shiratamaco

第241話苺華ちゃんメイキング解説（前編） (Pixiv Fanbox)

Published:

2022-04-08 12:19:10

Edited:

2022-05-08 12:35:41

Imported:

2022-10

Content

こんにちはしらたまです！

今日は昼間に作業配信をさせていただきました！(^O^)

せっかくなのでこのFANBOX内で軽くメイキング解説をやっていきたいと思います！

↓

・ラフはこんな感じで超ざっくりでした…！（個人のらくがきなのでね…！）

・↑の状態から線画に起こしていきます。（本当はもっとちゃんとラフを描いたほうが線画にしやすいです。このラフは悪い見本です…！！笑）

・完成した線画がこちら！配信内でもお話したのですが、早く仕上げるコツは後ろ髪のレイヤーを分けることです…！ちなみに線画時のキャンパスサイズは「縦1529×横2653pixel 300dpi」です。ラフを描くときは「長辺を700～800pixel」くらいにして描くと描きやすいのでおすすめです！

・下塗り（パーツ毎に色を分ける）したものがこちらです。これはもうほんとに単純作業なのですが、ここでも早く仕上げるコツとして、後ろ髪の選択範囲を「選択範囲の内部」から取るのではなく、あえて「選択範囲の外側」を取り、「選択範囲の反転」の技を使いこなすことです。そのためには線画に隙間が空いているとちょっとめんどくさいのでなるべく隙間ないようにしておくのがポイントです…！この模様も配信内で行っていたので見てもらった方がわかりやすいかなと思います(*'▽')（ただスピードが速くなるというだけで、絵の完成度にはまったく左右されない部分なのであくまでお好みで…！笑）

・そして、真っ黒で描いていた線画レイヤーを茶色にします！思ったより明るめにしてもいいかもしれません！絵によって合う色が異なるので、いろんな色で試してみてください(*'▽')　さらに線画レイヤーを乗算モードにすると馴染みます。

・「線画の色トレス」という方法を行っているイラストレーターさんも多いのですが、それほど時間も手間もかからず、でもそれと近いような効果があるので私は毎回この（茶色くして乗算モードにする）方法です！

・目の線画はもう少し時間をかけて調整します。目の線画レイヤーの上に新規レイヤーを作成し、クリッピングします。その状態で上まつげの両サイドの部分に茶色のエアブラシを加えます（顔の内側は少な目、外側は多め）。そして下まつげは肌馴染みのよい黄色系の茶色のエアブラシを加えます。クリッピングなしの状態が一番右のものなのですが、自分で思うよりもけっこう思いっきり茶色を入れても大丈夫ですよ！これだけでだいぶ印象が変わるのでおすすめです…！

ここから目の塗りです。

①ただのベタ塗り

②通常レイヤーをクリッピング、上のほうに濃い色を

③乗算レイヤーをクリッピング、さらに上のほうに濃い色を

※②③のコツとしては、フチがぼやけるエアブラシは使わずにマーカーペンなどフチが固めのブラシを使います。不透明度を下げて、重ねるように書くといい感じです！

④ ①のレイヤーにエアブラシで差し色を入れる（⑤のハイライトと近い色がおすすめです。説明のため④としましたが、私は⑤を塗った後に④をすることが多いです…！）

⑤新規レイヤーをクリッピング、目の下1/3くらいに半月型のハイライトを入れる。これもエアブラシを使わず、フチが固めのブラシ(マーカーがおすすめ)を使います。レイヤーモードは「発光」、レイヤーの不透明度は20％くらいがおすすめですが、あえて明るい色にして「通常」でも…！

⑥乗算レイヤーをクリッピング、目のふちや瞳孔の黒点を加えます。あまり濃い色だと怖くなっちゃうので、薄めの色で…！

⑦通常レイヤーをクリッピング、目の上1/6くらいに照り返し部分を作ります。エアブラシでぼやかすのもいいですが、やっぱりエッジがかくかくしているほうが今っぽいのでマーカーがおすすめです。

⑧かなり見えにくいですが、⑤の下1/3くらいに小さな丸のハイライトを追加しています。

⑨①のレイヤーの下に新規レイヤーを作り、目のふちに差し色を加えます。ピンク系はどんな目の色にも合います！

白目、頬のチーク、頬のハイライト、口を塗り、肌と髪に少し影を入れるとこんな感じです。ここまでの模様もすべて配信で行ったので、アーカイブをご覧ください…！