朝風の雫便り 第7回 (Pixiv Fanbox)
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<ラジオ始めました!>
友人のうさ君と世間話するラジオを始めました(^o^)デジ同人コンテンツとは全然関係無い話をしますが、暇潰しや作業BGMにでもなれば幸い…
https://radiotalk.jp/program/71578
<自分がオタク化するきっかけになったエピソード>
中高生の頃の自分は、何となく少年ジャンプを読んで、何となく地上波アニメを観て、何となく売れてるゲームを遊ぶ割とフツー?の趣味だったんですが、進学先で知り合った友人宅に行った日を境にオタク活動にのめり込んでいくことになります。
友人宅には、天井に届きそうなくらい積まれたエロゲ、PC画面には作業中の萌え絵、本棚には読んだこと無いジャンルの漫画(ちょびっツ、あずまんが大王、デ・ジ・キャラットとか)、ゲームのアンソロ本、デスファイルとかいうヤバそうなホラービデオの類い。そして同人誌。
完全にカルチャーショックを受けまして、それまでほどほどに健全なモノしか摂取してこなかった自分にとっては(快楽天くらいは知っていたが)、突然の萌えとエログロナンセンスの洪水に頭をやられて、しばらくその友人宅に入り浸ったわけで。そもそもデジタルで絵が描けるなんて知らなかった。
それから僕は自宅の家族共用PC(ペンティアム3、メモリ256MB、HDD80GBくらい)にピクシア(無料お絵描きツール)をインストールして、初めてデジ絵を描いたんですね。ボールマウスで!始めて徹夜で何か作った。興奮しかなかった。
それからというものバイト代を全部オタク活動につっこみ、友人の真似をしてエロゲと萌え漫画と同人誌を買い漁り、メイド喫茶に行き、スキャナーとペンタブ、フォトショップエレメンツを買い、夢中にコンテンツを貪っては吐き出してました。
今振り返るとコンテンツ自体が好きというより、オタクカルチャーに囲まれていること自体に恍惚感を覚えるタイプでした。オタクの世界がキラキラ輝いて見えた。
そして完全に萌えヲタとしてバッキバキに仕上がった僕を見た幼なじみの友達に言われた言葉。
「うわーオタクだ!そういうのやめた方が良いよ!」
この一言で僕は正気に戻され、6年ほど絵を描くのをやめたのでした。(勿体ない!!)
今振り返るとそこでオタク活動をやめる必要なんて無かったんだよな~と若干後悔してます。楽しかった瞬間は他人の目も評価も何も気にしてなかったし、ただ自分が楽しいからやってただけで。
近頃「バズらない絵なんて描いても意味無い」的な風潮がありますが、オタクを始めた最初の最初は他人の評価なんて存在しなかったと思うんですよね。自分の場合はオタクの世界に身を置きたい、という憧れだけ。今思い出すとあれが初期衝動だったんだなぁ。
そして今やすっかりオジサンになり、思春期の自意識も(ほぼ)蒸発し、それなりに伸び伸びと性癖全開のCG集を描いてます。
今でも時々エグいdisメッセージいただいたりするんですが、心の皮は分厚くなるもので(痛みに鈍くなった?)昔ほどはダメージは受けません。決してゼロダメージではありませんが(^_^;
とりとめの無い話になってしまいましたが、そんなコトを思い出したということで…
<バナー広告作ってみた!>
クリスタ何でもできすぎて感動!もう少し動きこだわりたいw