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新作動画が公開されました。

【見てはいけない】胸糞映画(前編)「プラットフォーム」「ありふれた事件」ネタバレなし

今回は胸糞悪いけど何故か見てしまう映画のご紹介です。

何故見てしまうのか?その秘密を解説しています。

そして後編にも続くのですが、そこでご紹介する映画でもまたこの“秘密”が大きな要素になってきます。


それは「編集」です。


全ての映画は編集されたもの。それはドキュメンタリーも同じです。

ドキュメンタリーだからといって、真実を映し出しているとは限りません。そこには必ず作り手の意図が介在します。

例えば、とても穏やかな性格の人にカメラを向けてインタビューしたとします。そのインタビューで、その人の嫌がることをしつこく質問した時に、一瞬「嫌な顔」をした、その瞬間のみを切り取り、穏やかな表情で受け答えしている部分を全てカットした編集をすると、その人がさも“悪人”であるかのような印象を視聴者に与えることになります。

この効果については「ドキュメンタリーは嘘をつく(森達也)」や「破線のマリス」などがそれをよく著しています。

これをプロパガンダに利用した映画は戦時中数多く制作されました。

テロ組織の工作員勧誘に、ハリウッド仕込みの映像制作スタッフによる「カッコいい」映像が制作されています。この問題については「ラッカは静かに虐殺されている」というドキュメンタリーで描かれています。オススメです。

(そして後編に続く)

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