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湿度100%!!って感じの、体力が根こそぎ持っていかれそうな暑い日が続きますが、みなさま如何お過ごしでしょうか。

「朝涼しいな…夏終わるのか…?」と寂しい思いでクーラーをつけずにいると、10時くらいにはもう汗が浮かんでくるし、夜に散歩なんかに出かけるとそれはもう汗だくになって帰ってくるハメになるので大変です。


しかし夏コミで疲労した身には、遅れてきた夏休みという空気がなんとも嬉しいです。数日は虚無で過ごしていたのですが、だんだん元気になってきたので、久々に好きに落書きもだらだら出来ており楽しいです。露骨にここの更新も増えたのでいい塩梅ですね。

後回しにしてしまっていたSkebなんかもやっとこ手をつけているので、ご依頼くだすった方はもうしばらくお待ちくださいね。



・BOOTHの話

ちょこちょこステッカーとかチェキをBOOTHで取り扱わないんですか?という話を頂いていたのですが、やっと落ち着く出来たので、来月に入ったら1週間くらい限定でBOOTHにステッカーの過去作とかチェキのコンプセットとかを置こうと考えております。


今まではちょっとしたもので高い送料払ってもらうのもな…というアレがあったので、切手と封筒を買い込んでハアハア言いながら宛先を引き写して発送準備していたのですが、管理に気をつけているとはいえプライバシーガバガバでしたし、何より発送準備が大変すぎたので、匿名配送を今回は利用してみようかなと思っております。

送料が一律370円になってしまうので、少し高くついてしまうのですが、芸カに行くには交通費とか感染状況がなぁ…と見送っていた方は、この機会に利用して頂ければ何よりです。

他にもなんか掘り出しものがないか探してみますね。



・MTGの話

毎度おなじみMTG触ってない人には全然興味ないコーナーです!!!

(2022.09.10更新)


お気に入りのカードを楽しく擦れそうなデッキをコピーして、好みの方向にちょっとイジって楽しむという、よくいるライトなカードゲーマーの私なのですが、やっぱり自分で組み立てたデッキというものに憧れがあるんですよね。

そういう意味では最近組んだ吸血鬼デッキを無茶苦茶気に入ったという話です。


イニストラードがリリースされるちょっと前に、血王ソリンからモロフォンを出して、実験の狂乱という、デッキトップをいつでも唱えられるエンチャントから吸血鬼をタダ同然で唱えまくるという面白い赤白黒のモダンのデッキがありまして。

ハマると無茶苦茶面白いのですが、3ターン目ソリン着地+モロフォン→4ターン目実験の狂乱から展開というのは、必要パーツが多い上に運もかなり絡むし、モダンの動きとしてはやや遅かったんですよね。

モロフォンの恩恵にあやかるには多色の優秀な吸血鬼を採用する方が良いというのもあって、そんな多色吸血鬼に序盤を支えてもらうためにフェッチからショックランドを多用するのがこれまたかなり痛くて、色を絞ろうと思ったのが吸血鬼デッキを磨くきっかけでした。


Wikiを開いて、モダンで使える吸血鬼を総ざらいしながら色々試してみるのは楽しかったです。1人回しを続ける中で、親切な吸血鬼という怪物に出会えたのが本当に良かった。結果的に実験の狂乱どころかモロフォンも抜けてすまんなあという感じ。

そんなこね回しを経た現状のデッキリストがこちら。メインはほぼ黒単で、サイドに白の呪文をタッチしています。

https://deck.hareruyamtg.com/deck/409256

晴れる屋で最近できたデッキリスト機能も初めて使ったんですけど便利ですね…デッキの値段を知ることが出来るのもゾクゾクします(?)


軸になるカードの紹介は以下の通り。(ウィザーズ社の方針ではアクセスフリーのファンコンテンツならカード画像そのまま使っていいそうなので、ありがたく拝借しております)


<メイン>

まずバイアル。マーフォークでの採用が有名ですが、部族デッキやるならやっぱり憧れますよね。コンバットに入りながらロードを出してサイズアップみたいな奇襲も強いですし、土地が2枚で止まっても継続的にクリーチャーを展開できるのが嬉しい。

2マリから土地1だけどバイアルも1枚あるみたいな形でも一応キープ出来るのが凄いですね。

後述の吸血鬼の夜候とは相性が悪いのですが、そこもご愛嬌。

これと2枚採用している魂の洞窟のお陰で、コントロール相手にも結構頑張れます。

ケツ王ソリン。イニストラードをきっかけにパイオニアでラクドス吸血鬼が結構流行ったそうで、今やすっかり良いお値段するようになっております。カードゲーマーあるあるですが、買ったカードがあとあと値上がりしてるとなんか嬉しい。

−3能力でコストを踏み倒して吸血鬼を好きに場に出せるのが特筆すべき能力。手札が良ければ3ターン目から一気に強い動きが可能になります。

初期忠誠度が4なので、−3能力を使ったあとも場に残ります。+1能力も魅力的ですが、デコイとして攻撃を吸収してもらうのもひとつの使い道。


+1能力は二つあり、一つは吸血鬼1体を対象に+1/1カウンターを乗せ、さらに接死絆魂を付与するというもの。踏み倒した吸血鬼を次ターン強化して接死絆魂パンチ出来ると強い。

もう一つの+1能力は吸血鬼を生贄に、クリーチャー・PW・プレイヤーを対象に3点ダメージ3点回復ができます。大体恐血鬼か臓物の予見者が投げ飛ばされています。プレイヤーとPWも対象に取れるのが偉い。


攻めの場面で強いPWですが、防戦ではイマイチ活躍出来ないので、相手によってはサイドで抜いてしまうのもありです。

ソリンから展開するでかい吸血鬼はこの2枚。

吸血鬼の夜候はデッキトップを公開し、それが黒のカードなら+2/1修正と飛行まで与える素晴らしいロード。4マナなので素出しも普通にできるのが強み。デッキトップが前述のバイアルだとズコー!となります。急ぎの時はフェッチや予見者でデッキトップも操作可能。土地にアーボーグを採用しているので、フェッチを溜めておいて、いざという時にデッキを切り直せるのもシナジー。

薄暮の勇者は吸血鬼界のアドキング。吸血鬼の数を参照してX枚ドローX点ライフルーズという仕事をこなしてくれます。

後半に引くとライフがキツかったり、盤面が更地だと1ドローしかできなかったりはしますが、序盤適当に2体くらい吸血鬼を並べながら、3ターン目でソリンからこいつを出すことで3枚ドローとかやってくれるんですから本当に偉い。ソリンから出せることを見越して、重いながら3枚採用しています。

この三枚もデッキの要。親切な吸血鬼がロードとして本当に優秀で、自分か他のクリーチャーが死亡するたびに自軍の吸血鬼をサイズアップさせてくれるんですよね。相手のクリーチャーでも良いというのがミソで、接死持ちを多く採用しているデッキなので相打ちなら+2が狙えますし、除去されてもアドバンテージが取れる偉い奴。追放は勘弁な。

臓物の予見者はコストなしで運用できるサクり台兼、占術でデッキトップ操作係。チャンプブロックしながらデッキトップの質を高めてもくれるので、地味ながら良い仕事をする。


恐血鬼は上陸によって場に戻ってくるニクい奴。ブロックこそできませんが、相手のライフが10以下なら急にイキって速攻を持って出てくるので偉いです。

最初は臓物の予見者4、恐血鬼3という枚数で採用していたのですが、予見者自体はビートダウンにそんなに貢献してくれないので、ソリンの投げ飛ばしコストや、骨の破片というクリーチャーか手札を捨てることでクリーチャー・PWを破壊するソーサリーとのシナジーを鑑みて予見者3恐血鬼4にしました。


1ターン目臓物の予見者→2ターン目恐血鬼→3ターン目でランドセット前に恐血鬼で殴りに行って(そのあと土地を置くのが見えているので、大体2点通させてくれる)、メイン2で親切な吸血鬼をセット。予見者で恐血鬼をサクって+1、フェッチを置いて戻ってきた恐血鬼をまたサクり、さらにフェッチを切って持ってきた沼で戻ってきた恐血鬼をサクりまた+1…みたいな動きが強いです。

次のターンでソリン→吸血鬼の夜候が着地すれば、さらにフェッチをこすって、7/6飛行の予見者と親切な吸血鬼が走り始めるので凄い光景になります。

2マナのロードとして、白が入っているものの軍団の副官も2枚採用。

黒単寄りのデッキながら、絆魂を頼りにフェッチを多めに積んでいるので、白黒ショックランドも持ってきやすいですし、魂の洞窟から白を出したり、バイアルから出して急なサイズアップに貢献したりとわりと素直に場に出てくれる。

親切な吸血鬼は押されている盤面では弱いのもあって、素直な性能のロードも入れておきたいものです。

メインアタッカー。最初は凶月の吸血鬼という黒1マナの1/1接死絆魂というクリーチャーも3枚ほど積んでいたのですが、霊基体が優秀すぎるのでこっちと入れ替えました。親切な吸血鬼か、ソリンで+1すれば稲妻で落とせなくなるのが偉いですね。接死・絆魂が優秀で、夜候の支えで飛び始めると一方的にライフアドバンテージを稼いだり、でかいドラゴンを牽制したりと良い仕事をしてくれる。4枚採用したいけど今のところは3枚で留めている。


漆黒軍の騎士はサイズアップに3マナかかるのでうーん?と思っていたのですが、使ってみると本当に強い。バイアルのお陰でマナがわりと温存できるので、攻めの時にも3マナも確保しやすいですし、中盤で引いても即4/5接死の壁として機能するのが魅力。

6マナ注げば+6/6になるのでフィニッシャーにもなれる最高の1マナ。文句なく4積みです。

<スペル周り>

スペルはメインだと致命的な一押し3+骨の破片1。

魂の洞窟とバイアルでコントロール相手にはある程度耐性があるので、手札破壊はサイドに回し、親切な吸血鬼を強く擦るための除去カードをメインに採用しました。

臓物の予見者やフェッチから紛争を達成するのが容易なプッシュは当然強いのですが、骨の破片もこのデッキでは良い仕事をします。

黒1マナ+追加コストとしてクリーチャーを生贄に捧げるかカードを1枚捨てることで、クリーチャーとPWを破壊できる1枚。

このデッキにおいてはあまりデメリットがありません。生贄に捧げるクリーチャーとしては恐血鬼が最適ですし、予見者や場面によっては親切な吸血鬼自体を生贄にして全体強化を狙っても良いです。

カードを1枚捨てる場合は、同じく恐血鬼がベストです。土地も基本的にはそんなに必要ないデッキなので、ソリンがこなくて手札で夜候や勇者が腐っているのでなければ、4枚目以降の土地をコストに充てても良いですし、手札でダブついてるバイアルを有効活用するのも良いです。

相手の大物クリーチャーや厄介なPWを破壊する目的で、サイドにも2枚挿しております。赤の必要な終止に代わって頑張ってもらいます。

(ちなみに旧枠エッチングfoilがクソかっこいい)


<サイド>

大会で知らない人と遊ぶのが怖いので、身内で時々集まる時にしか遊ばないんだすけど、そのせいでサイドをどう積むかは経験値がなくて悩むんですよね…

メインのクリーチャーがどれも良い仕事をする上に、どういう相手を想定したサイドを組むのが良いのかわからないのですが、一応今のところは以下の通り。


・思考囲い×3

・コジレックの審問×3

・骨の破片×2

・根絶×2

・冥途灯りの行進×3

・ゲトの裏切り者、カリタス×2


・全体除去が何よりきついので、ハンデスは6枚体制。至高の評決を叩き落とせないと困るので、思考囲いは大変大事。

またデッキ自体は普通のビートダウンデッキなので、早いコンボや青白コントロールを牽制する用にも。

コントロール相手だと、魂の洞窟やバイアルのせいで余った打ち消しをソリンに打たれて思い通りに仕事をしない事が考えられるので、プッシュとソリンを減らして手札破壊をモリッと入れたら良いかもしれない。


赤相手だと、軽量火力呪文と3ターン目に育ってない自陣を更地にしてくる神々の憤怒(めちゃくちゃ困る)をまとめてコジレックの審問で処理できます。ただバーン相手はどうやってもきつい。

(エルドラージに屈服した吸血鬼ってのもどうなのよと思いますが、特にこの絵が好き)


・骨の破片は前述の通り。血の長の渇きとどちらを採用すべきか悩みましたが、土地はフェッチを7枚積んだ上で22枚と決して多いワケではないので、生贄シナジーも考慮してこちらを採用。


・冥途灯りの行進はせっかく白をタッチしているので、エンチャントやアーティファクトなど黒ではどかしにくい置き物を想定して3枚挿しました。

解呪でも良いのでは?と思いましたが、石鍛治にいじめられることを想定して、早々に飛んでくる巨像の鎚そのもののや、殴打頭蓋、カルドラの完成体を止めるためにこちらを採用。でかい置物は思考囲いでお祈りしましょう。


・ゲトの裏切り者、カリタス

不敬の命令をサイドに考えていたのですが、マナを伸ばすタイプのデッキじゃないから普通に弱いなと思い、代わりにカリタスをサイドへ。

除去や接死をさらに強くしてくれるので、メインにも入れたいくらい。

マナと生贄でタフネス6に達する頼もしさも絆魂も、バーン対策に一役買ってくれる。

ラクドスサクリファイスみたいな許し難いデッキ対策にも。


<土地>

浪費家なので、デッキを気に入るとすぐに地価を上昇させてしまう。流星マークがついてると嬉しいので、沼はプロモながらメルカディアン・マスクスのそれに。

魂の洞窟はエッチングfoilが格好良くてつい…

フェッチはゼンディカーのが揃ったのが嬉しくて、無駄に色々入れてる。一応真髄の針対策という事で。これについては黒が持ってこられるならなんでも良いです。湿地の干潟と、今なら新緑の地下墓地あたりが安くて良いかなと思います。

(赤は抜けたので、血の墓所は不採用になりました)

・変わり谷は出してすぐソリンビームのコストに充てることも多い。無論カウンターを乗せて殴りに走っても強い。

多く採用したい気持ちもありますが、黒ダブルシンボルが多いデッキなので、初手でこれと沼だけ引いたりするとキープできなくて困るんですよね。なのでアーボーグを2枚採用した上で変わり谷は1枚のみ。


・手札がなくなるのが早いデッキなので、ロークスワイン城は2枚入れてもいいかもしれない。

自分は1枚しか持っていないのでとりあえず挿してる感じですが、助けられることも多いです。


・ニクスの祭殿、ニクソス

黒が濃いデッキなので、薄暮の勇者のサポートに1枚採用。

マナを出すだけなら陰謀団の貴重品室の方が安定するのと思うのですが、貴重品室では初手で来たときにバイアルを出せないんですよね。

黒の信心が貯まってない状況では薄暮の勇者も弱ければニクソスも弱いのですが、これはご愛嬌。

しかしモダンのエンチャントレスを組もうとした当初に4枚買って、結局持て余しているのですが、最近やけに値上がりしてますね。どこで使われてるんでしょう。


・3マナあれば十分戦えるデッキなので、土地が3枚確保出来たら、以降は積極的にフェッチを切りながらデッキ圧縮をして、夜候で黒のカードがめくれることを祈ります。実に信心深いデッキに仕上がったと思います。


・2マナのクリーチャーを多く採用しているのですが、土地が素直に伸びているならバイアルは基本的に夜候が出せる4まで毎ターン貯めていく方が良い仕事をすることが多いです。

初手でバイアルが出た場合、カウンターが2つ貯まる3ターン目には既に手札のクリーチャーの大半は場に出ているはずなんですよね。土地が2〜3枚まで伸びている状況なら引いた軽量吸血鬼はそのまま場に出せるので、バイアルはあとから夜候を引いた時に備えてカウンターを伸ばしておきたいところ。

2マナクリーチャーが手札に溢れ、しかも土地が伸びない時は、カウンター2で留めてなんとか送り出すべきですが。


そんな感じの自デッキ語りでした。思わず饒舌になってしまいますね。

デッキに入りそうなオススメのカードがあれば教えて欲しいです!!!!

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