ヤマト調教■15【終?】 (Pixiv Fanbox)
Published:
2022-01-15 22:00:00
Imported:
2022-07
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■15
あれからしばらくして。
ヤマトの下半身はおむつが取れるどころか、日に日に退行を続けていきついにトイレに間に合う日が一月に数回というレベルになっていた。
調教は薬剤・催眠・生活習慣のすべてにおいてほぼ完成してしまい、もはや一人でおねしょやおもらし、それを予防する意識を取り戻す事はできないだろう。
それでも未だ自分の事を大人だと考えているヤマトだが、ジュンはそんなヤマトに「プレゼント」と称して今までの病室とは違う部屋につれていく。
そこにはヤマトの腹違いの弟であり、同じく刑事として悪を捕らえる同士でもある白田イオの姿があった。
「イ、イオ!?おまえ、ど、どうしてこんな所に……!?」
「……兄さん、今日からぼくと、ここで暮らすんだよ。えへへ」
そういったイオはパジャマ姿のヤマトに抱きつき、おもむろに膨らんだ尻をなで始める。
とっさに振り払おうとするヤマトだが、彼の筋力はいまやイオにすら負けるものに堕ちており振り払うことができない。
それどころか、ふと触れたイオのおそろいパジャマの尻から感じるのは、自分と同じおむつの感触。
ヤマトはそこでようやく勘付いた。
『自分とイオは良くない何かにハメられたのだ』と。
「い、イオぉっ、やめ、こんなのおかしいだろぉ……!」
「おかしくない。兄さんもぼくも、おむつが取れない体だからここにいる。……ジュン先生がね、一緒にいられるように計らってくれたんだよ」
いくら調教されきった体と頭でもそこでようやく隣にいるジュンという男の怪しさを感じ、ふと隣を見るヤマト。
「よかった、2人がこうして一緒にいられないかずっと考えてたんだ」
そう話すジュンの目は、澄んだ月夜のように青くて。その笑顔や言葉からヤマトは「嘘の感情」を全く感じる事ができなかった。
おねしょをしているようで、互いのおむつがふれあいつつもイオはやんわりとヤマトをベッドに押し倒す。ヤマトはまるで抵抗ができず、朝からジュンに与えられていたぬいぐるみを無意識に離せずにいた。
「兄さん、今日から兄さんのおむつはぼくが替えてあげるね。ぼくはジュン先生に替えてもらうんだ。大丈夫、どれだけ兄さんが赤ちゃんみたいでも……ぼくの大好きな兄さんだからね」
イオはうっとりと、今まで見たことのない優しく穏やかな表情で自分を見下ろしズボンを脱がし、おむつを開いていく。
「に゛ゃ!!?ま、まてってぇ、やめ、イオっ!?…だめっ、おしっこでちゃうからっ……!あっ、あ、あっ!?」
「あっ……」
すっかりゆるく、幼児以下の体に調教されたヤマトは少し感じた尿意に簡単に負けてしまい、おむつ替えの最中におしっこをしはじめてしまう。
その尿はゆるい放射線を描き、へそからそのまま玉や尻を伝っておむつに吸われていってしまう。
「兄さん、すっかり赤ちゃんみたい…」
「あはは、イオはもうほとんどおねしょしかしないもんねぇ。ちゃんと最後までおしっこでたら、綺麗にしてあげてね。」
そうして隣で覗き込むように微笑むジュンは、ヤマトのおむつ替えをぎこちなくしていくイオの頭をやんわり撫で回して。
「……そしたらイオのおむつも替えてあげるから、ね?」
「はっ、はい!ジュンせんせいっ!」
イオはその言葉にふるっ、と体を震わせうっとりと嬉しそうに微笑む。すっかりほうけてしまった表情の彼はおしっこを終えて小さくなった性器を震わせるヤマトにもその顔を向けてこう話す。
「…えへへ。幸せだね、兄さん…!!」
「はーっ、はぁーっ、やだ、おれはぁ、おとなで、けいじで、
おしっこ、ちゃんと、できるのにぃ…!?」
そんな荒く、どこか気持ちよさそうな息遣いをしながら言うヤマトの言葉は自分を示す、最後の大人の抵抗だった。
完
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