ありがとう、ちょっといっぱい!・・・ (Pixiv Fanbox)
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ここ最近投稿できてなくてごめんなさい、今回の絵を描いていて時間が作れませんでした。
ちょっといっぱい!が本日最終回を迎えました。
最終回のみ電子で読んでから雑誌を買いに行こうかとも思いましたが、初めてちょっといっぱい!に触れたのも雑誌でしたし最後も雑誌で読みたいと思ったのでやめました。
読む前は先月の展開もあってすごく不安でしたが、今は比較的穏やかな感情です。
勿論、これから寂しくなる事は変わりませんし、気持ちが完全に晴れたわけではありませんが少し落ち着きました。
火曜先生、本当にありがとうございました。
今月の非公式きららフォワードの表紙です。
下の方にラフがありますが当初はかなり違うものを予定していました。
全員が並んでいると言う点は変わりませんが、もっと中央に寄って前3人は席に座って店内の予定でした。
フォワードのロゴはネットで拾ったものです。よく見なくてもわかるかと思いますが画質が悪いですね。
綺麗に修正しても良かったのですが、非公式である事の強調になるかなとそのままにしました。
ちょっといっぱい!のロゴも鳥見のイベントでもらえた色紙の奴からです。
本当は手書きで全てやろうかと思ったのですが時間がありませんでした。
左の方にあるこれはフォワードの表紙にある表記です。
ちょっといっぱい!が初めて掲載された2016年7月号と今回の2023年5月号を載せています。
値段が随分違いますね。
あと2ヶ月で7周年だったのに....
あと2ヶ月分有ればそれだけでもう少し駆け足じゃ無くてゆっくり描写出来たのではと考える事もあります。
でもきっとこれで良かったのでしょうね...
よく見ると5月号の英語表記が...?
ロゴなし
背景のみ
何度かこの背景使ってますしその度に晴れてる気もしますがこの背景は元々別の絵用に作ったものです。
それはちょっといっぱい!がアニメ化や何らかの重大発表があった時に即座にお祝いできる様にと事前に作っていたものです。
本来で有れば幸せいっぱいで迎えて使う筈が、こんな急に終わる事になるなんて思ってもいませんでした。
その時描いた絵を今回使っても良かったのですが、古いので今と比べると絵も微妙ですし、有れは悲しい時に描いた絵では無いのでいつか公開する日が来る事を祈って保管しておきます。
ヘッダー制作時に抜き出したパーツ
ヘッダー様に作った画像これを切り抜いてヘッダーにしました。
この絵はヘッダーにしましたが、当初は表紙を装うつもりでは無かった(考えてはいた)のでこの横長な絵で完成させるつもりでした。
これは失敗した物です。
完成してるのですが、よく見るとキャラの大きさがまちまちです。
ここからはラフです、今回は何度か一から描き直してます、密集させたりポーズ色々取らせたり...でも至って普通な感じに仕上げました。
それは画力の問題もありますが、終わりと言うよりも未来に向かった前向きな感じを出したかったからです。
最初のラフです、前に描いたもみじがブリを持っている絵をイメージしてました。
もみじと凪はやはり並べて隣に居させたかったのでそこで苦労しました。
何故なら凪の身長は170なのに対してもみじは156cmだからです。
必然的にもみじとの身長差が生まれてしまい凪と並ぶとその奥にはそれ以上の身長の人物以外被ってしまうのです。
何度かエリカを奥に持っていったりしましたがどう頑張ってもエリカの身長が許容出来ないくらい大きくなってしまい没になりました。
これはそこ身長問題を解決する糸口として少し斜め上気味から描こうとした物です。
このラフが没になった理由は二つあり、
一つはあんまり角度つけて描けなかった事と、もう一つはもみじが主人公で最終回ももみじ中心になる筈なのに、これではちゆりんが中心の様になってしまったからです。
8巻のちゆりん卒業のイラストで有ればこれで良かったのでしょうが今回は違いますね。
もう少し斜め上からみてもみじを中心に置ければ採用したかもしれません。
ですが既に他の案が頭に浮かんでいたのと、作画コストから残り時間が足りるか怪しくなってきたので次のラフに取り掛かりました。↓
前回までの反省で、ラフに最初から描き込むのをやめました。
この時思いついたのはフォワードの表紙を装うと言うコンセプトです。
フォワードの表紙を意識しだしたので縦長な構図になり、もみじと凪の身長差を椅子に座らせる事で解決しようとしました。↓
ラフまで進んでこれで良しと思い採用して書き始めました。
しかし問題が発生しました。↓
ラフがあまりにもラフ過ぎて普段の様なラフを直接取り込む事ができなかったのです。なので結局新規で各キャラ描いて統合する事にしました。
しかし時間はあまりありません、取り敢えずもみじだけでも描いて様子を見る事にしました。
もみじを描いていざデジタルで描いているときに問題が浮き彫りになりました。
やはりラフの時点で細かく調整されていなかったのでどうもしっくり来ない上に細かいところをどうするか決めていなかったので作業効率が恐ろしく悪かったです。
それに他のキャラはまだラフのラフの段階でしたしこれからもみじを仕上げても他を上手く描けるか分からず、精神的にも良くありませんでした。
そこで思い切ってこれをボツにしてまた新しく描く事にしました。
もう時間はあまりありませんでしたがこのまま進んでも良い物は出来ないと確信したので決断しました。
そして一旦表紙の事は忘れて普通の物にしようと考えました。
いろんな要素を一度に取り入れようとして失敗するくらいなら取り敢えず完成させてから詰め込めるものを後から入れる事にしたのです。
その結果がこれです。今までの身長差やキャラの配置を完全にかつ簡単に解決するにはやはり正面に横並びが1番安定するたら考えたのです。
また今回は最初からラフの書き込みを増やして、作業を楽にしました。
と言うよりもいつも通りに戻したと言うべきですね。
ようやくどうにかキャラは描き終えたのが2日前、あと2日間残ったのでフォワード表紙のコンセプトを復活させました。
フォントや文字の色に苦労しました。
こうして時間はかかりましたがなんとか前日には完成させる事が出来ました。本当にギリギリでした。
もっと動きのある絵も考えましたがそれをしなかったのはこれが描きたかったかもあります。
よく見てもらうともみじと凪が小指を繋いでますね、また、店長がもみじの肩に手を乗せています。
もみじひとりで未来に乗り出していくのではなく、こはる屋や友達の助けがあって進んでいくだと言う所を強調したかったのです。
なので店長はもみじの横後ろにいて、凪は必ず隣に居なければならなかったのです。
長くなってしまったのでここら辺で終わりにしましょう。
他の作品を祝う絵でここまでの努力はしません。これは火曜先生があれだけ素晴らしい作品を作ってくださった事への最大の感謝です。
普段結構好き勝手描かせて頂いている事への謝罪の気持ちも含まれてます。
物語は完結、これ以上今はこはる屋、そしてもみじ達の物語を読む事は叶いません。
でも、私はこの作品が大好きですし、きっと生涯忘れないでしょう。
これからも「ちょっといっぱい!」を推しつづけて、描き続けていきます。
ファンが推し続ける限り、「ちょっといっぱい!」は永遠に輝き続けてくれるはずです!
ここまで付き合ってくださりありがとうございました。
それでは皆さん...一寸一杯!お疲れ様でした。