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いつもご覧いただき、ありがとうございます!


今回は好評だったToLOVEる催眠NTRシリーズの2作目!

前作(こちら)が微エロで文字数少なめなのに、いつもよりPixivのブクマもコメントも多くて、原作パワーの凄さを体感しています(笑)


今週もHに仕上がったので、ぜひぜひお楽しみください!


『原作』To loveる ダークネス

『人物』モモ・ベリア・デビルーク

『あらすじ』パーティーで全員に催眠をかけることに成功した猿山は、結城家に居候を開始した。彼が最初に目をつけたのは、警戒心丸出しかつハーレム計画を立案しているモモ。リトを出汁にして、彼女の体も心も自分のモノへと変えていく...

『文字数』本編約17,300字(+おまけ約1,500字)

※おまけ短編「浴室スク水エッチの後、洗面所でムラついた猿山に襲われる話」はスタンダードプラン以上にて公開中です。


※本作品は登場キャラクター同士で事前に合意した上で演技している内容です。

 また登場キャラの実年齢は成人以上ですが、作中ではフレーバーとして未成年と表記されている場合がございます。

 合意を得ない性行為(S眠、S脳、レ○プetc…)は存在しません。

本編

「おじゃましまーす!へへへっ、今日からよろしく頼むぜ!」


 昨日のパーティーから一夜明け、太陽も折り返し始めた昼下がり、猿山が予告通りに結城家を訪ねてきた。

一体いつまで居候するつもりなのか、両手と背中に大荷物をいくつも抱えている。

その中には生活必需品だけでなく、アダルトグッズやエロ本、DVD…など刺激の強い道具がわんさか詰め込まれていた。


「いらっしゃい、猿山さん」

「こんにちわ」

「お、美柑ちゃんにモモちゃん!可愛い女の子2人が出迎えてくれるなんて嬉しいぜ!」

「はぁ...そうですか」

「あはは...さ、とりあえず中にどうぞ」


 玄関でお出迎えしてくれた美柑とモモは、猿山の図々しい居候を催眠によって受け入れてはいるが、心の奥底ではやはり納得しておらず、冷たい態度が若干表に現れている。

それでもこれといった抵抗もなく、すんなりと家の中へと彼を通す。


(へへへっ、一晩経っても催眠は効いてるみたいだな)


 もしかしたら時間経過で効果が切れるかもしれないという猿山の不安は、無事に払拭された。

モモと美柑は猿山を2階へと連れていき、朝から掃除していた空き部屋へと案内する。

扉を開けると、リトが最後の仕上げとして雑巾で床を拭いているところであった。


「リト、猿山さん来たよー」

「猿山!聞いてはいたけど、本当に居候する気か?」

「もちろんだぜリト!今日から世話になるぜ...色々とな」

「お、おう?」


 意味深な親友のセリフに、リトは首をかしげつつ掃除道具を片付け始めた。

猿山は大量の荷物を床に置くと、必要最低限の家具しか存在しないキレイな部屋に満足げに頷く。


「それじゃ猿山さん、夕飯ができたら呼ぶのでそれまで荷解きをしていてください」

「りょうかーい!」

「.........」


 いつもより口数が少ないモモは、何か考えている顔つきで猿山を観察する。

それに気がついた猿山は、彼女の肩に手を伸ばしながら声をかける。


「モモちゃん、どうかした?」

「いいえ、別になんでも」


 張り付いた笑顔で猿山を見つめるモモは、伸ばしてきた手を軽く払い除ける。

彼女の細くなった目は、『勝手に体に触るな』という警告をしているようだ。


「では」


 3人が去っていくのを見送ると、猿山は大人しく荷解きを始めた。

そして1人だけの空間で、悪い顔をしながらポツリと言葉を吐き出す。


「モモちゃん、昨日から俺のこと相当警戒しているみたいだな...誰から手を出そうか迷ってたけど、これは決まりだ。へへへっ...今夜が楽しみだぜ」


——————————————————


 夕飯を食べ終え入浴も済まし、それぞれが部屋に戻って寝る準備を始めた頃、猿山の部屋の扉をノックする音が聞こえた。

その合図でベッドから跳ね上がった猿山は、一目散に扉を開ける。

そこに立っていたのは、薄緑色のパジャマを着たモモ。


「やあモモちゃん、待ってたぜ」

「それはどうも。それより中に入れてください。こんなところリトさんに見られたら勘違いされちゃいますから」

「へへっ、どうぞどうぞ」


 警戒心剥き出しのまま、夜遅くにリト以外の異性の部屋へと入っていくモモ。


(うっは〜!可愛い女の子って、なんでこんな良い匂いするんだ!今日は同じシャンプーとボディソープ使ってたはずなのに...やっべ!匂いだけで勃起してきた)

(うっ...まだ住み始めて数時間なのに、もう男臭い匂いが部屋に染み付いてる...リトさんの部屋とここまで違うなんて...)


 猿山は彼女が通り過ぎた後にふわりと漂う甘く柔らかい残り香を思い切り吸い込み、前屈みになりながら部屋の鍵を閉めた。

ベッドに座るのを拒否された猿山は、モモを椅子に座らせて自分はベッドに腰掛ける。


「それで、リトさんに関する大事な話とは?」


 モモがわざわざ部屋に来たのは、夕食の後に猿山から『リトに関しての重要な話がある』と言われたためだ。

催眠が有効とはいえ、警戒モードのモモを理由なく部屋に招いては拒否されるのがオチである。

そのため猿山は、女性陣が共通で食いつくリトを引き合いに出し、見事彼女を連れ込むことに成功した。


「ハーレム計画についてなんだけど」

「えっ?!さ、猿山さん、それをどこで聞いたんですか?」


 極少数の人間(宇宙人)しか知らない、モモの目標であり悩みの種である【ハーレム計画】の存在。

その単語が猿山の口から飛び出たことに、モモは驚きを隠せない反応を示す。

猿山は全員に催眠をかけた際に、その詳細を全てモモ本人から自白させたに過ぎないが、それをそのまま伝えても彼の計画は達成できない——————【ハーレム計画を自分が乗っ取る】というロマン溢れる邪悪な計画を。


「実はさ、少し前にリトとモモちゃんが話しているのをたまたま聞いちゃって」

「そうでしたか、それは迂闊でした...それで、ハーレム計画を知ってどうするおつもりですか?」


 計画を引き合いにして何か脅迫や交渉をされると思ったモモは、鋭い目で猿山を睨みつけ威圧する。

普段の可愛らしく物腰柔らかな雰囲気がガラッと変わったことに、猿山は怯みながらも話を続けた。


「勘違いしないでくれよ!別にハーレム計画を言いふらしたり邪魔しようってわけじゃないから!むしろ俺はモモちゃんに協力したいと思ってるんだ!」

「はい?協力...ですか?」

「そうそう!ほら、こういうのって男視点もあったほうが成功率上がるだろ?それに俺、これでもリトの親友だぜ?」

「むぅっ...」


 猿山は、あらかじめ決めていたセリフをペラペラと並べ立てる。

それを聞いたモモは、アゴに手を当ててしばし考え込む。


(嘘は言っていなさそうですが、猿山さんがわざわざ協力するメリットなんてないはず。それにここまで協力的なのも裏がありそうですね...まあ、言っていること自体は一理ありますし、何か不具合が起きるまで利用させてもらいましょう)


「分かりました。では猿山さんにはハーレム計画に協力してもらいます」

「おう!」

「ですが、協力しても何も報酬はありませんよ?」

「へへへっ、それで大丈夫だぜ」


 顔をニヤつかせて明らかに何か企んでいる猿山は、モモに手を差し出し握手を求める。

モモは渋々ながらもその手を取り、握手に応じた。


「で、早速ですがハーレム計画について何か良いアイデアなどお持ちですか?」

「そう言うと思ってちゃんと考えてきたぜ。俺的にはこの計画の成功のキモは、リトを変えるんじゃなくてモモちゃんが変わる事だと思ってる!」

「私?」


 猿山はモモを指差して、自信ありげにそう断言した。


「そうだ。まずはモモちゃんが経験を積んで、今よりもっと魅力的になること!そうすればリトの方から言い寄ってくれると思うんだ。モモちゃんもリトに振り向いてほしいだろ?」

「リトさんが振り向いて…確かに本人が積極的になってくれれば理想ですが、今までも私、それなりに試行錯誤してきましたよ?」

「へへへっ、だから言ってるだろ?モモちゃん自身がもっと経験を積むべきだって」

「経験と言われても、具体的にどうすれば…?」


 いつまでも要領を得ない猿山の態度に、ややムッとしながらモモは尋ねた。

それを待っていたとばかりに、猿山はニヤニヤと卑下た笑みを浮かべる。


「女は男に抱かれる事で魅力的になるんだぜ!つまりセックスだ!」

「セッ…!い、いきなり何を仰るんですか?!」

「俺は大真面目だぜ。男はな、大人の女…すなわち性経験豊富な女に惹かれるもんなんだよ!」


 普段からリトの寝込みを襲ったりする蠱惑的なモモだが、実際の性経験は皆無でありそういう場面になると途端に萎縮してしまう臆病さを持ち合わせていた。

それゆえ、猿山の直接的な表現に顔を思い切り紅潮させる。


「……そ、そういうものですか?地球人の男性って…」

「そうだ!だからさ、ほら、俺がモモちゃんに協力して…な?」

「でも…それはさすがに…本末転倒というか…」

「モモちゃん!これもリトのためだぜ!」

「っ!猿山さん、そこまでリトさんのことを…」


 猿山はモモの肩を両手で掴み、真っ直ぐな眼差しで彼女を見つめ説得する。

モモは恥ずかしそうに目を泳がせながら数秒沈黙し、脚をモジモジと擦り合わせる。

そしてやがて観念したように、ゆっくりと無言で首を縦に振った。


——————————————————


ギシッ


 先ほどまで椅子に座っていたモモは、一転してベッドに腰掛けていた。

それも猿山の真横、たった拳一個分だけの間隔を開けて。


(うっはー!ついにこの時が!めっちゃ良い匂いするぜ!肌もマジでキレイだし、改めて見ると顔もモデル顔負け…それにパジャマの隙間から見える無防備な谷間も…へへへっ)


 すでに脳内麻薬ドバドバの猿山は、心の中でテンションを上げに上げていく。

とはいえ催眠効果は絶大ではないため、下手な事をすればまだまだ覆される可能性はある。

猿山は心を必死に抑え込みながら、あくまでも”リトのため”という名目で、モモとの行為を始めていく。


「それじゃあモモちゃん、こっち向いて」

「…はい……んっ」


 そっと肩に回された手にビクッとした反応を見せ、モモはゆっくりと猿山の方へ、不安そうに顔を傾ける。

猿山の不愉快な顔が近づき、思わず固く目を閉じると、唇同士が触れる感触に包まれた。


(モモちゃんと初キス!プニプニの唇がたまらねーぜ)

(あぁっ、リトさん以外とキスをしてしまいました…ごめんなさい)


 罪悪感に苛まれながらも、モモは猿山のキスを受け入れる。

不本意ではあるが、猿山は計画のために、リトのために自分とセックスをしてくれるのだ。

あまり反抗的な態度を見せてしまえば、彼の気分を損ねかねない。


「んっ…んっ…んっ、あのいつまでキスを?」

「まずは雰囲気作りからだぜ。ほらモモちゃん、口開けて」

「ふんんっ!!?ひょっ!猿山しゃん?!…んむっ!」


 猿山の唇が完全にくっつき、舌がにゅるりと口の中へ侵入する。

思わず顔を離そうとするが、猿山の手が後頭部をガッツリと掴み、それを許さない。

初めて味わうリト以外の男の舌、ツバの味。

慣れ親しんだ彼の物とは違う、野性味あふれるオスの匂いが口の中に広がっていく。


「モモちゃんも舌絡めてよ。キスの練習だと思ってさ」

「………ちろちろ…ちろ…れりゅ、にっちゅ」

「そうそう。唾液交換するイメージで」

(そんないやらしい…ううっ、舌同士がくっつくだけで脳が蕩けそうな気分にっ…猿山さん相手なのにその気になってきちゃいます…)

 

 少しためらいながらも、モモは自分の舌を猿山と絡める。

粘膜接触による熱が生物共通の本能を揺らし、これが”食事”ではなく”性行為”であることを否が応にも意識させてくる。

そのせいで相手への好感度とは別に、性的興奮のボルテージは刻一刻と上がっていく。


「くちゅくちゅ、れろ...れろれろ…んんっ!?ちょっ!」


 ディープキスをひたすら繰り広げ、ぼんやりとしてきた頭を冷やすように、猿山の片手がもぞもぞとパジャマの中へと入っていく。

余計な脂肪のないお腹を伝い、ついにモモの胸を捉える。


「くふぅっ♡らめっ…胸は…待っへくださ…んぶっ♡」

(流れでおっぱいも触っちまったぜ。パジャマだからブラも着けてないみたいだな。ふにふにで柔らけ〜!リトのやつ、いつもこんなモノを味わってやがったのか!ずるいぜ)


 胸に手が当たった瞬間、モモは身体を跳ね上げ、ディープキスを中断する。

だが猿山はそれを許さず、追尾するようにねちっこくキスを再開させる。

後頭部を押さえて口を塞ぐことで抵抗の言葉を弾圧し、逃げられないようにしてから本格的に胸を揉む。

決して巨乳ではないが、14歳の割に発育が良いDカップの乳房は、あと数年経てば姉であるララのようになりそうな将来性を感じさせる。


もにゅ♡もにゅ♡もにゅ♡コリコリ♡


「んっ♡…れろれろ…いやっ♡猿やm…くぅっ♡」


 猿山の手が乳房を包んで揉みしだくたびに、モモの体はビクビクと反応する。

たまに乳首を転がしたりつねったりすると、言葉も強制的に中断して甘い声を漏らしてしまう。

日常的なトラブルでリトに触られたり揉ませたりすることはあっても、今回のように明確な意志を持って男から愛撫されるのは、格別な羞恥心と快感を彼女にもたらす。


 その後も数分間しつこいくらいにベロチューと胸への愛撫を続け、やがて根負けしたモモは拒絶を諦めキスに集中する。

その証拠に、猿山が頭を掴んでいた手を下ろして腰に優しく手を回している状態であるにも関わらず、モモは彼から離れる行動を取ったりはしていない。


(よしよ〜し、順調に流されてきてるな。そろそろ次のステップに行くか!)


「ちゅる、んっ♡…れろ、れろれろ♡…ぷはぁっ!はぁっ、はあっ」

「ふー、モモちゃんの口めっちゃ甘いし、胸も揉み心地良くて最高だぜ。最後らへんは俺が動かなくても勝手に舌絡めてくれてたしな」

「っ〜!そ、そんなことしていません!…それにいきなり胸を触るなんて」

「へへへっ、ごめんごめん。でもさ、パジャマから勃起した乳首が浮き上がってるぜ。何だかんだでしっかり感じてたんじゃないか?」

「し、知りません!」


 モモは口元をゴシゴシと袖で拭きながら、猿山に軽い怒りをぶつける。

しかしその目は蕩け始めており、頬はピンク色…桃色に染まっていた。

演技で妖艶なフリをすることがあるモモだが、今回は演技ではなく本当に妖艶な雰囲気を醸し出している。

シャンプーの匂いと混じってムンムンと立ち込めていくメスのフェロモンが、猿山の下半身をガチガチに隆起させていた。


「モモちゃん、さっきは俺が気持ちよくしてあげたんだからさ、次は俺のを頼むよ」

「っ!…や、やっぱりそうなりますよね…」


 猿山はモモの腕を掴んで、自分の下半身に押し当てる。

ズボン越しでも分かるその硬いモノに、モモはビクッと身体を震わせた。


(すごいっ。まだズボンの上からなのに、リトさんのとサイズが全然違うのが分かってしまいます。長さも太さもバナナみたい…それ以上かも?)


「チンポが気になるみたいだね」

「ち、違います!これは、そのっ」

「まあいいや!…よいしょっと!」


 猿山が立ち上がって、一気にパンツごとズリ下げると、ぶるんっ!という効果音が見えてきそうな勢いで肉棒が露出された。

完全に剥けている竿の先端は、我慢汁でテカリ輝いており、はち切れそうなほどに血管が浮き上がった血管は生命の力強さを直感させる。

圧倒的な存在感を放つソレは、モモの視線を釘付けにしそして驚愕させた。


「どうよ、俺のチンポは」

「ひいっ!お、大きすぎますっ!…リトさんのとは似ても似つかないです!」

「へへっ、そうだろ?連れションの時に何回か見たことあるけど、俺の方が倍はデカいと思うぜ。というかモモちゃん、リトのチンポ見たことあるんだな」

「まあ、同じ屋根の下ですから、たまたま見てしまう時はありますよ」


(それにしても、本当に大きい…私の腕と同じくらいの太さ?もはや凶器の部類ですね…)


 モモは話をしながらも、ほとんどの意識は彼の下半身に注がれている。

それに気づいた猿山は、竿を握ってモモににじり寄る。

怖気付いているモモは、ベッドに座ったまま少しずつ後退し、ついに壁際まで追い込まれてしまった。


「さ、猿山さん…そんなにそれを近づけないでください!」

「へへっ、モモちゃん。今度はフェラチオの練習をしようぜ。俺ので慣れておけばリトのなんて楽勝になるからさ」

「フェラチオ…これを咥えて舐めろと?」

「そういうこと。ほら、リトのためだぜ〜」


ぬちゃっ♡


 逃げ場のなくなったモモの頬に竿の先端がぶつかり、我慢汁でマーキングされる。

そのままツンツンと何度も頬をつつき、フェラチオの催促を行う。


(っ…男性のすっごい濃い臭いが…それにせっかくお風呂に入って保湿したのに、顔に我慢汁塗られて…)


「わ、分かりました…フェラチオ…しますから…擦り付けるのやめてください...」

「よっしゃあ!さ、こっち向いて口開けてくれよ!」


 未成年ながら勉強のためにアダルトゲームをプレイした事のあるモモは、性知識について一通り兼ね備えている。

それでも2次元と3次元では、やはり全くの別物であろう。

モモは口を少しだけ開け、恐る恐る肉棒へと顔を近づけていく。


「んちゅ…あ…むっ!」

「おほっ!先っぽあったけぇ!」

(まだ先端だけなのに、大きすぎてアゴが外れちゃいそうです!こんなのを奥まで咥えたりするなんて…)


 小さい口では先端すら全く入らなかったため、モモははしたない程に口を大きく開け、カリ首までを一息に含んだ。


「はぁ〜、モモちゃんがフェラしてくれてるなんて、信じらんねーぜ。ちゃんと舐めたり吸ったりしてくれよ」

「れ…ろ…れろ…れろれろ…れろれろれろ」

「いいねっ、初々しい亀頭フェラ!予想以上に気持ちいいぜ」

(この汁、しょっぱくて苦くて臭い…)


 モモは眉間にシワを寄せながら、亀頭に舌を這わせて我慢汁を掃除する。

最初は恐る恐るだった動きは少しずつ加速し、すぐに知識と実践が結びついたように滑らかな動きになっていく。


「上手いぜモモちゃん!危うくこれだけで射精するところだ…今度は奥まで咥えてくれよ」

「……ふぁい…ぐぼ...ぐぽぼぽぽ……もごっ…くるひぃ….」

「おおおっ!チンポが溶けちゃいそうだ!そのまま舌で舐め回して前後に動いてくれ!」

「んもっ…れりゅれりゅれりゅ…ぐぽっ、ぐぽっ、ぐぽっ」


 モモは言われた通りに、本格的なフェラチオに移行する。

口の中いっぱいに広がる肉の塊のせいで呼吸を荒くしながらも、舌を裏筋に這わせ、顔をゆっくりと前後に振っていく。

猿山はモモの頭に手を乗せ、フェラ顔を堪能しながら快感に浸る。


「ぬろろ〜、ぬろっ、ぐりゅぐりゅぐりゅ」

「あ〜っ!これは堪んねーぜ…初めてとは思えない動きっ…やべぇ、もうイっちまいそうだ!」

「んもっ、んもっ、レロレロ…もごっ?!」

「ごめんモモちゃん!今射精すからちょっと我慢してくれ!全部飲んで!」


 猿山はモモの頭をガッチリと固定して、射精準備に突入した。

いきなりの事に驚いたモモは、目を見開いて腕をパタパタと動かすが、肝心の顔を動かす事はできず、口の奥深くまで挿れられた肉棒から精液が発射されるのを待つしかなくなる。


「んんーっ!んんっ!」

(こ、この人!まさか私の口の中で射精するつもりなんですか?!精液なんて飲んだことないのに!)

「あー!そんなに舌で抵抗されたらっ…射精るっ!」


びゅぐっ!びゅるるっ!びゅるっ!!!


 猿山の自分本位な射精が、モモの口の中で遠慮なく行われる。

小さな口の中は一瞬の内に精液で満たされ、必死に嚥下しなくては溺死してしまいそうだと悟ってしまう。


(な、なんて量!?ゼリーみたいにドロドロでイカ臭すぎます!…飲み込まないと溺れ死んじゃうっ!)


「ごくっ!ごくっ!ごきゅっ!」

「あっ…あ〜!気持ちいいー!…ふぅー、出た出た〜」

「ぐぼぉっぁ!…げほっ!げほっ!…さ、猿山さん!口の中で射精するなんて聞いてませんよ!」

「え?フェラチオと口内射精はワンセットだろ?AVだとみんな飲んでたぜ?」


 咳き込むモモに対して、猿山は悪気のない様子でそう返答する。

女性側の負担を知らない猿山は、精飲が普通だと本当に思っているのだ。

それに毒気を抜かれたモモは、呼吸を整えながら肩を落とす。


「こほっ、ふぅっ…もういいです」

「あれ?なんか怒ってる?」

「別に怒ってませんよ!」

「そ、そう?へへへっ、それじゃあいよいよ本番しようぜ」

「きゃあ!」


 モモの遠回しな注意は功を奏さず、性欲剥き出しの猿山は、あっという間に肉棒を再勃起させる。

猿山はその勢いでモモに抱きついてベッドに押し倒すと、手際良くズボンを剥ぎ取りあられもないパンツ姿へと変貌させた。

モモが履いていたのは、14歳とは思えない大人びた刺繍入りの黒いパンツ。

男を誘っているとしか思えないその下着が、猿山の興奮をより一層高めてしまう。


「おおっ!モモちゃんの大人パンツ、すでにシミができてるぜ!本当は期待してたのか?」

「そ、そんな訳ありません!んんっ♡…パンツ越しにオチンチンをグリグリしないでください」

「それもそうか。モモちゃんも早くセックスしたいんだもんな!早速挿れるぜ!」

「そう言う意味じゃ...あっ、ダメです!パンツずらしちゃ...いや!そこはリトさんのためのお゛ぉ゛ぉ゛っ♡」


ぬぷ♡ぬぶぶぶぶ♡ぶっちん♡みっちぃ〜〜〜♡


 モモの静止を無視して、猿山の巨根が小さな膣へと一気に押し込まれる。

処女膜はなんの余韻もなくあっさりと破られ、子宮口まで悠々と到達した。

モモはじんわりと広がる痛みと初めて味わう強烈な快感に、腰を浮かしながらくねらせ、両手両足でシーツをぎゅっと握りしめる。

一方の猿山は、ヌルヌルで狭い膣内の快感と、リトの事が好きな学園のマドンナの純潔を奪い脱童貞した征服感で、ドーパミンをドバドバと生成し過去最高の幸福を味わっていた。


「おおおっ!これがモモちゃんの...女のマンコの感触か〜!ギチギチなのにふわとろポカポカで、別の生き物みたいにマン肉がまとわりついてくる...いつもの安いオナホとは段違いだぜ!」

「ふーっ!ふーっ!」


 猿山が女性器とオナホを比べる最低な発言をしている間、モモは全身に汗をかきながら両手で口を抑えて必死に息を整える。

完全に主導権を男側に握られている今のモモに、いつもの腹黒っぷりを発揮する余裕は微塵もない。


「...あぁっ、嘘...本当に猿山さんのモノが奥まで挿って...初めてだったのに...」

「これもリトを振り向かせるためだぜ。にしてもこれは、想像以上に気持ち良すぎてすぐにイっちゃいそうだな...その前にモモちゃんも気持ちよくしてやるからな!」

「そんな気遣いは結構ですから、もう抜いてください...はぁっ♡腰動かしちゃダメですっ!」

「いやいや、動かないと抜けないぜ?まあ、抜かないけどな。はははっ」


ずっちゅ♡ずっちゅ♡ぬっちゅ♡


 モモらしくもない矛盾した発言は猿山を調子に乗らせ、結果的に彼を楽しませるだけに終わる。

猿山の腰の動きは初めてとは思えない滑らかな動きで、ギリギリ抜けないところまで焦らすように引き抜いてから、メスに肉棒の長さと太さを覚えさせるようにゆっくりと挿入していくお手本のようなピストン。


(ひぐっ♡この動き、ヤバすぎますっ!膣壁がオチンチンの出っ張ったところでズリズリされて♡中が引っ張られるみたいにぃ♡…痛みなんて一瞬で消えてしまいますっ♡)


率直に言って、猿山には天賦のセックスの才能があった。

男の中でも上位に入る女泣かせの巨根、抱いた女を夢中にさせる男臭いフェロモン、そして無意識に相手の気持ちいい部分を理解する力。

今までセックスの機会に恵まれなかったために眠っていた才能が、催眠のおかげでついに開花する。


「いっ♡あっ♡猿山さ...んんっ♡気持ち良すぎて...怖いですっ!一回止まってくらさい♡…おぉっ♡」

「そんな発情顔でエロ声出されたらたまんね!さっきからマンコが痙攣しまくっててヤバいんだ!そろそろ射精すよ!」

「ひんっ♡そんなのダメに決まって...赤ちゃんデキちゃいます!リトさんのじゃない人のっ…イっ♡…ピストン激しいっ♡あっ♡ダメですっ♡恋人繋ぎはいやっ♡子宮が勘違いしちゃいますっ♡」


 猿山は目の前のメスに種付けするために、ピストンのギアを上げ、同時にモモの手を掴んで無理矢理指を絡め、恋人繋ぎのままベッドに腕を押し付ける。

全て彼が気持ちよく無責任膣内射精をするためにやっている行為だが、それが女の生殖本能に火をつけてしまう。


ずっぱん♡ずっぱん♡ずっぱん♡


 モモは中出しを口では嫌がりながらも、無意識に手を握り返しオスの射精を受け入れる体勢を取っていた。

そして——————


びゅぐっ♡ぶゅるるるるっ♡♡びゅぼぼっ〜〜〜♡♡♡


 口内射精よりも明らかに大量の精子が、モモの最深部・子宮へとダイレクトに注ぎ込まれる。

ゼリーのようなドロドロの精子は、子宮口を詰まらせてしまわないか心配になるほど濃く、1匹1匹が卵子を征服する気満々の元気な兵隊。

猿山は大臀筋をピクピクと伸縮させ、ポンプのように少しでも多く膣内へと送り込む。


「っ〜〜〜♡」

(しゃ、射精長すぎますっ♡さっきからずっとイキっぱなしで壊れちゃうっ♡)


 猿山の人生初の生膣内射精は10秒にも及び、その間モモは膣全体を痙攣させて連続絶頂を味わい続けた。

永遠にも思えたその快楽地獄もついに終わり、しなった肉棒がゆっくりと引き抜かれる。

竿には精液とモモの白い本気汁、処女だったことを証明するわずかな赤い液体がベットリと付着していた。


「はぁっ〜!まじでめっちゃ気持ちよかったぜモモちゃん!」

「ふぅ〜♡ふぅ〜♡ふぅ〜♡」


 長時間の絶頂で体力を奪われたモモは、中出しされたことを攻める気力も削られ、片腕で目を隠しながら酸素を求めてお腹を上下させている。

肉棒が引き抜かれた膣から溢れるはずの精液は、自らのパンツで塞がれ膣内に残り続けているが、それすらも気にすることができないようだ。

猿山はそんな艶かしいモモの様子を眺め、再び肉棒をムクムクと膨らませていった。


——————————————————


「リトさん、おはようございます」

「おはよう、モモ。今日は珍しく寝坊したみたいだな」


 あれからさらに4回射精されたモモは、猿山の部屋で寝落ちし、翌朝いつもより遅い時間に起床した。

処女を失った喪失感や股間に残るジンジンとした痛みは残っているが、それよりも確認したい事がモモにはあるのだ。


(昨日...というか数時間前まで猿山さんにあれだけセックスしていただいた事ですし、これでリトさんも私の魅力に気づいてくれるはずです!)


「あの、リトさん!私を見ていつもと違うところはありませんか?」

「え?いきなりどうしたんだ?...うーん」


 リトは若干恥ずかしながら、モモの全体を眺める。


「えっと」

「分かりましたか!?」

「あー、えっと...いつもより寝癖がすごいこと...かな」

「.........」


 全く見当外れな回答に、モモは一瞬失望の眼差しを向けてしまう。

しかしすぐにいつもの優しそうな表情に戻り、取り繕うように言葉をかける。


「あははっ...せ、正解です!さすがリトさんですね...それでは寝癖を直してきますね」

「あっ、おい、モモ!...行っちまった」


 リビングに来て早々立ち去ってしまったモモに、リトはモヤモヤとした気分を抱いた。


ドタドタドタ...バタンっ!


 モモは駆け足で階段を登り、猿山の部屋へノックもせずに入っていく。

ティッシュが投げ散らかされたベッドの上で全裸のまま幸せそうに眠っている猿山に近づくと、モモが頬をペチペチと叩いて目覚めさせる。


「んっ...あっ、おはようモモちゃん。昨日は楽しかったな〜、へへへっ」

「何を呑気なことを言っているんですか...それより猿山さん、お願いがあります!」

「ふわぁ〜」


 猿山はのそりと体を起こすと、昨日抱いた女の体温を味わうべく両手を広げてモモに抱きつこうとした。

モモはそれを両手でそっと退け、やんわりと注意した。

昨日までの明確な拒絶とは少し違う、角が取れたような態度に変わっている。


「猿山さん。セックス中以外でそういうことをされると困ります」

「へへへっ、ごめんごめん。それでお願いって?」


 あまりに呑気な態度に若干の苛立ちを覚えながらも、モモは猿山を見つめて口を開いた。


「どうやら私の魅力では、まだまだリトさんに振り向いてもらえないみたいです。なので猿山さん、これからももっと色々、私にHなことを教えてほしいんです!」

「そうかそうか。それなら喜んで協力させてもらうぜ!」

「ありがとうございます!」


 モモは軽く頭を下げると、猿山に気づかれないように口角をクイッとあげた。


(ふふっ。猿山さんには悪いですが、リトさんのハーレム計画のためにしばらく利用させてもらいますよ。もっといっぱいエッチな経験を積んで、リトさんをその気にさせるまで)


 腹黒なモモは内心でそんな事を画策し、あくまでもリトのために彼を利用している気でいる。

その様子を見て、猿山もニヤニヤといやらしい笑みを浮かべていることにも気づかずに。


——————————————————


 モモと猿山が、男女の関係を持ってからすでに数日が経過。

隙あらばとにかく性行為を行い、モモも猿山も順調にセックスの経験値を蓄えていた。

お互い部屋で、リビングで、トイレで、学校で...結城リトのハーレム日常生活は、水面下で着々と非日常に侵食され始めている。


 そして土曜日の今日、2人は真昼間から風呂場で行為に及んでいた。

ララはここ最近発明品の開発のために空いている時間はほとんど部屋に籠っており、リトとナナと美柑は3人で昼前から買い物に行っている。

つまり今日は、2人で大胆にセックスができる大チャンスである。

その隙を見逃さなかった猿山は、前日にモモへ提案(という名のリクエスト)をし、浴室セックスにこぎつけた。


 風邪を引かないように温水シャワー流しっぱなしのお風呂場は、霧のような温かい湯気で包まれており、その中で2人は体をくっつけている。

猿山は全裸だが、モモは胸元に『もも』と書かれた白い名札の付いたスクール水着を着ている。

当然これも猿山のリクエストだ。


「んちゅ♡むっちゅ♡れろれろれろ♡…ぷはぁ♡ケンイチさん、私のベロチュー手コキ気持ちいいですか?」

「最高だぜ!キスも手コキもこの数日で完全にマスターしたな〜」

「ふふっ♡毎日ケンイチさんの体で練習していますから...ちゅ♡れりゅれりゅ♡オチンポビクビクして来てますね♡…ぢゅ♡ぢゅるるっ♡…このままじゃ年下の女の子にシコシコされてイかされちゃいますよ?♡それでいいんですか?♡」


 モモは口元にヨダレの橋をかけながら、猿山の目を見て挑発する。

初夜はされるがままのモモだったが、日に日に成長していった結果、今では持ち前の小悪魔っぷりを遺憾無く発揮するまでになっていた。

恋人さながらのベロチューを惜しみなく交わしながら、金玉をマッサージし、指で輪っかを作って根元からカリ首までぐちゅぐちゅシコシコと奉仕をする。


「ほらほら♡ケンイチさん♡どうなんですか?♡」

「うおぉぉっ...ここで亀頭グリグリは反則!...イクっ!!」

「おっと♡」


びゅるっ♡びゅるるーーーっ♡びゅ♡


 射精のタイミングを完全に把握してしまっているモモは、猿山の絶頂に合わせて金玉マッサージの手を移動させ、その手を受け皿にして優しく精液を受け止める。

だが猿山の射精の勢いは相変わらず凄まじく、指の隙間からすり抜けた精液がスクール水着の腹部にマーキングしていく。

モモはニコニコした顔でそれを眺めているが、内心では男らしい豪快な射精に鼓動を高鳴らせ、何度も何度も子宮に注ぎ込まれたあの快感を思い出していた。


(うわぁ♡手で受け止めてたのにお腹があっついです♡…毎日体験してるのに、毎回驚くほど力強い射精♡…リトさんもこうなのでしょうか?)


「もうっ♡前戯のお遊び手コキでどれだけ出すんですか?」

「いや〜、モモちゃんの手コキが気持ち良すぎってのもあるけど、風呂でスク水ってのがエロすぎていつもより興奮してるんだよ。マジで魅力的だぜ!」

「へぇ〜♡お昼から年下をお風呂に連れ込んで、スク水着させて欲情しちゃうなんて、ケンイチさんは変態でロリコンなお猿さんなんですね♡」


 モモは尿道に残った残留精子を当然のようにシコシコと絞り出しながら、更に挑発的な言葉責めを行う。

彼女の性格ももちろんあるが、こうする事で猿山がより一層興奮し、この後のセックスが情熱的になる事を熟知していたからだ。


(ここでダメ押しです♡)


 モモは手のひらに乗った新鮮な精液を、当事者に見せつけるように持ち上げると、それをゆっくりと口元へと運んでいく。

手の上には、黒い陰毛が何本か混じったプリプリのザーメンがたっぷりと乗っている。


「ケンイチさんの優秀な特濃ザーメン、モモの胃袋に収納させていただきます♡…ずるるっ♡ごくっ♡ごくっ...ん♡…ごちそうさまでした♡あ〜♡」


 モモは猿山の目を真っ直ぐに見つめながら、あえて音を立てて陰毛ごと精飲していく。

先ほどまで存在していた精液はあっという間に姿を消し、モモは飲み干した証明として猿山に向かって大きく口を開けた。


「うひょ〜!俺が仕込んだこととはいえ、めちゃくちゃ興奮するなこれ!」

「本当みたいですね♡もうオチンポバキバキです♡…リトさんにもしてあげたら興奮してくれるでしょうか?」

「もちろんだぜ!だけどモモちゃん、これはあくまでもリトが振り向いてくれた後じゃないと効果はないから、気をつけてくれ。それまで何回でも俺で練習していいからな」

「はい、ありがとうございます♡」


(ううっ♡息をすると口の奥からケンイチさんの臭いが♡喉に引っ付いてる悪い精子がいますね♡)


 モモはシャワーで軽く手と口を洗うと、猿山の手を取って自分の股間に当てがう。

食い込んだ水着の股間部から漏れ出た愛液が、猿山の指先をぬっとりと湿らせ、準備万端である事を知らせる。


「んっ♡ケンイチさん...そろそろ私にも...」

「へへへっ、積極的だな」

「リ、リトさんのためですから...ふぐぅ♡急に手マンっ♡」


 猿山がいたずらで膣に人差し指を入れると、モモの口から簡単に甘い声が漏れる。

指を少し動かすだけで、体内からくちゅくちゅと卑猥な音が聞こえ、肉棒を待ち侘びていることがバレてしまう。

ゆっくりと指を引き抜くと、根元までとろとろの愛液でコーティングされていた。

猿山はそれをモモに見せつけるように口に入れると、ぺろりと味わって飲み込む。


「モモちゃんの本気汁、甘くて美味しくていくらでも飲めそうだぜ」

「恥ずかしいです!...うぅっ」

「照れてるのも可愛いなぁ...ほら、挿れてあげるから四つん這いになってくれ」

「は、はい♡」


 手コキとは攻守が逆転したように、モモは言われた事に素直に従う。

四つん這いになったモモの腰を掴むと、猿山は水着をずらして肉棒を挿入していく。


ぬるっ♡ぬるっ...ずちゅ♡…ぬろろろろ〜〜〜♡


 当然のように生で行われる性交渉。

まるで最初からそこが定位置であるかのように、男女の凹凸が組み合わさる。

わずかに挿入の痛みがあったモモの膣だが、この数日間で完全に猿山のモノにフィットする専用の形へと変形させられていた。


「はぁぁっ〜♡でっかいオチンポきたっ〜〜〜♡」

「うっはぁ〜!いつもより体温高めでとろっとろ!モモちゃんもスク水交尾で興奮してるんだな!」


 男が中に入ってくる感触を、モモは歯をガチガチと鳴らし乱れた言葉遣いで歓迎する。

姿勢は保っているものの、頭は垂れ下がり顔は一瞬で蕩けてしまう。

その表情は猿山の視点から見ることはできないが、艶かしく動く背中の動きだけでモモが快感に溺れかけていることが簡単に伝わってきた。


ぬっちゅ♡ぬっちゅ♡ぬっちゅ♡…ぱちゅ♡ぱちゅ♡ぱちゅ♡


 ピストンをするたびに、いやらしい粘膜の音と甘い女の声が浴室に響く。

猿山もあまりの気持ち良さに口から唾を飛ばしながら、本当の猿のように腰を振りまくる。


「あんっ♡あんっ♡ふぎっ♡…け、ケンイチ...さん♡最初からはげし♡…イクッ♡弱いところゴリゴリ擦られてますっ♡おへその裏側弱いんですっ♡だめっ♡…イ゛っ♡♡」

「はぁっ!はぁっ!はぁっ!」


 たっぷりと開発され弱点も知り尽くされているモモは、たったの20秒ほどで早速膣イキに達した。

小悪魔な彼女は形を潜め、年相応の生娘のようにひたすら性剛なオスに屈服させられる。


ぱっちゅん♡ぱっちゅん♡ぱっちゅん♡


 モモの絶頂もお構いなしのピストンはしばらく続き、お互いの肉と肉が打つかあり合う音と共に汗が飛び散る。

彼女の腕は徐々に力を失い、頭と地面の距離が近づいていく。

それを加速させるように、猿山は更なる追い討ちをかける。


ぴっち♡ずるるっ♡…もみゅ♡もみゅ♡


「ひゃぁぁっ?!!♡」

「モモちゃんのふわふわおっぱいを味わうの忘れてたぜ!」

「お、重ぉっ♡…今おっぱいは♡あぁぁん♡…乳首グリグリぃぃ♡イクっ♡」


 猿山はモモに覆い被さるように体重を預け、脇の隙間からパツパツの水着の中へ手を滑り込ませる。

手の形がくっきりと分かり、それはモモの胸の位置で動き回っていた。

膣だけでもトロトロにされた彼女は、胸からの刺激で更に蕩かされ、脳みそが溶けていると言われても信じてしまいそうな程の快感に襲われる。


「あぁぁぁ〜〜〜♡おぉぉっ♡」

「モモちゃんがそんな声出すなんてっ!...あー!射精るっ!とりあえず1発目イクぞ!」


どっ...びゅるるるるっ♡♡♡どびゅーーーーっ♡♡♡


 手コキとは比較にならない鬼のような精液が、デビルーク星第3王女の胎内にぶちまけられた。

モモは絶頂によって脱力して完全に体を倒し、体重を預けていた猿山も上から覆い被さるように崩れる。

それでも射精は止まらず、上から押し潰すような力強い射精が、どぷどぷと子宮に猛攻を仕掛けていく。


「あぁ〜!!死ぬほど気持ちいい〜」

「あ゛っ♡…ゔぁっ♡」


 ゆっくりと体を持ち上げた猿山は、舌を垂らしたままビクビクと痙攣するピンク髪のスク水美少女を見下ろし、達成感万歳の勝鬨をあげた。

それでもまだまだ元気な肉棒は、目の前のメスともっと交尾させろと囁いてくる。


「ちょっとやりすぎちゃったかな...モモちゃん、大丈夫?」

「っぁ♡…ひゃい♡少し休めば...らいじょうぶ...れふ♡」


 猿山はモモを仰向けにしてあげると、水着から浮き上がった乳首をいじりながら回復を待つことにした。

まだまだ浴室セックスは終わりそうにない。


——————————————————


Side〜結城リト〜


 美柑とナナの買い物の荷物を預かった俺は、一足先に帰宅した。

2人は女子同士でもう少しショッピングを楽しむと言っていた。


「ただいまー」


 俺が帰宅の挨拶をしたが、誰の声も返ってこない。

ララもモモも、それから猿山の靴もあるのに...みんな自分の部屋にいるのかな?


「とりあえず荷物をリビングに置いておくか」


 リビングに荷物を置き終えると、かすかな声がどこかから聞こえてきた。

さっきまでビニール袋のガサガサした音で聞こえていなかった声だ。


「どこからだ?...ここじゃない...こっちでもない...洗面所か?」


 洗面所の中を覗くが、そこには誰もいない。

だが風呂場に電気がついていて、誰かが昼からシャワーを浴びているみたいだ。

いつもならそのまま立ち去っていたと思うけど、この時はなぜか声をかけることにした。


「おーい、誰か入っているのか?」

『え!り、リト!?どうしているんだ?!』

「猿山か。美柑とナナと別れて、俺だけ先に帰ってきたんだよ」

『そ、そう...か !』

『ひんっ〜〜〜?!!?♡♡』

「猿山?今変な音しなかったか?」

『い、いや知らないぜ!...うっ!すまんリト!恥ずかしいから早く出て行ってくれ!』

「恥ずかしいって...まあいいや、洗面所の扉閉めておくぞ」

『お、おう!さんきゅー!』


 どうして昼から風呂に入ってるんだ?と疑問を覚えたけど、とりあえず俺は洗面所の扉を閉めてリビングに戻ることにした。

そのせいで、俺はお風呂にもう1人入っていることに気がつかなかった。


『.......行ったみたいだな。ふぅっ、気づかれにくい催眠もかけてあるとはいえ、リトが鈍いやつで助かった〜。マジでビビったぜ。にしてもモモちゃんよく声を我慢できたな』

『くふぅっ〜♡くふぅっ〜♡…ケンイチさん酷いですっ♡リトさんがすぐそこにいたのに♡突然お尻の穴に挿れた上に♡尻尾までしゃぶるなんてっ♡』

『スリルがあって気持ちよかっただろ?』

『そ...そういうことでは...♡はぁぁぁっん♡尻尾ハムハムしないでっ♡』


〜〜〜〜〜〜〜〜〜


 それから1時間後、俺がリビングでゴロゴロしていると、猿山とモモが2人揃って入ってきた。

2人ともなぜだか顔が赤く火照っている。

風呂上がりの猿山はともかく、モモは運動でもしていたのか?


「ふぅー、スッキリしたぜ!リト、お風呂さんきゅーな!」

「ずいぶん長風呂だったな」

「り、リトさん、お帰りなさい。お昼寝をしていて帰ってきたのに気づきませんでした」

「モモ、ただい...っ!」


 俺はモモを見た瞬間、思わずドキッとした感情に襲われて戸惑ってしまった。

普通の時のモモを見ても可愛いとは思うが、今のモモはなんというか...女性の色気みたいなものに包まれているような気がする。

そういえば、猿山の手がモモの肩に乗っている...前まではすぐに払いのけていた気が...


「リトさん、どうかしましたか?」

「えっ!?い、いや、なんでもない!」

「......そうですか」


 一瞬寂しそうな顔をした気がしたけど、モモはすぐに下を向いてその表情を変えた。

猿山の手が肩からお尻に移動している。

モモにそんな事したら、大変な目に会うぞ猿山!


「んんっ♡…け、ケンイチさん♡ダメですよぉ♡…リトさんがこっち見ていますから♡」

「へへへっ、これくらいなら気づかれないって。なあリト!」

「えっ?ああ...別に大丈夫...だと思うけど...あれ?」


 なんだか違和感があるけど、何が変なのかは分からない...

でもとりあえず、モモと猿山がずいぶん仲良くなったみたいで良かった...よな?


                     

                    完

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