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書き始めてから少し放置気味の作品です。

新シリーズとして考えています。

切りのいいところまで書きましたので、アップさせていただきます。

また時間があるときに続きを書いていこうと思います!!





-月ー日


今日、私は冒険者になった。

孤児だった私は修道院で育てられて、成人とともに修道院を出なければならなかった。

未だ十代である私が生きていくためには片手で数えるぐらいしかない選択肢の中で、私はこの道を選んだ。

もともと負けず嫌いで喧嘩っぱやい私は、修道院にいた時も男の子相手によく喧嘩をしていた。

それだけが理由というわけではないけど、それでも他の人と一緒に何かをするには向いていない性格の私には、

冒険者というものは性に合っているのだと思っている。

なけなしのお金で何とか初心者の装備を整えた後、冒険者としてギルドに登録をした。

その際に担当してくれるアドバイザーからいくつかの諸注意を聞いた後、この日記帳を渡された。

どうやら日々のことを振り返るのに使ってほしいとのこと。

必ずもらうわけではなく、このアドバイザーが積極的に担当する冒険者に渡しているものらしかった。

せっかくなので文字の練習もかねて今日から日記をつけることにする。

どうせ装備の点検をしたら他にやることもない私にとって、暇つぶしにはちょうど良いのかもしれない。

これからどこまで生きられるかわからないが、できる限り色々なことを経験できたらいいなと思う。

さて、今日はこれくらいにして寝るとしよう。





ー月ー日


今日は初めての依頼を達成した。

最初は薬草の採集。

これは常に張り出されている依頼で、報酬は少ないが初心者にはうってつけの依頼。

ポーションの原料になる大切なものだが、誰にでも採取ができるお手軽なものだからだ。

私は英雄願望があるわけではないので、地道にこつこつと経験を積み重ねていこうと思っている。

薬草はこの町からすぐそばにある草原でとれるため、何かあったらすぐに街に駆け込めるのも初心者にとってはありがたい。

午前中はこの依頼をこなしながら薬草の知識を深めていった。

初めての依頼のため思っていたよりうまくはいかなかったが、それでも何とか昼ご飯を食べられる金額は稼げたのでよかった。

午後の依頼はごみ処理だ。

これはかなりきつい肉体労働だが、その分薬草採取よりも稼げるうえにただで蒸し風呂に入れる。

匂いがきついのでなかなか人気がないが、私はそれをこなすことで身体を鍛えていくつもりだ。

ある程度やれば匂いにも慣れてくるというが、それでも結構大変だということがよくわかった。

何とかこなした私は依頼者の親方から軽く褒めてもらながら蒸し風呂を使う許可を得た。

これで何とか明日も生きていけるだけのお金を稼げたが、それでもすぐに使い切ってしまう程度の額。

また明日も頑張って稼がなくては。




ー月ー日


冒険者を始めて1か月が過ぎた。

毎日変わらない依頼を受け続けていたが、おかげでだいぶ依頼に慣れてきた。

また依頼者やギルドの職員にも顔を覚えられて、割と気にかけてもらえるようになったのはありがたかった。

今日は少し金銭にも余裕が出てきて、昨日の薬草採集の以来のおまけでもらったポーションもあるので、少しだけランクの高い採集依頼を受けてみた。

場所はいつも薬草を取っている場所よりも少し町から離れたところにある森の中。

ここら辺はほとんどモンスターの類は狩り尽くされているため、よほどのことがない限りモンスターに出会うことはない。

森の中は思っていたよりも明るく、ひんやりとした空気が流れていた。

目当てはとある木の実であったが、なかなか見つけられずにいたため時間がかかってしまった。

どうにか木の実を見つけたころには夕方に差し掛かっていたので、私は急いで町に返った。

さすがに夜の森で一人野宿をする勇気はまだ私にはなかった。

無事に帰ってこれた私は、木の実を換金してもらい疲れた体を引きづって部屋に戻りこの日記を書いている。

さすがにそろそろ限界だ。

今日はもう寝よう。





ー月ー日



森での採集依頼もだいぶこなれてきたと思う。

思っていたよりも実入りも多く、装備を少し新調できたのは素直にうれしい。

今のところモンスターに出会うことなく無事に過ごしているが、いつ何があるのかわからないのが冒険者の生活だ。

油断せずに細心の注意を払って依頼をこなしていくつもりだ。

また最近は空いた時間を使って体を鍛えることもしている。

冒険者にとっては自分の体が何よりも大事なのだ。

いざという時のためにも鍛えておかなければならない。

でもさすがに毎日こなすのは疲れがたまるので明日は休息日にしようと思っていた。

そう、思っていたんだけど・・・

今日の森での採集依頼をこなしている際、不思議な洞窟を見つけた。

まだ中には入っていないが、罠はなさそうで生き物の気配もしなかった。

もし何かあるのなら自分よりさらに高ランクの冒険者がどうにかしてるはずだ。

しかしどうにも気になる。

危険はなさそうだし、せっかくだから明日その洞窟の中に入ってみようと思う。

装備はしっかりと整えて、万全の状態で行こう。

何かお宝があると嬉しいのだが、まあそう上手くはいかないだろうな。




ー月ー日


ふざけんなッ!!!絶対に許さないッ!!!!必ず仕留めてやるッ!!!!






ー月ー日


昨日は散々な目にあった。

思わず疲れと苛立ちから悪態だけ殴り書きして眠ってしまった。

しかし今でも受けた屈辱に腸が煮えかえっている。

落ち着くためにも洞窟内で起こったことを振り返ってみよう。

私が入った洞窟の中は思っていたよりも暗くはなかった。

なぜなら光石が壁や天井から露出しており、それが松明の代わりに明かりを発してくれていたからだ。

光石事態はごく一般的に普及しているのもなので、特に珍しくもない。

奥に進んでいっても生物の気配もなく、たまに少し曲道があるくらいの一本道が続いていた。

ゆっくりと慎重に進んでいった私だったが、だんだんと危険がないとわかってくると自然と足が軽やかになっていったのを覚えている。

ちょっとした探検みたいで楽しかったのだ。

ある程度奥に来ると川の流れる音が聞こえてきた。

先に進んでみれば天井から地下水が湧き出ていて、下に水が溜まっていた。

ちょうどよかったと思った私は、その水を汲んで一応毒性がないか軽く確かめてから喉を潤した。

自然の湧き水であったため、とってもおいしかった。

でもその時視界の端に映ったもので、そのすがすがしさは一気に吹き飛んだ。

そこには奥へと続く細い脇道があったのだ。

以前ベテランの冒険者の書物を読んだとき、こういった脇道の先にはお宝か、

もしくは強いモンスターが潜んでいる可能性が高いと書いてあったことを思い出した。

私は自然と早くなる鼓動を深呼吸して落ち着かせるために、そっと深呼吸をした。

さすがに今の私にはあまりにも危険だと頭ではわかっていても、その脇道から視線を逸らすことができなかった。

気づけば私の足はその脇道にむかって歩いていた。

慎重にゆっくりと脇道を進んでいった私は、その先で円の形をしたある程度の広さを持つ行き止まりにたどり着いた。

そしてその一番奥には、これ見よがしに宝箱が置かれていた。

周りに異常がないか注意深く確認しながらゆっくりとその宝箱に近づいていった私は、もしかしたらという淡い希望を捨てきれずに不用意にその宝箱に手をかけて開けてしまった。

それが私の女のプライドをズタズタにすることになるなんて、夢にも思わなかった。

・・・今日はいったんここまでにしておこう。

まだ疲れが抜けきっていない。続きはまた明日書くことにする。




ー月ー日


昨日の続きを書いていこう。

私が不用意に開けた宝箱だったが、宝箱そのものは本物だった。

しかし中に入っていたのはお宝などではなく、モンスターのスライムだった。

普通のスライムなら村人でも倒せるような低級なモンスターだが、今回出てきたモンスターは人間に擬態することができる上位種だった。

ちょうど私とおんなじ年頃に少女の形に擬態したスライム娘は、油断した私に襲い掛かると一気に装備を剝ぎ取ってしまった。

私は突然のことに混乱してろくに抵抗もできないまま、あっという間に全裸にされて押し倒されてしまった。

スライム娘は私を嘲り笑って見下しながら、自分の胸とマンコを私の胸とマンコに押し付けてきた。

そのまま好き勝手に私を嬲ってきたスライム娘によって、私はあっけなくイカされてしまった。


今思い出しただけでも腹立たしいッ!!!!


さらにスライム娘は私の顔に自分のマンコを押し付けながら私のマンコを舐め回し始めた。

私の喘ぎ声はスライム娘のマンコに押しつぶされ、私のマンコはスライム娘の舌に好き勝手にいじられていた。

私は必死に反撃しようと、舌を出してスライム娘のマンコを舐め返していった。

過去にも同じようなことをしたことがあったけど、とにかく攻め返さなければやられると必死だった。

私がスライム娘のマンコを舐めた直後、スライム娘の動きが一瞬止まった。

しかしすぐにスライム娘は私を嬲り返してきた。

湧き上がる快感に我慢できずに再びイカされた私だったが、その直後スライム娘もイッたようで私の顔に淫液を噴き付けてきた。

私はスライム娘の淫液で顔中をべとべとにしたまま動けずにいると、スライム娘は私をうつぶせにして腰を抱えてきた。

そして私の腰を高々と上げると後ろから私のマンコに自分のマンコを叩き付けてきたのだった。


あれほどの屈辱は生まれて初めてだったッ!!!!


スライム娘の話す言語はわからないが、私を罵倒しながら好き勝手犯してくるスライム娘にとにかく怒りと屈辱を感じながらも、私は喘ぐしかなかった。

そのままスライム娘が満足するまで何度もイカされた私は、気が付けばその場に放置されていたのだった。

宝箱は閉じた状態で元の位置にあったが、今の私ではどうすることもできなかった。

だからこそッ、私はあのスライム娘に絶対に復讐することを誓ったッ!!!

私が受けた屈辱を何倍にも増して返してやらなければ気が済まない。

明日から特訓を始めることにする。

必ず、あのスライム娘を打ち取ってやるのだッ!!!



―月-日


あれから一週間がたった。

いよいよリベンジの時が来た。

まっていろスライム娘ッ!!!受けた借りはきっちりかえしてやるんだからッ!!!



この後はスライム娘視点で物語を書いていく予定です。





Comments

K

めっちゃ楽しみです!