ウルイ調教■０ (Pixiv Fanbox)

■入院開始前日 篠田 潤（しのだ　ウルイ）１６歳。 引きこもりで学校にも殆ど通わず、自室から出るのも食事と風呂・コンビニに行く程度のこの青年にはある「二つ名」があった。 その名も『一撃のウォーター・アウト』。ウルイは一日中家から出ずにゲームをし続ける事で、その実力は世界レベルのプレイヤーとなっており、既にいくつものネット大会でその名を轟かせていた。ウォーター・アウトとはそんなウルイのHNだ。 そんなウルイの勝利には、誰にも言えない秘密があった。 「トイレ事情」。いかなる強敵相手でも臆せず攻撃を外さないウルイの集中には、尿意は最大の天敵だったのだ。 彼はそれを解消する為、１年ほど前からついに「おむつ」という禁断のアイテムに手を出してしまい、ゲーム中はそれにするという事も習慣づいていた。 だがウルイの勝利への秘訣となるアイテムのせいで、事件が起こる。 彼がそれを身に着けてゲームに興じている所を母親に発見されてしまったのだ。 もちろん自分からおむつを使用して、それで生活しているとも言えないウルイはついつい母親に嘘をついてしまう。 『１年くらい前からおねしょをしてしまっている、わざとなんかじゃない』 それを真に受けた母親に送り出されるように、ウルイはおねしょを治す為の病院、「逆月医院」へと送り出されてしまう。そこでさらにひどい目に合わされるとも知らずに……。