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いささか仕事が忙しいので、まだ途中ですが切りのいいところで上げさせていただきます。完成版は31日にpixivにアップ予定です。よろしくお願いします! 住宅地から少し離れた小山の中腹にある公園は、昼間なら近所の子供たちや保育園の散歩で立ち寄る人でそれなりに賑わいを見せている。 しかしそれがとうに日が暮れた深夜の時間地ともなれば、昼間の情景とは一変して静寂のみが支配する暗闇が広がるだけ。 それが寂しさを感じさせるわけではなく、ただただ当然のこととして認識されるだけのものだった。 だが、今はその静寂が支配するはずの公園の砂場で激しい息使いとともにぶつかり合う人影の姿があった。 叫び声をあげているわけでもなく、罵声を交わしているわけでもなく、ましてや嬌声を迸らせているわけでもなかった。 荒い息使いとともに時折口の端からくぐもったうめき声を漏らしながら、その人影たちは真っ向から組み合っていた。 時折小刻みに前後に揺れてはいるが、それほど大きな動きはない。 どちらも相手の腰あたりに手をやり力を込めて押し込んでいるようだったが、互いの力が拮抗して動きがとれないらしい。 そんな二人を雲に隠れていた月が出てきて、月光で照らしていった。 ほのかな光に照らされて露わになったのは、成人した年若い二人の女だった。 どちらもレースの勝負下着のみを身に付けているだけでほとんど裸の格好をしていたが、二人の女からは全く羞恥心を感じない。 それ以上に女たちの全身からは闘気があふれ出ており、ひも状になって食い込んでいる下着を握る手は力の込め過ぎで震えてさえいた。 突き合わせた顔はまるで能面のように無表情で、まっすぐに相手の瞳を穴が開く勢いでのぞき込み合っている。 柔らかな胸同士も押しつぶされており、互いに大きく広がりながら相手を覆い尽くそうとしていたが、 どちらも均等に広がっており、相手を圧倒できずにいた。 今は互いの乳肉に覆われた中で固く勃起した乳首同士の潰し合いが見えないところで繰り広げられている。 「「んっ・・・ふっ・・・うぐぅっ・・・」」 きつく結ばれた唇の隙間から、微かにだがうめき声が漏れ出ていた。 二人の周りの砂場には脱ぎ散らかされた衣服が散乱しており、踏み荒らされた後もあちらこちらに見られた。 これらは全て、二人の女たちがそれなりの時間この場所で争っていた証拠だ。 そしてその様子は少し離れた位置に設置してあるビデオカメラによってずっと撮られている。 女たちは無機質なビデオカメラのレンズの前で、互いの女体を比べ合い続けていたのだ。 再び月が雲に隠れて暗闇があたりを支配するが、ビデオカメラは自然と暗視モードに切り替わり、 互いに下着を引きちぎり合って、破れた相手の下着を顔面に押し付け合う女たちの陰険な戦いを記録し続けていた。 ビデオカメラのバッテリーと容量はまだまだ余裕がある。 それはこの密かな女たちの暗闘が、まだまだ続くことを意味しているのであった。 三か月。 それが嘉穂にとって確約された幸せな時間だった。 愛する主人との二人っきりの生活は、新婚であればいたって当たり前の生活であっただろう。 確かに嘉穂は新婚といえる立場の人間であり、愛する夫と一緒にとあるマンションの一室で生活していた。 しかしその生活がごく一般的に言われる新婚生活かと言われれば、それは違うと言わざる終えなかった。 なぜなら嘉穂の夫には、同時に結婚した他の女がいたからだ。 もちろんそれはいわゆる不倫というものだったが、 夫は戸籍を二つ持っており、それぞれの戸籍で嘉穂ともう一人の女と結婚していたのだった。 そしてその事実を嘉穂は知っていた。 というよりは知っていたうえで結婚したのだ。 夫は若くして有名会社の役員に選ばれ、次期社長とまでうわさされているほど有能な男だった。 婚活パーティーで出会った瞬間からその容姿と感じ取れる才覚に惚れ込んだ嘉穂は、誰に先駆けて猛烈に攻めていった。 後に夫となる男は確かに有能ではあったが、女性の免疫は低く嘉穂の勢いに終始押されっぱなしであった。 そのまま押し込むつもりの嘉穂であったが、それを邪魔する女が表れた。 その女こそ嘉穂と同時にその男と結婚することになるもう一人の女であった。 美佐という名前のその女は男に気づかれないように嘉穂との間に割って入り、男を誘惑していく。 当然そのことに気づかない嘉穂ではない。 嘉穂もまた、男に気づかれないように美佐を牽制して自分の流れに持っていこうとした。 二人は険悪な雰囲気にならないように気を付けながらも、どちらも一歩も譲らずに男の気を引こうと必死にアピールを続けた。 そして男がトイレに席を立つと、嘉穂と美佐は互いに相手のことをじっと観察し合った。 嘉穂は決して絶世の美女といわれる容姿をしているわけではないことを自覚していた。 十人いれば半分ぐらいがかわいいといってくれるようなそんな容姿だった。 対する美佐も自分とさほどの差がある容姿はしていなかった。 年齢も同じくらいだろう。 もしこれが圧倒的に差があったり、確実に勝てないと思える女が相手なら嘉穂も美佐もここまで意地にはならなかっただろう。 しかし自分でも勝てそうな相手と感じてしまった二人は、どちらも譲る気をなくしてしまった。 トイレから男が戻ってくると、嘉穂と美佐は再び自分のアピールを再開した。 周りのほかの参加者は、そんな鬼気迫る雰囲気の二人に気後れしてあまり三人のところには近寄らないようにしていたのだった。 パーティが終わった後も嘉穂と美佐の男の奪い合いは終わらなかった。 引くに引けなくなった二人は、半ば無理やり男をホテルへと連れ込んでいった。 そしてうろたえる男をベッドに押し倒した二人は、互いに競い合って男の体に貪りついた。 押し倒された男はなすが儘になってしまい、嘉穂と美佐の争いはさらに激しさを増していく。 男の前ということもあって相手に直接暴力は振るわないまでも、髪を引っ張ったり、乳首をつねったり、 濡れた相手のあそこに指を突き入れた入りと、とにかく足を引っ張り合いながら男と交わった。 何度も二人にイカされた男は、今までに感じたことのない快感の荒波にもまれて気を失ってしまった。 だが、同じくらいイッた嘉穂と美佐は、まだまだやる気に満ちていた。 二人は汗と淫液に濡れた裸体をお互いに見せつけ合い、比べ合った。 どちらも決して見事なプロポーションとは言えないが、それでも並み以上には整った身体つきをしていた。 しかし二人にとって重要なのは、お互いが同じくらいの身体つきをしていることだった。 明確に差の出ない現状に、二人の我慢はついに吹っ切れてしまった。 美佐が両手で胸を持ち上げながら舌を出して嘉穂を誘うと、嘉穂はすぐに美佐の目の前に寄り、 自分の胸を両手で持ち上げて美佐の胸に押し付けながら、淫靡に這いずる舌に自分の舌を絡めていった。 部屋中に唾液を絡ませながら啜り合う下品な音が広がっていく。 嘉穂と美佐は自分の胸を持ち上げていた両手を相手の背に回してしっかりと抱きしめあった。 ベッドの上で膝たちで互いを抱きしめ合う二人の女は、互いの口内に舌を行き来させながら存分に味わいあった。 心臓の鼓動が高まり、新たな淫液が股の間からあふれ出てシーツにシミを作っていく。 嘉穂が美佐に目くばせでシャワールームに誘うと、美佐も心得たとばかりに一度瞬きをした。 女たちは相手を逃がさないためか、舌を絡め抱きしめ合ったままゆっくりとシャワールームに移動した。 ガラス張りのそこは内からも外からも中が丸見えだった。 美佐がシャワーを出せば、温かいお湯が二人の頭上から降りかかる。 体についていた汗と淫液を洗い流していくが、二人の股の間からは新たな淫液がどんどんあふれ出ていた。 嘉穂と美佐はまるでそれを押しとどめてあげるとばかりに同時に相手の股に手を差し入れ、互いのあそこに指を突っ込んでいった。 お互いの口の中に嬌声を迸らせながらも、挑発的な視線を絡めた二人の女は、 自分と相手の女体の比べ合いに没頭していったのだった。 男が目を覚ますと、シャワーの流れる音がした。 そちらに目を向ければ、床に倒れ込んだ二人の姿があった。 慌てて男が駆け寄ると、二人はお互いのあそこをぴったりと押し付け合ったままアへ顔で気を失っていた。 シャワールーム中に蔓延する甘い匂いに何があったのかを察した男は、覚悟を決めた表情で大きく息をついた。 女たちが意識を取り戻した後、身支度を整えた三人は男の住む部屋に移動した。 嘉穂と美佐は相討ちで果てたことを男から聞いており、自分たちも同じ認識でいたためそこでは揉めなかった。 しかし相手との決着をつけられなかったこのには、どうしても納得がいかなかった。 その心中を男はしっかりと察していた。 そのため、このまま二人を野放しにすれば絶対に取り返しのつかないことになると確信していた。 間違いなく原因は自分だとわかっている男は、しっかりと二人のことに責任を果たす覚悟を持っていた。 男はまず、これから出す条件を受け入れてくれるなら二人を自分の妻にすることを話した。 驚く嘉穂と美佐だが、男は戸籍を二つ持っているためそれぞれの戸籍で結婚すると言った。 どうして二つも戸籍を持っているのか気になった嘉穂と美佐だが、そのことについてはどちらも聞かないことにした。 次に男は、二人にそれぞれ別のマンションの一室を与えると言った。 そして自分は、本妻のほうの部屋で一緒に過ごすと付け加えた。 本妻なら、もう一人は当然愛人になる。 嘉穂も美佐も自分が本妻であることを当然譲るつもりはなく、男の前で鋭い視線で睨み合った。 男はそんな二人を咳払いで自分に注意を向けさせると、いよいよ本題を繰り出した。 本妻と愛人の立場は、二人が直接決めること。 決め方は自由だが、相手に過度な傷を負わせる行為は禁止すること。 どちらが本妻かを決める時は、証拠としてビデオカメラにとって自分に見せること。 もし相手に過度な傷を負わせたら、その時点でマンションから追い出し二度と会わないこと。 相手が負けを認めたり、意識を失った場合はその時点でやめ、意識があるほうを仮の本妻とすること。 仮の本妻が決まった場合は、次に決めるまでに三か月は間を置くこと。 その次の決め方は、仮の愛人が指定していいこと。 他にも細かなことはあるが、男はもしこの条件に同意するならしっかりと最後まで二人に責任を果たすことを宣言した。 嘉穂と美佐にとって、これはまさに理想的な展開だった。 気に入らない女と決着をつけられたうえ、惚れた男をものにできるかもしれないのだ。 断る理由がなかった。 二人は書面に用意された条件にもう一度目を通すと、しっかりと直筆でサインを入れた。 そしてその直後に寝室を使っていいかと男に尋ねた。 早速どちらが本妻になるか、決めるためだ。 男も予想していたため、寝室に二人を案内した。 ビデオカメラを用意するため一度寝室から出ていった男が戻ってくれば、二人の女が全裸で抱きしめ合ってベッドに倒れ込んでいた。 どちらも相手に傷を負わせないためか、殴ったり叩いたりはしておらず、せいぜい背中に爪を立ててるぐらいだが、 その分相手の体に回した手足にはかなりの力が込められているようで、ギシギシときしむ音を出している。 嘉穂と美佐の口はしっかりと隙間なく合わさり、お互いの口内を互いの舌で蹂躙しあっているのか、 頬が時折内側から持ち上げられて、淫靡な水音が聞こえてきた。 そしてちょうど男の目の前に突きつけられた光景が、二人の女の象徴同士が真っ向から重なり合っている様子だった。 早くも感じているのか淫液が溢れ出し、かすかに泡立ちながら混ざり合っている。 男はその光景に心臓が破裂するほど高鳴らせながら、ビデオカメラをセットして二人の女の鬩ぎ合いを録画し始めた。 こうして、嘉穂と美佐の長い因縁の関係が始まったのだった。 すでに何度か互いの女体を比べ合わせているが、まだ決着がつかない。 しかし嘉穂はそのことには少しも慌ててはいなかった。 むしろすぐに決着がついてしまってはつまらないとさえ思っている。 そしておそらく美佐も同じ気持ちであることを薄々感じ取っていた。 だからどちらも相手が先に気を失えば、それ以上の攻めはしてこなかった。 前回の本妻の決定戦では、ぎりぎりのところで嘉穂が耐え抜き、幸せな三か月を手に入れた。 しかしその前は美佐が、さらにその前は嘉穂が、と交互に勝ち負けを繰り返してきた。 そしていよいよ来週が期限となるころ、仮の愛人となっている美佐から連絡がきた。 内容は時間と場所だけ。 それだけで二人には十分だった。 夫となっている男にそのことを伝えた嘉穂は、早くその日にならないかと心臓を高ぶらせたまま、 夫との熱い一夜を過ごして英気を養っていった。 そして当日がやってきた。 すでに何度か経験しているが、いつも仮の本妻の時でも仮の愛人のときでも感じている緊張感は薄れることはなかった。 嘉穂は夜中に指定された時間に、指定された場所に向かっていった。 そこは住宅地から少し離れた小山の中腹にある公園で、夜中には人通りはまずないところだった。 駐車場に車を止めれば、案の定先に来ていた美佐の車しか止まっていない。 車からおりて公園に入ると、奥のほうにある砂場のところに人影が見えた。 美佐だ。 今か今かと嘉穂を待っていた美佐に、嘉穂も興奮を隠せない様子で近寄っていく。 一メートルほど間をあけて向かい合った二人は、暗闇の中でも不思議とはっきりと見える相手の顔に向かって不敵な笑みを浮かべた。 その様子を、少し離れた位置に設置してあるビデオカメラが撮り続けていた 嘉穂は仮の愛人の美佐の挑戦を受ける立場であるため先には動かずに、じっと美佐の様子をうかがった。 美佐もじっと嘉穂を見つめ返していたが、やがてゆっくりと着ていた衣服を脱ぎ始めた。 砂場の端に着ていた衣服を投げ捨てていき、レースの勝負下着を晒した美佐はブラも外してトップレス姿になった。 そしてその場でぐっと蟹股になると、嘉穂に見せつけながら大きく四股を踏んだ。 足を砂場に振り下ろすたび、美佐の胸が大きく弾む。 どうやら今回は女相撲で挑んできたようだった。 嘉穂も挑まれた勝負に文句などない。 同じように着ていた衣服を脱ぎ捨てていき、勝負下着一枚だけを身に着けたトップレス姿になると、 美佐に見せつけながらその場で大きく四股を踏んだ。 足を砂場に振り下ろすたび、嘉穂の胸も大きく弾んだ。 うっすらと汗をかくまで四股を踏み合った二人は、視線を絡めたままゆっくりと砂場に手をついて仕切りの構えをとった。 もはや二人の間に余計な問答は必要ない。 ただただどちらが上かを比べ合うだけだった。 パァアアンッ!!!!!! 公園に二つの女体がぶつかり合う音が響き渡った。 真っ向からがっぷり組み合った嘉穂と美佐は、互いの下着に手を伸ばして握りしめる。 引っ張り上げられた下着は細長いひも状になってあっという間に互いのお尻と股に食い込んでいった。 「「ふぅっ・・・んんっ・・・くふぅうう・・・」」 嘉穂と美佐の口からはくぐもった吐息が漏れ出てきて、相手の耳元をくすぐった。 押し合わさっている胸同士の感触と固くなった乳首同士がぶつかり合う刺激が二人を高ぶらせるが、 それ以上に全力で押し込んでも押し切れない相手の存在自体が、二人をどんどん興奮させていった。 どちらもどっしりと腰を落とし、両足でしっかりと砂をかみしめている。 今までの経験からそうすぐには相手を押し込めないことを察している嘉穂と美佐は、 焦ることなくじっくりとこの女相撲を楽しむ気でいた。 三か月ぶりに重ね合わせる相手の肌は、以前に比べてますます磨きがかかり、 全身から感じられる闘気はいささかも衰えていない。 そのことを忌々しく思いつつも、完全決着を望む二人にとってはそうでなくては面白くないのも事実だった。 しばらくの間互いの女体の感触を楽しみ、鈍い快感を蓄積させて体を温め合った二人だったが、 挑戦者である美佐の方が先に仕掛けていった。 「んっ、ふぅうう、どすこいぃっ!」 「くっ、んんっ、んぐぅうううっ、どすこいっ!!」 下着が自分のお尻や股に食い込むのも構わずにぐっと腰を落とした美佐が、下から押し上げるようにして嘉穂の女体を押し込んでいった。 美佐に押されて嘉穂の足が砂を盛り上げながらずるすると後ろに下がる。 しかし嘉穂もすぐに上から押しつぶすようにして体重をかけていき、美佐の押し込みを押さえつけていった。 それによって動きを止められた美佐は、今度は嘉穂の右足に自分の左足をかけて、思いっきり投げを打った。 お尻や股に食い込んだ下着が、さらに食い込みながら嘉穂の体を引っ張り上げてバランスを崩した。 投げられてしまい砂場に倒れる嘉穂であったが、掴んでいた美佐の下着を離すことはなかったので、美佐も嘉穂の上に倒れこんでいった。 「「はあっ・・・はあっ・・・はあっ・・・はあ・・・」」 荒い息を吐いて砂場の上で重なり合う嘉穂と美佐。 ゆっくりと美佐が嘉穂の体の上から起き上がると、嘉穂に向かって勝ち誇る笑みを浮かべた。 その笑みを睨みつける嘉穂だったが、投げられたのは事実。 ゆっくり起き上がると体についた砂や食い込んだ下着を直すことなく、すぐに蹲踞の姿勢をとった。 まだまだこの程度で二人の女の闘いは終わらない。 美佐も嘉穂の目の前で蹲踞の姿勢をとって、しっかりと嘉穂の顔を睨みつけた。 この程度の勝利など大した意味はないことは、美佐にもわかっている。 しかし忌々しい相手にわずかでも有利になれることがあれば、どんなことでも美佐にとってはうれしいことだった。 その雰囲気を感じ取った嘉穂が苛立ちながら砂の上に手をついてぐっと仕切りの姿勢をとると、 美佐もどっしりと構えて仕切りの姿勢をとった。 パァアアアンッ!!!!! その直後、二つの女体が跳ね起きて真正面からぶつかる音が、再び公園に響き渡った。 嘉穂は先ほどの借りを返すために美佐の下着を思いっきり引っ張り上げながら全身を押し込んでいった。 美佐もそう来ることは予想していたため、しっかりと嘉穂の女体を受け止めて自分の女体を押し付け返していく。 「んっ・・・あぁっ・・・くぎぃいいっ・・・のこったっ」 「くっ・・・んはぁっ・・・んぁあああっ・・・の、のこったっ」 どちらも全身を使っての押し合いに、両足のつま先に力を込めて砂を踏みしめている。 引っ張り上げた下着は完全にひも状になり、二人の女の象徴を容赦なく攻め立てていった。 胸と乳首を擦り合わせ、食い込んだ下着に陰核を刺激されている嘉穂と美佐は、 股の間から熱い淫液が漏れ出てくるのを感じ、思わず力が抜けそうになる。 だが二人とも負けるつもりなど毛頭ない上、少しでも隙を見せれば相手がつけ入れてくるのはわかりきっていた。 必死に快感を押さえつけて相手を押し込もうとする嘉穂と美佐。 爪先立ちになって仰け反りながら互いの女体を鬩ぎ合わせる二人だったが、 偶然にも嘉穂が腰を振ったとき、あそこが美佐のあそこにぶつかった。 「「あぁあんっ」」 思わず二人の口から甘い嬌声が漏れ出たが、先に我に返ったのは嘉穂の方だった。 「どすこいっ・・・」 「くっ、ぁああっ・・・」 一瞬の隙をついて嘉穂は美佐の女体を砂場に投げ捨てた。 仰向けに倒れこむ美佐の上に、組み合っていた嘉穂も倒れこむ。 ちょうど先ほどとは逆の立場になった状態だった。 「「はぁっ・・・はぁっ・・・んっ・・・んんっ」」 上に乗った嘉穂が起き上がろうと体を起こすと、勃起した二人の乳首がこすれて鈍い快感が奔った。 思わず快感に声を震わせた嘉穂と美佐は、お互いに相手の目を見つめ合う。 すると嘉穂は自分の胸を揺すって美佐の乳首に自分の乳首をこすりつけ始め、美佐も胸を張って勃起した乳首を突き出していった。 「「んんっ・・・あぁっ・・・ふっ・・・うんんんっ・・・」」 こりこりと固くなった乳首同士がこすれ合い、互いに甘い嬌声を漏らしながら悶える二人。 狙いを定めて攻める嘉穂に、ぐっと胸を張って迎え撃つ美佐。 互いの乳首がぶつかるたびに二人の体は小刻みに震えていた。 何度も繰り返しぶつけ合う二人は、だんだんと吐息を荒くして体の震えも大きくなってくる。 嘉穂は一度体を浮かせて互いの乳首の間をあけると、しっかりと狙いを定めて上から一気に自分の胸を押し付けた。 ムニュゥウウッ!!!! 「「~~~~~~~~~~~~~っ」」 ビクンッ、ビクンッ、ビクンッ!!! 真正面から相手の乳首とぶつかり、潰し合った瞬間、二人の体に電流のごとく快感が奔った。 必死に歯を食いしばって嬌声を上げるのをこらえた嘉穂と美佐だが、その分全身が大きく痙攣していた。 快感の波が収まるまで二人は胸を押し付け合ったまま全身を震わせていた。 その震えがようやく収まると、きつく結んでいた口から大きな吐息を吐き出して新鮮な空気を肺に満たしていく。 ゆっくりと嘉穂が美佐の上から退いて起き上がると、美佐も体を起こしていった。 二人はじっと涙にぬれた目で視線を絡ませ合いながら砂場に立ち上がった。 まっすぐ相手を見据えた嘉穂と美佐は、股に食い込んだ下着からポタポタと淫液を砂場に垂れ流しながらも堂々とした振る舞いで立っていた。 呼吸が落ち着いてくると、嘉穂は自分の胸を強調するように揺らしてからその場に蹲踞の姿勢を取った。 その意図を読めない美佐ではない。 しかしそのまま受けるのは面白くないと思った美佐は、自分も胸を挑発するように揺らしてから嘉穂に近づき、すぐ目の前で蹲踞の姿勢を取った。 互いの額と額、胸と胸を押し合わせて睨み合う嘉穂と美佐。 仕切りの構えを取れない二人は相手の下着に手を伸ばすと、互いに掴み合った瞬間その場に勢いよく立ち上がりがっぷりと取っ組み合った。 「「くぅうううっ・・・んんっ・・・のこったっ・・・のこったっ!!」」 グィイイイイイッ!!!! 全身に力を籠め、突き合わせた額はそのままに至近距離の相手の顔を睨みつけていく嘉穂と美佐。 胸と胸が圧迫し合い、どちらも相手を潰そうと躍起になっているが互角に広がり合って相手を圧倒できないでいた。 引っ張り合っている下着も、もはや下着の役割など果たしておらず、 今では互いのお尻と股を攻める道具として使われていた。 だが引っ張り続けた下着は限界を迎えており、どちらも下着もブチッと音を立てて破れてしまった。 嘉穂と美佐は手に持った相手の下着を互いの顔に押し付け合い始めた。 自分の淫液が染み込んだ下着を顔に押し付けられ、険しい表情をする二人。 ついに屈辱感に我慢できなくなった二人は互いを突き飛ばし合って距離を開けた。 手に持っていた相手の下着を砂場に投げ捨てて腰を落として身構えた嘉穂と美佐は、同時に砂を蹴り上げて相手に向かって襲い掛かっていったのだった。

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