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情けないことに試合序盤から防戦一方の展開となってしまった我タッグ。

相手側はひとり女だって言うのに…。


先鋒は俺のパートナーVS男子の先輩から始まった。

イケメンかつ運動神経抜群な男子先輩相手に簡易的にタッグを組んだ俺のパートナーが敵う訳もなく…。


ロープに振られてからのラリアートから始まり、股間を握られてのボディスラム、髪を引っ張り無理やり立たせられてからの延髄斬り、バックドロップ、遂にはコーナーポストに登らせてからの雪崩式のブレーンバスター。

その後もドSな男子先輩は、息も絶え絶えになった俺のパートナーを十分に弱らせてから、佳菜子先輩にタッチ。俺にタッチさせる隙など一切与えてもらえない。


そこからは佳菜子先輩の密着関節技地獄を味合うこととなる。

卍固め、コブラツイスト、STF、キャメルクラッチ。

敢えて俺の方に向けて密着感が伝わるように見せつけるように技を掛けていく。

ギブアップを言おうとすると、技を解き、次の技に移行させる。


逆エビ固めに移行した際だった。


『ねえ、省吾。来て。3Pしようよ♡』


佳菜子先輩は男子先輩に声を掛けると、省吾先輩が乱入しドミネーション形式に。


逆エビ固めを掛けている佳菜子先輩の下に仰け反ると、そのまま腕を取り、わずかに呼吸ができる隙間だけを与え、決してエスケープできない体制に…。

その上で佳菜子先輩は男の限界をゆうに超える程背骨を反らせてからパートナーの股間を触れるか触れないか程度のフェザータッチ。


佳菜子先輩の視線は俺の方も向いている。


『どうしたの?助けにも来れないの?情けないわね』


その表情はまるで俺の好意を知った上で嫉妬心を煽り挑発しているかのよう。


この後も決してタッチは許されず、2対1のドミネーションな展開が続き、

俺はただただボロボロにされていくパートナーの姿を見つめることしか出来なかった。



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