1文字間違えたら放送事故?テロップ製作の小話 (Pixiv Fanbox)
Published:
2020-08-31 01:57:56
Imported:
2024-05
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「先程の字幕で間違いがありました、訂正してお詫びいたします」
アナウンサーがたまに言うこのお詫びは
情報を提供してきた記者の確認不足や
テロップデザイナーの変換・作業ミスから起こるもの。
昨今視聴者から「これだからマスコミは」と叩かれがちなテレビ業界ですが
一応内部では「間違った情報を提供してはいけない」という制作理念は存在しており、
人の名前の漢字一文字でも注意深くチェックはされています。
山崎さんの「崎」という漢字ひとつとっても「崎」と「﨑」が存在し
番組製作現場では口頭でやり取りする際、それぞれ右上の部分をとって
崎→「おおさき」﨑→「たちざき」と区別したりしています。
高田さんの「高」も、「高」と「髙」があり
「口」の部分がハシゴのような形になってることから
後者は「はしごだか」と呼ばれてます。
生放送の情報番組だったので放送中に誤字に気づくこともままあり、
ある芸能人の年齢表記が間違っていたことに気づいた僕がググって指摘して
しれっとテロップ表示が消されるという場面もありました。