【映画レビュー】ゴジラ-1.0 (Pixiv Fanbox)
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ゴジラの最新作を見にいってきました!
シンゴジラとは違った魅力があって面白かったです。
本作は戦後の日本を舞台にしているのですが、メインキャストに神木くんと浜辺美波ちゃんがいます。なんてさわやかな組み合わせなんだ・・・!
神木くんの少し陰のあるキャラのハマり具合はさすがだなと思う反面、どうしても浜辺美波の圧倒的ルックスの良さ、大画面で見るぴちぴちのお肌に、ちょっと戦後の厳しい日本で生き抜こうと藻掻く女性像と合致していなかったなと思いました・・・もっと幸薄そうな感じが良い♡
↓以下ネタバレ注意↓
まず第一に、艦これオタク大歓喜でした!!!!
重巡高雄、駆逐艦雪風、響、震電も出てきて元提督大興奮でした💕💕いや、本当にめちゃくちゃ嬉しかったし、あ!!知ってる!!ってなる場面が沢山あって嬉しかったです。
ゴジラも怖くてデザインが良かったなと思いました!熱線を撃つときの背中のガコンガコン描写もすごい観ててドキドキしました。人間への殺意特化ゴジラって感じでした!CGはハリウッドと比べるとどうしてもうーんとなってしまうところもあるけど、すごい良かったと思いました!しかも今回は海が舞台だし、波の描写とかすごい大変そうだな~とかキモいこと考えながら映画観てました。
2回目のゴジラとの接触シーンの船の上での戦闘がお気に入りパートでした!海面から顔と背びれだけを出したゴジラが主人公敷島たちを乗せたオンボロ船めがけて襲ってくるシーンなのですが、バイオみたいに機雷と機銃で対抗してて観ていてハラハラドキドキしました。追ってるときってゴジラ犬かきとかしてるのかな、してたらちょっとかわいいかもwその後の、口内機雷爆破(意味深♡)をしても速攻で再生する力と強力な助っ人と思われた重巡高雄の主砲にもびくともせず熱線でぶちかましちゃうゴジラくんの圧倒的力を見せつけられるシーンも絶望感マシマシですごい良かったです!
タイトルの-1.0について考えてみたんですけど、結局本編ってあんまり”マイナス”じゃなかったんじゃないかなと思ったりしました。主人公敷島の仲間も死んでないし、新しく建てた家も無事、典子も子供も無事、日本の被害も部分的。とくに典子が生きていたEDにはあまり納得していません。あんな吹っ飛ばされ方して生きているとかタフすぎるよ典子・・・電報が入ったシーンでこのEDを察して少し残念な気持ちになりました。あと、敷島、典子を早く抱け。お互いに惹かれあうみたいな描写があまりにも少なかったのも気になりました。秋津さんに「なんで早く嫁にもらわなかったんだよ!」ってブチギレられてるシーンで「俺だってそうしたかったよ!!」って敷島が迫真の返しをしてたんだけど「え、そうなん?」ってなってしまいました。個人的には「辛い思いをしても、それでも生きていかなくてはならない」、というメッセージ性をより強くするためにももう少し主要人物が死んでてもいいなと思った映画でした。人間ドラマシーンがめちゃくちゃ多くてそこは今作の見どころだなと思いました!(ただちょっとみんな演技臭い感じがしてたのが気になったんだけどそれは監督の味らしいです)
まだまだいろいろ語りたいことはあるんですけど、結論としてはゴジラにはもっと破壊して欲しかった!!!!!ということです!みんなの感想も聞きたいな!!