒澤は面倒ばかり起こすが、我々警察上層部や政治家に裏で多額の献金をしている男。生理的に受け付けん見た目をしているが、奴を手厚く守っていれば金も女も出世もたんまりと...くくくっ)
ヒラ警官たちには伏せられているが、実際は犯人にたどり着く有力な証拠はすでにいくつも発見されていた。
そのため警察上層部はこの事件の犯人を黒澤であると突き止めてはいたのだが、権力者を守るためにそれら全てを握りつぶしていたのだ。
——————————————————
それから4日後、夜高あかり失踪からちょうど1週間。(冒頭に戻る)
すぐるは警察が一切アクションを起こさない事に痺れを切らし、怒りと憎しみに打ち震えていた。
「くそ!調べれば調べるほど黒澤が犯人だと分かるのに、警察は何をやってるんだ!無能しかいないのか!もうこうなったら俺が直接...!」
かち...かち...かち...
ふと壁掛け時計の音が耳に入り、パソコン画面の隅に目をやり時間を確かめる。
時間は23時55分を映し出していた。
「もうこんな時間か........そういえば前に掲示板で読んだ怪しい都市伝説があったよな。たしか0時ちょうどに繋がるっていう.........あった!これだ!地獄通信...URLは...」
すぐるは貼られていたURLをコピー&ペーストして、検索欄へと貼り付ける。
都市伝説と分かっていても、追い詰められた彼には縋ってしまいたくなる暗い希望。
https://www.jigokushojoss.com/ (※再現サイトに繋がります)
かちっ...かちっ...かちっ...かちっ!
23時59分が...0時ジャストになった。
時計の秒針と右クリックの音が重なり、パソコンの画面が真っ黒に変わる。
炎が現れてすぐに消え、シンプルな黒と白の画面が映し出された。
そこに書かれていたのは【あなたの怨み、晴らします。】という文字と文字入力欄、そして送信ボタンのみ。
「これが地獄通信?ここに名前を入れるのか...黒澤金之助...っと」
かちっ
「うわっ!」
送信ボタンを押した瞬間、一気に黒かった画面が目がチカチカする真っ赤に染まり、すぐるは面食らって驚きの声をあげてしまう。
真っ赤な画面に書かれていたのは【受け取りました。 地獄少女】という黒い文字。
彼がそれを視認してから瞬きのために瞼を閉じ、そして開くと...
「!!!?」
真っ暗な部屋の中にいたはずが、突如茂みの上に立っていた。
困惑に包まれながら周囲をぐるりと見渡すと、不気味なほどに赤っかな夕暮れ、山に囲まれた田舎のような風景、そして大きな大樹が目に入る。
「こ、ここどこ?」
「来たよ...」
「だ、誰?!」
さっきまで居なかったはずの大樹の下に、同い年くらいの女の子が立っていた。
姫カットにした長い黒髪と血のように赤い瞳を持ち、セーラー服を着た少女。
その清楚で端正な容姿はまるで日本人形のように美しく、すぐるは恐怖に苛まれながらも目を奪われた。
「私は閻魔あい」
「地獄...少女?」
「受け取りなさい」
「え、え、これは?」
彼女がどこかから取り出し手渡してきたのは、赤い紐が首に巻かれた真っ黒な藁人形。
雰囲気に飲まれてそれを素直に受け取ったすぐるは、なにこれ?という顔であいを見つめる。
「あなたが本当に怨みを晴らしたいと思うなら、その赤い糸を解けばいい。糸を解けば私と正式に契約を交わしたことになり、怨みの相手は速やかに地獄へ流されるわ」
「!!...噂は本当だったんだ!なら早速あいつを地獄に送ってくれ!」
すぐるは赤い糸の輪っかに指を差し込み、紐を解こうとする。
しかしその行動は閻魔あいの言葉で遮られた。
「ただし、あなた自身にも代償を支払ってもらう」
「だ、代償?」
「『人を呪わば穴二つ』...契約を交わしたら、あなたの魂も地獄に落ちる。極楽浄土へは行けず、あなたの魂は痛みと苦しみを味わいながら永遠に彷徨うことになるわ」
「俺も、地獄に...」
「..........死んだ後の話だけどね。後はあなたが決めることよ」
あいがそう言い終えた次の瞬間、すぐるはパソコンの光によってぼんやり照らされた自分の部屋の天井を見つめていた。
どうやら椅子ごと後ろに倒れてしまっていたようだ。
「.....痛てて...さっきのは夢?....じゃ、ない!」
彼は手に握られていた黒い藁人形を見て、それが現実の出来事であることを自覚した。
すぐに立ち上がってそれを見つめると、一瞬ためらってから赤い紐に指をかける。
「死んでから地獄に落ちたとしても、俺はあかりを助けたい...黒澤を地獄に送ってくれ!!」
しゅるり...
自らの死後を犠牲にする地獄送りの引き金は、想像以上にあっさりと引かれた。
そして彼の頭の中に、低い男の声が響いてくる。
(怨み、聞き届けたり...)
「うわっ!...こ、これで良い...のか?これだけで...あれ?人形が消えた」
地獄送りの実感が湧かないが今これ以上やれることはないと悟ったすぐるは、彼女の言葉を信用し、数日ぶりにベッドでぐっすりと眠りについたのであった。
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〜夕暮れの里の藁葺き屋根の家〜
幽霊が着ているような襦袢を身につけている閻魔あいは、家の近くの川でその身を清めていた。
出陣前の禊である。
「あい、長襦袢を置いておくよ」
「ありがとう、おばあちゃん」
おばあちゃんと呼ばれる者が後ろから声をかけ、これまた真っ白な着物を置いていく。
あいは入浴を済ませて長襦袢を羽織り、その上から花柄をあしらった黒い着物に袖を通すと、妖怪・火車のような乗り物で空を駆けていった...
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その頃、黒澤金之助は豪邸内の大浴場で1日の疲れを癒していた。
湯船に浸かる彼の両脇には、夜高あかりともう1人同い年くらいの美少女が寄り添っている。
2人とも当然のように全裸であり、彼に腕を回され中学生にしては大きめな胸を揉みしだかれていた。
「ふぃ〜、セックスの後の風呂は最高だなぁ。働かずに贅沢三昧をしても金が増えてく一方だ」
「んっ♡そうです...ねっ♡」
「今日も1日若いメスへの種付け、お疲れ様でした♡…はぁっ♡旦那様の指♡ブヨっとしていてかっこいいです♡」
「ふひひっ、そうだろうそうだろう。おい、あかり、酒」
「か、かしこまりました♡…こくっ」
あかりは湯船に浮かべたお盆の上にあるお酒をおちょこに注ぐと、自らの口に含んだ。
まだ未成年にも関わらず。
醜い豚のような金之助の顔に手を添え、恋人のようにキスを交わす。
「ちゅむ♡」
「むっほ!」
「んろっ♡んろっ♡とくとく♡」
「ごくっ...ごくっ...ぷはぁ〜。やはり若い女の口移しお酌は格別だなぁ。ほら、君たちにも酒を飲ませてあげる。こっちを向いて」
「でも私たちはまだ子供で...あっ♡ぶっちゅ♡…れりゅ♡れりゅ♡ごくっ♡ごくっ♡…か、辛いです...♡」
無理矢理誘拐されたはずの2人は、この中年男に何をされても嫌がる素振りを見せず、むしろ何かされるたびにメロメロになっていくように見える。
その後も高い酒と若い女体を堪能しながら、金之助は温泉を楽しんだ。
「よし、そろそろ出るとするかなぁ。お湯と酒でクラクラしてきちゃった」
「ひゃい♡」
「ふぁひ...♡」
「子供は相変わらず酒に弱いな。まあ、徐々に慣れてくでしょ」
顔が真っ赤になった美少女2人とほろ酔いの金之助は大浴場を後にして、脱衣所へと移動した。
そこに待っていたのは、胸が大きくウエストが細いモデル体型と美しい顔をした面妖な女性。
正統派なメイド服を来ており、手には折り畳んだバスタオルが乗っている。
「旦那様、ご入浴ご苦労様です。こちらタオルでございます」
「ふひひっ、メイドなんだから君が僕の体を拭いてくれ〜」
「......酔っておられるようですね。仕方ありません」
美しい女性は嫌そうな顔を取り繕い、彼の腕にタオルを押し当て水分を拭った。
ぞりっ...ぞりっ...ぞりっ...
「ぬおっ!お、おい、ストップ!それを一旦やめろ!い、痛いぞ!」
「おや?どうかなさいましたか?」
「力加減を知らないのか無能...って!うわあああああああ!な、なんだこれは!」
金之助がヤスリのようなタオルで擦られた箇所を見ると、皮膚がめくれ真っ赤な肉が露出していた。
不思議と血は出ていないようだが、それを見てしまった金之助は一気に酔いを覚まして悲鳴をあげる。
「だ、旦那様?」
「どうしたのですか??」
「お、お前!これはどういうことだ!」
「私はただ旦那様の体を拭こうとしたまでですよ?」
「ふざけるな!こんな...っ〜〜〜!!!」
メイドを叱責していると彼女の美しかった顔がいきなりどろりと溶け、おぞましい頭蓋骨の姿へと変貌する。
それに絶句した金之助は助けを求めるように、幼い少女たちに目を向けた。
「な!!が、骸骨!!」
「骸骨?」
「だ、大丈夫ですか?」
「ひぃぃぃぃっ!は、離せ骸骨ども!!」
「くすくすくす。全裸のまま逃げちゃうなんて、情けない男だねぇ」
彼が贅肉を揺らして走り去ったのを見送るメイドは、丁寧な口調から一変、遊女のような口調になっていた。
女性は主人の狼狽っぷりに置いてけぼりにされた幼い2人の頭を撫でると、労いの言葉をかける。
「もう大丈夫だよ。よく耐えたねぇ。あとはこっちに任せときな」
「え?は、はい...?」
「一体何が...?」
(なんだい?この子達、誘拐されてきたはずなのに様子が変だね?...気のせいか?)
彼女が違和感を覚えている最中、金之助は体についた水滴を飛び散らせながら高級なカーペットの廊下を全速力で走っていた。
全速力と言ってもセックス以外まともに体を動かす事をしていないため、非常に鈍い動きであるが...
「ぶふぅ!ぶふぅ!ぶふぅ!な、なんださっきのは化け物どもは!...おーい!誰か!誰かいないのか!」
「おやおや、旦那様ぁ。こんな夜中に全裸で走り回って、どうしたんですか?」
「これはいけねぇ。そんな格好じゃ風邪ひいちまうぜ」
曲がり角からタイミングよく現れたのは、執事服に身を包んだ美形の目隠れ男とスキンヘッドの年寄りの2人組。
「おお!よかった!執事がいたか!た、助けてくれぇ!さっきば、化け物が!」
「ふっ、化け物ねぇ」
「それは...もしかしてああいうのかい?」
「へっ?」
老人が指さした窓に視線を向けると、肉が溶けかけの骸骨が無数に張り付きこちらを見つめていた。
骨と骨をぶつけてケタケタと金之助を嘲笑しているようだ。
「ひ...ひぃぃぃぃぃぃーーー!!!助けてくれー!!」
「おっと...助けを求めておきながら1人で逃げちまった」
「どこまでも自分勝手な野郎だな。あっちは...奴の自室か」
ドタドタと廊下を駆け抜け、金之助は最もセキュリティの強固な自分の部屋へと逃げ込んだ。
自ら部屋に鍵をかけ、袋のねずみ状態に陥った。
「くそっ!どうなってる!電話が繋がらない!...そうだ!パソコン!メールで助けを求めるしかない!」
「メールを送ってももう手遅れよ」
「!!」
パソコンをいじっていた金之助の背後から、大人しくも幼い声が聞こえる。
後ろを振り向くとそこには、先ほどの骸骨女・若い執事・老人の執事、そして着物に身を包んだ日本人形のような少女...閻魔あいが立っていた。
「き、貴様らどうやって部屋に!?鍵はしっかりとかけたはずだぞ!」
「そんな事はどうだっていいだろう。それよりお前さん、年端も行かない子供を何人も誘拐して卑劣な行為をしていたそうじゃねーか。到底許されることじゃねーぜ?」
「ほ、報復のつもりか!僕はこの国の権力者たちを陰で支えてきた黒澤一族の末裔だぞ!誰よりも偉いんだ!底辺の女をたかだか数人攫った程度で一々罪になんて問われてたまるか!!」
「だとよ、お嬢」
老人があいに声をかけると、彼女は一歩前に出て金之助に話し始めた。
「闇に惑いし哀れな影よ。人を傷つけ貶めて罪に溺れし業の魂......」
「何をする気だ!くそ!...かくなる上はっ!!これでもくらえ!」
「いっぺん......死んでみる?」
かちっかちっ...ぴかっーーー!!!
金之助パソコンのとあるファイルをクリックして開くと、瞬く間に眩い紫の光が部屋を包み込む。
画面から目を逸らした金之助以外の4人の侵入者はそれをモロに直視してしまい、まるで電池が切れた機械のようにあらゆる動作を停止した。
ぐわん...ぐわん...ぐわん...
「「「「............」」」」
「......ふっ、ふひひひひひっ!!!...バ、バカどもめ!僕を殺そうとでもしたんだろうが、そんなものは返り討ちだ!全員揃ってここに来たのが運の尽き!...僕が秘密裏に開発させたこの『催眠アプリ』の光を直視したが最後、今までの女ども同様に僕の言いなり奴隷となってもらうぞ!」
命の危機を間一髪で脱した金之助は、全身から尋常ではない量の脂汗を滲ませながら勝ち誇ったように早口で勝鬨を上げた。
呼吸を整えてから立ち上がり、ボス格らしい閻魔あいの前に立ちはだかる。
「僕の言うことには素直に答えるように」
「.......分かったわ」
「君がこの襲撃の首謀者か?誰に頼まれてここへ来た?僕に何をするつもりだった?」
「首謀者という表現は正しくない...けど、私はあなたを怨んでいる人間...田中すぐると契約を交わしてここへ来たわ.....私たちはあなたを地獄流ししようとしていた......」
「やっぱり報復か。田中すぐるが誰だか知らないけど、その内きっちり復讐してやろう。しかし...地獄流しだって?噂では聞いたことがあるけど、もしかして君が、地獄少女か?」
「そう。私は地獄少女...閻魔あい」
「なるほど...にわかには信じられないけどどうやら事実っぽいねぇ。気づいたら腕も治っているし、さっきまでの悪夢にもいくらか納得できる」
大方の事情を理解した金之助は、しばらく無言で何か考え事をしてからニヤリと笑った。
「ぶひひっ!よし、決〜めた!あいちゃんとそっちの女は僕の屋敷で飽きるまでオナホにしてあげる!特にあいちゃんは僕好みの可愛くてちっちゃい女の子でドストライクだしね〜。男どもは...面倒だし帰っていいや。ただし金輪際、僕に近づかないこと。あとは皆んな僕に不利益なことはしちゃダメだからね〜」
「分かったわ...」
「仕方ないわね...」
「ああ、分かったよ...」
「了解した...」
「はい!それじゃあ僕が手を叩いたら、催眠モードから通常モードに切り替わりまーす。通常って言っても僕の催眠は永続的に効いてるけどね」
ぺちんっ!
金之助が脂の弾けるような拍手をすると、4人の虚な表情に色が戻る。
そしていつも通りに見えていつも通りでない異常な言動が繰り広げられた。
「はぁ...地獄流しは一時中断ね...私と骨女はこれからこの人のオナホ?として過ごすわ」
「あんたら2人はもう帰っていいよ」
「ああ、そうだな」
「お嬢と骨女のこと、よろしく頼んだぜ」
「ぷっ!...くくくっ...もちろん。僕に楯突いたお礼に、た〜っぷり堪能させてもらうとするよぉ」
そう言い残して男2人が部屋から消えると、金之助からの指示を待っている2人に追加の命令を下した。
「え〜っと、骨女ちゃんだっけ?...とりあえず君はしばらく普通にこの屋敷のメイドとして働いててよ。今の僕のセックストレンドはあいちゃんくらいのロリっ子だからね。気が向いた時に適当にオナホとして使ってあげる」
「分かったよ...いや、今からメイドだし...かしこまりました、かい」
「私は?」
「ぶひゃひゃ!焦らないで。あいちゃんはこれから毎日毎日、僕のオナペットとしてラブラブセックスしていこうね〜」
「言っている意味は分からないけど、あなたの命令には従うわ」
「それでいいよ〜。まさかこんな最上級の和風美少女が向こうからやってくるなんて、棚からぼた餅だなぁ。この前ゲットしたあかりちゃんに負けず劣らず...しばらく楽しめそうだ」
こうして地獄送りに失敗した閻魔あいは、資産家ロリコンキモデブ中年・黒澤金之助のラブラブロリオナホのとして爛れた生活を送ることとなった。
——————————————————
恐怖の出来事を整理するためしばしのクールタイムを取った金之助は、タオルで汗を拭ってバスローブを羽織り、豪華なキングサイズのベッドに腰掛けていた。
コンコンコンコン…
「失礼します」
「お、あいちゃん。待ってたよ〜」
1時間後に部屋へ来るよう命令を受けたあいは、時間ぴったりに入室する。
その格好は先ほどと同じ花柄の和服であり、彼女の黒髪や顔つきも合わさって、まるで日本人形に魂が宿ったような端麗さを誇っていた。
あいは彼の前で膝を折りたたむと、キレイな挙動で床に額を押し当て土下座の姿勢を取った。
「金之助様、先ほどは私と私の使い魔が失礼な事をしてしまい、誠に申し訳ございませんでした」
「ふひひっ、全く。この黒澤金之助に楯突くなんて、本来許されることじゃないんだよ?」
「その通りだわ。だからその償いも兼ねて、この閻魔あいが旦那様の夜伽を担当させていただきます」
「良い心がけだね。それじゃあこれから2人で恋人みたいに濃厚なセックスをたっぷり楽しもうね〜」
「……..はい」
(こんな男に土下座するのは癪だけど、仕方がないわ。これも金之助様を地獄流しするために必要な事…いつもやっている事……相手が望む淫らな行為を全て叶えて精液を搾り取り、もうやめてくれと懇願してくるまで天国気分を味わってもらってから、精魂尽き果てたところで地獄へ流す…それが私の使命…)
(と、本気で思ってるんだよねぇ〜!あの後いくつか催眠を追加で掛けておいたけど、とりあえず今は流れに身を任せるとしようかな)
あいは無表情を貫きながら頭を上げ、その場に立ち上がった。
同時に金之助も立ち上がると、2人のえげつない体格差が明白になる。
金之助の体格はあいより身長が40cmほど高く、横幅も3倍ほど大きい。
腕の太さも3倍は違い、まさに子供と大人、どこからどう見ても許されざる関係であろう。
「性行為の作法については一通り勉強してきたかな?」
「はい…ここへ来る前に骨女と2人で、屋敷のオナホ係の人たちから教えてもらいました」
「よしよし。あいちゃんはこういうの初めてだろうけど、僕の…何十人目かのお嫁さんとして誠心誠意尽くしてね」
「かしこまりました…」
(?…なにか変…いつもの地獄流しの儀式なはずなのに、性行為、セックスは初めてで……??……ああ、そうだ…違和感の正体について考えてはいけないんだったわ…金之助様を満足させることだけに集中しないと)
催眠時特有の違和感を無理やり振り払ったあいの背後から、金之助の腕が伸びてきた。
弛んだ贅肉が柔らかく形を変え、小さな女体を抱き寄せる。
頭の上からは気持ちの悪い鼻息が聞こえてきた。
「うひょ〜!髪の毛さらっさら!こんなキレイな髪質の娘、あいちゃんくらいの年齢ですら見た事ないよ〜。体臭もとっても柔らかくてチンコガチガチになってくる〜」
「っ…あ、ありがとう…ござまいす」
「それにこの目の色、最高級のルビーみたいな深い赤でかっわいい〜!顔もちっちゃくてスベスベ。この高そうな着物も合わさってなんか大昔の人みたいだね」
ちょうど正面に立てられている姿鏡に2人が写り、反射した視線が交わっていた。
自分の髪の匂いを嗅ぎ、頬や唇を撫で、じっくりと女を品定めするような不快な目線がまとわりつく。
「ふひっ、それじゃあまずは記念すべき2人のファーストキスといこうか。上向いて〜」
「……..」
「いただきま〜す!…..ぶぢゅ〜〜〜っ」
「んんっ!?」
「べっろ、べろべろべろっ、べっろ〜っ」
肉食獣が小動物を捕食するように、あいの唇を金之助の唇が包み込む。
生理的な拒否感から目を大きく見開いた彼女だが、ベチョベチョと汚い音を立てながら口周りを舐めまわされる未知の恐怖にその身を固めた。
(き、気持ち悪いわ…ネバネバした舌で口元が好き勝手に汚されて、中年の匂いが染み付いてくるみたい…今すぐ払い除けたいけど…..それはできない)
少しでも嫌がっている事を伝えようと顎を掴んでいる男の腕に手を添えるが、そんなことなどお構いなしに口舐めは続けられる。
艶やかな女の唇にガサガサな男の唇とザラザラな舌が這いずり回っていた。
「んくっ…んっ…っぐ」
「べっろ、べちゅ、ぢゅ〜〜〜っ!!…っぽん!…ふへへっ、あいちゃんが可愛すぎて夢中になっちゃってたよ。ごめんね。そんなに緊張しなくても良いから、今度は舌と舌で大人のチューしようねぇ」
「うっ、大人の…分かったわ…んっ」
「舌までちっちゃくてキュートだよぉ。もっと突き出して。そうそうそのまま…んべっ」
舌同士が触れた瞬間、あいの眉間にピクッとシワがよった。
そして現実から目を背けるようにキュッと瞼を閉じると、金之助に合わせて舌を絡める。
「んっろ…んろっ……」
「べろっ!べろんっ!ちゅるちゅる」
「っ……にゅろ、にゅろ、ちゅぷっ」
お互い無言のまま舌を動かしているため、ニチャニチャといやらしい音だけが2人の聴覚を独占する。
(このキス、体がゾワゾワしてくる…鳥肌が止まらない…ま、まだ終わらないの?)
「にゅぶるっ、にっちゅ、にっちゅ…はふっ、はふっ、あいちゃんのベロうっめ。ヨダレもサラサラしててほんのり甘くて無限に飲めちゃいそう…もっとヨダレで送り込んでよ…べろべろっ、にゅむにゅむ」
「んっ…ふぁひっ……ずるるるっ、ずっ、ぢゅっる、ぢゅるるっ」
(あ…れ?…すこし、フワフワしてきたような…気のせい?…顔が熱い…)
しゅるっ…ごそごぞっ…ずぼっ!
「っ?!!」
「こらこらっ、勝手にベロチューやめちゃダメだよぉ。まだ緊張してるみたいだから、僕がマッサージしてリラックスさせてあげるからね」
金之助のブヨブヨした片手が長襦袢と着物を掻き分け、あいの素肌に触れる。
ちょうどその位置は彼女の胸部…控えめに膨らんだ乳房の上に乗っかっていた。
(え、こ、これ、胸を触られてるの?…誰にも触らせた事ないのに…セックスで胸を触るなんて当たり前なはずなのに、この嫌悪感は?)
ふにゅ♡ふにゅ♡くにゅくにゅ♡
「っ??…くっ…」
「ぶひ〜っ、ふにゅっと柔らかくてスベスベなロリっ子おっぱい。やっぱりあいちゃん位の年齢の女の肌は、指のわずかな凹凸にピッタリ吸い付いてくるから良いんだよねぇ。ちょっと押したら固い胸骨のコリコリ感もあって、それもな〜んか興奮するし」
「っ……!」
ゾゾゾゾゾ!
胸を弄られる感覚と不快感を煮詰めたような上級者の感想で、ベロチュー以上の嫌悪感があいの背筋を駆け巡る。
その間にも彼の指は乳房を挟んだり、押しこんだり、そしてあえて後回しにしていた乳首に触れ始めた。
くにゅ♡くにゅ♡…くりっ♡
「はぁっ♡…っ」
「おっ、初めてエッチな声を出してくれたね」
「んちゅ…れろっ…違うわ…今のは驚いただけ…」
「そうかい?それじゃあもっとたくさん弄ってみようか」
「だ、ダメ…はぁぁぁぁっ♡」
くりっ♡くりっ♡
敏感な乳首を他人にこねくり回される快感によって、あいの甘い声がベロキスの隙間からこぼれ落ちていく。
まだ小手調の雑な愛撫ではあるが、処女の彼女にとっては強すぎる経験だ。
こねこね♡ぐりぐり♡…カリカリカリ♡…ぎゅ〜〜〜っ♡
(あっ♡これダメ…乳首をこねこね挟まれて…はっ♡今度は爪先で先端をカリカリ…!♡ひ、引っ張られっ!♡)
「んぁっ♡ぐっ…ぁ…はぅっ♡」
「ちゅぽ…ぐふっ、乳首イジられるの気持ち良すぎて顔を下げちゃったねぇ」
「あっ、ご、ごめ…なさ…あっ♡」
「初々しい反応に免じて許してあげようかな。でもその代わりに...」
「えっ」
カリカリ♡ぐにゅむっ♡にぎっ♡きゅ〜〜〜っ♡♡
「っ?!...あぅっ♡んっ♡…な、なにか来る...」
「ふひひっ、それは絶頂だよ。僕テクニックすごいでしょ。ほ〜ら、イっちゃえ」
「んっ...く...ぁ〜〜〜〜〜〜っ♡♡♡」
あいの体がきゅっと緊張したかと思えば、次の瞬間には大きく弛緩し膝をガクガクと震わせた。
(これは...一体...?......体から力が抜けて頭がピリピリする...よく分からないけど...気持ち良い♡)
「あ〜〜っ♡はぁ〜♡はぁ〜♡」
「人生初イキおめでとう。すっごい癖になる感覚でしょ?」
「今のが...イク?」
「そうだよぉ。女の子がみ〜んなセックスにハマっちゃう禁断の果実...まあ男もイクのが大好きだけどね!ぶひゃひゃひゃ!」
あいの着物に手を突っ込んだまま、品性のかけらもない笑い声をあげる金之助。
その醜い様を鏡越しにぼんやりと見つめながら、彼女は初絶頂の余韻を味わっていた。
「さ〜て、あいちゃんをイかせてあげた事だし、今度はお返ししてもらおうかな」
「お返し?」
「さっきから背中に固〜いモノが当たってるでしょ...こ・れ!」
金之助は腰をグリグリと押し付け,、バスローブの中でガチガチになっている”何か”をアピールする。
それはあいの肩甲骨あたりまで伸びており、体格差を如実に表していた。
しゅるり...ぱすっ
金之助は背後でバスローブを脱ぎ、生まれたままの姿へと変貌する。
「こっち向いて」
「はい...っ!」
彼女の目に映ったのは、テカテカと光を反射する浅黒い棒。
それは男の股間部から立ち上り、雄々しい存在感を放っていた。
そのグロテスクな見た目に恐怖を覚えたあいは、無意識に一歩後退りする。
(あ、あれは...肉棒...?昔少しだけ見てしまったものと形も大きさも全然違う...)
「これがオスの本気チンポだよ。あいちゃんには今からフェラチオご奉仕をしてもらいま〜す」
「フェラチオ...?」
「ここに来る前に教わってるでしょ?」
「あっ...」
(そうだった。あのミカン色の髪の子に教わったわ。たしか...男の人の肉棒...チンポを女の人の口を使って舐め清めて気持ちよくしてあげる行為......まさか本当に要求されるなんて、冗談だと思っていたわ)
あかりに最初フェラの説明をされた時は、その過激な内容に内心ひどく驚いた。
肉棒=排泄器官という認識しかなかった彼女にとって、その場所に口をつけるなど完全に想像の外であったからだ。
ちなみに骨女は大人だけあって知っていたらしく、少し頬を赤める程度の反応をしていた。
「わ、分かりました...金之助様がそう望むのであれば......不束者ですが、精一杯フェラチオさせていただきます」
「和服美少女にフェラしてもらえるなんて嬉しいなぁ!今までコスプレで着させた事はあったけど、あいちゃんみたいな堂にいった感じにはならかったし。僕のチンポも期待でヨダレをダラダラ垂らしちゃってるよぉ」
(正直とっても気持ち悪いわ。できる事なら舐めたくない...でも男性を地獄に流すには何回も射精させる必要があるのは事実...本人に罪はあってもその子供...子孫を残すための精子を地獄に送ってはいけないもの...そうよね?)
わずかに残っている常識と催眠によって植え付けられた非常識、事前に教わった性行為の基礎知識が混濁して、あいの思考回路と知識体系は本人が気づかないレベルでバグっていた。
金之助はベッドに移動し、枕側の背もたれに寄りかかって弛んだ脚を軽く広げた。
そしてあいを手招きして、竿の前で正座させる。
「さ、早くフェラして!」
「あの、ど、どこから始めれば?」
「うーん?そうだなぁ。最初は僕のチンポの香りを覚えてもらうために、金玉と竿の間に鼻を近づけてみて」
「……はい」
(ち、近くで見るとすごい迫力…血管が浮き出てて今にも爆発しそうな感じだわ)
「はぁ…はぁ…」
「ふひっ!あったかい息がかかってむず痒いなぁ。あ、僕のチンポよりあいちゃんの顔の方が小さいんだね!…おっと、そしたら思いっきり息を吸ってみて」
「ええ…すぅぅぅ〜」
言われるがままに息を吸い込むと、股間で蒸らされた濃厚なオスの香りが鼻腔に広がっていく。
どこかで嗅いだことのあるような、なんとも言えない独特な匂い。
(くさい…くさいわ。でも何故かしら?そんなに嫌いじゃない…)
「すぅぅぅっ♡はぁぁぁっ♡すぅぅぅっ♡はぁぁぁっ♡」
「どうだい?男の香りは?」
「そうね…んっ♡嗅いでいると頭がぼーっとしてきて…体の中で熱がじんわり広がっていくような…すぅぅっ♡…感じね♡…はぁぁっ♡」
「そっか〜。あいちゃん今とっても幸せそうな顔してるもんね。初めてでそこまで喜ぶ娘は珍しいよ。それだけ僕との相性がいいって事かも!」
「……そんな顔はしていないわ」
いつの間にか緩んでいた表情を正し、次の指示があるまで脳みそに金之助の匂いを覚え込ませる。
息を吸い、息を吐くたびに、下半身がむずむずしていくのを感じていた。
「そしたら今度は舌で竿の先っぽをぺろぺろしていこうか」
「ごくっ...分かったわ..........ちろっ、ちろっ」
「お味はいかがかな?美味しい?」
「ねちっ...しょっぱい...ネバネバする...美味しくないわ...ぺろっ」
「そうか〜...ぶひっ、それなら調整してあげようかな」
「?...調整?」
金之助はあいの額に人差し指をくっつけると、少しゆっくりなトーンで言葉を発する。
「『あいちゃんは黒澤金之助の体液や体臭が大好物になる』...ついでに『黒澤金之助への態度がもっともっとラブラブになる』っと。あいちゃんは地獄少女だからか、他の娘より催眠のかかりが悪いからダメ押しで好感度上げておくね。壊れませんように」
男の声はあいの頭の中にゆっくりと染み込んでいき、自分を根底から作り変えていく。
(またこの感覚...ダメ...頭が割れるように痛いわ......なぜかここで流されたら2度と戻れなくなるような悪い予感がする.....耐えないと)
「い......や...」
「あれ?もしかしてまだ抵抗してるのかな?すっご〜い。でも残念。今まで誰1人これで変わらなかった娘はいないからねぇ。ほら、もっと心を開いて気持ちよくなろうね」
「う...ぐっ..................」
脳を洗われて虹彩を失っていたあいだが、数秒かけてゆっくりと正常(?)な瞳へと戻っていく。
「あれ?......私」
「ボーッとしちゃってどうしたのかな?」
「!」
どきっ...どきっ...どきどきどきどき♡
(っ!どうしたのかしら...金之助様の声を聞いただけで心臓が急に苦しく...締め付けられるような感覚になったわ♡)
あいは着物の胸部分を握りしめ、己の強烈な変化に戸惑う。
その感情の正体は、彼女が数百年前に経験したモノにとてもよく似ていた。
「あいちゃん、早くチンポ舐めてくれないと僕風邪ひいちゃうよ」
「あっ...ご、ごめんなさい.....ぺろっ...!...ぺろっ、ぺろっ......れろっ♡れろっ♡れろっ♡」
「おほっ!急に積極的に!」
「この表面についた汁♡さっきまでと違ってとっても美味しいわ♡…んろっ♡んろっ♡」
「それは我慢汁って言うんだよ。にしても舌使い上手いねぇ〜。さっきは猫がミルクを舐めるみたいな感じだったのに、今はメスの本能に身を任せたようなエッロい舐め方!」
「べっじゅ♡れりゅれりゅ♡…おいひい♡…じゅるっ♡ちゅっぱ♡」
催眠強化前は恐る恐る先端を舐めていた彼女だったが、金之助の言う通りベテランの風格さえ感じるおしゃぶりを披露している。
舌の裏で鈴口をこすったり、亀頭を横から咥えて舌を巻き付けたり、根元から先端へ舌を這わせていったり、全体を隈なく、激しくも丁寧に舐め清めていた。
「れりゅ♡ねっち♡ねっち♡ぐりぐりっ♡…れ〜〜っろ♡れ〜〜〜っろ♡」
「っお!...まだフェラテク仕込んでないのに!他のオナホからの伝聞だけでマスターしちゃうなんて!あ〜、やっべ、最高に天国だよ〜」
(美味しい♡…おいしい♡おいしい♡…それに私のご奉仕で旦那様が喜んでくれている♡一石二鳥だわ♡)
あいの好物はさくらんぼ。
そして彼女はさくらんぼのヘタを舌で結ぶことができた。
誰しも一度は聞いた事があるだろうが、ヘタを舌で結べる人はキスが上手いという話を。
彼女の抱いている止めどない愛情と、それを表現するための熱心なおしゃぶりご奉仕。
それが合わさった結果、百戦錬磨のセックス経験を持つ金之助を驚嘆させていた。
駄肉をプルプルと震わせて、オットセイのような気色悪い声を出し、少女のフェラチオを堪能する。
「れっろ♡れっろ♡ごくっ♡ちゅ♡ちゅく♡」
「はぁ〜...そこいいよ〜。もう少し強めに...あ〜、イキそう。チンポ咥えて受け止めてほしいな!」
「ふぁい♡…あ〜...かぷっ♡…ふろい.....んぐぐぐっ♡」
(大きすぎてぼっこりしたところまでしか入らないわ...)
「おっ、おっ、窮屈なチビロリマンコで亀頭が甘やかされる〜。そのまま舌でペロペロ射精サポートしててね!もう射精しちゃうから!」
「んぶろろっ♡ぐりゅ♡ぐりゅ♡れっろ♡」
金之助の大きな両手が彼女の頭を鷲掴みにし、プルプルと全身を震わせていく。
口の中で男根が膨張して尿道が広がり、睾丸で培養されていた男の分身が湧き上がる。
びゅる!♡びゅるるっ♡びゅるるるっ♡♡びゅ〜〜〜っ♡
「ん...ぶぅ!?♡んんーっ!♡」
(口の中に熱いモノが入ってくる!...これが男の人の精液??)
「あ〜、ザーメンお漏らし超気持ちいい〜!ちょっと苦しいかもしれないけど我慢して全部受け止めてね〜。女の子の口はそのためにあるんだから」
「ぶぼっ♡…んぐっ...ご...ぐんっ♡ごくっ♡ごくっ♡」
あいはドロっと濃厚な精液を、少し苦しそうに飲み込んでいく。
喉にしつこく引っ掛かり咳き込みそうなるのを抑え込む反動で、目には薄らと涙が浮かんでいる。
「ふ〜〜〜...結構射精したな〜。あいちゃん、最後に尿道に残った精液も吸い取って」
「んむっ...ぢゅ...ちゅ〜〜〜っ♡♡♡」
「ほぉぉぉ、これ好きなんだよねぇ。女が自分の尿道啜ってくれるって、冷静に考えてもエロいよ〜」
「ずるっ...ぐぽぁ♡…ごくんっ♡ぷぁ〜♡…はぁっ、はぁっ...これで、いいの?」
「ご苦労様。初めての精飲で溢さないなんて、えらいよぉ」
金之助はまるでペットを褒めるように、あいの頭を撫で回す。
息を切らしている彼女は、たったそれだけで嬉しそうに目を瞑る。
(あんなに苦しい事をさせられたのに♡褒められたら全部許してしまうわ♡…それにしても精液って苦くて臭くてドロドロしていて...サクランボよりも圧倒的に美味しかった♡)
「あいちゃん口開けて。一応ちゃんと全部飲めたか確認してあげる」
「はい…んあ〜♡」
「うはっ!口から白い湯気が立ち上ってる。あ、口元にチン毛が付いてるよ。フェラ中に抜けた毛はちゃんと食べないとお行儀が悪いよ〜」
「そう...なの?...んれっ♡…ぱきっ♡ぱきっ♡…ごくっ♡」
舌で中年男の陰毛を絡め取ったあいは、迷いなくそれを噛み砕いて胃袋へと納めてしまった。
肩で息を整えながら、満足そうにこちらを眺める主人にぎこちない笑顔を向ける。
「あ、あいちゃんが微笑んだ。そんなにフェラが気に入った?それともザーメン美味しかった?」
「.......りょ、両方...♡」
「!!...ふひひっ、段々と催眠が馴染んできたようだね。それならいよいよ本番しよっか!やっぱりセックスは愛がないといけないからね。僕とあいちゃんで熱々ラブラブな歳の差子作り交尾楽しもうね〜」
「本番...子作り...は、はいっ♡よ、よろしくお願い...します♡」
あいは顔だけでなく耳の先まで赤く染め、性的に強い言葉を咀嚼する。
果たして地獄少女が妊娠するかは誰にも分からないが、まさか地獄流しの役目を受けている自分が好きな男性と性行為をすることになるなど、つい数時間前まで想像もしていなかった。
ぎしっ♡ぎしっ♡
金之助が動くたびにベッドの軋む音が聞こえるが、あいの軽い動きは静かなものだ。
枕に頭を乗せて横たわり、緊張と不安と興奮で視線を泳がせる。
「まずは着物を脱がないとね。といってもせっかくなら、全裸じゃなくてはだけてる方がエロいからそうしようかな」
「................」
「あいちゃんの素肌、ご開帳〜」
あいがわずかに腰を浮かせると金之助が帯紐を剥ぎ取り、着物と長襦袢を観音開きに調理していく。
白く細く凹凸の少ない未成熟の体、少し力を加えれば折れてしまいそうな細い四肢。
本当に日本人形に命が宿ったようなその容姿に、金之助は改めて素直に感嘆する。
「ふひ...」
「あ、あの...私の体、何か変かしら?...胸には自信がないの。ごめんなさい」
「はっ!いやいや、そうじゃなくて。すっごいキレイな体してたからついつい魅入っちゃっただけだよ!」
「〜〜〜♡…あ......ありがとう...ございます♡」
羞恥と感激を孕んだ乙女の複雑な表情が、男の種付け欲をかき立てる。
チンポがフェラチオで膨らましていたサイズより一回り大きくなり、口から吐き出る息が激しくなった。
「それにしても下着は付けてないんだね」
「き、着物だから...」
「ふひひっ、てことはあいちゃんは、いっつもノーパンノーブラで過ごしてるんだね」
「いつもじゃないわ...セーラー服の時は付けてるもの」
「セーラー服かぁ。似合いそうだし、今度セックスする時は僕のコスプレコレクションから引っ張り出してこないとね。ところで...あいちゃんって何歳なの?そういえば聞いてなかったよね」
「.......一応、13歳だけど......地獄少女になったのは400年前よ」
「400!?へ、へぇ〜、そうなんだ。それは長生き?だね」
あいは彼の反応を見て、(信じてないわね...)と視線を送る。
気まずそうにその視線を切った金之助は、改めてセックスの空気を作り直す。
「13歳だけど413歳って事だね。うん!分かったよ!...それはさておき、すっかりこっちは濡れてるね」
「んっ!...そこは...あっ♡」
くちゅ♡…くちゅ♡くちゅ♡くちゅ♡
指先で膣の入り口を軽くいじり、愛液を巻きつける。
彼女の膣はぷっくりと膨らんでおり、毛は一本もないなだらかな曲線を描いていた。
「パイパンオマンコが濡れてテカテカになってるね。ほ〜ら、これがあいちゃんの愛液。ヨダレはサラサラだったのに、マン汁はネッバネバに糸引いてるよぉ」
「み、見せないで...♡」
「その反応も可愛いな〜。いじめちゃってごめんね。そろそろ挿れてあげるから」
竿を割れ目に押し当て、先端同士を擦り合わせて簡単に挨拶をする。
明らかにあいの体に緊張が走り、不安の色が広がった。
(ほ、本当にこのまましてしまって良いのかしら?...金之助様の事はあ、愛しているし、地獄流しのために精液を搾り取る責務もあるから何も問題ないはず...だけど”これ”はダメな気がする......根拠はないけど)
「ぶひひ〜っ、それじゃラブラブカップル初の共同作業の開始で〜す」
「ま、待って!やっぱり何かへ...んんんっ〜〜〜♡♡」
「おっほ!入り口せっま!でも愛液のおかげで思ったよりすんなり挿ったよぉ...ん?今何か言った?」
「あっ、あっ...ぐぅっ♡」
ぬるりっ♡…ずる...ずる...ずぷぷぷっ♡
(これがセックス♡男の人のチンポが私の中に入ってきてるわ♡…太すぎるチンポで穴が内側から広げられてお腹が苦しい...呼吸が乱れるわ...で、でも旦那様になら...ふっぐ♡)
みっち♡みりりっ♡ずにゅ〜♡
少し挿入されただけで彼女の中に残っていた最後の危機感も取り除かれ、頭の中にはチンポとセックスと金之助の事しか思い浮かばなくなる。
処女の痛みと慣れない快感の波状攻撃が、小さい体を貫いていく。
あまりの体格差と性器の差のせいでお腹がぽっこりと持ち上がり、亀頭の現在地が外側からでもはっきりと確認できた。
「はぁ〜、奥に進むたびにみっちりマンコがいやらしく吸い付いてくる!すっかり女の子としての準備が整ってる!男のチンポに媚びていっぱい種巻きしてもらおうと努力してる!」
「ん...いっ...くぁ〜♡ふっ♡ふっ♡ふとっ♡…いぃ♡」
にゅぶぶぶぶっ♡…ぶちっ♡…ずるるっ♡
何かが破られた音とともに、大きな痛みが全身に走る。
「っ〜〜〜!!」
「処女卒業。これであいちゃんも立派な女性だよ。でももうちょっと頑張ろうねぇ〜。あいちゃんくらいのサイズだと、そろそろ子宮まで届くから」
「ふぅ〜、ふぅ〜...は、はいっ」
「大丈夫?...そうだ!痛みが和らぐように手をつなごうか。そう、手をこっちに。こうして指を絡めて...両思いのラブラブ恋人繋ぎ!」
「う...ぁ.....はぁ...はぁ...んっ♡」
(き、金之助さま...優しい♡私を気遣って手をつないでくれた♡少し痛みが引いた気がするわ♡)
彼女は周囲を一変させる黒い光線や強力な業火を放つことが可能だが、肉体は強くないため痛みは普通に感じてしまう。
そして金之助はただ捕らえた可愛い少女とイチャイチャしたいだけで恋人繋ぎをしたのだが、処女喪失で余裕がないあいはそれを額面通りに受け取り深い感謝の念を抱いた。
完全にマッチポンプ、出来レースだ。
ぐぶぶぶっ♡こちゅん♡
「んっ♡…あっ♡……おっ!?♡」
「子宮到ちゃ〜く。やっぱりチビマンコだと2/3くらいまでしか入らないか〜。でもびっくりしたオマンコが痙攣しててとっても気持ちいいよぉ」
「あぁっ♡んっくっ♡…奥まで...入ったのね?...子宮♡押されてるわ♡」
「そうだよ〜。このプニっとしたのがあいちゃんの子宮。子作り部屋。男の精液を貯めておく器官だよぉ」
「おっ♡おっ♡おっ♡」
ぐいぐいと腰を動かして子宮を圧迫するたびに、あいの口から単音の喘ぎ声が漏れ出る。
どうやら痛みの山場を超え、ボルチオ責めによる性感を味わう余裕が出てきたらしい。
徐々にクリアになっていく視界で結合部を眺め、愛しの中年男と深い部分で繋がっている事を確認する。
(ああ♡すごい...あんな大きかったチンポが私の中に入るか不安だったけど、ちゃんと入ってるわ♡…まだ少しジンジンするけど、それ以上に幸せが込み上げてくる♡…幸せを感じるなんていつ以来かしら♡)
あいの仕事・地獄流しは文字通り対象者を地獄へと送り、契約者も死後地獄へ連れていく作業。
対象者は毎回悪人という訳でもなく、契約者が勘違いや逆恨みで激しく憎んでさえいれば例えその人間が底抜けの善人であっても理不尽に地獄へ流さなければならない。
そのため普段幸せを感じることなど皆無であり、人間の醜い怨嗟の声を聴き続ける状態が永く続いていた。
それを鑑みると今回の催眠セックスは、彼女にとってある意味救いになるのかもしれない。
最も、これは本人の自由意志が介在しない救いであるが...
ぐりっ♡ぐりっ♡ぐりっ♡…ぬる〜〜〜っ♡ぐぷぷぷぷ〜っ♡ぬる〜〜〜っ♡ぐぷぷぷぷ〜っ♡
「あんっ♡あぁぁぁ〜〜っ♡だ、出し入れされると♡…中が引っ張られる♡すごく気持ちいいわ♡」
「僕もだよぉ。入り口はキツキツなのに、奥に行くにつれてふわとろ甘やかしマンコになってて最高!あれみたい。え〜っと、あの一回入ったら出られなくなる罠みたいな!」
「それは良かったわ♡あなたに気に入ってもらえるのが、私の最大の存在意義だもの♡…ん!...はぁぁぁっ♡…そ、そこをチンポが通るとゾクゾクして声が我慢できないわ♡」
「ここが弱いの?じゃあここだけしつこく擦ってあげるね」
「そんな♡ダメよ...ひぁっ♡あっ♡あっ♡あっ♡」
「『ひぁっ♡』だって〜。可愛いエロ声だねぇ。もっとも〜っと遠慮せずに出して良いんだよ」
生まれた時代はあいの方が圧倒的に先だが、当然ながらセックスの経験は天と地の差がある。
金之助の細かく巧みな腰使いで膣内をねちっこく擦り洗いされ、弱点部位を何度も責め立てられて嬌声を溢れさせていた。
全身からはしっとりと汗がふき出始め、甘ったるいメスの香りが強くなっていく。
「あっ♡旦那...様っ♡そんなにされたら♡い、イキます♡…イっちゃいます♡」
「いいよ〜。思う存分意識を飛ばしてね〜」
「んっ...んぁ......くぁ〜〜〜〜っ♡♡♡んんっ♡♡」
「おおっ!締まる締まる!これは油断してると暴発しちゃいそうだなぁ」
あいは恥ずかしそうになるべく息を殺して絶頂を迎えたが、ギュッと締まった膣の反応は露骨にチンポへ媚び、愛を熱弁しているようだ。
それに返信する形で、竿がビクビクと反応をし始めた。
「はぁ♡はぁ♡…あなたもいつでもイってください♡私で気持ちよくなって♡」
「そ、そんなこと言われたら!」
「♡♡♡…大きくなった♡」
2人の絡んだ指に力が入り、金之助の腰の動きが変化する。
女をイかせるための腰使いから、男がイクための腰使いへ。
ぱちゅん♡ぱちゅん♡ぱちゅん♡ぱちゅん♡
膣の入り口から最深部まで贅沢に使った長い長いストローク。
抜けるギリギリまで抜いた竿を一気に奥まで押し込み、子宮をぐりんと押しつぶす。
「は♡激しいっ♡…旦那様♡旦那様♡おっ...おぉぉぉっ♡子宮にガツガツって♡チンポがぶつかる♡」
「あいちゃんマンコが軽イキ繰り返しててチンポ蕩けちゃうよ〜。本気汁ドバドバで穴が僕専用のチンポケースに馴染んできてストレスフリ〜!」
「んっ♡んっ♡はぁっ♡…いっ♡♡くぅっ♡……あんっ♡」
「あ〜、イクよ〜、イクイク、ああぁ...うぐっ!」
ばちゅ♡ばちゅ♡ばちゅ♡…ごりゅん♡…びゅぐ〜〜〜!!♡♡♡びゅるるるるる〜〜〜っ♡♡♡びゅーーーっ♡びゅーーーっ♡
金之助は限界まで竿を挿入して動きを止め、顔を天井に向けたまま小刻みに体を振動させる。
親子以上に離れた見た目年齢の差を物ともしない、何の躊躇いも後悔もないただただ気持ちいいだけの全力種付け射精。
小さな体の小さな子供部屋に、大人げなく黄ばんだ白濁液が流入していく。
男の緩んだ口元からは幸せそうな嗚咽と唾液が垂れ、彼女のへそ周りにポタポタと落ちる。
そして女も腰を反り上げて枕に後頭部を押し付け、心底幸せそうなトロトロ顔でその時間を共有していた。
「んんんん〜〜〜っ♡♡すごい出てるわっ♡…お腹が1発でタプタプになるくらい♡イクのが♡と、止まらないぃぃぃっ♡」
「ぬぐぅっ!もう射精したのに深イキマンコがザーメンカツアゲしてきて!...ああっ!おかわり種付けぇ!」
びゅる〜〜っ♡びゅるるっ♡びゅるっ♡びゅっ♡
「ん......はぁ〜〜〜っ♡♡♡はぁ♡はぁ♡」
「はぁ...はぁ...はぁ...」
2人は手と性器で繋がりながらお互いの放蕩顔をじっと見つめ、ツガイの顔を目に焼き付ける。
あいの顔には汗で黒髪がくっ付いており、そこから覗く紅潮した頬と白い肌が13歳とは到底思えない扇情的魅力を醸し出していた。
その表情は次の行為を期待しているようでもあり、もう少しこのまま余韻を味わっていたいと訴えているようにも見える。
「….スして」
「んー?」
「き、キスして…ほしいわ♡お願い♡このままキスし…んむっ♡…にゅる♡にゅる♡にゅる♡んっろ♡にちゅにちゅ♡」
「はっふ、はふぁ、べろべろ。ちゅむ…甘えん坊だねぇ。それにワガママだ」
「ごめんらふぁい♡ちゅっ♡ちゅっ♡…き、嫌いにならないで…」
「嫌いになるわけないじゃん。こんな美少女と避妊なしで生ハメしながらラブラブベロチュー
…もう次の射精のために金玉フル稼働してるよぉ」
上でも下でも泡が立つほどいやらしく粘膜を混ぜ合わせ、ネチネチとした音が部屋に響く。
でっぷりと飛び出た金之助の腹肉があいの体を埋め、バランスを崩したら圧死してしまわないか心配になってくる。
「ぢゅっず♡ちゅるちゅる♡れっろろろっ♡」
「べろんべろっ、ちゅーーーっ♡…ぷふぅ〜、口がベトベトだよぉ。最初のキスとは全然違うベロキスだったね」
「はい♡…最初は少し、迷いがあったから…でも今は違うわ♡」
「それは良かった。休憩も終わったし今度は上に乗っかって貰おうかな〜。その次は後背位で…ぐひひっ!金玉カラカラになるまでセックスしてあげるよ〜!」
「ごくっ♡…お、お願いします♡」
閻魔あいの初夜はまだまだ始まったばかりだ。
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「あっ♡…あぐぅぁ♡…うっ♡」
「はぁ〜、もう朝かぁ。中出しだけで9発もやっちゃったね。絶倫は便利だなぁ。おや?精液がダマになってるよぉ」
0時過ぎに始まった生ハメ催眠交尾は、開始から7時間ぶっ通しで続けられていた。
あいの髪も顔も胸も着物も白い液体でことごとくマーキングされており、逆に金之助の乳首や首や指には彼女の唾液がべっとり付着している。
「さてと…それであいちゃん。さっきの話について詳しく教えてくれるかな?」
「あ…ぅ…はい…」
細腕で体を起こしたあいは金之助の股の間にすっぽりと収まり、彼のお腹を背もたれにして話を始めた。
男の手は全裸となった彼女のお腹や胸を自由気ままに撫でている。
「あなたの態度や人格を観察して…今回は特別に、地獄流しをキャンセルする事にしたわ♡」
「へぇ〜そんな事できるの?大丈夫?」
「本当はそんな事できないのだけれど、数百年地獄のために働いていた私には…んっ♡たった一度だけ与えられた赦免権があるの♡…あんっ♡それを使えば貴方は無罪放免よ♡」
「やった〜。優しいあいちゃん大好き〜」
「あっん♡乳首コリコリはダメよっ♡…まだ話はあるのに話せなくなっちゃうわ♡」
「ふひひっ、ごめんごめん。続けていいよ」
あいは一度呼吸を整えてから再び口を紡いでいく。
その手はしなしなになった竿を、スリスリと愛おしそうに撫でていた。
「それとね…あなたが死んだ後は、私の眷属にしてあげようと思うの♡…あっ、もちろん眷属っていうのは建前で、実際は貴方の立場が1番上よ♡みんな貴方に無条件で従うよう、私が調教するわ♡」
「それは良い話だね。死んでもあいちゃんとヤレるなんて最高だよ……そういえばさ、僕の地獄流しを頼んだ…名前忘れちゃったけどそいつはどうなるの?」
「えっと、貴方を流すのに失敗したから田中すぐるには何も起きないわ。良い事も、悪い事も」
「え〜、それじゃあ僕のやられ損じゃん。なーんか報復してやりたいなぁ。何とかならないの?」
「そ、そうねっ…んぁ♡貴方が望むなら、彼に報復する手段を考えるわ♡」
地獄少女としてあってはならない職務放棄、個人的な感情による特別待遇、どちらも偽の愛によって簡単に打ち砕かれた。
金之助は人間でありながら、実質的に地獄の力を手にいたのである。
完