帝姫激闘 後(多少の加筆・修正済み) 1-2 (Pixiv Fanbox)
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2020-12-20 09:15:56
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2022-05
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壮絶な犯し合いの戦場となった草原の中央。
そこで仁王立ちで向かい合っているのは、この戦争の中心人物である白色女帝と褐色女帝の二人だ。
彼女たちはそれぞれの近衛隊長同士、侍女長同士が相討ちになり力尽きても目の前の相手にしか視線を向けずにじっと向かい合ってた。
二人の距離は1メートルも離れておらず、成長して大きく実った巨乳の先端にある固く勃起した乳首同士が触れ合っていた。
周囲には彼女たちが連れてきた志願兵の女性たちが折り重なって倒れており、彼女たちが噴き出した淫液によってすさまじく濃い淫臭がただよっている。
そんな中にいても女帝たちは静かに相手の瞳を見つめていた。
だが女帝たちの股間を覆っている褌はすでに大量の淫液が染み込んでおり、吸いきれなくなった雫がポタポタと地面に垂れ落ちていた。
その様子から彼女たちも相当興奮しているのがはっきりと見て取れるが、それでも表面上は冷静さを保っているようだった。
もはやこの場で生きているのは彼女たちの二人のみ。
他のすべての女性たちが相討ちに果てた今、彼女たちもおおよそ自分たちの未来を予期してはいた。
だが、それでやめる女帝たちではない。
むしろその未来を変えてこそ、この大陸を支配するにふさわしい。
そう覚悟を決めていざ最後の淫闘を始めようとしたとき、周囲に倒れている女性たちに異変が起こった。
女性たちの身体が淡く光り始めると、どんどん光の粒子に変えられていく。
そしてそれはそれぞれが仕えた女帝たちに集まっていき、女帝たちの体の中に入っていった。
光の粒子がすべて女帝たちに集まると、その場には女帝たち以外の姿はなくなり、
女帝たちの下腹部には怪しげな淫紋が浮かび上がっていた。
さらには女帝たちの頭の中に相討ちに果てた女性たちの思いが溢れ出してくる。
それには侍女長や近衛隊長だけでなく、先に散った暗部の隊長や巨乳美女や側室たちの思いまでがあった。
誰もが決着のつかなかった淫闘に納得しておらず、まだまだ犯し合いたいと叫んでいた。
その叫びが女帝たちの頭の中で大きくなるにつれて、淫紋が怪しい光を増していく。
女帝たちは一瞬叫びの大きさに顔をしかめたが、すぐに表情を戻すと自ら褌を脱ぎ始めた。
互いの淫液をたっぷり吸った褌を脱ぎ捨てて完全になった二人。
一歩前に出て巨乳同士を押しつぶすと、互いに向かって言い放った。
「臣下の望みを叶えるのも女帝の務め。」
「そして、決着をつけることは私たちの望みでもある。」
「「だから・・・・・・ここでイキ果てろッ!!!!!!この売女ぁあああああああああああああッ!!!!!!!!!!!」」
相手への尽きぬ憎悪に加え、散っていったすべての女性たちの思いをかけて、ついに女帝同士の淫闘が幕を開けた。
真っ向からぶつかり合った二人は縺れ合ったまま地面に倒れこんだ。
相手の上をとろうと上になったり下になったりと地面を転がり合う女帝たち。
その間も相手の髪を掴んで引っ張り合い、腰に足をまわして股間を打ち付けて怯ませようとしていた。
何度も上下を入れ替えた二人だったが、先に上をとったのは褐色女帝のほうだった。
「はぁはぁッ!!さぁ、覚悟はできてますねッ!!!!!!」
「はぁはぁッ!!当然ですッ、かかってきなさいッ!!!!!!!!」
パァンッ!!!!!
「「あッくぅうううううぅうううッ!!!!!!!!!」」
プシュッ、プシュッ!!!
上に乗った褐色女帝が腰を振って下になった白色女帝の股間に自分の股間を叩き付け始めた。
白色女帝の股間に快感と痛みの衝撃が走るが、叩き付けている褐色女帝にも快感の衝撃が走った。
今までの経験上、股間をぶつけ合わせた程度で潮を吹く無様は晒していなかったが、
媚薬の効果と淫紋の影響か、少しでも快感を感じると絶頂してしまうようだ。
だが、それ以上に相手を犯したい衝動が溢れ出して体力も満ち満ちている。
二人の女帝は先のことなど考えることなく、ただただこの思いを相手にぶつけることだけに集中した。
パァンッ!!!!パァンッ!!!!パァンッ!!!!パァンッ!!!!
「あひぃいいッ、んくぅうううッ、イッ、イケェエエッ、イキなさいよぉおおおおおおッ!!!!!!」
「くふぅううッ、あんんんんんッ、そっ、そっちがイケェエエエッ、イキなさいぃいいいいいいッ!!!!!!!!」
プシュゥウウッ!!!!!プシャァアアアッ!!!!プシュゥゥゥゥウウウゥッ!!!!!!!!
潮を吹きながらの激しい股間の打ち付け合い。
上から叩き付けている褐色女帝のほうが有利だが、白色女帝も下から腰を上げて迎え撃っている。
さらに白色女帝は褐色女帝の髪の毛を鷲掴みにすると、自分のほうに褐色女帝の顔が来るように引っ張ってその唇に吸いついた。
「ッッ!!!!んじゅぅうううううううぅううッ!!!!!!!むぐぅううううううううううッ!!!!!!!!」
「ぢゅるるるるるッ、じゅっるぅううううううぅうううううううううッ!!!!!!!!!!」
いきなり口づけされて舌を突っ込まれて目を見開く褐色女帝。
怯んだところにさらに白色女帝は舌で褐色女帝の口内を蹂躙しながら自分の上から褐色女帝をどかし、今度は白色女帝が上をとった。
褐色女帝の口を貪りながら、今度はこちらの番とばかりに腰を振って股間をぶつけていく白色女帝。
パァンッ!!!!パァンッ!!!!パァンッ!!!!パァンッ!!!!!
「ふぐぅうううううぅうううッ!!!!!!!くんんんんんんんッ!!!!!!うぐぅうううううううぅうッ!!!!!!!」
「んぶぅうううぅうううッ!!!!!じゅるぅううううぅううッ!!!!!!んぐぅうううううううううッ!!!!!!!」
プシャァアアアッ!!!!!!!プシュッ、プシュップシュッ!!!!!!!!
二人の股間がぶつかり合うたび、互いの股間から潮が吹きだす。
不意打ちを喰らって押され気味になっていた褐色女帝だったが、すぐに鋭い視線で目の前にある白色女帝の顔を睨みつけると、
自分の口を好き勝手蹂躙している白色女帝の舌を自分の舌で絡めとって白色女帝の口の中に入れ返す。
白色女帝の腰に両足をまわして股間を打ち付けられないように抑え込んでいく。
これによって白色女帝は上から股間を打ち付けることは難しくなったが、互いの股間がぴったりと重なり合い押しつぶし合うことになった。
白色女帝は睨みつけてくる褐色女帝を強気な視線で睨み返し、押し返してきた舌をさらに押し返していく。
激しい舌と舌の絡み合いに、どちらも息つく暇もなく唾液を混じらせながら応戦していく。
どんどん二人の舌戦が激しくなるにつれて、押しつぶし合っている二人の股間が熱を持ったように熱くなっていく。
重なり合った股間同士の隙間からドロリと混じり合った淫液が垂れ落ちる。
白色女帝は熱くなった股間を褐色女帝の股間に擦り付けて、さらに熱くさせて逝かせようと下腹部に体重をかけていった。
グチュゥウウウゥウウウゥウウウゥッ!!!!!!!
「んぶぅううううぅうううッ!!!!!!ぐふぅううううううううぅううううッ!!!!!!!!」
「ふじゅるぅううううううぅううッ!!!!!!!じゅつるるるるるるるッ!!!!!んぢゅぅううううううぅううッ!!!!!!!!」
プシュッ、プシュッ、プシュゥウウウゥウウウゥッ!!!!!!
先ほどから軽くとはいえ逝き続けている股間に熱くなった股間を押し付けられて、たまらず目を見開き嬌声を迸らせる褐色女帝。
その嬌声はすべて喰らい合っている白色女帝の口の中に飲み込まれていった。
股間を押し付けていったことで、勃起した陰核が白色女帝の陰核によって上から押しつぶされてしまった。
褐色女帝の全身に快感の衝撃が奔り、股間から思いっきり潮を吹いて逝ってしまった。
一方的に盛大に逝かされたのは褐色女帝にとっては屈辱以外の何物でもなかった。
しかし盛大に吹き出された潮は密着していた白色女帝の股間を直撃し、その衝撃は白色女帝が絶頂するのに十分すぎるほどだった。
憎き褐色女帝が無様に逝ったことに愉悦の笑みを瞳に浮かべていた白色女帝だったが、その表情はすぐに驚きの表情に変わり、
見下していた褐色女帝と同じように潮を吹きだしながら逝ってしまった。
二人の下半身に互いの潮が飛び散り濡らしていく。
しばらく絶頂の余韻で動きを止めていた二人の女帝だったが、先に逝った褐色女帝のほうが立て直すのは早かった。
痙攣する身体に力を込めて、再び白色女帝の上をとろうと身体を起こそうとするが、
それに気づいた白色女帝も震える体に力を入れて押さえつけようとする。
「「んんんんんッ!!!!!ぷはぁああッ!!!!こッ、このぉおおおおおおぉおおおおおおおおおッ!!!!!!!!!!!!」」
グググッ!!!!!!!
力と力のぶつかり合い。
喰らい合わせていた口を離し、相手の髪を掴んでいた手同士で握りしめ合って力比べをする。
褐色女帝が少し押したと思えば、すぐさま白色女帝が押し返す。
一進一退の力比べが続き、徐々に二人の体位が重なり合った状態から横向きで向かい合う形に変わっていった。
しかしそれ以上はどちらも上を取れずに膠着状態になってしまった。
その間も互いの足は相手の腰に回っており、密着した濡れた股間からはいやらしい水音が聞こえてくる。
このままではらちが明かないと判断した女帝たちは、互いに腰に回していた足を解くと、相手のお腹を蹴り飛ばして距離をとった。
ドガァッ!!!!
「「げほッ!!!」」
プシュッ、プシュッ!!!!
さして力も入っていないが、お腹を蹴られたことで呻き声を上げてしまう。
そんな一撃でも軽い絶頂を迎える二人の股間からは、微かに潮が吹き出る音がした。
一旦距離を離したことでお互いに蹴られたお腹を押さえながら呼吸を落ち着けようとする。
だが、膝をついて身体を起こした時に互いの視線が混じり合うと、下腹部にある淫紋が怪しい光を放った。
その次の瞬間、二人は相手にめがけて襲い掛かっていった。
「「んあぁああああああぁああああああああッ!!!!!!!!
犯すッ!!!!犯してやるぅうううううぅうううううううううッ!!!!!!!!」」
パァンッ!!!!パンッパンッパンッパンッパンッ!!!!!!!!!!
仕切りなおすつもりだった女帝たちだが、淫紋が光った途端二人の頭の中は相手を犯すことでいっぱいになっていた。
真正面から激突した女帝たちは、がっしりと組み合い互いの尻肉を鷲掴みにすると、
潮を吹きだしている股間を叩き付け合い始めた。
心の奥底から溢れ出す激情の赴くまま、がむしゃらに腰をふるう二人の姿はまるで獣同士が激しい交尾を行っているようであった。
二人の股間がぶつかり合うたび、互いの身体を絶頂の快感が襲う。
吹き出した潮は相手の股間にもかかり、その程度の刺激でも軽く絶頂してしまう。
絶え間なく襲ってくる快感に苛立ちが増す女帝たちは、相手の潮を吹きだすだらしない淫口をふさいでやろうと、
相手の尻肉を握りしめていた右手を互いの股間に持ってきた。
「んッくぅううううううううぅううううッ!!!!!!!!
そのだらしのない淫靡な穴に栓をしてあますよぉおおッ!!!!!!!!!!」
「くッぅうぅううううううううううううッ!!!!!!!!
そっちこそッ、ドバドバ吹き出す淫猥な穴ッ、私の指で塞いであげますッ!!!!!!!」
ズッブッ!!!!!!
「「ッ、おほぉおおおおおおぉおおおおおおおッ!!!!!!!!!!」」
互いの淫口に相手の指が侵入してくる感触に思わず腰が引けてしまう。
何とかこらえようとするも腰が痙攣しているのを隠せそうもなかった。
「あッ、はぁあああああぁあああッ!!!!!!!
どッ、どうしましたッ!!!指を入れただけでもう腰が砕けそうですよ??」
「んッ んふぅううううぅうううッ!!!!!!!
あッ、あなたこそッ、ずいぶん辛そうに腰が震えてますねぇ??」
「はぁあああッ!!!ぜッ、全然平気ですがッ!!!!
あなたと違ってッ、鍛えておりますのでッ!!!!!」
「ふッ、ふざけたことをいいますねッ!!!!!!
私がッ、あなたより劣っているところなど何一つありませんッ!!!!!」
「面白いこと言いますねッ!!!!!
なッ、ならどちらの腰が強いかッ、蹲踞の姿勢で勝負しましょうッ!!!!!!」
「いいですよッ!!!
無様に腰をつかせた後で、たっぷりと犯してあげますッ!!!!!!」
女帝たちは額を押し付けて睨み合うと、同時に腰を落として蹲踞の姿勢をとった。
相手の股間に右手の指を突き刺し、左手で互いの髪を握りしめ合うと、
どちらも合図もなしに相手の股間を攻め立てていった。
グチュッグチュッグチュッグチュッ!!!!!!!!
「「んぎぃいいいいいぃいいいいいいッ!!!!!!!!
ふぐぅうううううッ!!!!!!イケェエエエエエエエッ!!!!!!
ほぉらぁあああッ!!!!!!!さっさと腰をついてしまいなさいよぉおおおおおおおおおッ!!!!!!!!!!」」
プシャァァァアアアアアアアッ!!!!!!!!プッシュゥウウウゥウウウゥウウウゥッ!!!!!!!!!!
淫口を指で塞いでいるため、潮が飛沫となって隙間から吹き出していく。
右手をぐしょぐしょに濡らしていき、それが滑りをよくしてますます相手の股間を激しく手マンで攻めていく。
快感と屈辱に歪めた顔を突き合わせる二人は、少しでも相手に快楽を与えようと再び相手の口に食らいついた。
グチュグチュグチュグチュグチュッ!!!!!!!!
「「んじゅるるるるるるッ!!!!!!!!ぢゅるぅうううううううぅうううううううッ!!!!!!!!!
ずぞぉおおおおおおぉおおッ!!!!!!んぐぅううううッ!!!!!!!
(ゴリュゥウウッ)
おッぉおおほぉおおおおおおおおッ!!!!!!!!!!
イッ、イクゥゥゥゥウウウゥウウウゥッ!!!!!!!!!!ィイイクゥウウウウゥウウウゥッ!!!!!!!!!!!」」
プッシャァァァアアアアアァアアアアアァァアアアアアァァァァアアアアアッ!!!!!!!!!!
互いの膣内を攻めていた指が、同時に相手の最も弱いところをピンポイントでとらえた。
突き抜けるような快感の刺激に目を見開いて絶叫する女帝たち。
盛大に潮を吹いて絶頂した二人は、たまらず相手を突き飛ばしてしまった。
二人は地面に倒れこむと、股間を両手で抑えてもだえ苦しむ。
必死に絶頂の快感を抑えようとするが、媚薬の効果と淫紋の影響で一向に絶頂が収まるどころか、どんどん激しくなっていった。
「「あッ、ぁああああああぁあああああああああッ!!!!!!!!!!
わッ、私がぁあああッ!!!!!!!絶対にッ、勝つぅううううううッ!!!!!!!!!
犯してぇええッ、犯してええぇえええッ!!!!!!!、私がッ、私『たち』がぁああああああッ、犯し尽くしてやるぅううううううう!!!!!!!!
絶対にぃいいいッ、負けるものかぁああああああああああああああッ!!!!!!!!!!」」
パァアアアアアンッ!!!!!!!!
股間を抑えてもだえていた女帝たちだが、魂の咆哮を上げながら相手に向かって飛び掛かっていった。
二人の女帝はしっかりと相手と抱き合い、口と口、胸と胸、お腹とお腹、そして股間と股間をぴったりと重ね合わせたまま、
その後数時間にわたって犯し合いを続けた。
意識を失い、白目をむいても二人の身体は小刻みに動いて犯し合いをやめなかった。
そうして二人の吹き出した淫液の水たまりが二人の全身に広がるころになり、ようやく二人は動きを止めた。
女帝たちの股間から白濁した本気汁が絶えることなくあふれ出す淫靡な水音のみがする草原。
大勢の女性たちが犯し合いをしたこの場所は今やものすごい淫臭が漂い、初める前とは一変していた。
完全に息絶えた女帝たちは、それでも相手を離さないとしっかり互いを抱きしめ合っていた。
だが、やがてほかの女性たちと同じように女帝たちの身体も淡い光に変わっていく。
女帝たちの身体が完全に光の粒子に変わると、その場に現れた二つの粒子は何度か互いにぶつかり合ったあと、
それぞれが反対方向に飛んでいった。
その進行方向には褐色女帝と白色女帝が統治していたそれぞれの帝都がある。
まるで流星のようにまっすぐ進んでいく光の粒子は、やがて地平線の彼方へ見えなくなっていったのであった。
草原での激闘から五年が経過した。
戦争に向かった女性たちの誰一人も戻らなかったことでおおよその事態を把握した互いの国の上層部は、共に停戦条約を結んだ。
のちに戦場になった場所を視察に向かわせた部隊は、死体の一つもない草原に困惑するほかなかったが、
跡を継いだ次代の新たな女帝たちに緘口令を敷かれたので、結局うやむやのまま終わってしまった。
戦争の後始末に多忙を極め、新しい女帝たちがしっかりとそれぞれの帝国を治めるまで、互いに干渉することなく穏やかな時間が過ぎた。
だからと言って女帝たちの因縁が終息したわけではない。
表向きは停戦条約を結び戦争を終わらせることには同意したが、そこには国同士の戦争を行わないとしか明記しておらず、
個々人の争いについては一切触れていなかった。
新たに女帝として君臨した次代の内政がようやく落ち着いたころ、誰にもばれないようにひっそりと首都を抜け出す馬車があったことに気づくものは誰もいなかった。
かつてそれぞれの先代の女帝と配下の五人の女性たちが激しく争い合った聖域。
そこに六人の人影があった。
三人ずつで向かい合うその人影の中心にいるのは、新たに女帝として君臨する女たち。
褌をしっかり締めて薄い羽織を羽織っただけの扇情的な姿を堂々と晒していた。
互いに親譲りの褐色と白色の肌で、腹部に淫紋が刻まれており怪しい光を放っている。
その後ろにはメイド服を着た女性と褌のみを纏った女性が一人ずつ控えていた。
メイド服を着た女性は新たに任命された侍女長であり、今回の『陰』の見届け人であり、女帝たちの抑え役であった。
女帝たちは互いに激しい視線で睨み合い、今にも犯し合いを始めようかという不穏な空気を醸し出している。
しかしそれでも手を出さないのは、今回の『陰』を行うのは自分たちではないうえ、いまだ次の女帝が幼い子供であり、
ここで自分たちが倒れるわけにはいかないのを理解しているからだ。
今回この場で『陰』を行うのは後ろに控えているもう一人の女性。
彼女は先代の女帝に仕え、この場で『陰』に参加した唯一の生き残り。
かつては一番若い侍女であったが、今では立派な大人の女性だ。
先々代の侍女長からこの女帝の侍女長を任されており、戦争にも参加しなかった。
しかし新たな侍女長を育て上げた今、彼女はかつての因縁の相手との決着を望んだ。
どこから飛んできた光の粒子を浴びて腹部に淫紋が刻まれた新たな女帝は、その願いを快諾してこの場を設けたのだった。
すでに媚薬の香は焚かれており、紫色の煙があたりに充満している。
媚薬の効果を打ち消す煙を飲んでいるはずの女帝たちだが、相手と視線を合わせているだけでどうしようもなく高ぶってくる。
このままでは我を忘れそうになる危険があるため、互いに相手から視線をそらして、後ろの元侍女長の女性を見た。
彼女たちは淫欲に染まった瞳で互いを睨みつけ合い、合図があればすぐにでも相手に襲い掛かるほどの気迫を纏っていた。
二人が締めている黒と白の褌はすでに湿り気を帯びており、犯る気は十分すぎるほどだ。
「存分に犯してきなさいッ!!!必ず逝き殺してやるのよッ!!!!」
「はいッ、ご主人様ッ!!!!」
「徹底的に犯し尽くしなさいッ!!!どちらが上かッ、相手の身体に刻み付けてやるのですッ!!!!」
「かしこまりましたッ、ご主人様ッ!!!!」
それぞれの気合の入った返答を聞いて満足そうにうなずいた女帝たちは、一瞬鋭い視線で互いに睨み合うがそのまま何も言わずに背後にある簡易の玉座に向かって歩いて行った。
その後を新たな侍女長が続いているが、彼女たちも踵を返す前にじっとりとした視線を絡めていた。
女帝たちは玉座の前まで来ると、振り返ってたった二人その場に残った元侍女長たちに視線を送る。
彼女たちは至近距離で睨み合いながら、自分たちの主君の合図を今か今かと待ちわびていた。
その姿を見て、これから初めて目にする本物の『陰』に思わず唾を飲み込むが、すぐに思い切って堂々とした声で合図を出し合った。
「「最後の最後までッ、徹底的に犯し合いなさいぃいいいいッ!!!!!!!!!」」
その合図とともに、ついに最後の生き残りである女たちの犯し合いが幕を開けた。
パァアアアンッ!!!!!!!!
「「うぐぅうううううううううぅうううううううううッ!!!!!!!!!!
さぁッ、どちらかが死ぬまで犯し合うわよぉおおおおおおおおおッ!!!!!!!!!!!」」
真っ向からぶつかり合った女たちは、互いの褌をしっかりと握りしめると、激しい吊り合いを始めた。
女帝たちは玉座に腰かけてその様子を見ながら、興奮たまらず互いに見せつけ合うように自慰行為を始める。
次は自分たちの番であることを確信している彼女たちは、淫紋を怪しく光らせながら激しい手淫で自分の身体をまさぐりながら、
『陰』を行っている女たちと離れた位置にいる怨敵との間で視線を行き来させていた。
その後ろで静かに佇む侍女長たち。
彼女たちもまた、自分と同じ立場にいる相手と一瞬も視線を離すことなく絡め合っている。
「ほらほらぁあああッ!!!!!褌が食い込んで気持ちいいんでしょぉおおおッ!!!!!!
もっと腰を振ってよがりなさいよぉおおおおッ!!!!!!
「そっちだって気持ちよくってたまらないでしょぉおおおッ!!!!!
淫猥なおまんこに食い込んでるせいで、だらしなく逝きそうなんじゃないのぉおおッ!!!!!!」
「逝きそうなのはお互い様でしょッ!!!!私のおまんこで逝かせてあげるわよぉおおおッ!!!!!!!」
「やれるものならやってみなさいよぉおおッ!!!!!!返り討ちにしてあげるぅううッ!!!!!」
パンッパンッパンッパンッパンッパンッ!!!!!
褌を相手の股間に食い込ませ合いながら、激しく腰を振って股間と股間の真っ向勝負を繰り広げる元侍女長たち。
どちらも額と額をぶつけ合いながら至近距離にある相手の顔を睨みつけているが、
その口元には歪な笑みが浮かんでいた。
それはずっと決着をつけたかった相手とようやく気が済むまで犯し合える機会を得たという喜びの感情に他ならなかった。
「んッ、あッ、あッ、いいわッ!!もっともっと犯し合いなさいッ!!!!!」
「はぁッ、ひぅッ、んッ、最高よッ!!!自分のすべてをかけて相手と犯し合いなさいッ!!!」
その様子を玉座から眺める女帝たちは、満足げな声で囃子立てていた。
興奮して熱くなった体を乱雑な手つきでまさぐりながらも、視線は絶えず犯し合う元侍女長たちに注がれている。
それぞれの主君から声援を受けた元侍女長たちは、さらに快感を高ぶらせながら思いっきり股間と股間をぶつけ合っていく。
パァアアアンッ!!!!!!!!
「「んほぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!!!!!!!」」
プッシャァアアァァァァァァァアアアアアァァアアアアアッ!!!!!!!!!
盛大に相討ちになった元侍女長たちの口から、獣のような嬌声が迸る。
アへ顔を晒し合いながら盛大に潮を噴いた二人だったが、すぐに表情を引き締めてお互いに睨み合った。
「この淫乱侍女めッ!!!!」
パンッ!!!!
片方の元侍女長が相手の顔に思いっきり張り手を叩き付けた。
「うぶぅうッ!!!!やりましたねッ、この淫猥侍女ッ!!!」
パンッ!!!!
当然叩かれた方も叩き返す。
パンッ、パンッ、パンッ、パンッ!!!!!
「「ふぐッ、んがッ、いぎぃッ、あッ、ぁああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!」」
激しい叩き合いが繰り広げられ、どちらも相手の顔だけでなく胸も狙って張り手を叩き付け合った。
相手に叩かれてのけぞった二人は、雄たけびを上げながら互いの巨乳を鷲掴みして握りしめる。
額と額をぶつけ合いながら至近距離で睨み合い、褌が食い込んだ股間同士の真っ向からの押し相撲を繰り広げている。
「いいわッ!!!!そのままその女のマンコを使い物にならなくしてやりなさいッ!!!!!」
「その調子よッ!!!!どっちのマンコが上かッ、しっかりと教え込んであげなさいッ!!!!」
女帝たちは玉座から立ち上がって互いの胸を揉み合いながら股間同士を押しつぶしている元侍女長たちに声援を送った。
しかし同時に立ち上がり声援を送り合った女帝たちは、相手の言葉に苛立ちを刺激されて元侍女長たちから視線を離して相手に視線を送りあった。
空中で視線がぶつかった瞬間、二人の間には大きな火花が散って淫紋が怪しく輝きだす。
それでも相手に襲い掛かるのを踏みとどまったのは、ひとえに部下であり今まで育ててくれた元侍女長たちの決戦の場だと弁えていたからだ。
だが、それでも相手と視線を絡めて何もしないのは女帝のプライドが許さない。
二人の女帝はお互いに下品な蟹股の格好して互いに自らの自慰を見せつけ合うことで、お互いに相手を挑発することにした。
「んッ、はぁあああッ、見なさいよッ!!!!次はあなたのマンコを私の指でこうして犯してあげるわッ!!!!!」
「あッ、くぅうううッ、そちらこそ見なさいッ!!!次はあなたのマンコを私の指で屈服させてあげますッ!!!!!」
「なんですってッ!!!!」
「なんですかッ!!!!」
どちらも相手の挑発にますます苛立ち、自らの体を慰める手つきが一層荒々しくなる。
その主人の気配を感じてか、直接犯し合っている元侍女長たちも激しく興奮しており、
再び同時に絶頂しながら互いの褌を剝ぎ取り合っっていた。
全裸になった元侍女長たちは、獣のように相手に襲い掛かり、縺れ合いながら床に倒れこむ。
まさに喰らい合いというにふさわしい荒々しさで取っ組み合いながら犯し合う二人に、女帝たちは相手を挑発し合いながらも自分の元侍女長に声援を送り続けた。
そしてその後ろではじっと静かに控えている今の侍女長たち。
しかし彼女たちは彼女たちでドロドロに濁った瞳でじっと睨み合いを続けていた。
こうした根深い因縁を抱えた二つの王家の争いを、臣民はまったく知らずに表向き平和になった世を謳歌していくこととなる。
国交も開き、両帝国を行き来することも自由になり交流が盛んになると、人々は平和な世の到来を歓迎した。
だが裏では壮絶な『陰』が新たな世代の女帝が即位するたびに行われており、どちらも泥沼の犯し合いの末互いを道連れにし続け合った。
いずれ破綻することは目に見えている偽りの平和。
しかしそれを臣民が知ることになるのはまだ先の未来の話であった。