誰も知らないふたりのトーク部 (Pixiv Fanbox)
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「誰も知らないふたりのトーク部」では
毎月1組、今まで語られたことのないふたりのトークを
メイプル社長がこっそりトークチェキッ☆をしてくれます。
今月は、どんなトークが繰り広げられるのでしょうか……?
フジレイド「タケッパーの機嫌が悪くなった時のために、
またおはぎでも作ろうかしら?」
れっぱにょ「最近暑さも増しましたし、冷やしぜんざいを
おやつにしてもいいかもしれませんね、うふふ♡」
フジレイド「あら……アナタも小豆を買いに?
よければ、あっちの乾物屋さんにとってもいい小豆があるの。案内するわ」
れっぱにょ「まあ♡ ありがとうございます。ぜひご一緒させてください」
<AM 11:33 UNZ 某オーガニックカフェにて── >
フジレイド「ねえアナタ、とっても料理にくわしいのね!」
れっぱにょ「とんでもないです♡フジレイドさんの方こそ、
小料理屋さんまでしてらっしゃるなんて、尊敬です♡」
フジレイド「ヤダ、期間限定の手伝い程度よ〜。
ね、ところでれっぱにょは普段何してるの?」
フジレイド(不思議な雰囲気の子だけど、ナニしてるのかしら?)
れっぱにょ「そうですねえ……”ママ”でしょうか?」
フジレイド「あら、お子さんがいたのね。たしかに聖母みたいな感じあるものね」
れっぱにょ「うふふ……
実際にどなたかのお母さまというわけではないんですけどね♪」
フジレイド(えっ? そういうこと? いやいやどういうこと?
でも何かしら複雑な事情もあるかもしれないわね)
れっぱにょ「でも本当に……時折愛おしくて仕方ない時があるんです。
徹夜明けでふらふらになりながらもがんばっていたり、尊い気持ちが伝えられなくて堕天したり、うっかり転んで道路を割ってしまったり……うふふ♡」
フジレイド「……うまく言えないけど、なんだかすごいママみってことはわかった。でも、アタシもアナタのこと言えないわ〜。
アタシね、同じアパートに子供みたいに手のかかる仲間が住んでるのよ」
れっぱにょ「まあ、シェアアウスみたいで素敵です♡」
フジレイド「そんなオシャレな感じじゃないけど、しょっちゅうクレーム入れたり、野球バカすぎて喧嘩したり、海パンでジャンジャン言ってたり……
ほ〜んと、アイツらって子供なのよ。ふふ……」
れっぱにょ「ふふふ♪ その方々と暮らすのが、とても楽しいんですね」
フジレイド「ま、そういうことかもね! そうだ、このあと時間ある?
近くに平日限定でお得なランチコースやってるレストランがあるの!
一緒にいかない?」
れっぱにょ「まあ♡ ギリリさんからお小遣いをもらったばかりですし、
みなさん外出されていますし……ぜひ♡」
フジレイド「やだ、最高! 決定ね♡ いっぱいママトークしちゃいましょ!」
れっぱにょ「はい♡」
れっぱにょ(お優しくて、素敵なミューモンさん♪ ママトーク楽しみです♡)
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<PM 16:10 某野外フェス控え室について>
チタン「あいつらは専用の移動式控え室に行くと言っていたが、
正直この雑多で庶民的な控え室が一番落ち着くな……そろそろ着替えておくか」
カブトモアキ「君、いやあなたは……【ARCAREAFACT】のチタンさんでは?」
チタン「ああ。今日のフェス参加者か?」
カブトモアキ「はい。といっても前座ですが。
まさかメジャーバンドのメンバーがこんな大衆的な控え室にいるとは思わず、
声をかけてしまいました」
チタン「えっ? ま、まあ今日の情報収集だ。
オレとてすべての参加者を把握しているわけではないからな……」
カブトモアキ「なんという向上心……ッ! やはりプロは裏でもやることが違うというわけですね。そのどこまでも高みを目指す高潔な姿勢……ッ!」
チタン(なんとかごまかせたな……)
カブトモアキ「手に持っているのは今日の衣装ですか?」
チタン「最後はスタイリストがチェックするが、
着替えは済ませてしまおうと思ったんだ」
カブトモアキ「では、机上の“ソレ”は……?」
チタン「【ツノカバー】だ。オレのツノが衣装を突き破りがちだからな」
チタン(一張羅は、破れると大損害だしな)
カブトモアキ「くっ……わかります……ッ!!
僕のツノも何度シャツや体操服を突き破ったことか……ッ!
そんな画期的なアイテムがあったなんて……
やはりプロはやることが違うということですね。
……いまッ! 僕はッ! あなたの言動に感動していますッ!!」
チタン「そんなに感動するものか……? よかったら使ってみるといい」
カブトモアキ「!? 一介の学生である僕に……?
クワガタツヤ、テントウムツミ……
君達にもこの震えるような感動を伝えたい……ッ!
この思い出は、きっと僕の心の中で黄金の太陽となって輝く、
そう確信しています……ッ!!」
チタン「た、太陽? ……リアクションがすごいな。
ツノ同士、きっと同じ悩みを抱えているだろうし、気にしないでくれ」
カブトモアキ「不肖、カブトモアキ。胸を借りる気持ちで、
いやツノを借りる気持ちで使用させてもらいますッ!!」
チタン「ツノは自前のもので頼む」
カブトモアキ「これは……ツノ全体を包み込みながらも、
一切不快感のない自然な縫製と、衣装を傷つけないよう
表面は摩擦係数の低いシルク加工を施してある……? すごい、匠の技だ……」
チタン「そういえばオリオンが何か解説していたな。
そのツノカバーをくれたんだが、色々と工夫が凝らしてあるらしい」
カブトモアキ「フッ……やはりプロはやることが違うというわけですね」
チタン「そうなのか……? とにかく、気に入ってもらえたならよかった。
そのツノカバーはお前に譲ろう。スペアがあるからな」
カブトモアキ「いいんですか……? 家宝にします……
さすがプロ、懐の深さが凄まじい……ッ!」
チタン「家宝なんて大袈裟な」
カブトモアキ「とんでもないです!
まさしく都立東MIDI工業高校の学校史に残る出来事です」
チタン「そ、そうか。とにかく、ツノと衣装を大事にな」
カブトモアキ「はい! 今日のフェス、一所懸命に演奏させていただきます。
はっ……そろそろリハーサルの時間か。僕は失礼します。
ツノカバー、本当にありがとうございました……ッ!」
チタン「気にしないでくれ、オレ達のツノで最高のフェスを紡ごう」
カブトモアキ「はいッ」
チタン(……最近の男子高校生は礼儀正しいが、
やたらと……こう……スゴ味があるんだな)
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スーパーロッカーさんプラン支援者様限定で、
「誰も知らないふたりのトーク部」の
ミューモンとシチュエーションのリクエストを募集いたします!
※ロッカーさんプランの支援者様もトーク閲覧は可能です。
本記事のコメント欄に、以下テンプレートを使用して
メイプル社長にトークチェキッ☆ してほしいミューモン2名と
シチュエーション内容をご投稿ください。
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<ミューモン>
①
②
<シチュエーション> ※20文字以内
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募集期間:8/10 23:59 まで
※対象ミューモンは「月しょば編集部がミューモンにメッセージを届ける部 」と
同一のバンドメンバーのみとさせていただきます。
https://showbyrock.fanbox.cc/posts/3522662
※シチュエーションは一部変更が入る場合がございます。
※ミューモンとシチュエーション以外の記載はお控えください。
※公序良俗に反する内容はお控えください。
みなさんのご応募お待ちしております!
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